それならそれで楽しもうと、初心な童貞を誘惑しては弄ぶ『童貞キラー』として第二の人生を満喫していた。
ところがある日、いつものようにお持ち帰りした童貞が、とんでもない怪物だった。
童貞を弄ぶ側だった美少女が、逆にわからせられてしまうお話。
文章の書き方なんてわからないから、至らぬ点は多くあるけど…そこはほら、「初心者」ってことで、まー優しい目で見てね。
もし二度目の人生が与えられるとしたら、人はどんな人生を望むのだろう。僕ならきっと、迷わず誰もが振り返るようなイケメンになりたいと願うと思う。
身長は高く、顔は整っていて、頭もそれなりに良くて、運動もそつなくこなす。学校では何人もの女の子から告白され、休日になれば彼女とのデートで予定が埋まり、街を歩けば「あの人、カッコよくない?」なんて声が聞こえてくる。
そんな人生を、一度くらい味わってみたい。
顔も平均以下、能力も平均以下。アニメやラノベ、Web小説を漁るのが日常の、生粋の陰の者である僕には当然だけど、彼女がいたことなんてあるわけもない。
もちろん、僕の息子が童貞を卒業することもなかった。
そんな僕を神様は哀れんだのか。
幸か不幸か、僕はトラックに轢かれて死に、転生して別の人生を歩むことができた。
ただ、僕が思っていた転生とは少し違っていた。
僕は、女の子に転生していた。
♡ ♡ ♡
ラブホテルの一室。むせ返るような性臭の中で、僕は男の上で腰を振っていた。ギシッギシッとベットの軋む音とパンッパンッて結合部分からエッチな音が聞こえくる。
「うう……ぅ!」
「ほぉら♡イケっ♡イケッ♡イッちゃえ〜っ♡」
全力で腰を打ち付けて、ドピュドピュ、と胎内で熱いものが弾ける。ペニスから勢いよく迸ってくる精液の濁流が、一滴残らず膣内へと注がれる。膣肉を通して他人の体温が広がってくる感じが、とても気持ちいい。
「あはっ♡キミの初めてはもう僕のもので……もう忘れない経験しちゃったね♡」
涎さえ垂らして、情けないほど恍惚とした顔で、射精の気持ち良さに酔いしれる男の反応を見て、思わず笑みが溢れる。
こういう瞬間が好きだった。自分が一歩上に立っていることを、相手にも分からせてやる。からかって、焦らして、思い通りに反応させる。まるで自分の手のひらで踊っているみたいで、たまらなく気分がいい。
まーイケメンになれなかったけど、美少女に生まれ変わった分、これはこれで悪くない。セックスは気持ちいいし、気分も良いし、まさに一石二鳥、いや支配欲を保てて自己肯定感も上がるから一石三鳥だね。
「あ〜あ気絶しちゃった。童貞ってイジるの最高に楽しいのに、持続力がないのが問題だよね」
男からの返信がなくて、気づけば男はシーンとしてた。はぁ、僕としてはもう少し遊んでいたかったのに。転生しても僕の無駄に大きい性欲は抑制されなかったらしい。こっちはまだまだ楽しめるというのに、相手が先に限界を迎えてしまう。全く、童貞と言うなら有り余った性欲だけが取り柄だろうに。
「せっかく気分が乗ってきたところだったのになぁ」
思わず頬を膨らませる。もっと僕を楽しませてくれる相手がいればいいのに。
そう考えてふと、壁に取り付けられた大きな鏡へ目を向けた。当然そこに映ってるのは僕自身の姿で。黒く長い髪に、少し垂れた目。整った顔立ちに、白い肌。服の上からでも分かる女性らしい身体つきも含めて、どう見ても清楚そうな美少女にしか見えない。
……改めて見ると、本当に別人だ。転生する前の僕が、今の僕を見たらどう思うんだろう。こんな大人しそうな顔をした女の子が、男をからかって遊んでいるなんて。そのギャップがなんだかおかしくて、僕の口元か自然と緩んだ。
「……まあ、次を探せばいいか」
大抵の男なんて、ヤらせてくれる美少女には弱いものだ。何せ僕も元男。そういう男の単純で醜いところは、嫌ってほど知っている。
だからこそ、扱い方だってよく分かる。僕に夢中にさせて、もっともっとって求めさせて、気づいた頃には僕なしじゃ満足できなくしてやる。そうやって相手が僕にのめり込んでいくのを見るのが、たまらなく好きだった。
イケメンに転生する夢こそ叶わなかったけど、これはこれで悪くない。
こうして僕は、清楚な美少女の顔を存分に利用しながら、すっかり二度目の人生を満喫していた。
♡ ♡ ♡
(ふふ……僕もそうだったけど、ほんと男って単純だよね〜)
都会の無駄にオシャレなビル街を、白いリブニットのタートルネックワンピースを着た僕は、隣に立つ男に抱きついて胸を押し付ける。今の僕に取って無駄に大きく育って邪魔な胸だけど、男にとっては最高の果実になるわけで。彼もチョロい男らしくこんなちょっとしたことで、うんうん、ち◯こをおっ立てる愛すべき童貞くんだね。
ただ、いつもと違うのは、童貞にしては少しデカいこと。筋肉質で高身長、顔はフツメン。見た目だけなら、童貞と言われても少し疑ってしまう。まあ、最近の女の子は普通の基準が高いからね。僕としては別に気にならないけど、このオドオドした感じというか、自信のなさを嫌うのかもしれない。僕としてはむしろ、こういう子の方が好きなんだけどね。
(ま、なんでもいいけどね。デートも終わったし早くヤリたいな……)
主導権を握って、僕の手のひらで転がされる童貞くん。僕が彼にとって初めての女になる。その優越感が、僕の支配欲をたっぷり満たしてくれる。しかも童貞くんなら、深入りする前の引き際だって見極めやすい。
本当に、僕にとっては都合のいい存在だよね。扱いやすくて、反応も素直で、ちょっとからかうだけで面白いくらい振り回されてくれる。
……なんて、この後のことを想像していたら、自然と頬が緩んでしまった。あぁ、ダメだ。まだ何も始まってないのに、ちょっと気分が乗りすぎてるかも。
「あ、あの……今夜って……」
(来た……!)
「え、えっと……キミさえ良ければ……よろしくお願いします……っ」
行為が始まった途端に積極的になる僕を見て、彼はどんな反応をするんだろう。彼の体を貪り尽くす僕を見て興奮するのか、冷めるのか。でもね、絶対にデロッデロにしてたっぷりと愛してあげる。
どうせ今回も、前の童貞くん達と同じく気絶するんだろうって思っていた。だって童貞っていうのはそういう人だから、前世の僕を含めて。でも忘れちゃいけなかった。どこにでも怪物はいるんだって、僕は考えなきゃいけなかったんだ。
♡ ♡ ♡
ラブホの一室に入った途端、彼に抱きつく。慣れてないだろう彼の舌を、ちゅぷ♡クチュ♡ジュゥウ♡ってエッチな音をわざと鳴らしながら、絡めて舐め回して吸い上げる。抱きついたまま腰を押し付けるようにすれば、彼のち〇こがイライラし始める。
(あ……もう膨らんでる♡かわい……♡そうだよね……こんな可愛い子に抱きしめられたら硬くしちゃうよね。童貞くんほんとにわっっかりやすい♡♡)
口を離せば、トロ〜と粘液の橋がかかる。彼はもう限界なのか、はあっはあって息を荒らしくて、僕の中にある支配欲と庇護欲が、同時にくすぐられていく。
(あ〜♡ほんとうにかわい〜♡)
「ユズキさん……あの……シャワー浴びなくて大丈夫でした?」
今世の僕の名前を読んで、彼が心配そうな顔をする。それだけで、彼に僕が刻まれていく感じが心地いい。もっと僕を意識させたい。僕がいなければ落ち着かないくらいに。僕の顔色を窺って、僕の言葉を待つくらいに。あぁ……これだからやめられない。
「んっ……このままで平気だよ」
「そうですか?良かった……もう、僕限界で」
ビキビキって彼のものがズボンの中がうごめく。ほんとに我慢できないらしい。それは僕も同じだし、そもそも僕は事が終わった後にシャワーを浴びる派で。染み込んだ男の臭いが、僕の支配欲を満たしてくれるんだから洗い流すなんて勿体ない。
「ふふ……じゃあ、脱がす、ねって——え?」
彼の足元に跪いてズボンを下ろすと、ボロンっと顔に乗っかるほどの大きさのち〇こが、べチンと僕の顔を叩いてビクビクと震えた。
え?でっっっか!?え?え?ていうかひ弱な草食系って言ってるけど、血管ふとすぎだし色グロすぎッ、これで童貞なの?
「ユズキさん、どうかしました……?」
「あ、ううん。なんでも……つ、続けるね」
だ、大丈夫。いくらデカくてもやることは変わらないし、童貞なんだから別にたいしたことないでしょ。僕はゴクリ……と喉を鳴らして恐る恐る彼のものに触れた。
「ん……っ♡んっ♡んふ……っ♡」
肉棒を指でさすって、舌先で亀頭を舐め回してキスをする。僕のその一つ一つに、彼のモノはビクッビクッて反応して、彼の苦しそうな声が聞こえてくる。
「……じゅる…♡じゅぷ……♡んん……っ♡」
「……ッ!……ッぅ……!」
彼の顔が気持ち良さそうに歪む。少し力を強くして手で竿をスリスリすれば、亀頭を口に含んで窄めれば、彼は簡単に反応してくれる。やっぱり童貞ってチョロ可愛い♡このままぜーんぶ僕のことしか考えられなくてしてあげる。
「ハァハァ……ユズキさん……ユズキさん……ッすみません!」
「ん゙んッ!?」
「ノド。使わせてもらいます!」
不意に髪を引かれた。それまで僕の反応を窺うばかりだった彼からは想像もしていなかった強さに、身体がぐらりと傾く。そのまま彼のものを喉奥まで突っ込まれて、頭の中が一瞬真っ白になった。
(なっ、なになに急に!?)
さっきまで僕の一挙一動にいちいち反応して、名前を呼ぶだけでも遠慮がちだったくせに。僕が驚いていることなんて気にも留めず、今度は彼のほうが僕を好き勝手に扱ってくる。
待って。おかしい。僕がからかって、僕が焦らして、僕のペースで気持ちよくしてあげるはずだったのに。
ゴッ♡ゴリュ♡ゴッ♡ゴチュッ♡ズリュッ♡
「んぐッッお゙ごッ……あ゙っ♡ぐっ…♡ん゙ッ♡」
奥まで何度も突かれているせいで、まともに息ができない。苦しくなって、反射的に鼻から空気を吸い込むと、彼の濃い性臭が頭の奥に広がっていく。息をしようとしても、意識するのは彼のことばかり。
(なに、これ……僕、苦しいはずなのに……)
嫌なはずの息苦しさまで、いつの間にか身体を熱くする刺激に変わっている。そのことに気づいた瞬間、ぞくりとした。僕が気持ちよくしてあげる側だったはずなのに。なんで僕のほうが、こんなに余裕なくなってるの……?
「ふ…っ♡あ゙っ…♡」
「ぐ……ッっ、も…出るッ……」
だんだんと思考が霞んで、頭の中から余計なことが一つずつ消えていく。さっきまであれだけ必死に考えていたはずなのに、もう何を考えていたのかすら分からない。
(おかしい……僕、さっきまで……)
喉の奥で存在感がさらに増していくたび、残っていた思考までぐちゃぐちゃに掻き乱される。考えなきゃいけないのに、身体の感覚ばかりが鮮明になっていく。
(だ、だめ……これ以上は……っ)
そう思ったときには、もう遅かった。
「ーーーーーーッッ♡♡♡」
ドプュ♡ゴポン♡びゅーッ♡びゃーッ♡ゴクッゴクン……♡ビクビクビクッ♡キュン♡キュキュン♡
彼のち〇こから濁流のごとく精液が雪崩れ込んで、僕の身体はくったりと力が抜けていく。嘘……僕がイッて…る…?頭が真っ白で、思考がまとまらない。はーッはーッと息もまとまらない。まだ本番にすら至ってないのに。こんな童貞くんのモノを咥えただけで?嘘……まさか、そんなこと……。
ギシッ、とベッドが軋んだ。
ぼんやりしていた意識が戻ってきたときには、いつの間にか生まれたままの姿で、ベッドの上に寝かされていた。いつ移動したのかも、いつ服を脱がされたのかも分からない。さっきまでの余韻が抜けきらなくて、身体にもまだ上手く力が入らなかった。
(……あれ? 僕、いつの間に……)
「ユズキさん、僕もう……我慢、できそうになくて」
「う……っ」
彼はそう言って、僕の足を開いた。
視線を落として、思わず息を呑む。さっきあれだけしたばかりなのに、彼のモノはまるで衰えていない。それどころか、膣口に触れそうな距離まで近づけられただけで、熱が伝わってくるようだった。
(……嘘でしょ。もう?)
今までの童貞くんなら、とっくに力尽きている頃なのに。
思えば最初からおかしかった。妙に鍛えられた身体もそう。さっきまでの勢いもそう。そして何より、僕の想像していた「童貞くん」の枠に、こいつだけが全然収まってくれない。
(ただの童貞じゃないとは思ってたけど……まさか、ここまでなんて)
「いきますね、ユズキさん」
「あ……っ……」
(初めからナマ…♡……く、くる…♡おっきぃのが僕の中に……)
ドチュンッ♡ビクンッ♡ビクビクッ♡
「……っ」
「ハァハァッ…ユズキさんのナカあったかい…」
「んっ……き、きもちいい……っ」
(で、デカいけど所詮は童貞だね……っ。演技、演技っと)
彼は童貞だ。経験なんてないし、テクニックだってあるはずがない。さっきはちょっと不意を突かれただけ。落ち着いてしまえば、主導権なんてすぐに取り返せる。そう思っていた。いや、そうなるはずだったのに。
ギチギチ…ドチュッ♡ゴリュッ♡♡♡!!
(あ、待って…そこは、ヤば♡)
「あ゙ッ……♡ あ゛っあ゛ぉっ!♡イッ…イクッ♡ひぐぅッ♡♡」
彼が腰を引き、また深く押しつけてくる。その動きが繰り返されるたび、太いそれが膣壁を擦りながら肉壁を押し分け、今までの相手では届かなかった奥まで入り込んで。
「はっ♡はっ♡あ゙♡♡ふぁ…♡」
ばちゅばちゅばちゅばちゅばちゅっ!♡
(なっ……なにこれ……♡)
きついくらいに押し広げられて、奥まで容赦なく刺激される。今までとは明らかに違う感覚に、頭では否定したいのに、身体ばかりが素直に反応してしまう。
(童貞のくせに……なんで、こんなに気持ちいいの……っ)
「あ…ぁ、……ッ、ユズキさん」
「あんッ♡ん゙あ゙ッ♡♡」
(な、流されないからッ。さっきから気持ちいいところに当たってるのだって、たまたま。偶然に決まってる。男を知り尽くしてる僕が、童貞キラーの僕が、こんな都合のいい獲物なんかに負けるわけが……)
ドチュッ!ズプンッ!
キュウゥ♡プシャ♡プシャァ♡♡
「!!♡♡ほお゙おッ…♡」
「……?どうしました?」ズンッ
「お゙ッ♡き、気にしないでいいか、ら♡」
(やばいやばいヤバい。さっきから身体がおかしい。このまま続けられたら、僕……っ)
昼間、一緒に映画を観ていたときは、目が合うだけで恥ずかしそうに逸らしていた。カフェでも僕が少し距離を詰めれば、それだけで分かりやすくオドオドしていた。
扱いやすくて、反応も素直で、ちょっとからかえばすぐ僕の思い通りになる。そんな可愛らしい童貞くんだったはずなのに。
(それが、どうして……こんなことになってるの……っ)
鍛え上げられた身体から繰り出される、力強い動き。さっきまでの頼りなさなんて欠片もなく、繰り返されるたびに僕の余裕が削られていく。
ズンッ!ボチュ!ズプンッ!ボチャッ!
「ひん♡あ゙ッ♡ッ♡んグっ♡こわれりゅっ♡おま〇こらめになっちゃうぅ♡♡」
狙っているのか偶然なのか、刺激は浅いところから奥へと的確に移っていく。そのたびに身体が勝手に跳ねて、さっきまで必死に保っていた余裕がどんどん剥がされていく。
ドチュ!ゴッ!ズロロロロロ!ドチュ!
「お゙ッ♡♡や…ッ♡らめえっ♡♡」
快感の余韻に浸る暇さえない。一つが過ぎ去るより先に次の刺激が重なって、息を整える間すら与えてくれない。考えようとしても、獰猛なリズムに思考まで掻き乱されていく。
パンッ!パン!パンッ!パン!
「ん゙ぃっ♡ん゙あッ♡ はぐぅ♡ん゙いいいっ♡」
嘘でしょ。これで本当に初めてなの?
経験なんてないはずなのに、力強さも、動きも、リズムも、何もかもが僕の知っている男たちを遥かに超えている。
(だ、ダメ…っ♡子宮が勝手に反応して……ッ♡)
「ユズキさん……ッ!熱くてトロトロですごい締め付け……僕、もうイキそ…っ」
今まで相手にしてきた男たちが、前世の僕が如何に雑魚だったのか思い知らされている。僕がやってたのはあくまでも僕の支配欲を満たすための遊びで……セックスですらなかったんだ。全部おままごとにすぎなかったんだ。
(す、すごい……これが本物の大人のセックス……♡ こんなの……僕じゃ、勝てない……♡
ギシッギシッ♡ぱんッぱんッ♡ビクビクッ♡ビクッン♡ プシャプシュ♡
「イクッ♡イっちゃう♡イッ……♡♡♡——ッ♡♡ん゙あ゙ああ゙ああ゙ああ゙ああ゙あッ♡♡あ゙あ♡あ゙あ」
ドピュルルルルルッ♡ゴクッゴクッスポッ♡プシャアアアアッ♡ガクガクビクビク♡
(気持ちいい……♡ 頭の中が快楽でいっぱいになって、もう何も考えられない。彼に……いや、目の前の雄に、僕の全部が塗り替えられていく。本当なら、支配するのは僕だったはずなのに……ッ♡)
「はー…はー…」
「ぁ……♡ふ……♡」
(もっと……もっと蹂躙してほしい♡ 僕がどっちの立場なのか、嫌ってほどわからせてほしい。もう何も考えられなくなるくらい、めちゃくちゃに犯してほしい……♡)
「ユズキさん可愛い…可愛いです…ッ」
ごろんっ……。
「ひぁ…っ」
力の入らない身体を転がされ、そのまま四つん這いにされる。まだ息すら整っていない。頭もぼんやりしているのに、彼はもう次へ進もうとしている。彼の硬いモノが僕のアソコに添えられて。
(ま、待って……まだ、僕……♡)
堕ちる。堕ちる。堕とされる。
あれだけ僕が扱いやすいと笑っていた童貞くんに。獲物だと思っていたはずの男に。僕のほうが、どんどん堕とされていく……ッ♡
「まっ…♡まっ……へ♡イッたばっかれ敏感になっへるからぁ…ッ」
「ユズキさん、好きです!」
ドチュンッ!
「ひゔゔぅ♡あ゙あぁア゙ああああああ♡♡♡」
パン!パン!パン!ドチュッ!
「あ゙っ♡♡ぐ♡♡」
休む間もなく彼のピストンが続く。もう一つ一つの刺激を追う余裕なんてない。身体が勝手に跳ねて、声も呼吸もぐちゃぐちゃになっていく。
ドチュッ!ビクビクッ♡プシャ♡プシャ♡ビクンッ♡「ひぐッ♡あ゙ッ♡」
もう我慢なんてできなかった。身体がびくびくと勝手に跳ねて、堪えていたものが決壊して潮を吹いて止めようとしても力が入らない。
フーッ♡フーッ♡ビクッ♡ビクッ♡♡
乱れた呼吸を繰り返しながら、それでも身体は快楽に震え続けて。
「ハァッハァッ…奥に…一番奥に出す…ッ」
「ぅ……あ゙……ッ……ッ!!」
その言葉を理解した瞬間、頭の奥がぞくりと痺れた。何か言わなきゃと思うのに、もうまともな言葉すら出てこない。
グリリッ……ドチュンッ!!ドピュルルルルルッ♡
「────ッ♡♡♡」
悔しい。悔しくてたまらないはずなのに。
僕はたった一晩で、彼にすっかりわからされてしまっていた。喰い散らかすだけの獲物だったはずの童貞くんに。僕が好き勝手に弄んで、最後には捨てるつもりだった相手に。
それなのに今は、身体だけじゃない。あれだけ満たすのが好きだった支配欲まで、彼にめちゃくちゃにされている。
(はーッ♡はーッ♡こんなおち◯ぽ、反則だよぉ……♡耐えられるわけないじゃん……ッ♡)
♡ ♡ ♡
それから僕たちは、幾度となく身体を重ね、飽きることなく快楽を貪り合った。限界を知らない彼の、絶倫ち〇こにメスとしての悦びを教え込まれ、潮を吹き散らしながら絶頂を繰り返す日々。年頃の女の子が決して出してはいけない、品性のかけらもないの嬌声を上げ、食欲な蜜壷でおち〇ぽ様にご奉仕する。
そして——いつしか、僕たちの恋人同士のセックスは、ただ快楽を貪り合うだけのものではなくなっていた。いつの間にか、その目的さえも変わっていたのだ。
ある時は、いつものように彼の体力に振り回され、強がる余裕すらなくなった僕が、すっかり甘えた声で彼を求める。
「んぁあぁ♡♡もっと♡もっとぉ♡♡おち〇ぽぎもぢいいよぉおッ♡♡」
「はぁッ…はぁッ…!締まる.…!凄いよ、ユズキさん…っう…また出そう……!」
「しゅきっ♡ しゅきいいいっ♡♡ 子作りせっくしゅ
だいしゅきいいッ♡ おま〇こもっとして♡してえっ♡」
かつて童貞くんを弄んで楽しんでいた僕はどこへやら。今では彼との子供を望む言葉まで、恥ずかしげもなく口から飛び出すようになっていた。
またある時は、二人だけでハメ撮りをしたこともあった。
「は…っは……っユズキさんほらこっちカメラに向かってピースして・・?」
「ら、らめ…♡孕みながらイッちゃう…ッ♡イクッ♡イクッ♡イッ……♡——————ッッ♡♡」
……いや、種付けハメ撮りって。冷静に考えたら変態すぎるでしょ、僕たち。そう思う僕自身、カメラを向けられれば律儀にダブルピースしているのだから、もはや人のことは言えない。
そして、そんな日々を重ねた末に。
「ユズキさん……結婚しよう」
「……っ♡すゆ…♡結婚すゆ♡キミらけの専用おま〇こになりゅかりゃ♡もっと、気持ちイイこと…いっぱいしてぇ……っ♡♡」
僕は、彼からプロポーズされた。
……いや、嬉しいよ? 嬉しいんだけどさ。
まさか人生で一度きりのプロポーズを、アヘ顔晒してる真っ最中にされるとは思わないじゃん。
もうちょっとこう、夜景の綺麗なレストランとか、指輪を差し出しながらとかさ。色々あるでしょ。
ほんと、風情も何もない
……でも、まあ。
誰もが振り返るようなイケメンになりたい。
そう願っていた前世の僕が、美少女に生まれ変わって。男を弄んで楽しむようになって。そのうちの一人だったはずの彼に惚れて、子供までできて、とうとう結婚することになった。
我ながら、とんでもない二度目の人生だと思う。
最初に思い描いていた人生とは、何もかも違ってしまったけれど。
「……まあ、これはこれで悪くないか」
そう呟いてお腹を撫でると、隣にいた彼が不思議そうに僕を見た。
僕はなんでもないと笑って、これから夫になる彼の腕に抱きついた。
最後まで読んでくれてありがとう!
初めての短編、いかがだったでしょうか。
好評だったら作者が調子に乗ります。
そして近いうちに、また別の短編が生えてくるかもしれません。
その時はまたよろしくね。