サオリちゃん、まだ先生の奴隷になれてなかったの? 作:a-su
原作:ブルーアーカイブ
タグ:R-18 ガールズラブ ハーレム 錠前サオリ 秤アツコ 戒野ミサキ 槌永ヒヨリ 水着ハーレム リゾートホテル
水着サオリとヒヨリを引けた記念の読み切り短編です。
【告知】
本作に追記をした同人誌『鍵穴は水着の下に』の電子版をDLSiteに置いています。リンクは置けないので、タイトル名で検索お願いいたしますm(_ _)m
本作を加筆修正したブルーマーケット17新刊「錠前サオリ 鍵穴は水着の下に」……が実本完売しましたので、DLsiteで配信を始めました。
PDFで100ページあります! 25ページのサンプルもありますので、ぜひ下記にアクセスしてください。
URL:【https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ01464498.html】
学園都市キヴォトス。アウトロービーチを見下ろす、高級ホテルのスイートルーム。
そこで、
(夢だ。これは、悪い夢だ。目が覚めれば、きっと私はまだ夏祭りの最中で──……)
長いソファの中央辺りに三人の少女が膝を立て、背もたれに身を乗り出している。思い思いの水着を身につけた──しかし、そのボトムを膝まで下ろした彼女たちは、丸出しのお尻をクイッと突き出している。
真ん中にいる一人を、線の細い優男がペニスで犯した。
「あー……ミサキのおまんこ、私にすごく甘えて……気持ちいいよ、ありがとう」
「せ、先生……私も、すご、イイよぉ……♡」
ペニスが、根元まで埋めこまれていた。セパレートの黒い水着を着た少女──
「先生、ミサキがイったらアツコにも下さい♡」
「えへへ、ヒヨリも、我慢できないですうっ♡」
「先生っ♡ 早く突いてぇ♡ ミサキを、先生のメス犬を、めちゃくちゃに──……あ、きたぁっ♡」
先生の腰とミサキの臀部が、乾いた音を立てた。小刻みで軽い音が三回、ゆっくりした重い音が一回、その組み合わせが何度も何度もリズムを刻む。ミサキの声が高まるほど、どっしりとしたソファの
「アツコっ、ヒヨリっ、今日の先生、なんかスゴい、なんか凄く、今までで一番すっごいかもぉっ♡ あ、あ、あ♡ これ、もうイっちゃうっ、先生っ、セックス強すぎっ、カッコいいよ、先生っ♡」
感情を表に出さないタイプだったミサキが、あけすけな言葉で男のたくましさを褒めそやす。ガクガクと震える身体を反らして、沈めて、また反らして……。嬌声と動作、男への賞賛をもって、感動の大きさを伝えようとしている。
誰に?
それは両脇にいる
「ミサキ……こんな、こんな、ウソだ……」
黒のチューブトップにホットパンツという格好のサオリは、床にぺたんと尻餅をついていた。先生がミサキを犯すさまを、真横から見せられている。ときどき力なくうめくばかりで、それ以上は何もできずにいた。
「あひッ、ああぁありがとうございますッ、イッ、イかせていただきます、ありがとうございますッ、メスいぬミサキッ、イかせていただきます、ありがとうございますッ、イ、イかせ、て……ッ!」
ミサキは宙を振り仰ぎ、全身をガクガク震え上がらせた。
「ッッ──……、あッ──……、ああッ──……♡ ぅぅッ──……♡」
やがて見開いた目がゆるみ、伸びた舌が垂れ、喘ぎ声がかすれた。
イッたのだ。まだ十六歳のミサキが、シャーレの先生に後ろから犯されて。
「あは、イッてるミサキの顔かわいい」
「はい、すごくエッチで可愛いです」
アツコとヒヨリは、口々にミサキの絶頂を褒め称える。端から見れば、悪い大人によって高級ホテルに連れ込まれ、必死で媚びる幼い売春婦だ。
サオリが最も恐れた、幼なじみたちが性的搾取される光景──しかし……。
「ミサキ、ちゃんとイケたかい?」
先生からお尻をぺしぺし叩かれて、ミサキはゆるんだ顔を見せた。目にも口にも力が入っていない。心を許し、任せ、全てを委ねきったような脱力。なんの屈託も、恐れも、拒絶もない。
「う、ん……イッた……その……ありがと……」
「どういたしまして。次は誰かな?」
ずるり。
「やあんっ……すごい♡」
「たくましいですぅ~……♡」
アツコとヒヨリの黄色い声につられ、サオリも瞳にソレを映した。
ちょうどミサキの中から抜かれ、宙へ頭を跳ね上げた先生のペニス。赤黒く、たくましく、まとったミサキの体液でシャンデリアの光を反射している。
途端、サオリの身体がゾクゾクとざわめいた。かつて彼に
「先生、お前……私だけでなく、みんなを……」
どうして自分は、こんな異常事態に陥ったのだろうか。
──アリウス分校の残党から追われる身となり、アツコたちと別れて裏社会で生きるようになって──ある日ヘルメット団の依頼で夏祭りに参加し、設営やら護衛やらDJやら、アリウスでは知るよしも無かった体験を重ねて──。
──そしてアウトロービーチで、アツコ・ヒヨリ・ミサキと再会した。思い思いの水着を着た三人は明るく朗らかで、アリウス時代とは別人のようだった。そして今思えば、どこか熱っぽい目で先生を見るようになっていて──。
──そう、そして夏祭りが終わった後、アツコに誘われたのだ。先生と泊まっている宿に来ないか、と。金も無いからありがたかったし、もっとみんなと話がしたかったから、この高級ホテルで夕食を共にした。
(先生の部屋がスイートルームだった時点で、おかしいと思うべきだった)
先生は、そんな金の使い方をする男ではなかったのに。アツコたちは、平然とルームサービスを頼むような女の子ではなかったのに。かつての彼らとは違うと、もっと警戒すべきだったのに。
──でも、もう遅いのかもしれない。
(ああ、先生──ひどいぞ、お前、お前は私だけ、私だけを置き去りにして──)
サオリの中にある女は、処女を捧げたペニスを前にして震えている。逃げ出すことなど思いもよらないほどに──。
「やあんっ……ミサキさんのエッチな涎でベタベタです……へろぉ……♡」
「ヒヨリ……お前もなのか……」
白とオレンジの花柄ビキニを身につけたヒヨリが、汁の垂れるタマ袋を舐めてすくう。舌の腹をこすりつけるようにしながら、ねっちりと先端まで舐め上げた。
そして自然な動作で、亀頭へ唇をかぶせる。
「んふぅん……んぐっ──……♡」
「あー、ヒヨリってばまたそんなトロ顔して」
「ぇへぇ……らって私、オナホれすからぁ……♡」
アツコが羨ましそうな声を上げるが、ヒヨリはどこ吹く風だ。昇った頭をゆっくり落とし、夢見るようにまぶたを落としながら、仲間を蹂躙したペニスを深く咥え込んでいく。
「んっ、んーっ、んぅう……」
ペニスを口内に出入りさせ、キュッと絞った唇でしごく。くぽ♡ くぽ♡ と焦れったくなるようなペースで、竿の根元からカリ首までを何度も往復した。
そのリズムに合わせて、四人の中で一番大きい乳房がたぷたぷと揺れる。
「んふ──……ちゅぱっ」
ヒヨリが口を離すと、唇との間に糸が引く。
唾液を塗り重ねられたペニスはますます雄々しく、サオリの眼を釘付けにした。
背筋をヒクンヒクンさせていたミサキが、冷房の中で湯気の立ちそうな熱いため息を漏らす。先生を見返り、ねだるような眼差しで見上げる。
今日のミサキは、かつて首を吊った時の痕を、金具の付いた黒い首輪で隠していた。
「ねぇ、飼い主さまぁぁっ……牝犬ミサキの発情オマンコ、もう一度お使い下さいっ、お願いぃ、ねぇンいいでしょ……っ」
ミサキは再び、くい、と腰を突き上げた。左右に振りたくり、一番恥ずかしいところを先生にアピールする。その色や、陰りや、盛り上がり具合が分かるように、シャンデリアの下で、惜しげもなく。
「いいとも。可愛いミサキのためだもの」
「あっ、きたっ──……んあああっ」
ミサキは歓喜の声を上げた。黒い水着のボトムは右の足首まで落ち、ヒップは丸出し。小振りながらも形のいい尻肉を先生の腰が歪めると、ミサキは肩まである黒髪をバサバサと揺らしながら、喜びの悲鳴をあげる。
「飼い主様ッ、飼い主さまっ♡ あぁ、すごく興奮してるぅ、サオリが見てるせいなのっ? ガチガチすぎて、ミサキのまんこが、んああぁッ」
「えへへ、ホントですね……ミサキさんのオマンコ、めいっぱい広がってます……♡ 充血して、ぷっくりお豆さんだって……あはっ、指でちょっと触っただけでビクってなる♡」
「んっ、ぁっ♡ や、やめッ──ひぁあッ♡ ヒヨリっ、そこはダメっ……! さ、触るな……触らないでぇ……!」
先生の股下に潜りこんだヒヨリも、陶酔と興奮の中にいるようだった。柔らかい肉の付いた脚を大きくM字に開き、片方の手でむき出しの陰部を慰めている。ミサキを蹂躙するピストンに惚れ惚れとしながら、揺れるタマ袋を指でなで回した。
「ヒヨリもッ、ヒヨリも使ってくださぁい……♡ オナホのヒヨリに、性処理のお仕事させてくださいっ♡ たまたまの中身を全部、コキ捨ててくださぁいっ♡」
ヒヨリの言葉にも吐息にも、熱がこもりきっていた。オナニーしながら男女の結合部を見上げ、赤い舌を伸ばしてぺろぺろと舐め、滴る淫汁を味わう。卑屈で小心者だったヒヨリが、他人のセックスへ割り込んで大胆不敵にペニスをねだる。
「んくぅッ♡ あっ、おひッ♡ んぉぉっ♡ せんせぇ、せんせぇぇぇッ♡」
「おかしいな。ミサキは犬じゃなかったかな?」
「イヌ、はあんッ! ミサキッ、先生のッ、かいぬしさまのッ、牝犬ですぅッ♡ あッ! わふッ♡ わうーッ♡ わおぉぉん♡」
ミサキは舌を出し、よだれをこぼしながら、犬の鳴き真似をして腰を揺すった。しがみついたソファをギシギシと揺すりながら腰を上下させる。服従の喜びと幸福感を顔いっぱいに表して、黒い首輪を揺らす。
「はは、ミサキは可愛いね。ほら、もっと鳴いてごらん」
「わふぅぅぅっ♡ わんッ、あんッ♡ あぉんっ♡ わうぅぅ~っ♡」
先生が腰をスイングし、ミサキの尻肉に打ちつける。丸出しになっている肉の丘を歪め、波をたてる。かつて自殺を試みたこともある少女を、喜びの波で溺れさせていく。
「わふッ♡ わぅんッ♡ はうぅぅ~っ♡」
ミサキの口は開きっぱなしだ。下品に舌を突き出し、よだれを垂れ流している。
その唾液を、首を伸ばしたアツコがちゅるりと吸い取った。
「っ……姫、アツコも、なのか……」
「そうだよサオリちゃん、私も……先生にパコッていただくのが生きがいの、セックス奴隷なんだぁ……♡」
ヒヨリと違って獣の体勢で待っていたアツコだが、落ち着きのない様子で腰をくねらせている。
間近でミサキの痴態を見せられてガマンできない、早く先生が欲しくてたまらない──そう考えているのが、なぜかサオリにも伝わってきた。
「あッ♡ あっイクっ? 先生イきそぉ? 私の中で射精するの? 出してっ♡ 駄犬の子宮を使ってッ♡ 早くっ、早くザーメンコキ捨ててくださいぃっ♡ 飼い主様のザーメンコキ捨ててくださいィッ♡」
いよいよ先生が果てようとしているらしい。それを察したか、犬のマネを止めたミサキが射精を乞うて尻をくねらせている。整った顔立ちを汗と涙とよだれでぐちゃぐちゃにしながら、艶めかしく悶絶している。
「最後までッ、全部ッ、この駄犬にっ、んんんッ! 先生のッ、ちんちん咥え、ないと生きてけない、ミサキの犬まんこにっ、くださいッ♡ 先生のカッコいいザーメン、ザーメンコキ捨てでッ、ミサキをイかせてくださ──」
「よせっ、出すなっ!」
サオリは狂宴が始まってから初めて、大きな声を出すことができた。
膣内射精されたらミサキが妊娠する。アンドロイドや獣人の市民と違い、自分たち生徒とよく似た外見の先生に──それでは、彼女も子どもも不幸になってしまう!
しかし。
「ふっ、ふうぅっ!」
「イグッ♡ イッぐッ♡ イっぐぅぅ──ッッ♡♡」
先生はペニスを半ば抜いてミサキの浅いところをかき回し、たちまち彼女を絶頂させた。そしてすぐさま抜き去って、横の少女にハメ直す。
白いセパレート水着の清楚な少女、サオリたちの「姫」だったアツコに。
「んっ、ぁはぁ……ッ♡ きたぁっ♡ おちんぽ様キタッ♡ 奴隷まんこにキてくれたぁッ♡ 私もイク、ッ、セックス奴隷のッ、お仕事できて、嬉しいからイ、ッ、ぅぅッ、ぅぁッ! んッ! ッ! ッッ、ッッッ──……♡♡♡」
(姫が……あんな声を出して……!)
サオリは愕然とした。清楚だったアツコが藤色の髪を振り乱し、白い喉をさらしてよがり狂っている。いくら最上階のスイートルームとはいえ、窓から下界にまで届いてしまうだろうと思わせるほどの声を張り上げて。
「はー……はぁー……」
そして何故だか、サオリの息が荒くなる、頭がぼーっとしてくる。先生が腰でアツコの尻を弾ませる度、痛みにも似た疼きが子宮をくすぐり、思わず腰を震わせてしまう。ホットパンツの下から太腿へ、ベトついた液体を垂らしてしまっている。
(な、なんだこれは……?)
そして先生が射精した。アツコが歓喜の声を上げ、ミサキが絶頂に痙攣し、ヒヨリが指を咥えて見上げ、サオリが戸惑いと興奮に息を荒げる、異様な雰囲気がスイートルームに漂う中──先生は、発作を起こしたかのように腰を震わせる。
「熱いのッ、ぁぅッ、ッッッ、なッ、中でッ、ビュクビュクッ、先生、ご主人さまッ、ぁぁッ、ありがとうございますっ、しきゅーにいっぱいッ、お射精ありがとうございます、ありがとう、ございますぅぅッ……♡♡♡」
十五歳の子宮に精液をコキ捨てられたアツコ。体液をぶちまけるゴミ箱として使われたのに、至福の笑みを浮かべている。
彼女は自分を「セックス奴隷」と表現していたが、サオリの目には「幸福な女性」として映った。
「ああ、姫……そうか……お前たちは〈幸せ〉になっていたんだな……」
どうしてそう思ったのか。先生の絶頂を悟った瞬間、サオリの胸がゾクゾクとざわめいたからだ。チューブトップの下で、乳首が痛いくらいに勃起したからだ。ホットパンツの下で、ヴァギナが、クリトリスが、そして子宮が熱くなったからだ。
サオリは自分が信じられなかった。アツコたちの性が大人に搾取されるという、最も恐れていた事態……客観的にはそうとしか言えない光景を見て、嫌悪や憎悪を抱かず……多幸感と羨望だけが生じて、自分は達してしまったのだから。
先生がアツコから男根を引き抜く。現れたソレはピンと反り返り「まだまだ物足りない」と主張するかのようだ。
不気味に脈を打つオスの象徴に、身を起こしたミサキが唇を寄せていく。
「先生……んちゅ、ん、ちゅっちゅ……♡ ヤリ捨て、ありがとうございました……私たちみんなの、飼い主さま……♡」
十六歳の女性器をエグり回されたあげく、放り捨てられたミサキ。射精に至るまでの手段として使われた彼女は、しかしそれを感謝し、あまつさえ「みんなの飼い主さま」とまで呼んだ。
これが今の先生と、アリウスの仲間たち。
「ふーっ、ふーっ……♡ サオリちゃん……分かったでしょぉ……はー……♡ どぉして、こうなったのか……」
アツコが頰を赤らめたまま、息を切らして振り返る。白い水着のボトムを膝までズリ下ろして、先生のペニスをくわえ込んでいた穴から泡だった汁を垂れ流しながら。
サオリは、小さくうなずいた。
「うん……うン……分かったさ、今……♡」
どうしてこうなったかは分からない。けれど、どうして彼女らがこうならざるを得なかったのか、サオリの身体が答えを教えてくれていた。
「先生……はー♡ はーっ♡ 先生ぇ……♡」
みんなの
「はぁぁッ、ッッ──……♡」
サオリは、指一本触られていない。自分で慰めてもいない。ただ先生と仲間たちのハーレム・セックスを見せられて、先生の絶頂を目で見て、耳で聞いて、鼻で嗅いで、もうそれだけでエクスタシーにハマりこんでしまったのだ。
「私たちは先生の
それが真実だ。
「ふふ、ふふふ。これからは、みんなでご主人様にお仕えできるね。うれしいッ……♡ アリウススクワッドは、先生のセックス奴隷……ッッ──♡」
「えへへッ、えへぇ──……♡ よかったぁ♡ これで私たちみんな、ご主人様のオナホとして使っていただけるねッ、えへへ……ッッ──♡」
「犬として首輪を着けて、飼い主様に飼っていただける……♡ みんなが鎖で先生とつながれるなんて夢みたい……でもっ、本当なんだッ……♡」
恍惚とした笑みを浮かべたまま、三人が口々に言う。たった一人の男に水着で飾った身体を捧げ、自らをセックス奴隷、オナホ、犬とまで呼びながら、それでもなお幸せそうに。
「姫……アツコ、ヒヨリ、ミサキィ──……恨むぞ、こんな素晴らしい体験から、私をのけ者にして……」
サオリは、自分の胸をかきむしりたくなった。
──どうしてもっと早く気づかなかったのか! 自分たちキヴォトスの生徒には、シャーレの先生しかいないことに。彼こそ、
自分たち
──そうした全ては、先生というオスにアピールするためのもの。
「サオリも気づいたんだね」
先生が、そっと頭を撫でてくれた。ポニーテールの生え際に指を差し入れ、毛筋を逆撫でするように優しく。
そうすると、またヘイローから「何か」が注ぎ込まれる。じんわりと広がる温かさが、心の奥底にあった扉を優しくノックした。
「先生、すまない……私が愚かだった」
「いいんだよ。私だって最初は信じなかった。自分が君たちにとって唯一のオスだなんて──許されないことだと思った。何度も検査して、色々なことを経験して、それでようやく受け入れられたんだ。だからサオリは悪くない」
名を呼ばれ、そっと抱きしめられる。
「私は大人として責任を取る。この命を君たちに捧げるよ。最高の幸福を掴めるように、一生をかけて尽くしてみせる」
サオリは、こらえきれなかった。先生の背中に腕を巻き付け、爪を立てて泣き叫んだ。
「先生……っ! 私をお前の女にしてくれぇ……っ! ただ抱くだけじゃなくて、今度こそ──私の全てを、貰ってくれぇっ……!!」
「いいとも」
瞬間、世界が変わった。
「先生っ♡ 先生ぇッ♡ 好きっ♡ 好きッッ♡」
「うん、私もサオリが好きだよ」
「おめでとうサオリちゃん」
「おめでと」
「えへへ、おめでとうございます~」
うなずいてくれた先生と、口々に祝福してくれるスクワッドの仲間たち。
経験のない幸福感で思考が飛んだ。
◆◆◆
スイートルームに備え付けられたプライベートプール。そこは今、控えめなライティングでエロチックなステージとなっていた。
プールサイドで屹立するオスの象徴に、三人の女子生徒がむしゃぶりついている。
「んぅんっ……ひゅごいぉぉ……はんぅ……ッ♡」
「はぁぅむ……へはぁぁ……んへぁッ……♡」
「ンクッ、おいひぃぃ……トロけちゃうぅぅ♡」
三つの声は、どれが誰のものか分からない。アツコとミサキ、ヒヨリはそれほど熱中していた。
一人用のデッキチェアに寝そべる先生の股間にむらがり、お掃除フェラを終えてもなお、舌で媚びている。唇で愛情を示し、指先でいたわり続ける。
先端を舌でしつこく責め立てるアツコ、取り憑かれたように幹へキスを繰り返すヒヨリ。肉棒を左右から挟み、口や舌が届かないところは指でさすり、時に上下を入れ替えながら、ねちっこく唾液を塗りつける。
ミサキは根元のさらに下、タマ袋に舌をのばした。重そうな袋を舌の先で恭しく持ち上げ、その重さに感動を示す。それから優しく舐めたり、唇で吸い付いたりして、袋のシワを一本ずつ愛おしんでゆく。
一人、輪に入れていないサオリがうめいた。プールの中からだ。
「す、すごいな……これが、ハーレムなのか。誰か一人が独占せず、みんなで一緒に、先生の……チ、チンチンに媚びて……どう見ても惚れ惚れした顔で……身体もくねくねさせて……オ、オ、オマンコに水着をべったり貼り付かせて……」
ホットパンツは脱いで、黒い水着姿になっている。火照りすぎた肌を冷ましたくてプールに飛び込んだのだが──乳首が黒いチューブトップにくっきり浮き出ているし、恥ずかしいところは水の中でも分かるほどの熱を保っている。
「んふあぁ……ヒヨリのオナホまんこ、使って欲しくて
しかし、ヒヨリの飢えは自分以上のようだ。腰をひねったりヒクヒクさせたりするたびに、その柔らかなお尻が誘うように揺れる。オレンジのビキニボトムはすっかり食い込んで、肉厚な秘唇の形を浮き上がらせていた。
「あんぅ、ねえん……ハメてくらさぁぁぃ……♡ ヒヨリはたかがオナホですけど、先生のために生まれてきた肉厚オナホれすからぁ……♡ お胸もたっぷりで、乳オナホとしても使えますからぁ……♡ 性処理のお仕事、させてくださぁぃ……♡」
サオリはちょっとイラついた。ヒヨリは、その胸を先生の太ももにドカッと乗せてペニスを舐めずっている。食事にほとんど違いはなかったのに、たっぷりムッチリに育ったお乳を堂々とアピールしやがっている。
そのヒヨリがいきなり絶頂した。
「やんっ、あッ、んんッ、だめぇッ、乳首ダメぇぇッ♡♡♡ そんなクリクリこりこりされたら、イッちゃ、イッ、ッ、ッッ、ひィ──~~ッ♡♡♡」
花柄ビキニの内側に片手を差し込まれ、乳房の先端を摘まれ、いじられたのだ。ガクンと喉をのけ反らせ、豊満な乳肉をぶるぶる震わせる。
「あへぁ……はへぇ……あ、あひッ♡ んへぁ♡」
水着がずれて、ヒヨリの豊乳がこぼれ出た。たっぷりとした肉が、たぷんっ、とたわみながらまろび出る。ピンク色のグラデーションがかかった乳輪はぷっくり膨れて、乳首は尖り具合をアピールするようにビンビンだ。
「お胸だけでイカせてくれるなんてぇ……幸せぇぇん……♡ 先生ぇ、ヒヨリの持ち主様ぁ……♡ オナホなんかのおっぱいを可愛がってくれて、ありがとうございまひゅぅぅ…………っ♡♡♡」
数秒して、鋭く走った絶頂感が落ち着いたのだろう。ヒヨリはまたペニスへの愛撫を始めた。先ほどよりも甘えるように、先よりも執拗に、先ほどよりもいやらしく。顔全体をなすりつけるようにして、オスの象徴に媚びる。
「ふーっ、ヒヨリっ、アツコっ、ミサキっ」
先生も興奮しているようだ。ヒヨリだけでなくアツコの乳首も手で攻めながら、二人の熱い吐息をペニスに吹きかけられている。両脚の間に陣取ったミサキからはタマ袋をねちねち愛しげに揉まれ、根元の陰毛をねぶられている。
サオリは、その一部始終から目が離せなかった。自分の大切な仲間が先生に愛され、喜びに頰を染めて瞳を潤ませている光景。
「ふー……はぁー……」
愛欲に油が注がれ、燃え盛る。プライベートプールに吹く夏の風が、炎をますます大きくする。その炎はサオリを縛る理性の糸を焼き切り、未知への恐れを蒸発させてゆく。
「はー、はーッ、サオリちゃんも、一緒に……ご主人様のオチンチンにご奉仕しよっ……」
アツコが手招きする。ミサキとヒヨリも、先生を責めるのはそのままに、期待を込めた視線を送ってくる。
サオリは従った。プールから上がると、アツコとヒヨリが口々に褒め言葉を飛ばしてくる。
「サオリちゃん、スタイル良すぎ……すらっとして、どんな服でも着こなせそう……♡」
「手足が引き締まってて、長くて……腰もほそ~い……うらやまし過ぎますぅ……♡」
ミサキもだ。先生の股間から顔を上げ、忌々しそうに舌打ちする。
「そのくせ、胸はデカい。なんなのそれ。前に飛び出してるし、形は丸いし、それでいて柔っこく揺れるし。なんなの。肉体なんて無意味とかイキってた私への当てつけ?」
「やめろ、よしてくれ……!」
サオリは身をよじった。評価されてイヤなわけではないが、ものには限度というものがある。
何より、裸の先生が舐めるように見てくるのだ。全身を、手足を、腰を、そして胸の双丘を視線で愛撫してくる。
「いや、先生……見ないでくれないか……」
「いいや、見るよ。私は私のサオリを見る。サオリは自分の身体を見せる。それは男と女としての義務と責任だ」
「そ、そうか……うーっ──……ど、どうしたら……こんな気持ち初めてで、どう振る舞えばいいのか分からないんだ」
「私もだよ、サオリ。でも、分からないままでいい。自分の望むままに動くんだ。心のままにしてごらん」
先生はいつもそうだ。生徒の意思を尊重して、答えを委ねてくれる。こんな時くらい強引に求めて欲しい気持ちもあるが、その姿勢はサオリをして「なんて立派な大人だろう」と尊敬の念を抱かせずにはおかない。
「そう、だな……私は今、お前に……触りたい……だから、その……あのだな……」
「ふふふ……みんな、こっちに」
先生は微笑み、他の三人を上半身のほうに集めた。すねていたミサキの頭を撫で、アツコの喉下をくすぐり、ヒヨリの乳房を柔らかく揉む。
ミサキとアツコは唇を先生の胸元へ移し、舌を伸ばして男の乳首を舐めはじめる。ヒヨリは頭の方で膝立ちになって、先生に胸を吸わせ始めた。
──つまり、彼女らが執拗に求愛していたペニスはフリーになった。今、誰の愛撫も受けていないのだ。はち切れんばかりに膨張したソレが今、サオリの目の前で雄々しく屹立している。
じゅる。
サオリの口から下品な音が漏れた。
ヒヨリが、アツコが、ミサキが、同時に口元をほころばせた。目に浮かぶのは戦場で見慣れた色……ほら、獲物が罠に掛かったよ、と──。
「せんせい──」
サオリの声音はかすれていた。興奮で舌がもつれて、うまく発音できないのだ。
彼の足下から、デッキチェアへ這い昇る。ペニスに顔を近づけ、そして、彼のタマ袋を恭しく捧げ持つ。
まず──キスだ。生命の素を詰め込んだ神聖な器官に、唇で触れる。
「んちゅ……はぁぁ……♡」
チュッと音が出るようにすると、それだけで心の火が燃え盛った。
「せんせいのタマにキスしたぞ……♡」
絶対服従をもって恋慕の想いを示す。今までの人生を覆っていた虚しさを、ここで火にくべてしまおう。これからの全てを捧げて、真の意味で彼の女になるための誓いを、このタマタマに。
「ふあぁ、すごいトロ顔ッ──」
アツコが感心したような声を上げる。ヒヨリは羨ましそうだし、ミサキはどこか悔しげだ。
片方の玉を咥え、唇で食む。
「ん……ちゅぷ、れろぉ……っ♡ せんせいのタマは美味しいな……♡」
口の中で飴玉のように転がして、舌で優しくマッサージした。弾力を感じるたび、男の急所を舌で押さえているという実感がわき上がってくる。タマ舐めを許されることが信頼と愛情の証に思えて、汗の味が至高の美味に感じた。
「サオリちゃん、大胆」
「でも凄くきれいですぅ……」
「サオリ、先生のタマが好きなんだ?」
「ああ、好きだ……っ、はむッ、ちゅるっ」
ミサキに問われて素直に答えると、先生が頭を撫でてくれる。それだけでサオリの身体は甘美な震えに犯された。
(もっと先生に尽くしたい)
「サオリちゃん、袋の裏も舐めてあげて。先生、喜ぶよ」
アツコのアドバイス通り、袋を持ち上げて縫い目にキスした。舌と唾液をめいっばい出して、自分の口臭を塗り込めることに心血を注ぐ。
「はむッ……ちゅぷぁ、れるぅぅん……♡」
(ぁは、せんせいのタマが私の唾液で光ってる♡)
持ち上げる指が疲れて、タマ袋の重みが顔に乗っかる。そうすると、ますます屈服感が強くなる。先生が上、サオリは下、彼は偉大な
「んん……ちゅる、んふぅっ♡ れろっ、ちゅっ♡ はぁぁ……先生ぇ……♡」
サオリの舌先がタマ袋を舐めつくし、ペニスの根元までたどりついた。アツコが先生の耳を、ヒヨリが首筋を、ミサキが乳首を愛撫する中──とうとう、サオリたちの愛しい人が根をあげた。
「サ、サオリ……」
「はい、先生」
「しゃぶって、くれるか? 私のペニスを……」
「ん♡ 分かった……お、仰せのままに♡」
サオリは股間に顔を近づけた。
(せんせいのチンチン……♡)
屹立しきった男性器は天井を向き、びくんびくんっと力強く脈打っている。女子生徒の唾液が放つ甘い匂いに混じって、ツンと香ばしい独特の匂い。きっとオスのフェロモンだ。
サオリは、その威容と匂いにクラクラと酔った。
そして次の瞬間──
「んふううううう……♡」
むしゃぶりついていた。たっぷりとヨダレを蓄えた口内に、バージンを捧げた男性のペニスを迎え入れる。
「はっ……んふぅう……♡」
それは先生がおしっこするための排泄器官。アツコとヒヨリとミサキ、十五歳と十六歳の女の子たちが唾液をコテコテにまぶしていたペニス。
──あれからきっと、先生はたくさんの
──でも、そんなことはどうでもいい。猛々しくそそり立つ先生の分身に、渾身の想いを込めて奉仕することが、自分にとって今いちばん大事なことなのだ。
サオリは燃えた。
「んんッ♡ ぐぽッ、んぶぅッ♡♡ ぐぽっ♡♡」
まずは上下動だ。口いっぱいにペニスを頬張りながら、唇をすぼめて竿をしごく。歯を立てないよう気をつけつつ、下に、上に、また下に。
唾液が次から次にあふれてくるから、想像していたよりずっとスムーズに奉仕できる。
「んふぅぅ~~ッッ♡♡♡ んんぶぅっ♡♡♡」
次は円運動だ。ぶっとい円筒の肉塊に唇をピッチリと張り付け、頭を回してしゃぶる。時計回りに、反時計回りに、時計回りに。
「んッ♡ れるっ……れるれる、れるれるれる♡」
最後に左右の往復。頰肉をへこませて吸い付きを強め、舌でカリの裏側を舐め回す。弱点だけを集中的に責め立て、こそげとる。削ぎ取る。
一巡したら最初から繰り返す。先生の分身に、サオリの想いが伝わるまで。
上下動、円運動、左右の往復。
「んんッ♡ んぶぅッ♡♡ れちゅッ、れるっ♡♡」
上下動、円運動、左右の往復。
「んじゅッ♡ ちゅぶぶっ♡♡ れるるっ♡」
先生が切なげにうめいた。
「サオリッ──……」
(できる。私は、先生を気持ちよくすることができている!)
サオリは口内奉仕の経験などない。テクニックなど知らない。ただ誠心誠意「多分いい感じ」の動きを繰り返すだけ。DJをしたときのパッションを思い出しながら、フェラチオのビートを刻んでいくだけだ。
(先生、気持ちよくなってくれ。あなたの悦びが私の悦びだから。あなたが気持ちいい時、私も気持ちいいんだ)
セックスはライブに似ている。相手と自分、観客とDJ。音楽と熱狂、性器と快楽。相手の快楽を忘れてはいけないが、自分の情熱を忘れてもいけない。心臓が震え、情熱が燃え上がり、血液のビートを誰かと重ね合う夢のひととき。
サオリは、その一体感に陶酔した。
「先生、気持ちいいんだね……」
「さすがサオリ姉さんです♡」
「意外、でもないか。さすがリーダ-」
(見ていろアツコ、ヒヨリ、ミサキ。私がお前たちと同じステージに立てることを証明してやる)
ぴゅっ。
「んんん……っ♡♡」
濃いめの我慢汁が出てくると、サオリの陶酔は一つ上のステージへ昇った。まぶたが墜ち、視覚情報がなくなって、嗅覚と触覚が鋭敏になる。口いっぱいにほおばった男性の象徴に全神経が集中する。
「んふぅっ♡ んふぅっ♡ んふぅっ♡」
(出せっ、出せっ、出せっ♡)
サオリは一心不乱に頭を振り立てた。ただ先生に気持ちよくなってほしい。その一心で──。
「うぐッ!?」
先生が呻き、サオリの後頭部を手で押さえた。
「んッ、んん~~ッッ♡♡」
(くるっ♡ 射精がくるっ♡♡)
サオリは期待に胸を高鳴らせながら、仲間たちに目配せした。
アツコとヒヨリ、ミサキが先生に抱きついて欲望の爆発をあおり立てる。彼の乳首を舐めたり唇にキスしたりしながら、ガマンなんかしなくていい、思い切りぶちまけて♡ と誘惑する。
「出る? 出ちゃうの?」
「えへへ、出る出る出るっ♡」
「出していいよ、いいよいいよっ」
(出せっ、出せっ、出せっ♡♡)
水着姿のアリウススクワッド全員で、先生の射精を乞い願う。
生まれて初めてフェラチオに挑戦したサオリに、情熱と献身であなたを快楽に導いたサオリに、最高のご褒美を恵んでやれと、四人で心を一つにして責め立てる。
「うぉっ」
(きたッ♡♡)
びゅぐっ!
そんな音がして、舌の上に粘っこい液体が発射された。サオリの感覚が、あっという間に生臭さで埋め尽くされる。
サオリは無意識に頭を揺らした。どくんッ、どくんッと痙攣するペニスとのリズムを合わせ、さらなる吐精を誘う。
「ん……っ、んん……ッ」
もっと出せっ。
私の努力に報いろっ。
錠前サオリは精液をくれてやるに相応しい
びゅっ……どく……っとぷ……。
「ん……っ♡ ちゅる、んふぅ……♡」
(すご……っ♡ これが精液の味……臭い……♡)
口の中に溜まる濃厚な白濁液を、舌で転がす。ゼリーのような感触で、味も濃い。
「飲んで、サオリちゃん」
「とっても美味しいですよ」
「私たちも大好物だからさ」
仲間たちが精飲を要求してくる。
サオリは言われるがままに精液を飲み下した。
ごくっ──……。
ごくっ──……。
げぷぅ──……。
(ああ……わたし、イッてる……)
甘い震えが長く続いた。黒いビキニボトムを着けた腰がびぐぐ、びぐぐ、と震え続ける。視界は色彩豊かな万華鏡のようにチカチカ瞬いて、頭蓋はジィンと痺れた。
先生の絶頂を感じてオーガズムに昇り、彼の一部を取り込んでエクスタシーに転げ落ちる。オスにとって都合の良すぎる淫乱への転落──けれどサオリは、自分が殻を破って羽化しているのだと、先生と繁殖する資格を得られるのだと信じた。
夏に鳴くセミのように───想いを実現できなければ虚しく地面へ落ちるだけの、セミのように。
◆◆◆
そして、舞台は寝室に移る。みんな水着を脱ぎ捨て、本格的な夜に突入していく。
「ふはあぁぁッ、ヒヨリのッ、オナホまんこでぇぇッ、気持ちよくなってッ、くらひゃいっ♡」
キングサイズのベッド、その中央付近で、全裸のヒヨリが四つん這いで犯されている。むっちりヒップを差し出し、獣の姿勢で蹂躙されている。
(……違うか。あれは、甘えているんだ)
ヒヨリは自ら腰を操り、先生のペニスを抱き締めながらコスり上げている。それに言動も、声色も、表情も、大好きな男の人に自分を委ねて甘える女のそれだった。
良かったな、とサオリは思う。おめでとうとも、幸せになれよとも思う。
しかし、このアマ、とも思う。でっかい乳を揺らして気持ちよさそうにしやがって。子供の時はやせっぽちの、
イラつきを抑えられない──だって、いまヒヨリが授かっている男根は、数分前までサオリの口内に収まっていたのだ。そしてその前はアツコの中に、その前はやはりサオリの口内に、さらにその前はミサキの中に。
「ん、あッ、はうぅぅ……♡」
「あひぁ……♡ あひぃぃぃ……♡」
ヒヨリの両隣では、喘ぎ狂って疲労困憊のアツコとミサキがベッドに突っ伏している。お尻だけを高く掲げた姿勢で、法悦の余韻にヒクンヒクンと痙攣していた。
そのうちに、ヒヨリが絶頂する。
「ああッ! ヒヨリッ、ヒヨリッ、先生で、オナホのなかッ、おひんぽでッ、ぐちゃぐちゃでッ、おッ、イクッ! 」
リズミカルな抽送になす術なく、白い背中を反らせる。シーツを千切れるほど握り締めて、全身をガクガク痙攣させる。幼い顔立ちを歪めて、涙をいくすじも流していた。
「あぁぁッ──ッッッ……ヒヨリッ、イッちゃいましたぁぁッ……オナホなのに、性処理用の道具なのにッ、おちんぽ様が満足される前にイってしまいましたぁぁッ……うぇぇぇん……もう捨てられちゃいます、おしまいですぅぅぅ……!」
「泣かないで。ヒヨリが気持ちよくなってくれたのは、私にとっても嬉しいことだから」
先生は休まない。イったばかりの女体を嬲り続け、ヒヨリをさらなる高みへと誘う。
「んッ、ああッ、ありがとうございますッ♡ ヒヨリッ、先生専用オナホですからぁッ、はあうッ、くんぅッ、私が泣いてても、笑ってても、お好きなときに、せ、先生のッお好きなだけぇぇ……ッ! あ、それスゴいです! それ好き! そのグリグリ大好き! イきますッ! イカせていただきますッ! ありがとうございますッ♡♡ またイキますッッ♡♡ ありがとうございますッ♡ オナホ、イきますッ♡♡ まだイきますッ♡ 先生のヒヨリがイきましゅッ♡ イグぅぅ~~ッッ♡♡♡」
ヒヨリが声を枯らしてから、ようやく先生が腰を引く。
射精はしなかったらしい。ヒヨリの膣内から現れたのは、まだギンギンに反り返ったままの剛直だった。
「んふうううッ……ッッ……」
ああ、まただ。サオリはすぐさま男性器にしゃぶりついた。仁王立ちする先生の前で四つん這いになり、今の今まで幼なじみを犯していたモノを丹念にしゃぶる。
「んむ……っ♡ ちゅぷ、ぴちゃ……♡」
たちまち快美感が心身に染みわたって──けれど、サオリ自身のメス器官はジンジンしびれて抗議の声を上げる。
──この役立たずのクソ頭脳め。いつになったらチンポをおねだりする言葉を思いつくんだ?
欲しい。男根を女の胎に授かりたい。けれども女体を嬲り終わったソレを向けられると、飢えを忘れてしまう。先生の疲れを癒してあげたくて、自分たちにとって唯一のオスに頭を垂れたくて、ついつい男根に奉仕してしまう。
「サオリ、気持ちいいよ」
「ん……っ♡ じゅるるる……んふッ、ズズズ、んむうううッ、んく、んく……ッ♡」
サオリは一心不乱に口唇奉仕を続ける。先生を見上げながら頬を凹ませ、唇で肉竿をシゴき上げた。このチンポが大好きと目で訴えながら、頭を前後させる。鼻の下が伸びるのも構わず、頰をへこませてバキュームする。
「おお、サオリ……そんな熱心に……!」
「ごくっ……ふッ……ふうぅ……ッ♡」
ミサキの汁をすすり、アツコの白いカスを舐め取り、ヒヨリが分泌した汚れを掃除する。他の女を抱いた後でも構わない、いやむしろ、他の女で汚れたペニスを口で清めることに、えもいわれぬ優越感があった。
「んっ……先生っ」
アツコが先生の腕に抱きついて、首に腕を回した。エクスタシーから抜け出してきたらしい。女の自分が聞いてもドキッとするウィスパーボイスで、先生にささやきかける。
「また……私にシて? ちゃんとオネダリできないサっちゃんは放っておいて、ね?」
先生の隣から、すでに先生のペニスを授かった女が、奉仕に心を囚われたサオリを見下ろしてくる。
薄い笑みに、サオリはカチンときた。先生のペニスを口から放し、頭を持ち上げて睨み返す。
「アツコ、お前……」
「ふふ……サオリちゃん……欲しいんでしょ? 先生に愛されたいんだよね? ……私は、もう生でハメてもらって……メスマンコにびゅうって……びゅーってしてもらったよ……♡」
アツコの笑みが、サオリを挑発する。
「でもサオリちゃんはダメ。抜け駆けしてバージンを捨てたのに、足踏みしてたから。全てを捧げなかったから。心と、身体を。自我と、尊厳を」
「ふぅぅぅ──……ッッ!」
ムカつく。私と同じ
「同じ……私は、お前と同じ……」
「ふふ。そうだよ、
アツコは先生の背後に回り、男の胸板をいじりはじめた。
「はァ……
起き上がったミサキが、先生の腰の横から首を伸ばしてくる。先端を中心に舐めしゃぶり、唾液をまとわりつかせた。
「ふぅ……ふぅ……れろぉ……
ヒヨリが先生の左脚に抱きつき、膝から下を舌で舐め回す。自分の豊乳をぐにっ、ぐにっと押しつけて、そのまま膝から太ももへ昇っていく。
「そして私は、みんなの肉バイブだ。君たち生徒のオスとして、肉体的な欲求を叶える道具。サオリも言ってごらん。君は、私の何なのかを」
女たちが、先生に群がっている。自分の欲望を叶えてくれる男性に、彼の欲望を叶える道具として。自分のマンコをほじくってくれる肉バイブに、奉仕を生きがいとする彼の女として。
「わ……私は……」
サオリは唇を震わせた。アツコが笑い、ミサキが流し目をよこす。ヒヨリが鼻を鳴らし、先生が優しい目を向けてくる。
「私は……ッ」
サオリのメス器官がキュゥゥゥン♡ と締まった。子宮から熱いモノがあふれて、股ぐらを濡らす。
「んく……っ♡ わ、私はっ! 先生の、売春婦です……ッ♡」
サオリは男に媚びるため、タマ袋に頰をすりつけた。ついで縫い目をフチ取るように舌を這わせながら、上目づかいで先生を見つめる。
「ん……へぁぁ、売春婦っ、錠前サオリは先生のっ、おちんぽさま専用のハメ穴売春婦でしゅ……っ♡♡ 買ってください……おまんこリクエストしてくださいっ……っ♡ サオリのおまんこ、先生のおちんぽさまをお待ちしてましゅ……っ♡」
「よく言えたね」
先生が褒めてくれた。
それだけでサオリは嬉しくなって、頭の天辺から足の先まで、甘い電流に貫かれる。
「あッ……んくぅぅ……ッッ♡♡」
全てが停止したサオリを、アツコたちがベッドに横たわらせた。仰向けにして、アツコが頭の上で両腕を、ヒヨリとミサキが左右の足を広げて押さえる。
身動きの取れなくなったサオリの生殖器が、先生の目の前にさらけ出された。
「あぁ……ッ♡ 私の……」
「意外だね、可愛い産毛だ……ふーっ……」
先生が身をかがめ、生温かい吐息をまぶす。
「ぅああぁぁぁ……♡」
じぃ~んとした痺れが陰核から脊椎へと駆け上がる。触れられてもいないのに、オスの気配を感じ取った肉唇がぴくぴくと蠢いた。
「売春婦のサオリは、いくらで買えるんだい?」
「タダでッ♡ タダでいいれしゅっ、だからどうか抱いてくださひ……っっ♡」
「生徒にタダ働きなんてさせられないよ。これでどうかな」
先生がサオリの割れ目にお金をあてがう。それは百円硬貨だった。パンの一個も、ジュースの一本も買えない、ただの百円。
「はぁぁ……ッ♡ あひぁっ♡♡」
サオリの女陰から、ぬちゃっと音がした。お前のまんこはコイン一枚だと貶められたのに、ようやく触れられた女陰は歓喜に咽び泣いている。ひくひく、ぱくぱくと、コインをオスの肉棒と勘違いして、亀裂が口を開閉させる。
「あ……ッ♡ んく、んくぅ……♡」
サオリは腰をヘコつかせ、自ら百円硬貨を呑み込んだ。自分のカラダは先生なら百円で買えるモノだと、ぬるっ、ぬちゃっと腰を前後させアピールする。マゾヒスティックな昂ぶりに全てを委ね、サオリは百円硬貨を膣で愛撫した。
(私は売春婦……)
「んふぅ……っ♡ あッ、あひぁぁ……♡ マンコ代、確かに……っ、いただきまし……たぁッ♡♡」
サオリの痴態に、先生は満足そうにうなずいた。
「うん、いいね。コースは何分?」
「コ、コースっ? わ、分か、分かりませんっ」
「時間だよ。サオリは百円で何分買える?」
「い、いいっいくらでもっ! いくらでもいいですっ、いくらでも買ってください……ッ! 百円で何時間でも、何日でも抱いていいですっ、お好きなだけチンチン入れててください……ッ♡」
サオリは腰を浮かせた。動かせない手足をわずらわしく思いながらも、精一杯、腰を高く上げる。少しでも先生の眼に女陰がくっきり映るように、少しでも近くに。
「たくさん買ってぇ♡ おねがひしまひゅ♡」
「オプションは?」
「お、おぷっ?」
「追加のプレイだよ。サオリは生セックス以外に何ができる? この、背が高くて、手足がすらりと長くて、腰が細くて、そのくせ大きなオッパイがついた、セックスのためにあるようなカラダで何ができる?」
「わ、私は……っ」
そう言われても、サオリはセックス初級者だ。処女でないというだけで経験は浅いし、知識もない。
「何ができるのかな……?」
先生の指で、全身をなぞられる。ふくらはぎ、膝の裏、鼠径部、へそ、乳房の下、脇、鎖骨、首筋、唇、鼻、まゆの下、髪の生え際……。
性欲でとろとろに煮込まれたカラダは、あらゆる場所で発電した。
「あっ、あっ、あっ、あ~~ッッ♡♡」
触れてくる指の先、あるいは指と指の間から、甘い電流がほとばしる。
サオリの肉体は、自然に動いた。腰をヘコつかせ、乳房を揺さぶって、オスに肉体の魅力をアピールする。
───私は美しいんだ。メスとして優れているんだ。背だって高いし、手足もすらりと長くて、腰が細くて、そのくせ大きなオッパイがついた、セックスのためにあるようなカラダで……。
「はあっ……はあぁっ♡ なんでもできますぅぅッ……せんせ、先生のしたいことならっなんでもッッ♡♡ 踏みつけても、殴っても、首を絞めても構いませんからぁぁぁ……ッッ♡♡」
「そういう趣味はないなぁ。でも、そうだな……ちゅぷっ」
先生はサオリの右足を捧げるように持ち、指先を口に含んだ。
「んひっ」
「んちぅ……っ、んふ、役得……んちるっ、んちゅ、んむ……ッ」
指の腹を舌でなぞられ、爪を甘噛みされ、関節に歯を立てられる。足の甲にキスされて、くるぶしを舐められる。
男のにじませたフェチズムは、これまでとは別種の快感をサオリにもたらした。
「おっ、おっおぷしょん、あります……ッッ♡♡」
「ん? 何?」
「足なめオプションで……ッ♡ 百円っ、百円追加になりますぅぅッッ♡♡」
「あ、ホント? じゃあ」
先生は、またサオリの割れ目に百円硬貨を当てた。
「これで、いいかな?」
「あひぁっ♡ は、はいぃ……ッ♡ あひぁぁっ♡」
サオリの腰がヘコッと持ち上がる。百円玉の挿入を求め、ヘコッ、ヘコッと前後する。
しかし、サオリの女陰はオスを求めて暴走していた。先生が指を離すと、蠕動するヴァギナが二枚の百円硬貨を押し戻してしまう。
「あッ、あッッ♡ ダメ、出る、出てしまうッ」
サオリの願いとは裏腹に、百円硬貨は抜け出てしまった。だが、中々落ちていかない。粘液にまみれた硬貨は糸を引きながら、シーツの上にゆっくりと落ちる。サオリの膣分泌液でてらてら光る百円硬貨。
「あッ、あッ、あひぁぁ♡ 先生……っ! まんこ、まんこ淋しいですぅぅッ♡ もっと、もっとお金入れて……ッ♡ お金、お金っ♡」
サオリは涙を流しながら哀願した。百円硬貨でもいい。もう一度押し込んで、膣内を愛撫してほしい。これ以上ガマンさせられたら飢餓感で死んでしまいそうだ。
「ふーっ、ふーっ、お金、カネ、私にカネをっ」
「欲しいのはお金じゃないだろう?」
「────あっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
すごい声が出た。
ふたたび足を左右に広げられ、いきり立った男根を中央の割れ目にあてがわれる。
「あッ、あ……っ! ああぁぁ……ッッ♡♡」
サオリはその光景から目が離せない。ヒクつく陰核をへだてて、オスの先端が見える。ほんの数ミリ、サオリの女陰にめり込んだペニス。かつて処女を捧げた、いま女体の全てで欲している、オスの器官が……。
「あ、ああ……っ♡ せんせ、せんせぇ……ッ♡♡」
生きてきて、これほど期待にときめいた記憶はない。スラムに生まれ、搾取され、洗脳され、虚しさに心を冒され……挙げ句の果てに先生を銃で撃ち抜いた、忌まわしい十七年。
それでも。
(生きていて、良かった……ッ♡)
先生がサオリのおまんこに肉棒をあてがい、ぬりゅんッと潜り込ませる。
「あッ!? あッ♡ あひッ♡ あ♡ あッ♡ あおッ♡ あおぉッ♡」
一センチ、男根を授かるたびに声が変わった。
仲間たちに両手両脚を押さえてもらいながら、生涯唯一のオスにペニスを授かる。その体験は神秘に満ちていた。世界はこんなにも美しく、愛と希望にあふれ、喜びと快感に満ちていたのか。
「おっ、おっ、おっ、お~~ッッ♡♡ しゅごっ、チンチンの形わかりゅッ♡ わかりゅぅぅッ♡♡」
おあずけされていた肉襞がいっせいに歓喜して、オスにしゃぶりつき、愛液でもてなす。ペニスの弾力ある輪郭をなぞるように、肉ひだがみっしりくっついて媚びを売る。
「これ、これがチンチンッ♡ 前とぜんぜん違うッ♡♡ すごく、すごぉ、ぉ、ぁ~~……ッッ♡ あぉおぉぉ~~~……ッッ♡♡ ああぁ~~……ッッ♡♡♡」
サオリは歓喜に吠えた。
本能で分かる。分からされる。女を幸せにしてくれるモノだ。女体にとって最高の幸福をもたらすモノだと、カラダが理解してしまう。
「おめでとうサオリちゃん」
「サオリさん、これで売春婦確定ですね♡」
「おめでと。……ふふ、ふふふ……」
みんなが祝福してくれた。めくるめく快楽の中で、サオリは幸せを嚙みしめる。
だがそれは、まだ序の口だった。
「ほら、奥までゆっくりと挿れていくよ」
「ま、まだはいりゅのっ!? いや、こわいっ、こわい……っ」
「大丈夫だよ。力を抜いて、サオリならできるから……」
先生は肌を密着させてきた。全身で押さえつけて封じ込め───両手両脚をシーツにはりつけられたサオリを、ペニスで串刺しにしていく。
「あ……ッ、あ……ッッ♡♡」
サオリは、衝撃に打ちのめされた。またひとつ、人生で最高の体験を更新する。
ペニス一本で
「はーっ♡ はーっ♡」
「リズムでいくよ、サオリ」
先生が腰を揺すり始める。尻の筋肉でペニスを操っているようだ。
とんとんとん、どんっ。
とんとんとん、どんっ。
「あッ♡ あッ♡ あッ♡ あ~~ッッ♡♡」
「このリズム? 三回と一回のリズムがいい?」
とんとんとん、どんっ、とんとんとん、どんっ。
とんとんとん、どんっ、とんとんとん、どんっ。
「は、はひ……っ♡ いい……ッ♡ このリズム、しゅごいぃぃぃ……ッ♡ ヤバいぃぃぃ……ッ♡ あッ♡ あッ♡ あッ♡ あ~~ッッ♡♡」
けっこう深いところに、自分はツボを持っていたようだ。子宮口の少し手前を張り出たエラでこすられるのが、とんでもなく気持ちいい。頭の中で色彩豊かな花火が乱舞する。
サオリは目を白黒させてメス鳴きした。
「んぉぉ……ッ♡ おぁッ、あ~ッ♡ あ~~ッッ♡♡♡ あ~~ッッ♡♡♡ あ~~ッッ♡♡♡」
先生はリズミカルかつ巧みにピストンを重ねた。サオリが感じるリズムを完璧に把握して、そのテンポにぴったり合わせて腰を振る。
特に引き抜かれるときはヤバい。ぞりぞりと肉壁をこそげとられながら、突き込まれる瞬間を渇望する数秒間がヤバい。
「あ~~……ッッ♡♡♡」
期待を膨らませ、ほんの少し待たされて、お預けかな? もう私に飽きちゃったのかな? と悲しくなった瞬間、
「あ~~ッッ♡♡♡」
どんっ。サオリの子宮まで、先生が突き込む。
ぱちんっ。真っ白に弾ける閃光。
「あッ、おぅ……ッッ♡♡♡ お~~……ッッ♡♡♡」
サオリは言葉もなくイく。絶頂の波にさらわれ、自分がどこにいるのかも分からなくなる。
いや、自分が誰かさえ分からない。忘我の淵に沈んで、サオリはひたすらにセックスの悦びをむさぼる。
「あッ、あぁ……ッッ♡♡♡」
「どう? さっきから『あ』しか言ってないけど」
「あ~~……ッッ♡♡♡」
先生がくすくす笑う。
その吐息にすら感じてしまう。彼の全てに圧倒されている。
「あ~~……ッッ♡♡♡ あ~~……ッッ♡♡♡」
とん。そこに、ペニスが優しいキスをくれる。
「あ……っ♡」
サオリがサオリに戻る。
とん。また優しいキスがくる。
「あ~~……ッッ♡♡♡」
サオリの意識が、再び先生の下に戻ってくる。
とん。またキス。
「あッ好き……ッ♡ それぇ、しゅき……ッ♡♡♡」
「何が好きなの?」
「あ、ピストン……っ♡ せんせの腰振りっ♡」
「それは良かった」
「せんせも、せんせも、しゅき……ッ♡♡♡」
「おっと……ふふ」
胸がときめく。子宮がきゅんきゅんする。自分を征服し、しかして搾取せず、愛と快楽だけを与えてくれるオスに、サオリのメスが恋い焦がれる。もし手足が自由だったなら、しがみついてキスの雨を降らせていただろう。
「あッ、いや、行かないで……ッ」
そしてまた引き抜かれる。ぞりぞりっ。膣内をこそいでいくペニス。
サオリは、寂しさと渇望を膨れ上がらせる。アツコたちが手足を抑え続けている目的はこれかと察した。自由を奪うことで、サオリの心にオスへの依存を植え付けようとしているのだ。
「せんせ、もっと……っ♡ ピストンして……っ♡ 奥、突いてぇ……ッ♡♡♡」
寂しさ。期待。渇望。
「うん」
「うれしい、好き、好きっ」
愛情。感謝。崇拝。
「好きぃ……あ~~ッッ♡♡♡」
どんっ。先生が強く突き込む。
ぱちんっ。真っ白に弾ける閃光。
「あッ、おぅ……ッッ♡♡♡」
とん、とん、とん。
好き、好き、好き。
ずるぅ……。
行かないで、必要なんだ、お前しかいないんだ。
どんっ。
「おぅ……ッッ♡♡♡」
繰り返す。繰り返す。細身の身体のどこにそんな体力があるのかと思うほど、先生のセックスは執拗だった。
サオリのヴァギナはもう完全に先生の形だ。彼のペニスをくわえ込むために、この肉穴は作られたのだ。
「あッ、おぅ……ッッ♡♡♡」
また引き抜かれる。ぞりぞりっ。膣壁をこそいでいく肉棒。
寂しい、行かないでと心が泣き叫ぶ。でも大丈夫、すぐに来てくれるから──。
アツコとヒヨリとミサキの三人が、サオリを見下ろしながら微笑んでいる。
「分かるよねサオリちゃん。先生は素敵だって」
「理想の男性です」
「生きていたいって思わせてくれる」
先生への思いが語られる。声はゆっくりとサオリに染み入っていく。
「私は先生にお仕えしたいの」
「ずっと側に置いてほしいです」
「飼ってほしい。死ぬまで」
サオリは彼女たちの言葉に耳を傾ける。たしかに、その通りだと思った。
ピストンで揺さぶられながら、見惚れてしまう。
(かっこいい。先生はかっこよすぎる)
ああ、なんて素敵なんだろう。セックスが上手いのに責任感があって優しいだなんて、あまりにもメスにとって都合が良すぎるオスじゃないか。
彼なら、ハーレムを築いて当然だと思えた。
アツコたちの性を支配して当然だったのだ。
「うんッ♡ しゅごい……っ♡ しゅてき……ッ♡♡♡ せんせぇ、しゅきぃ……ッッ♡♡♡」
アツコたちは、なおも先生への愛を語って聞かせた。ハーレムに入った後の話を。先生がどれほど自分たちを大切にしてくれるかを。
その全てが魅力的で、サオリは強く共感した。
「せんせ、もっとぉ……ッ♡♡♡」
「うん」
「あ~~……ッッ♡♡♡」
どんっ。先生が強く突き込む。
ぱちんっ。真っ白に弾ける閃光。
「はひ♡ しゅごい……っ♡ あへぁぁ……♡♡♡」
「ふふ、良かったねサオリちゃん」
ぱしゃり。アツコが、古いカメラをこちらに向けていた。
───黒光りするレンズの中に、涙と鼻水でぐしゃぐしゃの顔がある。感極まって打ち震え、舌まで突きだしていた。
ヒヨリとミサキが顔を近づけ、余分な体液をちゅるちゅると吸い上げる。アツコがシャッターを切る。
ちゅる、ちゅるぅっ。
ぺろ、れろ。
ぱしゃり。ぱしゃり。ぱしゃっ。
(ああ、私いま、幸せなんだ)
生死を共にした幼なじみたちが、自分の羽化を見守ってくれている。
そして、先生による熱を込めたピストン!
とんとんとん。どちゅんっ!
とんとんとん。どちゅんっ!
とんとんとん。どちゅんっ!
「あぁぁもっと! もっとしてぇ! みんなで私をめちゃくちゃにしてぇぇッッ!!」
(生きていて、良かったッ)
ふたたびそう思ったとき、先生の腰づかいが突然シンプルになった。同じところばかりを小刻みに、同じ角度で摩擦する。
「あッあッあっ♡」
「サオリ、サオリサオリッ」
───これは、知っている。
(射精するつもりだ……!)
初めて交わったときも、彼は同じリズムでサオリに抜き差しして、射精した。この場所、この動き、この角度で、彼は最もペニスを愉快にできるのだろう。
その変わらない習性が、サオリには嬉しかった。
「あ~~ッッ♡♡ あ~~ッッ♡♡」
「────ッッ」
先生が最後の追い込みをかける。サオリをがっちりと抱きすくめ、肉穴の奥底で屹立したペニスをぶるっと震わせる。そして───……。
どびゅッ!! ぶぴゅるるるるッ!!!
「あ! あ!」
二度に分けて、サオリの膣内に精を吐き出した。
「サオリ……サオリ……」
「あぉ……おぉ……」
絶頂に震えながら、サオリは膣内射精の素晴らしさを知った。百点満点の性交ができたという達成感、メスとしてオスに屈服した満足感。そして何より───人生で最高の相手と巡り会えたという幸福感が、サオリの心を甘く満たした。
「えへ……っ♡ えへ、えへへへっ♡♡」
サオリは笑いだした。妊娠するかもと思ったが、恐怖ではなく期待が勝った。このオスの子供を産むことになるなら、それはとても素晴らしいことに思える。
サオリは、アツコたちに微笑みかける。
みんな微笑んでいた。セックスの成功を祝福するように、先生を褒め称えるように、そして……サオリ自身をねぎらうように。
アツコがカメラを構え、フラッシュを焚く。その閃光が、サオリの脳裏に新たな人生のプロローグを焼き付けた。
◆◆◆
その夜、サオリの世界は先生を中心に回った。夜食のとき、トイレのとき、入浴のとき……。
夜食はルームサービスをとり、ソファに全裸で腰掛けた先生の隣にはべって、手づかみでとった。
「んん……っ」
先生はサオリの肩を抱いてくれた。髪を撫でて、セックスの虜になった十七歳をあやしてくれる。
サオリは顎をのけぞらせて、自分をイカせたオスの汗臭さと愛撫に酔った。全身に甘いさざ波がたゆたい、快楽の予感に胸がときめいている。
「ほら、サオリちゃん。食べさせてあげて」
そんな風に指示するアツコは、先生の股座に顔を寄せて目を閉じた。サオリを何度も何度もイカせてくれた肉の筒を、顔で、頬で、舌で愛撫する。
「はふっ♡ んちゅ、れる……っ♡」
ヒヨリとミサキの二人も身体を使って奉仕していた。ヒヨリはソファの後ろから、先生の後頭部を乳の谷間に埋めさせている。ミサキは胸板に顔を寄せ、ちろちろ乳首に舌を這わしていた。
「んんぁっ……」
先生はサオリの肩を抱きよせ、当たり前のように乳房をいじった。サオリの乳首が人差し指と親指に挟まれて、くにっ♡ ぷにゅんっ♡ と潰れる。
「あひぁ……ッッ♡♡ あふっ、せんせ……ッ♡」
そう、もう当たり前なのだ。サオリの全ては、先生のモノなのだから。一時間ほど前、たったの百円で先生に買われたのだから……。
(ああ、ご奉仕しないとな)
サオリは、グラスのミネラルウォーターを氷ごと一口含み、先生の口元に顔を寄せる。
「せんせ、んむ……っ」
「ん……」
先生は少し顔を傾けて、サオリの口移しを受け止めた。
ごきゅり♡
ごく♡
ぶちゅ、ぶちゅっ♡
そのまま、水気たっぷりのキスが始まる。唇同士をぶちゅぶちゅと濃厚に吸い合わせ、舌と舌をねるんねるんと絡ませ合う。
「ん、ちゅぷぁ……♡ ん~~……っ♡」
先生が舌で押し込んできたのは、先ほどの氷だ。先生の体温で溶け、唾液の生ぬるい甘みをまとっている。
サオリは唇をすぼめて氷を受け止め、口の中でちゅるちゅると転がして溶かしてから飲み下した。
「んく……ッ♡」
先生がサオリの乳房を愛撫しだした。膨らみ全体を覆うように五指を食いこませ、撫で回し、乳首をつまんでこねくり回す。
(あひぁぁ……っ♡♡)
サオリは先生の腕に抱きつき、快楽に身悶えする。先生はサオリの胸を揉みながらキスを続けてくれた。
───ああ、幸せだ。
サオリは夢見心地で、先生の愛撫に身をゆだねた。
◆◆◆
トイレでは、先生が小をするところを四人でガン見した。男性とはこんな風に排泄をするのかと、新鮮な感動を味わった。
先生がサオリたちのおしっこに興味を示さなかったのが、残念といえば残念だ。
「えへへ、おっぱいティッシュでおちんちんフキフキさせていただきます……わわっ、かたぁっ♡」
「先っぽ、ヒヨリのデカ乳から出っぱなし……っ、はぁッ、おしっこ臭で犬まんこシビれる……♡」
「先生──……ね、せ・ん・せ・い──……ふふっ、どう? おしっこ出したあと、ここ、こうすると、気持ちいいでしょ……、ね……?」
先生はうわの空だ。ヒヨリが挟み、ミサキが先端を舐めずるパイズリフェラを受けながら、アツコのささやき声にうっとり聞き入っている。
先生の左腕に抱きついたアツコは、実に楽しそうだ。イタズラっぽい微笑を唇に張り付かせ、先生の耳に息を吹きかけて遊んでいる。
右腕に抱きついたサオリは、疎外感と敗北感から、先生の横顔にキスの雨を降らせた。首筋や喉仏に唇をつけながら、この場の誰よりも長い脚を先生のそれに絡ませる。
「んちぅ……っ、んふ、先生……んちるっ、んちゅ、ねぇ、まんこイジって……サオリの割れ目、先生の指ちんぽでズリズリしてください……っ♡」
「ダメだよ先生、おちんちんに集中しようね……♡ ほら、先っぽパクパクさせながら、ヒヨリのオッパイを……上に、下に、たぽんっ♡ たぽんっ♡ って出入りしてる……気持ちいいね……すごくすごぉ~く気持ちいいね……っ♡」
アツコは先生を甘やかしにかかっている。乳首を指でくりくり、耳を舌でねろねろ、唇をペロペロ舐め回した。ヒヨリの乳肉が柔らかく歪み、ミサキの唇がカリ首をくぽくぽ、舌がレロレロとなぞる。
「あー出る、もう出そうっ」
「いいよ、いいよ、ほら、おっぱい肉でシゴきあげられながら射精しちゃぇ……♡♡ トイレでパイズリフェラされて、白いおしっこをビュクビュクッておもらししちゃえ……っ♡♡」
「あ、あっ、出るッ」
「先生♡ サオリのまんこ触ってぇ……♡ 売春まんこ指でクチクチしてぇ……っ♡ もっと媚びます、腰も振ってみせますからぁ……っ♡♡」
「あー出るっ、出るっ」
「早く出して、サオリに構ってっ♡ 出せっ出せっ♡♡ 早くスッキリしてサオリをイカせて……っ♡」
「あー出る、精子でる……!」
先生が息を詰める。びくんっと跳ね上がり、ヒヨリの下乳に腰を押しつけて、ミサキの喉を亀頭で突く。
「あっ、出てるっ、すごいぞ先生っ、精液がコッテリしてる……っ♡♡」
びゅるるるっ、と吐き出される精液の粘度にサオリは驚嘆した。顔に出されたミサキは「お、おっ」と痙攣し、ヒヨリが液をぶちゅぶちゅ吸い取りにかかる。
「先生、お疲れ様……ちゅっ♡」
アツコがイタズラっぽく微笑む。射精のタイミングに合わせて先生の背中を撫で、労いのキスの雨を降らせる。
(次はぜったい、私のおしっこ鑑賞オプションを買ってもらおう。先生の視線を独り占めだ)
サオリはそう決意した。
◆◆◆
サオリが再びペニスを授かったのは、五人揃っての入浴中だった。濃厚な湯気に包まれた浴室の洗い場で、全員で肌をこすりつけあった時のことだ。
「んっ……ぁっ……♡」
「あんっ……んふぅ……♡」
「ひぃん……っ♡♡」
「ひぁ……ぁっ♡」
肌と肌が密着して動くヌチヌチという音、こすり上げられた泡がはじけるピチャピチャという音。甘く、切なげで、湿った喘ぎ。先生を骨抜きにするべく、メスたちが奏でる極上のハーレム協奏曲。
マットに横たわる先生がうめいた。
「みんな、とても上手だよ……っ」
「んふ……♡」
アツコは先生の右腕に抱きついて耳たぶを甘噛みしている。ミサキは内ももでペニスのサオを、ヒヨリは唇で亀頭を愛撫している。サオリも負けじと先生の左腕を抱き寄せ、二の腕を谷間に挟み込んでむにゅっ♡ むにゅっ♡ と身体を揺らした。
(なんてゼイタクなんだろう)
スラム育ちのサオリたちは、水が貴重なものだと叩き込まれている。だがこのバスルームでは、何もかも思うさま使えるのだ。アメニティを使い尽くす勢いで泡とヌメりを生み出し、塗りたくって、肌と肌をこすりつけ合う。
「先生、サオリの売春オッパイ気持ちいいですか……? んふっ♡ もっと強く? はい……♡ 乳首で先っぽをコリコリってして……ときどき下乳でズリズリ♡ ってして……んっ、あんっ♡」
「先生、アツコの奴隷オッパイも見て。ほら、お肉をムニムニって寄せてあげるね……あは、先生の手つき、やらしい……んっ♡ そう、そうやって強く揉みしだいて……あんっ♡」
「今こそヒヨリのおっぱいが輝くときです……んっ♡ ほら、先生、私のむちふわバストで、デカ乳ぬるぬるチンポコキを味わってください……っ♡ はー……っ♡♡ んふーっ♡」
「ほら~、ほらっ。ミサキの太ももで、先生のおちんぽシコシコしてあげる……っ♡ んふっ♡ キス……ん、ちゅるっ♡ ね、せんせ、ペロペロされると、犬みたいでヤバいでしょ……?」
ぜいたくな水蒸気の中で、サオリたちはオスの寵愛をめぐる戦いに勤しんだ。飢餓感を増したヴァギナにペニスを授かろうと、泡にまみれながら身体をくねらせる。女陰を充血させ、はしたなく濡らしながら奉仕を続ける。
「ふう、ふう」
四人がかりの奉仕に、先生は寝そべったまま目を細めるばかりだ。
彼は王様だ。アツコの主人であり、ヒヨリの持ち主にしてミサキの飼い主。そして、サオリの生涯にたった一人のお客様。狂おしいほど大切で、全てを捧げて奉仕したい相手。
「っ、ぁぁ……そろそろ、そうだなあ……サオリにするか」
「はい、お射精のお世話をさせていただきますね……んふ♡」
ご指名だ。サオリは先生の唇にうやうやしくキスをする。売春婦らしく、オスをその気にさせるためのおべっかも忘れない。
「ちゅ、ちゅっ♡ 先生もお疲れでしょう? サオリが上になって腰を動かしますので、どうぞ寝ていてください。ほら、アツコとヒヨリは先生の左右からおっぱいでご奉仕してあげて……ミサキも、先生の腕や足を舐め舐めしてさしあげて」
「サオリちゃんノリノリ~♡」
四人のメスがいっせいに動く。サオリは先生に馬乗りになり、腰を浮かせた。
「失礼します、せ……お、お客様」
「頼むよ」
サオリは膝立ちになり、自分の割れ目にペニスを導いた。そのまま、ゆっくりと腰を落とす。
ずぷぷっ♡
「あはぁ……っ♡」
膣が押し広げられ、先生のモノが入ってくる。
サオリは背筋を反り返らせ、天井を仰いだ。
(ああ……)
絞られた照明が放つ柔らかな光が、立ち込める湯気によって拡散している。光と影が織りなす妖しい光景は、サオリの官能をくすぐり、オスとのまぐわいをより蠱惑的なものへと変えていた。
「ふー。ふー。とてもいい眺めだよ。湯気の中で、サオリの綺麗なおっぱいがテラテラと光ってる。乳首もビンビンに勃起してるね」
「あ……っ♡ は、はい……♡ サオリのおっぱい、百円コースに含まれてますからぁ……もみももでも、ペロペロでも、どうかお好きに……♡」
「うん……そうだな。私にしっかりと抱きついてもらって……おお、そうそう、乳首をこすりつけて……そう、そして腰を前後に動かしてごらん」
「んふ……はい……♡」
寝室で抱かれたときの逆だ。サオリは挿入されたまま、先生に肌を密着させた。脚を絡ませ、首に腕を回して、全身で先生にくっつく。
「最初は動きを少なくして、じっくり……可愛いおまんこに、私の固さをじっくりと味わわせてあげるんだ。そうすれば、サオリも快感が高まってくるからね」
「あふ♡ も、もっと? 今より……?」
「そうだ、もっとだ。さあ」
先生の両手がサオリの背中を這った。
優しく肌を撫でられると、本当に慈しまれていると信じられる。
「は、はい……っ♡」
サオリはお尻やお腹の筋肉を使い、腰をゆるゆるとくねらせる。膣に埋まったペニスをあやすように、粘膜同士をゆったりとコスりあわせた。
そうすると、寝室での鮮烈な快感とはまた違う疼きが下半身に広がっていく。
「あ、あはっ、これ……すごく熱い……っ♡」
ゆったり動くサオリの乳房が先生の胸板につぶされて、むにゅ♡ むにゅ♡ とひしゃげる。乳首と乳首がこすれあい、コリッ♡ コリコリッ♡♡ と硬い感触を伝えてくる。
「ああ、そうそう……いいよ、サオリ……君の胸、本当に気持ちいい……」
「はい……♡ お客様に喜んでもらえるように、サオリも頑張ります……っ♡」
とろっとろのサオリは、先生の首筋に頬ずりをした。ちゅっ♡ ちゅるっ♡ と耳にキスの雨を降らせ、唇で食みながら腰を振る。
「ふー、ふーっ……♡ ちゅ♡ ちゅっ♡」
先生もサオリの腰に手を添えて、前後や左右の動きも教えてくれる。無理に上下動せず、むしろ感じる部分が体重で圧迫されるような、セックス大好き女向けの腰づかい。
サオリは言われるがまま、先生の上で腰をくねらせる。
「あ、んっ♡ こしっ、とまらない……っ♡」
(すごい、気持ちいい……!)
そうすると、結合部を支点にしたペニスの回転をヴァギナ全体で感じられる。それに、膣だけでなくマンコ全体が先生の下腹にこすりつけられ、ゴシ♡ ゴシ♡ と強く圧迫されるのがたまらなかった。
「あっ、あはぁ──いい……いいのぉ……っ」
「本当にいい腰づかいだ。サオリのまんこがうねってるのがよくわかるよ」
先生は下から突き上げてこない。ただ、サオリの腰を優しく撫でさするばかりだ。
だがその愛撫は、セックスに溺れて窒息しそうな心をつなぎ止めてくれる。安心して気持ちよくなりなさいと、サオリを優しく励ましてくれている。
「あっ♡ 褒めて♡ もっと褒めてくれ♡ セックス教えて、お前の教えで、私をセックス大好きなド淫乱女にしろっ……♡ お前とのセックス、もっと楽しめるようにぃっ……♡♡」
サオリは売春婦としての敬語を忘れ、素の言葉づかいになった。
腰をクイッ♡ クイクイッ♡ と前後左右にゆすって、膣内のペニスを責め立てる。降りてきた子宮口を鈴口に押し当ててグリグリ回せば、オスがブルルッと震えてくれる。
「おお……おお……! すごい飲み込みの早さだねサオリ。もっと君にセックスを教えたい」
「あはっ……嬉しい……♡ ずっとずっと、お前の生徒でいさせてくれ……ふーっ、ふーっ……♡」
「もちろんだよ、私の可愛いサオリ。私好みのセックスができるよう、もっと精進しようね」
「ふー……んふ♡ はいぃ……♡♡」
サオリは先生の首筋にキスマークをつけながら、腰をくねらせた。ぬちゅ、ぐちゅっ、と粘っこい音を立てながら、泡だらけの肌を絡みつける。
……その感触の中に、かつて彼へ与えた傷もあった。
「ああ……いいね……」
「うん……ううっ、ぐすっ、うあっ……」
サオリは先生の肩口に泣きついた。
先生が驚いて、ぎゅっと抱きしめてくれる。
「どうしたんだい」
「もっと……もっと……っ」
もっと子供の時に出会いたかった。戦闘術などではなく、彼の下でセックスを学びたかった。大切な人を銃で撃つ方法ではなく、こんな風にお互い楽しむ方法を教えて欲しかった。
アツコとヒヨリ、ミサキが、何も言わないまま肌を寄せてくる。
泣きじゃくるサオリの身体は、下から先生に支えられていて───さらに後ろからアツコの体温に、右からヒヨリの乳房に、左からミサキの肌に包み込まれた。
「あ」
たちまち、多幸感に満たされる。
「あ……っ♡」
(ああ……私が、私が透き通っていく……っ♡ 私のカラダが、みんなの体温と溶け合って……一つになる……!)
大切な仲間たちから優しく包まれて、ペニスを挿入されたまま先生に抱きしめられて……錠前サオリという小さな枠が溶け、彼ら全体の一部となっていく。自分という
自分が消えていく恐怖と、混ざり合っていく安らぎが、深い脱力感を伴ってやって来た。
サオリは、自分がアツコの、ヒヨリの、ミサキの、キヴォトス全ての
「あ、あぁ……っ」
(ああ──ここには、必要なものが全てある)
広々としたマット。妖しいライト。たっぷりと蒸気を含んだ温かな空気。尊敬する先生。大切な仲間たち。体内にぴったり収まったペニス。
そしてサオリの肉体。若くみずみずしい、底なしの性欲を秘めた十七歳の肢体。
「あっ、あふ───」
ペニスを飲み込んだところから、無限に愉悦がほとばしる。絶頂しているのに、絶頂が次の絶頂を連れてくる。
無限に膨れ上がる浮遊感。初めて海の果てしなさを感じた瞬間のような感動が、いつまでも、いつまでも続く。
先生が安心したように笑う。
「サオリ、幸せで泣いていたんだね。良かった」
サオリは「幸せだ」と叫んだ。少なくとも、叫んだつもりだった。
だがサオリの意識は、すでに天高く舞い上がっている。声帯を震わせることもできない。
「サオリ、幸せで泣いていたんだね」
先生はもう一度言った。そして、触れるだけのキスをくれる。
サオリは幸せで泣いているのだそうだ。そうに違いない。だって、こんなに気持ちいいのだから。
「サオリちゃん」「サオリさん」「サオリ」
アツコの手が、ヒヨリの手が、ミサキの手が、優しくサオリを愛撫する。これまでの地獄を共有した、これからの天国を共にする、大切な仲間の手。
「ああ───」
やがて────。
「うっ」
先生が、サオリの手を握ってきた。右も左も、五本の指を全て絡めてギュッと握りしめてくる。どこにも逃がさないという意思表示だろうか。
「あ───」
幸福の高みから、サオリは真っ逆さまに墜落させられた。
◆
「サオリがこんなにエッチだったなんて」
先生は、意識を失って横たわるサオリを見下ろしながら、正常位で腰をスイングした。乳房をたぷたぷと弾ませてやりながら、射精に向けてラストスパートをかける。
「ふ、ふっ、サオリ、サオリ、気持ちいいよっ」
「あー…………」
エクスタシーに墜ちたサオリの首ががくがく揺れ、よだれがとろーっと糸を引く。黒髪はぐしゃりと乱れ、瞳には光がない。意識の実在を示すヘイローも消失寸前だ。
サオリは、放心して口を開けている。覆い被さって吸い付いてみると、反射運動のように吸い付いてきた。
「んー、んー」
息はしている。浴室の空気よりなお熱い、ぬめった吐息。
窒息しないように気をつけてやりながら、歯茎の裏、舌の付け根、頬裏と順繰りに愛撫する。
「あー……ふぶっ」
サオリは小さな舌を痙攣させ、喉をゴロゴロと鳴らした。人形のように弛緩した身体の中で、喉と舌だけが猫のように甘えてくる。
「ちゅぷ……んふ、ふー」
なんと可愛い生徒だろう。まだまだ快感を受け止める器は浅いようだが、とても勉強熱心で飲み込みが早い。このまま続けていけば、どんどんエッチでドスケベなセックスを教え込むことができそうだ。
背が高くて、腰が細くて……なのに胸は大きくて、おまんこはプリンプリン。内部に明確な段差があって、意識を失った状態でも前後するだけで気持ちいい。
何よりも、この美脚! 今日は自分のフェチを抑えたが、次回は足コキも教えてやろう。
「ちゅるっ」
キスしながら腰を振りたくり、快楽汁まみれの蜜壺をほじくり返す。
サオリがうめく。意識はないはずなのに、その美脚が先生の腰に絡みついて、しっかりとホールドしてくる。
「ん……サオリは中だしされたい?」
「ふー」
「そうか、じゃあお望み通り、中に出すよ」
先生は、最後の一突きを子宮口に叩きつけた。
「う───っ」
びゅるるーっ! と勢いよく精液がほとばしる。十七歳の子宮に、ドロドロの熱い粘液が到達する。
「あ───」
サオリの瞳には、いつの間にか鈍い光が宿っていた。狭い膣がきゅっきゅっと痙攣している。ヘイローも徐々に輝きを取り戻しつつあった。
「はー……サオリ」
先生は腰を揺すって、最後の一滴まで膣内に注ぎ込んだ。
「あ……う……」
サオリの唇がわななく。先生の腰に絡みついた脚がぎゅっと締まった。まるで、絶対に離すまいとするように……。
◆◇◆◇◆
夕暮れのアウトロービーチに、穏やかな波が打ち寄せていた。
サオリはスイートルームのバルコニーから、その風景を見下ろしている。
「ん……」
潮風になぶられた黒髪を手ですき、目を細める。サオリはすでに、いつもの服装に戻っていた。黒いキャップと上下セパレートのボディースーツ、白いコートという出で立ち。
「サオリ、もう行くのかい」
「ああ」
サオリが短く答えると、先生は隣に立って手すりにもたれかかった。彼はまだバスローブ姿だ。サオリが意識を飛ばして半日寝ている間にも、海へ遊びに来たアビドス高等学校の女たちを抱いていたらしい。
妬けるが、まあ仕方のないことだ。彼はこのキヴォトスに唯一のオスなのだから。
「飲むか」
「もらうよ」
飲みかけの缶飲料を手渡す。先生は、ひと息で缶を飲み干してしまった。
「ぷはー」
「……もう行く。アツコたちをよろしく頼む」
「私のそばはイヤかい?」
唐突な言葉に欲望を感じて、サオリはどきりとした。
「……まさか」
ボディースーツに、乳首が浮きあがっていないだろうか。そう不安になるほど、サオリは興奮していた。たった一言で、決意を覆されそうになっていた。
「私は、いつでもお前の
「ありがとう」
「だけど行く。今の私は世間知らずにも程がある。社会を学ぶんだ。お前の隣に立てるように」
「行っておいで。君なら大丈夫だ」
先生はサオリの肩を優しくつかみ、手すりから引きはがした。スイートルームに向き直らせ、背中を押す。
「先生……ぁ」
振り返りかけたサオリの頰に口付けて、先生はおどけるように言った。
「君を抱きたくなったら、モモトークに連絡するよ。今度は千円コースをデリバリーして欲しい」
「昨日の五倍か。恐ろしいが、いつでも呼んでくれ。どこにいても、二時間以内に駆けつける」
「うん……サオリ、気をつけてね。次に会うときを楽しみにしてるよ」
「私もだ」
サオリは白いコートの
「その時には退屈させないと約束する。お前だけの売春婦として、最高のサービスを約束しよう」
振り返らずにスイートルームを去る。海に来て良かったと、サオリは思った。
(了)
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