みんなの優しいママ・サレンは、夜は用務員さんの淫らなメス 作:黒胡椒サラミ
桜庭学院は、いわゆる「セレブ」が通うお嬢様学校である。ここに通う生徒の親は、大企業の社長や政治家などの、いずれも劣らぬ有力者ぞろいだ。したがって、この学院は都内に存在するとは思えないほど広大な敷地を有していた。その敷地には、設備の整った立派な校舎や体育館はもちろん、広々とした個室が整備された寮や、理科のための実験棟、部室棟や50メートルプールまであった。ちょっとした総合大学を思わせる規模である。
この学院に部外者が立ち入ることは、もちろん厳しく制限されている。有力者の子女を危険から遠ざけるための、当然の措置だ。外部から誰かが無断で侵入しようとしても、あっという間に警備員につまみ出されるのがオチだろう。
そんな桜庭学院の敷地の一角に、一つの小屋が有った。その小屋は、まるで他の施設から隔離されたように、雑木林の中にポツンと建っていた。それが何のための小屋かというと、住み込みの用務員のために設けられた、用務員室兼住居である。歴史ある学院の創立のころに建てられた、レンガ造りのその小屋は、近代的な校舎とは違い、かなり古ぼけて見えた。
今は夏の盛りで、雲一つない青空から降り注ぐ太陽光は、じりじりとした暑さを伴って、あらゆる場所を明るく照らしている。しかし、木々とつる草に囲まれたその小屋には、太陽の光も届いていない。学院も今は夏休みだ。寮住まいの生徒も、大部分は実家に帰っている。ただでさえ人通りがほとんどない雑木林には、蝉の声だけがひたすらうるさく響いていた。
――あ♡ あうううううううっ♡♡♡
だがしかし、よく耳をすませてみると、そこには蝉の鳴き声以外に、もう一種類の鳴き声が混じっていた。その鳴き声は、例の用務員小屋の中から、分厚い煉瓦の壁を突き破って聞こえてくる。
――はぁー♡ はぁー♡ はぁー♡ んひぃ♡ おち、おちんぽぉ♡ 用務員さんの生おちんぽ♡ あたしの奥に、一番奥に来てるぅ♡ ごちゅごちゅ♡ ゴリゴリ♡ しないでぇ♡ ダメ♡ ダメ♡ イク♡ またイっちゃうぅっ♡♡ あ♡ あ♡ あおおおおおおっ♡♡♡
蝉はオスしか鳴かないという。7日間という短い生の間に、繁殖という生物の本能を満たすため、メスを呼び寄せるべく鳴き喚くのだ。しかし、ここで鳴いているのは人間のメスだった。その恥も外聞も投げ捨てたような鳴き声からは、彼女が感じている圧倒的な交尾快楽が明瞭に伝わってくる。
その時、電灯すらつけていない薄暗い用務員小屋の中では、美しい長い金髪をもつ娘――この桜庭学院の生徒会長を務める佐々木咲恋が、引きっぱなしのせんべい布団の上で、むっちりとした若い裸体を晒しながら、太った中年の用務員に組み敷かれていた。
全裸の咲恋は布団の上に仰向けに寝転がされ、用務員がいつも使っている枕に頭を載せている。地獄のような快感から逃れるために、彼女の両手はもがき、枕元のシーツをぎゅっと握りしめている。そのために少女の腋は露わになり、そこに光る汗が流れる様子まではっきりと見えた。
「んっ♡ おっ♡ おっ♡ おおっ♡ んぃいいいっ♡♡♡」
咲恋の秘部には、中年男の浅黒く野太い剛直が、ずっぷりと奥までハマり込んでいた。用務員が腰を前後に揺するたび、咲恋は顎を大きくのけ反らせ、口から喜悦の声を漏らす。少女の年齢には似合わない豊満な胸が、ぶるぶると激しく揺れる。つま先がピンと伸び、ブリッジするように腰が浮く。用務員は、咲恋の細い腰を、加齢と日々の仕事で荒れた大きな両手でガッシリと掴み、歯を食いしばって、射精――種付けの準備に入った。
「だ、ダメ!」
咲恋は、男の肉棒が自分の胎内で膨らむのを敏感に察知した。これが射精の予兆であることを、既にこれまで、彼と何度も何度も身体を交わらせていた彼女は、十分に承知していたのだ。
「ダメ♡ おちんぽ♡ びくびく♡ してる♡ んひ♡ あぉぉ♡ だ、ダメよ♡ 射精しないで♡ これ以上ナカで射精したら、本当に赤ちゃんデキちゃうからぁ♡♡♡ ――ん♡ んちゅ♡ ちゅぅ♡ ちゅるる♡」
うら若き乙女の当然の抗議を、用務員は、彼女の桃色の唇を自らの口で塞ぐことによって遮った。脂ぎった中年男に、唾液交換の伴う濃厚なキスをかまされたというのに、咲恋の瞳には嫌悪の色は微塵も無い。それどころか、普段釣り目勝ちな咲恋の目はトロンと蕩けて、白く細い両腕は男の太い首に軽く巻き付いた。腰はペニスを受け入れやすいようにさらに高く持ち上がり――これが種付けを受け入れるメスの姿勢であることなど、誰が見ても分かった。
抽挿に伴い見え隠れする男の肉竿は、咲恋から溢れた熱い蜜によってヌラヌラと濡れそぼっていた。淫臭に満ちた部屋の中で性器を結合させ、肌を密着させた人間のオスとメスは、夢中で互いの唾液を貪りながら、シンクロした動きで激しく腰を揺らした。
「~~~~っ♡ ~~~~~~~っっ♡♡♡」
やがて、室内にバチュンという大きな音が響いた。用務員が、自分の恥骨を咲恋の恥骨にひときわ強く打ち付けた音だ。そのタイミングに重なって、咲恋は男とディープキスをしたまま、目を大きく大きく見開いた。
「~~っ♡♡ ~~~っっ♡♡ ~~~~っ~~~~~~っっっっ♡♡♡♡」
快感の電流が全身を痺れさせ、脳細胞を焼き焦がす。膣内の一番深くまで刺さった男の肉棒が、ビクビクと脈動している。下腹部に熱が広がっていくのは、子宮にビシャビシャと叩きつけられる中年男の濃厚ザーメンのせいだ。
(ああ……♡ また……ナカで出されちゃった……♡ すごい……♡ いっぱい出てる……♡)
汚らしいオジサンによる、妊娠の危険性を一切考慮しない、問答無用の膣内射精。普通の女子なら絶望し、自ら命を絶つことすら考えるだろう。しかし、咲恋は違った。咲恋は自分の内側の感覚に集中するように目を閉じて、少女にとって最も重要な場所を、用務員の鈴口から迸り出た熱い塊が満たしていくのを感じていた。まるで射精を続ける男を労わるように、彼の後頭部を手のひらで優しく撫でながら。
びくびく、どくどく、びくびく、どくどく。一定のリズムで精液を吐き出していた肉棒の勢いが弱まり、やがて止まった。そこでようやく、用務員は咲恋の唇を解放した。しかし、用務員は上体を起こそうとして、それができなかった。咲恋が首と後頭部に添えた手を放してくれなかったのだ。
男が問いかけるように咲恋と目を合わせると、咲恋は何も言わず、目を閉じて唇を突き出した。
「……ん♡」
再びのキスを請う表情になった咲恋の頬は、リンゴのように紅く染まっている。そんな顔を見せられた用務員は、居てもたってもいられなくなり、咲恋の唇に再度むしゃぶりついた。咲恋もそれに応え、舌を盛んに動かし、自分のたわわな胸を相手の胸襟に押し付け、両脚を相手の腰に絡めながら、事後の愛撫にふけっていた。
布団は、二人が流した汗や愛液や精液でぐしょぐしょに汚れている。その周りには、丸めたティッシュや使用済みのコンドームが、乱雑にいくつも投げ捨ててあった。
一度や二度のセックスでこうなるはずが無い。二人がこの小屋でセックスを初めて、もう何日経過したのだろうか。それは、時計を見る事を忘れた二人にも分かっていなかった。夏休みが始まってからここに籠りっぱなしだから、少なくとも一週間くらいだろうか。栄養補給もインスタント食品に頼って、しかもそれすら最低限に、ただひたすら、交尾、交尾の毎日だった。
しばらく前にコンドームは使い切った。だからと言って、彼らはセックスを中断するでもなく、新しい避妊具を買いに行くでもなく、むしろそれを格好の言い訳にして、生ハメ生出しの本気交尾を始めてしまった。
今しがたの射精は、今日3発目の中出しだ。咲恋の子宮内には、既に用務員のオス臭いザーメンがパンパンに詰め込まれている。性欲しか取り柄の無いメタボ気味の不細工中年に、少し前までは未使用の新品だった膣内と子宮を徹底的にマーキングされて、咲恋は完全にこの男のメスに堕ちていた。男なら誰でも犯して種付けしたくなるようなピチピチとした肢体を丸ごと差し出し、相手に無条件に心を委ねて、ただただ、用務員とのいつ終わるともしれない情事にふけっていた。
咲恋が、父親くらい年の離れたこの用務員とこういう関係になったのは、数か月前のことだった。全校生徒の模範で、憧れでもある佐々木咲恋ともあろう少女が、どうしてこんな場所で、こんな男とラブラブガチハメ生交尾にふけっているのだろう。その答えは、咲恋自身も知らなかった。
だが、あえて心当たりを挙げるとすれば、一つだけだ。
それよりもさらに前、咲恋は世間を大きく騒がせた「とある事件」の被害者となっていた。ネットワークデバイス「mimi」を介した、フルダイブ型VRゲームの「レジェンド・オブ・アストルム」。咲恋や、咲恋のお付きである天野すずめ、学友の藤堂秋乃を含む多くのプレイヤーが、そのゲームの中に意識を囚われ、しばらくログアウト不能になったという事件だ。
その事件がどうやって始まり、どうやって終わったかについては、説明しようとすれば長くなる。だが、何はともあれ、咲恋たちの意識はゲームの中から解放された。解放後、アストルムの中であったことについて、咲恋たちは、覚えていることも有れば、忘れていることも有った。しかし、とてもとても長い時間を、ゲームの中を本当の世界と信じて生活していたということだけは、皆ぼんやりと覚えていた。
咲恋はその世界で、エルフの少女「サレン」として、騎士団に所属して戦ったり、孤児院を経営したり、様々な事業に携わったりしていた。
そしてこの用務員も、咲恋と同じ、アストルムに囚われた被害者の一人だという話だ。咲恋が学院に入学する前からここに務めているこの男と咲恋とは、その事実を除けば、何の接点も無かった。
アストルムより帰還してからしばらく経ち、通常の学校生活を取り戻した咲恋は、学院の廊下で、この用務員とばったり出会った。咲恋は聡明な少女だ。あまり接点は無くとも、学院の関係者である男の顔をしっかりと覚えていた。咲恋はにこやかな笑みを浮かべ、男に挨拶をして、そのまますれ違おうとした。
だが、咲恋の表情は硬直し、脚はその場に縫い留められた。用務員のほうも、咲恋と同じ表情をして、作業の手を止めた。
その時、彼女は知った。自分はこの用務員と、「向こうの世界」で会っている。どんな関係だったかは分からないが、男は向こうの世界で、咲恋のすぐ近くに居た。一体どういう形の関係だったのだろう。思い出そうとしたが、どうしても思い出せない。肝心の記憶は、咲恋が頭の中で手を伸ばしても、雲がフワフワと漂うように逃げていく。
思い出せない。思い出せないが、咲恋の胸の鼓動は異常なほどに高まり、体温が急上昇していく。下腹部から溢れ出た何かが、スカートの下で染みを作っていた。
用務員は、怒ったような表情をして、動けない咲恋に歩み寄った。次の瞬間、彼は咲恋の手首を掴み、傍に有った男子トイレの中に、彼女を引っ張り込んだ。そこで、咲恋は用務員にレイプされ、処女を散らしたのだ。
唐突で無惨な初体験。だが、男の肉棒に貫かれた瞬間、咲恋の身体は有り得ないくらいの歓喜に打ち震えた。咲恋はまるで、この男に永い時をかけて調教されたメス犬であるかのように、何度も何度も、何度も何度も絶頂した。
それが、この世界における、咲恋と男との始まりだった。ある意味で、それは運命の出会いだった。
「はぁ……はぁ……はぁ……♡ ねえ、ちょっと休憩……んっ♡ まだするの……?」
時は現在に戻る。長いキスを終え、咲恋の秘裂から肉棒を引き抜いたかと思うと、用務員は咲恋のたわわな双丘を揉みしだきながら、その谷間に顔を埋め、鼻息荒く少女の香りを肺一杯に吸い込んだ。
「もう……仕方ないわね……♡」
咲恋は嫌がらなかった。彼女は男の無尽蔵な性欲に呆れた表情をしながらも、同時に母性を顔に浮かばせ、男の頭を包み込むように、よしよしと撫でた。
「赤ちゃんみたいなんだから……♡」
咲恋は、男のしたいようにさせていた。自分の胸が男の太い指によってこねくり回されても、ツンと立ったピンク色の乳首を吸われ、汚いよだれでベトベトにされても、いや、むしろそうされたことによって、咲恋は慈しむ表情をして、中年男をあやし続けた。
出会いから数か月、用務員は咲恋を、あたかも失った何かを取り戻すかのごとく、あらゆる機会に犯して犯して犯しつくした。咲恋にとって、それはとても嫌な事のはずなのに、彼女は用務員を憎めなかった。それどころか、犯されるたびに、咲恋の胸にはじんわりとした温かさが広がっていったのだ。それは、男に対する愛情と、幸福としか呼びようのないモノだった。
「そんなに吸っても何も出ないのに……♡ でも、こんなことばっかりしてたら、いつか本当におっぱい出ちゃうようになっちゃうかも……♡ んぅっ♡ もう……歯は立てないでよね……♡」
赤ん坊帰りした男をあやすため、いつの間にか、二人は授乳手コキの体勢になっていた。一心不乱に咲恋の乳首を吸う男の頭を、彼女は左腕で抱きかかえ、さらに空いた右手で、優しく竿をしごいていた。
「ふふ♡ よしよし……♡ ママのおっぱいは美味ちいでちゅか~♡」
ママという言葉を口にした時、咲恋の胸が、キュンと切なく疼いた。その単語が、咲恋にとってやけにしっくりと来る。
(ママ……? そうだ……あたしは、あの子たちに、ずっと「ママ」って呼ばれてた……)
そう思うと、独りでに顔がにやけ、男を抱きしめたくてたまらなくなった。子宮が詰め込まれたザーメンに反応し、ひどく熱い。自身の胸に半ば隠れた用務員の顔を見下ろしていると、心臓がドキドキして止まらない。
そうだ、自分はこの男に、ママにして欲しいんだ。咲恋がそれを自覚した時、男の太いペニスがビクビクと震え始めた。
「きゃっ♡」
男の欲望が弾け、天井を向いた鈴口から、びゅくんびゅくんと音を立てて精液が振り撒かれる。本当に天井に到達するのではないかと思うくらいの射精の勢いだ。重力に従って落ちてきたザーメンは、咲恋の白い肌にもボタボタと付着する。咲恋はそれを指先で掬い、匂いを嗅いでから窄めた口で吸いこんだ。
(すごい……臭い……♡ 鼻が曲がっちゃう……♡ 苦いし、えぐいし……♡ 最低……♡)
とか何とか考えていたが、その精臭に反応し、咲恋の肉体は制御不能なくらいに発情していた。男のペニスは依然として硬度を失っておらず、縮れ毛の生えた睾丸はずっしりと重そうだ。あれで、また自分の奥に熱いものを注いで欲しい。咲恋はしばらく肉棒から目を離せないでいたが、やがて咲恋の乳首から口を離していた用務員が、咲恋をじっと見ているのに気付いた。
用務員は何も言わなかったが、彼が咲恋の胸の内を見透かしていたことは、咲恋にも分かった。
(そう……そうなのね……♡ あたし、この人に孕まされたいって思ってる……♡ そうやって、「本当のママ」になりたいって、ずっとずっと思ってた……♡ それに、この人も……)
男のほうも、咲恋を孕ませたいという欲求を持っている。その衝動はもはや狂おしいほどだ。咲恋は、相手と自分の心が通じ合っているという事実に心底からの満足感を覚えながら、射精直後のペニスの裏筋を指の腹でなぞり、清純さと情熱、妖艶さの入り混じった、「少女」と「メス」が混在した表情で懇願した。
「あたし……あなたの赤ちゃんを育てたいな……♡ ママに……してください……♡」
あなたの種で孕んで、お腹をぽっこりと大きくし、一人二人ではなく、十人くらいの子どもを産みたい。咲恋の瞳は、それを雄弁に語っていた。ゲームの世界で、自分が男の赤ん坊を孕めたのかは覚えていない。でも、この現実世界ならば、確実に。そう思うと、子宮が疼いて止まらなくなった。
学生の身分で、はるか年上の用務員の赤ん坊を妊娠したとしたら、世間は咲恋に白い眼を向けるだろう。だが、それは些細なことだった。もしかしたら、両親にも呆れられて勘当されるかもしれない。だが、咲恋は貧乏暮らしにも慣れていたし、何なら自分で事業を起こし、家族を養っていく自信もある。だから、男の子どもを孕んでも、何の問題も無いのだ。
用務員は上体を起こすと布団の上に胡坐をかき、咲恋を正面から抱きかかえた。このまま対面座位で繋がれば、彼はきっと、咲恋が孕むまで放してくれない。精子が卵子に命中し、二人の愛の結晶として結実するまで、ぶっ通しでセックスされる。
なんて素敵なんだろうと、咲恋は思った。こんな逞しい男性のメスになれて、彼の赤子を孕むことができるなんて、自分はなんて幸せなのだろうと。
「最初は、女の子がいいな……♡」
至近距離から男と目を合わせながら、咲恋は囁いた。女の子も、男の子も、これからたくさん産みたい。その前に、たくさんたくさん交尾して、男と愛を確かめ合いたい。
咲恋が腰を下ろすと、野太い肉棒が割れ目の中にずぶずぶと埋まっていく。とてつもなく満たされた感覚が、咲恋を包む。吐息とともに、艶のある声が咲恋の口から洩れた。
「ア……♡ ああ……♡」
エアコンの効きが弱く、部屋は蒸し暑い。抱き合って肌を合わせると、互いの汗でヌルヌルと滑った。そして亀頭が奥にコツンと当たると、腰が溶けそうになる――というより、本当に溶けてしまった。
「だ、ダメぇ……♡ こし、抜けちゃって……♡ あなたが、動い、てぇ……♡ ――あっ♡」
快感の余り身動きもままならない咲恋の身体を、用務員が揺すり始める。咲恋は必死に男にしがみつき、暴風のような、黒い渦のような性の快楽に翻弄された。
「いっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ ~~~~~~~~~~~っっ♡♡♡」
咲恋はすぐに絶頂した。だが、男の動きは止まらない。さらに揺すられると、さらに深い絶頂が咲恋を襲う。
「はぉっ♡♡ お~~~~~~~っっ♡♡♡ んぅ~~~~~~~~~っ♡♡♡」
絶え間なく続く絶頂のサイクル。喉をのけ反らせて舌を突き出し、長い金髪をはしたなく振り乱しても、咲恋は美しかった。咲恋の膣も、狂ったような力で肉棒を握りしめ、男の射精を容赦なく促す。この極上のメスに種付けし、孕ませ、真の意味で自分のモノにする。その欲求に従い、意外とあっさり男は射精した。
「んん~~~~~~~っっ♡♡♡ ん~~~っっ♡♡♡」
意識が飛ぶのを堪えるため、咲恋は目尻に涙を浮かべながら、男の肩に噛みついてやり過ごそうとしている。おそらく、歯型が跡となって残るだろう。しかしその類の痕跡は、既に二人の身体のあちこちに刻まれていた。
射精しながら、用務員は咲恋の身体を揺すり、腰を振り続けた。二人の脳は、どこかでタガが外れてしまったらしい。用務員の射精は止まらず、そのまま次の射精が始まる。咲恋もイったまま帰ってこれなくなっていた。二人は吹き荒れる快楽の嵐の中で、お互いの身体に縋り付いて、「あの世界」にあったはずの大切な繋がりを取り戻し、それ以上の繋がりを手に入れるべく、ひたすら交尾を続けていた。
「……うっ♡ ……おっ♡」
外が暗くなり、再び明るくなるころまで、二人は繋がったままでいた。体内の水分は、汗や淫液となってほとんど出尽くしていた。咲恋の喉はかれ、愛らしい顔は涙とよだれでぐちゃぐちゃになっている。それでも、用務員のペニスに貫かれるたび、咲恋は喘ぎ声を漏らしていた。
そして、無尽蔵と思われた男の性欲にも、限界が有った。彼は最後に、咲恋の子宮口にめり込むような勢いで亀頭を押し付け、絞り出すような射精をした。正真正銘、これで睾丸も尿道も空になった。それくらい射精した。そのザーメン量のすさまじさは、咲恋の下腹部が僅かに膨れ、二人の結合部からドロドロと重たい精液の塊が逆流していることからも分かるだろう。
(……あ♡)
男が最後の一滴を吐き出した時、咲恋は頭の中で、ある光景を幻視した。自分の子宮内に詰め込まれた精子が、排卵されたばかりの新鮮なタマゴにぞわぞわと群がり、その中でも特にイキの良い一匹が、内部にぷちゅんともぐりこんだ光景だ。
(あたし……孕んじゃった……♡)
自分はママになった。目の前の男の種で、立派に孕んだ。それは、予感を超えた確信だった。その確信を報告すべく、咲恋は男に呼びかけた。こう呼ぶのが最もふさわしいという呼び方で。
「あなた……♡ ご主人様ぁ……♡」
その時、咲恋は「あの世界」で有ったことのほとんどを思い出した。男が自分の運命のご主人様であることも、自分は男に愛され、丁寧に調教された男のメスであったことも。既に体液は枯れたと思っていたのに、咲恋の目の奥から、暖かい涙が零れ出た。
「ご主人様……♡ あたし、妊娠しました……♡ だから、今度こそ、ご主人様の赤ちゃんを産めます……♡」
「アストルム」では産めなかった男の子どもを、今度こそ産むことができるのだ。
「よくやったぞ、咲恋」
男は優しく口にした。咲恋は嬉しくて嬉しくて、幸福ではち切れそうなくらいに満たされて、心が壊れそうだった。ありがとうございますと、彼女は何度も口にした。
二人はそのまま布団に倒れ込み、半ば意識を失うようにして、繋がったまま泥のように眠った。目覚めると、ようやく彼らは互いから離れ、風呂で身体を洗い、まともな食事をとった。だが、食事が済んだとたん、二人はセックスを再開した。いくら貪っても足りないとばかりに、交尾しまくった。