※pixivにも投稿しています。
その時は性癖をそこまでおおっぴらにするのを恐れていた部分がありましたので。
多分近々匿名設定解除すると思います。
全身が何かに包み込まれているようだった。今までに感じた事のない圧迫感。体とその何かの間には微塵の空気もないようで、それは手の平を合わせて音を出す下品な遊びを連想させた。
また、それは人肌よりはやや冷たいくらいの熱を持っていた。その熱は人の水分を容赦無く奪い尽くすか、凍らせ尽くすかの両極端な気温しかないこの砂漠において、その昼夜問わずに心地良いと思えるものだった。
そして自分を包み込んでいるそれは静かに鼓動していた。
意識が覚醒していく。
両腕までもがその何かに包み込まれて動かせない。辛うじて足は少しなりとも動かせたが、すると足の周囲にひたりと巻きついている何かがぎゅ、と引き締まった。
紐のように柔軟でありながら強靭な肉。それは尾であった。自分の全身は、尾の生えた生物の全身によって抱き締められていた。
目を開いた、そのゲルド族。視界は白い何かで覆われていた。それは柔らかな蛇腹。
無謀な探索をした上で砂漠で行き倒れた事を思い出す。
そして、ゲルド族より巨大なトカゲの魔物、リザルフォスによって助けられた事を理解した。
「う、あ……」
どうにもならない声をあげて、カラカラだった喉が潤っている事に気付いた。
じっとしていたリザルフォスがゲルド族の覚醒に気付くと拘束を緩めながら顔を近付けてきて、ギョロギョロと動く目がぴたりとこちらを見つめる。
相変わらずその顔には感情というものを感じられなかった。いつどこで見かけても何を考えているのか微塵も察せられないその顔。ただ、善意で助けた訳ではないという事だけは理解していた。
リザルフォスは敢えて拘束を解き、その身をゲルド族の上から退かした。ゲルド族は体を起こして周囲を見渡した。
薄暗い洞穴の中。リザルフォスはただの緑色のリザルフォスだった。武器と防具さえあれば新兵でも互角に戦える程度の並な個体だ。しかし洞穴の中に武器は何一つとしてなく、あるのはヒンヤリメロンやビリビリフルーツといった、ここらで採れる食物ばかりだった。
縄で縛られてもいない。檻の中に入れられている訳でもない。しかし、ここは頑強な鋼鉄の檻の中と何ら変わらなかった。
どこにあるのかも分からない洞穴。外は灼熱か極寒。暑さに耐えられる効能を持つ食物はあれど、それは適切に調理しなければ真価を発揮せず、ここには鍋もない。更に言えば一寸先が見えなくなる程の砂嵐が唐突に発生する事すらある。
死にはしない。けれど、それ以上の何もない。
そして、何をしようにも行き倒れた体はまだ酷く重かった。
リザルフォスがゲルド族のそんな様子を見ながら、近くのヒンヤリメロンを手に取って渡して来た。
「……」
これから先の事を考える気力もなく素直に受け取るが、そのヒンヤリメロンを素手で割る体力もなかった。
するとリザルフォスはそれをまた手に取り、肘から飛び出している突起で穴を開けて砕いて渡し直してくる。
ゲルド族はそれを受け取ると、そのまま口に運んだ。
しゃく、しゃく……。
瑞々しく甘い果肉の味が口いっぱいに広がる。
皮肉な事にそれは今まで食べて来た何よりも美味しかった。
リザルフォスは時折外に出ていく事もあるが、ゲルド族が出来る事などないと分かっているようで、ゲルド族には何の拘束もしてこない。一応武器などが土の中に隠されていないかも探してみたが、少なくともこの近辺には置いていないようだった。
そしてリザルフォスは、ゲルド族も外に出られるような気温になる夕暮れや朝方には必ず戻ってくる。時に魚も採って来る事もあり、それも焼いて惜しみなく分け与えてきた。
夜になれば火を焚いて寒さを凌げるように。それでも寒そうにしていれば身を寄り添って温めて来る。
やはり暴力的な事をする気は無いようだった。とは言え、自分が元気になったらリザルフォスがしようと思っている事など一つしか思い浮かばないのだが。
それともう一つ、リザルフォスの股間には何も見当たらないのだが、実際どこにあるのだろう?
……そんな事は置いておいて。
どうすればと思うも、時間が飽きる程にあろうと、そもそも出来る事が何もない。
大声を出して助けを乞う事も憚られた。そうして他の魔物を呼び寄せてしまえばもっと酷い事になるのは明白だったから。だからそもそもリザルフォスが居なくても洞穴の外に出る事すらも余り出来なかった。
そんな退屈でしかない日々を過ごしていく内に体調も最早万全なところまで快復してしまう。結局、この牢獄から出る手段など何一つ見つからないまま。
そうして、その夜にリザルフォスがゲルド族に前に立ったのに、何の抵抗もする事は出来なかった。
自分より体の大きい雄。共に無手であれば、それだけでゲルド族にとっては何も出来る事はない。
そして、ゲルド族は抵抗をしなかった。
考える時間ばかりは沢山あったから。そもそも、助かる方法など他の誰かがここを見つけてくれる以外に何一つとして無いし、そしてそれまで生き延びる為にも、このリザルフォスには生きて貰わなければいけないという事実。
単純な暴力だけではなく、自分が生きる為にもこのリザルフォスには何も出来なかった。
ひたり、ひたりと、リザルフォスがゲルド族の肉体の感触を確かめるように少しずつ体を重ねていく。どこか遠慮がちな仕草。それはこのリザルフォスが臆病である事を示していた。顔に殆ど感情が現れずとも、ここ数日の所作からそれは明白に分かっていた。
きっとこの様子だと、仲間内からも半ば見捨てられているのだろう。だから武器も持っていないし、こうして一匹で生きている。
抵抗して来ない事を不思議に思うようにリザルフォスの動きが止まるが、しかし程なくしてその体がゲルド族に圧し掛かってくる。
「ロコココココ……」
リザルフォスの下腹部の蛇腹、巧妙に紛れていたそれを収めるべき空間。
これからの快楽を抑えきれないように、そのスリットからペニスが飛び出して来ているのが視界に入った。
「……え?」
……それはこのゲルド族にとって何の種族であれ初めて見る雄だった。屹立したそれは何故か二股に分かれており、先端は棍棒のように太く膨らんでいる。そしてその先端はまるで凶器のように幾多の棘が生えていた。
「ひ、いや?!」
リザルフォスのペニスはどこに隠れているのだろうというような、純真な疑問が解決した事など思考に入る余地すらなかった。
学んだ事のあるハイリア人などのペニスとは全く異なる、余りにも暴力的な形状。そもそも何故二本もあるのかという疑問もあるが、そんな代物を今から突っ込まれるのかと想像してこれから犯されようとも冷静に努めていたゲルド族の心情は一気に乱れた。
咄嗟に抵抗しようとした腕は、今までの臆病さがどこかにいったように素早く抑えつけられた。
腕を背後に回される。視界に入っていたそれはリザルフォスの胸が押しつけられて見えなくなるが、一瞬にして記憶に深く刻まれたその形状は脳裏から失せる事が微塵もなく、そのままごつ、ごつと己の体にぶつけられてきた。
「いや、いや!!」
思わず大声を出してしまう。すると指を数本捩じ込まれて黙らされた。壁にも張り付けるその指はひたりと顔にくっつき、顎を動かす事すら許されなくなる。
そしてもう数回、リザルフォスのペニスが乱暴にゲルド族へとぶつけられてその場所を探られた後に、ぶづ、と音がして入ってきてしまったのを自覚した。
「フスー、フスーッ」
リザルフォスの興奮が胸越しに伝わってくる。その柔らかい全身を押しつけられる。介抱されていた時よりも強く、しかし指を挟まれている事で呼吸ばかりは確保されている。
ずんっ、ずんっ。
きっと、リザルフォスにとっても初めての性交なのだろう。体格差、体の頑丈さの違いなど微塵も考慮されずにゲルド族へと全力の性欲が叩きつけられていく。
そしてゲルド族にとっても初めてであるが、それは余りにも暴力的で何をする事すら許されない。体格差、ゲルド族の中を押し拡げながら上下する、その棍棒の如きペニス。何よりも先に血が滲み出してくる。
舌をだらりと垂らしながら、ひたすらに腰を振るリザルフォス。腰を振る度に涎が口の中から飛び出している。瞬く間に快楽に溺れた魔物の、その行くあてもない長い尾は柔軟さも失ったかのようにガチリと固まったまま、両の目はばらばらの方向を向いたままその瞳には何も映していない。ゲルド族を抱き締める両腕はそのまま肋をぼきぼきと砕いてしまいそうで、腕を掴んでいる手はそのまま腕を握り砕いてしまいそうだった。
ばづっ、ばぢゅっ!
一心不乱に腰を振っていたリザルフォスが一度止まり、ぐりゅ、ぐりゅと捩じ込むように腰を押し当て続けた。本能からか念入りに、絞り出すように流し込めば、ゲルド族の孔から飛び出してくる液体が段々と白混じりなものになっていく。
「……フーッ、フスーッ」
一度落ち着いたリザルフォスが荒い鼻息を落ち着け、垂れていた舌を戻して涎を飲み込みながら、己の身に張り付かせていたゲルド族を引き剥がす。
「ぁ、あひっ、あへっ、ああっ?」
最早そこには、介抱してからのどこか達観して物静かだったゲルド族は居らず、魔物の性奴隷にされるというその現実を身を以て思い知らされたゲルド族が、未だ正気から戻らない哀れな姿を晒していた。
リザルフォスはそれを見て、また未だ繋がっている下腹部に目を落とし。垂れ流れる赤の色が濃い液体には目もくれず、まだびぐびぐと動く己の性器だけを眺めると、再びゲルド族に手を伸ばした。
*
全身が痛んでいる。強く抱き締められた背筋が痺れるように、握り締められた腕が軋むように。そしてひたすらに叩きつけられ、棘の生えた陰茎で傷つけられた股間が幾度となく刃物で切りつけられたように。
「クル? クルルアッ」
「ケルルッ、コココッ」
会話しているような、複数のリザルフォスの声が聞こえてきた。意識が覚醒してきて、嫌な予感がして薄らと目を開ければ、紫や黒といった色が目に入ってきた。
思わず体が震えた。そしてそれに気付いたリザルフォス達がゲルド族を起き上がらせた。
「や、ぃひぃっ」
叫び声を上げてしまう。昨日叫んだ事でばれてしまったのだろうか、それとも別の要因か。
しかし新しく来ていた青リザルフォスと黒リザルフォスはその凶悪なペニスを飛び出させてはおらず、また、ただのリザルフォス……緑リザルフォスは怒られたように身を縮まらせていた。
そんなただのリザルフォスに、青リザルフォスは草や虫を渡して何かを命じる。すると、緑リザルフォスはそれを纏めて口に含んで咀嚼し、そしてゲルド族に近付いてきた。
「ひっ……」
動く事は出来ないまま。緑リザルフォスはゲルド族の股を掴んで広げると、噛み潰したものをそこへと吐き出した。
「ゃ、いぁんっ!?」
そして、それを舌を伸ばしてゲルド族の孔の中へ満遍なく塗り広げていく。
「んあ゛っ、ぁあっ、いぃ゛っ?! ぃああっ、んんんっ、んぐぅっ!?」
傷へと容赦なく染み込んでいく、その恐らく傷薬であろうもの。思わず全身を捩ってしまうような痛みが駆け巡るが、しっかりと抑えつけられて後に出来る事と言えば叫ぶくらいしかない。
そしてリザルフォスの伸び縮みする舌は、飛ぶ虫を捕える程に精緻に動き、そして時に人を昏倒させる程に威力がある……その細さにしては肉が密に詰まっている。上位のリザルフォス達に見守られる中で丹念に、入念に傷薬を塗る、その仕草。ぐちゅ、ぐちゅとリザルフォスの涎と混じり合ってねばついた液体とゲルド族の色んな体液が混じり合う音が幾度と孔の中から響かせられていく。
「んあぁっ、あはぁっ、はあっ……」
敢えて長引かせているのではないかと思える程にじっくりと行われたその行為……きっと治療に属するそれが終われば、黒リザルフォスは短く会話を交わして去っていった。
ただ、去る前にこちらをじっと品定めするように見てくるその顔は。
治れば今度はこの三匹に犯されるのだという事を予感させるには、十分過ぎた。
暫くすると黒リザルフォスが戻ってきた。色々と食物を採取してきたようで、その中には果物や魚から、薬となるような草、虫や蝶まで幅広くあった。
その中で栄養のあるものをゲルド族に渡すがしかし、ゲルド族は食べる気力も失せていた。手をつけない事にリザルフォス達はどのように取ったかは分からないが、それはそれとしてリザルフォス達も食事をする。
和気藹々と緑リザルフォスに色々青と黒のリザルフォスが物を聞いたりしているのを見ると、見捨てられていると思っていたのは間違いだったらしい。
そして食事も終えると、未だに何も手を付けていないゲルド族に対して、黒リザルフォスが近付いて来た。嫌な予感がしたがもう時既に遅く、ゲルド族の前に置いてあった食べ物を無造作に手に取ると、それをそのまま口の中に入れて咀嚼しながら顔を近付けてきた。
「ひ、ひとりで食べられるからっ」
思わずそう弁明するが伝わるはずもなく、また聞こうと耳を傾ける事すらもなく。問答無用だというように、首の後ろに腕を回し、そして顎を開かせて口を合わせられた。
「んん゛っ、んっ、ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!」
強引に飲み込まされていく。引き離そうとも緑リザルフォスより二段も上位なその黒リザルフォスの体は万力の如く微塵も動かず、急所へと手を伸ばそうとすればその途端に近寄ってきていた青リザルフォスが腕も拘束してきた。
口の中にあったものを全て飲み込ませて、黒リザルフォスが口を離す。
「んあっ、はぁっ、はぁっ」
黒リザルフォスが女性に分け与えようとした食物はまだまだ沢山あった。そしてまた黒リザルフォスはそれらを口に含み、咀嚼して。
「やめっ、食べるから゛っ!」
口を合わせてくる。
気持ち悪さに涙を流そうとも、口を離された時に罵倒しようとも、そして十分に腹が膨らもうとも。
まるで採ってきた食料を無視された事に苛立ちを覚えているかのように、またこの身は既に自分達の物であると刻み込むように、粛々と、淡々と黒リザルフォスは与えた食物を全て腹へ収めさせた。
そしてその後、黒リザルフォスは吐き出す気配もない事を確認すると青リザルフォスと共に手を離して、側で丸くなって動かなくなる。
「…………」
リザルフォスは眠らない。より正確に言うならば、目を開いたまま、辺りの様子を確認しながら浅い眠りに就く事が出来る。自死するという選択肢が入る程に現状には絶望しかなかったが、しかしリザルフォス達がそれをさせる事はないだろう。
声を出す気力もなく、そして起きてから再び削られた体力も馬鹿にならず、眠気が襲ってくる。
最早、自分にある自由など何一つとして無いのかもしれない。
そう思いながらも、勝手に閉じていく瞼と失せていく意識には、身を委ねる以外に何も選ぶ事は出来なかった。
*
顎を掴まれ、持ち上げられて目が覚めれば、目の前にはその棍棒の如き二股のペニスがあった。顔を持ち上げると、黒リザルフォスがいつもと変わらないような顔でこちらを見ていた。
腰も掴まれている事に気付いた。既に四つん這いの姿勢にされていて、後ろでは青リザルフォスが今にもそのペニスを尻へと押し込もうとしているところだった。
何を言う間もなく、顔を戻される。顎を掴んでいた手に軽く力が入り、口を大きく開かされたところにそのままペニスを突っ込まれる。
「〜〜〜〜!!」
蒸れた生臭さが鼻をつんざく。何故かもう一本あるペニスが頬に当たる。腰が動き、元々ペニスが収まっていた股の空間が眼前に迫ってその臭いが倍増する。
強い、雄の臭いだった。何故だかそう思った……のは一瞬で、尻にもその棍棒が入ってきた衝撃が体を襲う。
ゆっくりと解すように腰を動かしてくる青リザルフォス。そして、微塵も自由を許さずにゲルド族の口を性玩具のように扱う黒リザルフォス。
昨日のように、緑リザルフォスにひたすらに原始的に性欲をぶつけられ、痛みばかりに苛まれて意識すら飛ぶという事はなかった。
逆にそれは、挿れられている感覚を事細かに感じてしまう。リザルフォスの体温は人より低いというのに、ペニスだけは人より強い熱を持っていた。
腰にひたりと張り付く指に力が籠った。そして尻のもう一段階奥まで入ってきて、それだけで実物以上に太いものが内臓までもを圧迫してくるような感覚に陥る。青リザルフォスは緑よりは強いとは言え、手練の兵士なら十分に勝てる程度の認識だった。それでも感じる力強さは、そんな認識を根底から覆してくるようだった。
口を犯してくる黒リザルフォスもまだ、そう強くは腰を動かしてこない。しかし、太く長く怒張したそのペニスは、ゆっくりと動かされるだけでも人より数段強い生命力を感じさせる。また一振りの度に近付いてくるそのスリットの臭いは、鼻が曲がる程のものでは全くなかった。砂漠という、物が腐るよりも先に干涸びる環境だからかもしれない。だから、腐敗臭のようなものは殆どなく、雄の臭いがひたすらに強調されて鼻に届いてきていた。そんな臭いを嗅がされて続けていると、身も心も雌になってしまうようなそんな予感がした。
けれど、こんな状況でどうやって正気を保てと言うのか。息を荒くすらしていない黒リザルフォスは、未だに平静とした顔をしているに違いなく、そんな様子を想像すると自分などが屈服しても仕方ないのでは、雌にされても仕方ないというような思考が巡ってくる。
丁寧に解しながら奥へ奥へと侵入していた青リザルフォスのペニスが最奥まで到達し、その腰がゲルド族の尻とぶつかった。えずいてしまうような、喉元まで届くような衝撃。しかし、黒リザルフォスの顎を掴む手は微塵も動かず、またその黒リザルフォスも首に手を回してきた。
ずん!
前と後ろからほぼ同時にリザルフォスの強靭な雄が押し込まれた。後ろからは荒い息遣いが聞こえてきて、また強い熱を持った涎がぽたり、ぼたりと腰に垂れてきた。それに対して前の黒リザルフォスは、多少動きが速くなったものの、それ以上の事は感じられない。何だろう、それはあくまで加減しているような振る舞いにしか感じられなかった。緑リザルフォスのように性欲をぶつけたら、この自分の体など簡単に壊れてしまう事を理解しているような。……そうした事があるような。
喉をきゅ、と握られた。そこにまで棍棒のような、黒リザルフォスとしての生命力をそのまま表すような長大なペニスが押し込まれて、引き抜かれる。後ろからの衝撃の方が遥かに強いのに、また後ろからは棘が切り裂く、つんざくような痛みもあるのに、何故か前面に意識が集中していく。
視界の片方では、二股に分かれたもう片方のペニスが頬を擦り続けている。脈動するそれは人より一回りも大きいリザルフォスだからこその大きさを備えている。
喉を握る指に力が篭れば、黒リザルフォスならばそのまま首をへし折れるだろう。その気になればこの顔面をぐちゃぐちゃにする程に腰を叩きつける事も可能だろう。魔物であれ、それは強い雄だった。そして理知的な思考があった。
何度か往復した後に、少しばかり指に力が入ったと。それと同時に喉から直接胃の中へどろどろとしたものが流し込まれる。青リザルフォスが腸の中へと出し切って気持ち良かったような吐息を出している時もまだ、黒リザルフォスはじっと固まったまま脈動するペニスの片方からどろどろと濃い精液をゲルド族へと流し込み続けていた。
そして、小さく鼻息を一度吐けば、ずぼっ、と音を出してペニスを引き抜く。
「……げーっほっ、げぼっ、げぼぉっ!!」
精液を流し込まれている間は、呼吸が出来ていなかった事すら忘れていた。思い切り咳き込み、口からはぼと、ぼとりと固体が落ちるのと似通った音を立てながらどろりどろりと白濁が落ちてくる。
「げぼっ、げほっ、はーっ、はーっ…………」
黒リザルフォスがまたその顎を掴んで持ち上げ、目を合わせてくる。犯す前と微塵も変わらない、無表情な目。品定めをするような顔。
けれど、不思議と命を握られているような冷たい感覚はしなかった。少なくとも、この青リザルフォスや黒リザルフォスが緑リザルフォスと同じように自分を犯したのならば、自分はとうに死んでいてもおかしくない。けれど、そうはなっていなかったから。
だから、このリザルフォス達は自分を慣らそうとしている。けれどその行為は何故だろう、再び犯された後だと言うのに自死する程嫌悪するような事では思えなくなっていた。
そんな、自分が最早堕ちつつある事を自覚していれば、黒リザルフォスは顔を別の方向に向けた。
そちらには、緑リザルフォスがペニスをだらりと出した状態で待ち遠しそうにしており。黒リザルフォスは緑リザルフォスを呼ぶと、その場から離れて場所譲った。
「フスーッ、フスーッ!」
待ちきれないように走ってゲルド族の前に立てばそのまま顎を掴み、口が上手く開いていない状態で焦ってペニスをごつごつと顔に当てる始末。
ただ、ゲルド族はそんな緑リザルフォスにこれから加えて犯されるのに、自分自身でも驚く程に何も感情を抱く事がなかった。
*
*
洞穴の中から淫靡な音が響いている。
「んんっ、ああっ、ああんっ!!」
仰向けになっている黒リザルフォスの腹にゲルド族がへばりついている。黒リザルフォスの胸に顔を埋め、肩を強く掴んで、ひたすらに後ろから来る衝撃に耐えていた。
黒リザルフォスは動いていない。ゲルド族の前の孔に自らの雄を入れているだけ。
ゲルド族の後ろの孔に、緑リザルフォスが自らの雄を入れて、ひたすらに腰を振っていた。
その後ろ側からの衝撃、快楽ではない。それに伴って前の孔で擦れ合う黒リザルフォスの雄。それだけで前からは血でも精液でもないものが垂れ流れていた。
あれから、少なくとも十日以上は経っていた。未だに助けが来る事はなかった。もしくはこのリザルフォス達に返り討ちにされたか。
何にせよ、ゲルド族は犯され続けた。雌穴も、尻も、口も。そして時に胸の谷間や脇も使って三匹に代わる代わる、多様に、幾度となく犯されていた。
けれど、一度傷ついた部分は治るまで犯される事はなかった。草や虫をすり潰したものをその舌で念入りに塗りたくられ、そして毎日ゲルドの街に居た時よりもかなり多い量の食事を与えられていた。食べるのを止めようとすれ口移してでも食べさせられたし、時には自分から食べようとしていても趣味に走るように口移しされた。また睡眠も十分に摂るようにされて、ゲルド族は至って健康なままだった。
そしてそのような日々を過ごすに連れて、傷が癒えればすぐに行われるリザルフォス達の攻めにより長い時間耐えられるようになっていく。
なっていけばいく程、性交と食事と睡眠以外の時間が少なくなっていった。
「コロロロロッ」
「ああっ、はあっ、あああっ」
緑リザルフォスが満足気な声と共に精液を出し終えて、ずるりと雄を引き抜く。どろ、どろと尻穴から精液が溢れていく。
血はもう殆ど流れ出ない。拡げられ、その度に治療されたそれぞれの孔はもう、リザルフォスの雄を普通に受け入れられる程に開発されきっていた。
時間の感覚も最早なかった。食べて、犯されて、食べて、寝て、起きて、食べて、犯される。犯す度の治療の必要もなくなれば、ずうっとその繰り返し。また、時々体を洗われる事が挟まれるが、それはオアシスまで連れて行かれる訳ではなく、リザルフォスの体内に豊富に内蔵されている水を使っての事だった。
ただ、もうそれを汚いとも思わなくなっていた。少なくとも清潔に保たれているから体から腐敗臭のような明らかな異臭がする事もなかったし、そしてまたリザルフォスの雄の臭いも嗅ぎ慣れてしまっていた。
きっと、この体はもうリザルフォスと全く同じような臭いを醸し出しているのだろう。この体はもう、リザルフォスのものだった。自分は最早、リザルフォスの雌に成り下がったのだ。
とりわけ、何もしない時間が減っていき、取り止めのない思考に浸る時間が無くなっていくに連れて。性交に対して苦痛を覚える事がほぼほぼ無くなり、快楽ばかりを刻まれていく。とりわけ黒リザルフォスには雄としての抜きん出た強さまでを刻まれる。すれば、雌に成り下がったという自覚は自然と強まっていった。そして、それでいいと思ってしまっている自分が居た。
緑リザルフォスの次に青リザルフォスがまた尻に自らのペニスを押し込んでいく。
「はぁっ!? んっ、んん!! んあああっ!!??」
落ち着きかけていたところに先ほどよりも強い衝撃が来て、ゲルド族はより強い嬌声を上げる。青リザルフォスはそのまま体を倒してきて、胸に腕を回してきた。また長い舌を伸ばしてゲルド族の敏感な部分のそれぞれを絶妙な力で舐め回す。
「ぃひぃっ?! ぁあぁんんっ!!」
最早、リザルフォス達はゲルド族のどこが敏感なのかも把握しきっていた。
緑リザルフォスはそんな手を変え品を変えと言った風に攻め立てるより純粋に己の性欲をぶつける方が好きなようだったが、青リザルフォスはゲルド族を弄ってのたうち回らせる事が好きなようで、それだけで体力の大半が使われてしまう時もある程だった。
それに対して黒リザルフォスは未だに動かない。ゲルド族と青リザルフォスの体重がその身に圧し掛かろうとも、いつもと全く変わらない顔を貫き続けている。
黒リザルフォスも、幾度とゲルド族に対して精を流し込んでいた。濃度も量も、緑リザルフォスと青リザルフォスの出した量を合わせたとしても追いつくかどうかという程に。
しかし、黒リザルフォスはゲルド族に対して感情を露わにしてまで犯すような事は未だ一度たりともなかった。
それはゲルド族にとって単に性玩具として扱っている様子を崩さないような冷徹さも感じられたが、同時に己の攻めに耐えられるまで成熟する時を淡々と待ち侘びているようにも思えていた。
「……んいあぁんっ!! へぇっ?! あんっ! …………あんっっ!!」
ぎゅむ、ぎゅむと強く胸を揉まれ、体の至る所を舐め上げられる。その度にぞくぞくとした感覚が身体中を駆け巡り、時にあられもない声を上げてしまう。腰を持ち上げて、重力に則って落とされる。その度にリザルフォスのペニスが根本までゲルド族の孔の中に入る。
疾うに自分はこの熱を求めている気がしていた。今になって助けられたところで、リザルフォス達にこうして犯される日々を求めてしまうような、その結果リザルフォスにまた捕えられるように動いてしまうような確信があった。
初めての雄だったからだろうか。それとも、もしかするともっと魅力的な雄に出会う事が出来たのならばこれは上書きされる事があるのだろうか。
もう恐怖とも思えないその確信の根拠は、ゲルド族には分からなかった。深く考える時間もなかった。
青リザルフォスがゲルド族の体を弄るのを止めた。そして腰を持ち上げて落とす速度が速くなる。胴へと、首元へと回された腕に強く力が籠る。
「クルルッ、グルルルッ!」
「ああっ、あああっ! ああっ、ああっ!!」
既に尻からは多量の精液が溢れ出ている。拡張され、どろどろと湿り、今となれば抵抗なく滑らかに上下する青リザルフォスのペニス。
より強くなった脈動が体内から、腰を叩きつけられて体外から、合わせてゲルド族を震わせる。その度に肺から空気が飛び出し、苦しさで涙が飛び出す。
けれど、やはり、それは最早苦痛ではなかった。
青リザルフォスと黒リザルフォスは、行為を強いてきても体そのものを激しく傷つけてくる事はなかった。その凶悪なペニスを受けいられるように丁寧に育て上げ、馴染ませていった。
その過程には少なくとも肉体的な苦痛が大してなかった。
時が経つに連れて堕ちてしまう事を体が、心が、許してしまう程度に。
青リザルフォスが体をぶるぶると震わせれば、熱い白濁がどばっと腸内へと吐き出されたのを感じた。体がぴたりと固まったのとは逆に尻の中では一際強い脈動と共に何度も何度も濃い子種を飛び出させていく。
「んん、ああ、んんんんっ……」
そして、ゲルド族の上で息を大きく吐けば、ずっぽりとペニスを引き抜き、ぼたぼたと音を立てながらその場を退いた。
ぜえ、ぜえと息を切らすゲルド族は、ずっと黒リザルフォスの上に居た。黒リザルフォスの胸元はゲルド族の涎で淫らに濡れ、また堪えるかのように握り続けていた黒リザルフォスの腕にはくっきりと手形がついている。
ただ、息は程なくして元に戻る。最初の方は気絶するまで犯されていた事も多かった。しかし食事は時に満腹になる以上に与えられて睡眠も十分に摂れていた。体力は、肉体は最早、ゲルド族の兵士達よりも強くなっている程だった。
そんな様子を見て、黒リザルフォスが体を寝返らせる。上下が逆転し、ゲルド族の腕が抑えられて黒リザルフォスの顔が間近に迫る。
いつもと変わらない顔。こちらを観察しているような、無表情な顔。しかしそれは、自分が力強く犯しても大丈夫だと四六時中待ち侘びている顔でもあった。
この頃は特にそうして観察される時間が多かった。黒リザルフォスは顔だけではなく、全身をくまなく観察し始めた。腹は二匹分の精液を注がれて膨れつつあったがそれでも引き締まっていた。最初の頃はこうして犯されればがくがくと震えるばかりで意思が届かなくなる事もあった四肢は、まだ余裕があるようにじっとしている。その腕周りや太腿も少しばかり肉がついていた。
また、リザルフォスの雌にはないそのたわわな胸は介抱された時とは比較にならない程に艶めいている。それに対してリザルフォスが特別な性的興奮を抱く事はないが、雌としての魅力が増した事は強く感じられていた。
黒リザルフォスは、そのゲルド族の顔を再び見つめた。堕ちた顔をしていた。強い雄に、己に犯される事を待ち侘びている顔をしていた。
黒リザルフォスは、無意識に唾を飲み込んでいた。
腕を背後に回された。黒リザルフォスの足が強く地面を踏み締めたのが感じられた。また尻尾が太腿の周りを一周して縛りつけた。
目と目が合っていたのが、リザルフォスの胸に抱き締められて何も見えなくなる。最初に緑リザルフォスに犯された時と似たような体勢だったが。
孕まされる。そんな事は有り得ないのに、確信してしまう程の力強さがあった。
ばちゅん!!
「〜〜〜〜!!??」
一際激しい音が鳴った。ゲルド族の体が思わず痙攣した。声にならない悲鳴が上がった。
引き抜かれ、再び。
ばちゅん!!
頭が真っ白になる。黒リザルフォスの雄は更に怒張していた。幾度と拡張されたはずの雌孔にぱんぱんに詰まる程に。その棍棒の如き先端が再びゲルド族の襞を傷つけている。
ばちゅん!!
けれど、それは緑リザルフォスに犯された時とは別にも程があった。それでも快楽の方が優っていた。自由にされていた腕は、自ずと黒リザルフォスを強く抱き締め返していた。雌としての悦びすら感じていた。孕まされるなら孕んでも良いとさえ思えていた。
ばちゅん!!
一回一回が最奥まで届く。余りの衝撃に愛液とは別に尿もだだ漏れになっているのは、最早ゲルド族も理解していなかった。
まだリザルフォスは数回しか腰を叩きつけていない。しかし、これはまだ始まったばかりであるという事を記憶しておくだけの思考を残しておく余裕すらない。
行為は続く。傍から見たら淡々と行われているようにしか見えないが、そこには今まで三匹のリザルフォスが犯してきたどれよりも激しい熱が込められている。緑リザルフォスから二段階も色を変えて、最早人を素手で縊り殺せる程に強靭になった肉体に積もり積もった多大な熱だ。
ゲルド族は抱き締め返す腕すらも次第に力が入らなくなる。育てられたその肉体は辛うじてのところで耐えているものの、限界はすぐに来るだろう。それでも黒リザルフォスはその行為を止める気配はない。
淡々と、残酷に思える程に同じリズムでゆっくりと、全力で腰を叩きつけ続ける。
ゲルド族から見えていないその顔は、相変わらずの無表情のようでありながら既にどこも見ていなかった。胸に抱き抱えたゲルド族に全神経が集中している。
ゲルド族の生死を心配するような素振りもなかった。精を吐き出す事自体はしてきても、熱はずっとずっと溜まっていた。それを解き放つのに黒リザルフォスの理性はとうに吹き飛んでいた。
ばちゅん!!
ばちゅん!!
次第に腰振りが加速し始めた。ゲルド族は最早体を痙攣させるばかり。出る声も自分自身で何を言っているかすらも分かっていないだろう。
黒リザルフォスの口が若干開き、舌がだらしなくそこから垂れた。先程まで落ち着いていた呼吸がとうとう荒くなり始めた。
ばちゅん!! ばちゅん!! ばぢっ、ばぢっ!!
加速が止まらない。股からは久々に赤い液体がどろどろと垂れ流れている。ゲルド族の全身が軋んで悲鳴を上げている。もう少しばかり力が入ったのならば背骨がぼきりと折れそうな程に強い力がリザルフォスの腕に込められている。
ばぢっ! …………。
だが背骨が折れる前に、ゲルド族の命が尽き果てる前に、黒リザルフォスの絶頂が先に来た。己の雄を最大限押し込めたまま、虚空を向いたまま口を大きく開け、舌から涎を垂らしながら全身をビタリと固めた。
直後にどろりどろりと、とめどなくゲルド族の雌孔から精液が溢れ出てくる。どくん、どくんと響く脈動の音は、近くに居るもう二匹のリザルフォスにも伝わってくる程に大きい。
暫くすると、自分の精を全て出し尽くそうというように、もう一度腰を持ち上げて叩きつけた。それを幾度か繰り返す時間は、絶頂に至るまでの時間よりも長く、その間に吐き出された精液は明らかに二匹が吐き出した総量よりも多く。
黒リザルフォスが漸く息を吐き、満足気な気持ちで全身をだらりとさせているゲルド族を引き離せば。
白目を剥いて気絶していながらも、その顔はどこか満足気で、呼吸もしている無事な様子が見てとれた。
*
*
朝起きれば、リザルフォスが採ってきた果物や魚といったものを共に食べる。時に口移ししようとリザルフォスが寄ってくる時があり、そのまま舌を交じ合わせたり、疲れていなければ軽く性交にまで行く事もある。
最近は緑リザルフォスが青へと変色を遂げていた。ゲルド族との性交から自信のようなものがついたらしく、最初に見た時のような気弱な様子は最早見る事がなくなっていた。また、青リザルフォスが二匹に増えて、姿形も殆ど差異がないというのに、ゲルド族にはどうしてか見分けがついていた。
体が汚れていれば、リザルフォス達に水を浴びせられて丁寧に洗われる。最近は植物の繊維を乾燥させたものを使ってより丹念に洗われるようになった。そして、それが終わればやはりそのまま性交に移る事が多かった。
二匹になった青リザルフォスは、最早ゲルド族に気を使う事もない。あれからも時折黒リザルフォスの激しい性交を時に尻などでも身に受け続けたゲルド族の肉体はより強靭になっており、青リザルフォスに前後から抱き締められて腰を叩きつけられても耐えられるようになっていた。
ただ、性交自体は毎日しても、それだけの体力があっても精魂尽き果てるまでの性交を毎日する訳ではない。リザルフォスは浅い眠りを昼夜問わずに繰り返す魔物であるが、この頃はゲルド族に合わせて夜に誰かしらと共に眠る事が多くなっていた。抱き締め合って寝るのならば、極寒の砂漠の夜でも火を焚かずとも十分暖かく、とりわけ黒リザルフォスに抱かれて寝る時の安心感は今までの何よりも強かった。
リザルフォスの無機質な顔も、長く隣に居たのならば感情が分かるようになってきていた。最初の頃と比較したら心までを許すようになったからかもしれない。
ガノンに忠誠を誓う魔物であれど、とりわけリザルフォスやライネルは文化のある生活を営んでいる点は人と変わりない。そしてこの身が性奴隷であろうとも、一度心を許してしまえばこの生活は不満になる事が余りにも少なかった。ボコブリンやモリブリンだったら、ひたすらに性欲をぶつけられてそのまま使い捨てられていただろう。ライネルだったら多分、犯されたとしても一発目で全身すら貫かれて死んでいただろう。
また、リザルフォス達は昼夜問わずにどこかへと出掛ける事が多いものの、他のリザルフォスがここに来る事はない。独占しようという魂胆でもあるのか、それともこれ以上の数のリザルフォスと交わる事になれば流石に身が保たないと思っているのか。ただ、何にせよそれは自分が大切に扱われている事の証左になるようで嬉しい事の一つだった。
そして、今日もどこかへと出掛けていた黒リザルフォスが食料も採ってきた上で帰ってきた。
ゲルド族はその時青リザルフォスの一匹と交わっていたが、黒リザルフォスがやや不満気に思えるような、疲れたような声を出すと、青リザルフォスが場所を譲った。すると黒リザルフォスは感謝するような声を出して、ヒンヤリメロンを素手でぱかんと割って口に含めながらゲルド族に近付いてきた。
黒リザルフォスはこうして良く疲れて帰ってくる事が多い、と気付いたのは、黒リザルフォスの攻めにも気絶する事がなくなって程なくの事だった。
上位のリザルフォスだから何かしらの責任でも背負っているのかもしれない、などと推測は出来るものの、ゲルド族に出来る事と言えば、そんな疲れた黒リザルフォスの性欲を発散する相手になるだけだ。
そしてそれは、今やゲルド族が最も望む事でもあった。
黒リザルフォスはゲルド族の頭の後ろに腕を回すと、口付けをしてくる。
ゲルド族はそれを受け入れるように自ら口を開ければ、甘く冷たい、噛み砕かれた果肉が口の中に流し込まれる。そのまま黒リザルフォスは座ると、ゲルド族を持ち上げて自らの膝の上に乗せて、もう何度かヒンヤリメロンを口移しした。
じっくりと、時に舌まで交えながら。
その間に青リザルフォス達によって焼かれた魚も数匹を分け合って腹を膨らませれば、黒リザルフォスはそのままゲルド族を押し倒した。
「コルルルルッ」
股の割れ目から飛び出した、その二股に分かれたペニス。別に分かれているからといって同時に挿れる訳でもない、結局何故二股に分かれているのかは今でも良く分かっていないそれ。
だが今となればもう見慣れたもので、そしてより一層太く長く、凶悪であり、距離が多少離れていようとも強い雄の臭いを醸し出す黒リザルフォスのペニスはゲルド族にとって最早見るだけでも雌孔が疼くものだった。
準備は良いかと聞くかのようなその声に対し、ゲルド族はその口先に自ら口付けをして示す。
もう、助けに来て欲しいだなんて思わない。子供が出来なかろうと、こうして愛して愛されて、そして丁重に扱われているのならば、それのどこに不満があると言うのか。
黒リザルフォスは、口付けに応えるように早速ペニスを雌孔へと挿れて腰を動かし始める。
ばちゅっ!! ばちゅっ!!
「んんっ、ああっ、ああんっ!」
弾ける音と共に一分の翳りもない嬌声が響き渡る。
……きっと今夜は長くなる事だろう。
リザルフォスのちんちん
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一本 整った形
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一本 エグい形
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二本 整った形
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二本 エグい形