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ドロシーという幼馴染ができたのは、俺が五歳のころだった。
”根暗魔女”とあだ名をつけられ近所の悪ガキにいじめられているところを見かけて、なんとなく助けてやったら懐かれたのだ。
それ以来、ドロシーはぼさぼさな黒髪とお古のローブを引きずりながら、俺の後ろをついて回るようになった。
どうやら相当懐かれたようで、彼女の両親がわざわざ俺のところまで『娘と仲良くしてくれてありがとう』とお礼を言いに来たのは記憶に新しい。
『うぇへへ……リオンくん、あそぼ……?』
そう言って、毎日俺の元にやってくるドロシー。
ドロシーは前世の俺に似て根暗である。
ドロシーには俺以外、友達と言える存在はいない。
ドロシーは髪をあげると意外に顔立ちが整っている。
そんな将来美人が内定している少女に頼られるのも悪い気はせず、俺はドロシーの面倒をひたすらに見ていた。
遊びに付き合い、絵本を読んでやり、悪ガキから守り。
保護者より保護者めいたことをしてやっているうちに、ドロシーはますます俺に懐いてくるようになり、はや数年。
「あのね、リオンくん、その、えと……くっついてもいーい……?」
ドロシーはやたらめったら俺に抱き着いてくるようになっていた。
※ ※ ※ ※
「リオンくん、あったかい……」
俺の親が経営している宿屋と住宅地の間、子供くらいしか通れない路地の先にある四方を建物に囲まれた空き地。
そこに大工の親方から譲ってもらった木材で作った不格好な秘密基地のなかで、俺はいつものように横からドロシーに抱き着かれていた。
「…………うぇへへ」
いつものように特徴的な笑い声を漏らすドロシーは、出会ったころとは違って子供じゃなく、立派な少女となっていた。
歳月によって背は伸びて、髪をあげたときに見える顔立ちもさらに整い、胸と尻も膨らみの前兆を見せ始めている。
――そして、何より。
「んっ……ふへへ、リオンくん……好き……っ」
無自覚ながら、彼女は性に目覚めていた。
「ん……っ」
俺の腕に未成熟な胸の先をこすりつけ、太ももで挟んだ手は股の部分に当たっている。指先に触れるローブに感じる湿り気は、気のせいではない。
無自覚なのは確かだが、しっかり”気持ちいい”とは認識しているようで、彼女の動きは丹念なものだった。
たぶん、俺が純真無垢な子供だったら胸の先の突起が何を意味するのか、手に感じる湿り気の原因はなんなのかわからなかっただろう。
しかし人生一回分の経験値が俺にこの状況が何を意味しているのか、彼女が何をしているのかを伝えてくる。
だから、まあ。魔が差した。
「――なあ、ドロシー」
「んん……なぁに、リオンくん?」
「俺もドロシーのこと、抱きしめてもいい?」
目を丸くした後、ドロシーは首をぶんぶん振って了承した。
俺はドロシーを性欲の対象とすることに少しの罪悪感を覚えながら、体勢を変えることを提案した。
「俺はあぐらかいたままにするから、ドロシーも俺の上にあぐらかくみたいに座って抱き着いたら、もっとくっつけるよな?」
「お、おお……リオンくん、かしこいね……うぇへへ、やっぱり私なんかより頭いい……」
感心した様子のドロシーはすぐさま俺の言ったように体勢を変え、俺とドロシーはお互いを抱き合う姿勢――対面座位の形になった。
そして、背徳的な触れあいの時間が始まった。
「この姿勢、良いな。今度からくっつくときはこれにしよっか?」
「う、うん……っ、リオンくんが……良いなら……っ」
触れあいと言っても、俺は特に何かする必要がない。
ドロシーが勝手に股を俺の股に、胸を俺の胸板にこすりつけてくるからだ。
俺が自分からやることと言ったら、背中に腕を回して抱き寄せ、より強く密着するようにサポートするくらい。
「……ふっ、……んっ」
それだけでもドロシーには効果絶大だったようで、彼女はまた小さい体を一生懸命に動かして俺の体にこすりつけ、快楽を享受することに没頭していた。
俺も勃起を覚えたばかりのちんこを押し付けて、その快楽を増加させる。
「…………っ!」
そうしてしばらく経つと、ドロシーの身体が大きく震えた。
ギュウ……っ、と俺の身体に強くしがみつき、何度か不規則に体を震わせる。
俺は股間のところに生暖かい感触が広がったことで、彼女が絶頂を迎えたことを理解した。
ドロシーは俺のズボンを汚したことに気づき、顔面蒼白になって俺に謝った。
※ ※ ※ ※
そうして、絶頂を覚えたドロシーは今まで以上に俺にくっつくことをねだるようになり、俺はそれに際して一つ条件を出した。
それは”俺が後ろから抱きしめる”こと。
これに対し、ドロシーは絶望の表情を浮かべた。
そりゃそうだ。俺が後ろからドロシーを抱きしめる体勢になったら、胸と股という”気持ちいいところ”を俺にこすりつけられない。
「な、なんでぇ……?」
「だって、この前抱き合いっこしたとき、ドロシー俺のズボン汚したじゃん」
そういうと彼女は泣きそうな顔になって黙り込んだ。
よし、ここまでは想定内。
ただこのまま泣かすことは本位じゃないので、助け船を出す。
「もしかして、前からじゃないとダメな理由があるのか?」
「…………」
こくり、とうなずく。
「ひょっとして……この前抱き合ったときに、なんか硬くなってたところがあったけど、そこが当たると気持ちいいとか?」
「…………っ!!」
ドロシーは顔を真っ赤にした。
本能的になんかダメなことなんじゃないか、恥ずかしいことなんじゃないかとは思っていたらしい。
うつむきながら、弱々しく首を横に振るドロシーに歩み寄り、頭を撫でながら俺は言った。
「ドロシー、別に怒ったりなんかしないよ」
「……ほんとう?」
「うん。だから、やってほしいことがあるならちゃんと言いな。やってあげるから」
「…………」
それでも迷っている様子のドロシーを俺は抱き寄せた。
慰めるためじゃなく――秘密基地で抱き合ったときのことを、最初の絶頂を思い出させるために、きつく抱きしめる。
「…………っ」
「ドロシー、何かやってほしいこと……ある?」
ドロシーは俺の腕の中で小さくうなずいた。
そして、か細い声で言う。
「リオンくんに……お胸とお股、こすってほしい……」
「よく言えました」
頭を撫でてやるといつものように「うぇへへ……」と笑うドロシーに罪悪感が芽生えつつも、俺はこっそりガッツポーズをとるのを止められなかった。
女の子にここまでさせてしまったからには、もう絶対に責任取ろう。
※ ※ ※ ※
ドロシーが俺に”おねだり”して以降、俺たちの遊びに費やしていた時間はそのすべてが卑猥なおさわりの時間になった。
そして、俺の夕飯から寝るまでの時間は宿屋の経営について親から教わる時間に変わった。親は俺が宿屋を継ぐことに前向きだと知って感激の涙を流したが、動機がめっちゃ不純なもので申し訳ない。
閑話休題。ドロシーの話に戻る。
ある日の朝。
いつものように俺が客室の掃除やら宿屋の前の掃き掃除を終わらせてひと段落すると、ドロシーがやってきた。
「うぇへへ……リオンくん、あそぼ……?」
「いいぞ。今日も”秘密基地”でいいよな?」
「……うん」
やや恥じらうドロシーを連れて親に一言告げてから、秘密基地へ行く。
ドロシーは秘密基地に入ると、やや顔を赤らめながらローブを脱いだ。
そして、俺に抱き着いていつものように体をこすりつけ……
「ドロシー、パンツ脱ぐの忘れてる」
「あっ」
ドロシーは急いでパンツを脱ごうとするが、俺はそんな彼女を抱きしめたまま離さず、少し考えた。
「…………」
「……リオンくん?」
「パンツ、脱がせてやろうか?」
「うぇっ!?」
ドロシーはすっとんきょうな声を上げ、身体を固まらせた。
俺は固まったドロシーの身体をほぐすように背中を撫で、そのままなぞるようにして、布切れに守られた尻をつかんだ。
「ん……っ!」
「ダメ?」
「んぅ……リオンくんに、迷惑かけたくないから……」
「そっか。じゃあやめとく」
さすがに押しすぎたみたいだ。
ドロシーを離してやると、彼女は少し離れた場所でパンツを脱いだ。
さっきのやり取りには興奮したようで、顔を赤らめたドロシーの股と脱ぎ捨てられたパンツの間には糸が引いていた。
ドロシーが脱いだ衣服をたたんでまとめている間、俺も木の板を敷いただけの床に家から持ってきたタオルを敷き、その上に座った。
そしてポンポンと膝を叩き、ドロシーにいう。
「おいで」
「…………うん」
ドロシーは慎重に、俺のズボンを汚さないかしきりに気にしながら、足を開いて座った俺のまたぐらの間に腰を下ろした。
以前俺が提案し、彼女を絶望させかけた、俺が後ろから抱きしめる形だ。
今はドロシーも、この体勢に絶望することはない。
「じゃあ、始めるぞ」
自分で快楽を求めなくても、俺が快楽を与えてくれると知っているからだ。
「…………っ」
汗ばんだ乳房に手を添えると、ドロシーの身体は緊張で少し硬くなっていた。
それをほぐすために、最初はただ手を添えるだけで、揉んだりはしない。ただ手のひらを使って温めるように、乳房を覆う。
しばらくそうすると、緊張がほぐれて我慢できなくなってきたのかドロシーの身体が揺れ始めるので、それを待ってから触れ始める。
「ドロシー、また胸大きくなった?」
「う、うん……その、最近は……ぁ、成長期、らしくって……っ」
「そうなんだ」
俺がほぐした影響もちょっとはあると良いな、と思いつつ、膨らみが増していた彼女の胸を優しく、丹念に揉み解す。
「でも……牛みたいに……っ、大きくなっちゃうんじゃないかってぇ……不安で……っ!」
「俺は大きい方が好きだよ」
「そっ……そうなんだ……ぁっ」
「だからドロシーのおっぱいが牛みたいに大きくなっちゃっても面倒見てあげるから、安心して」
「うん……ありがとぉ、リオンくん……っ」
快楽でドロシーの足が開いたり閉じたりしているのを見ながら、胸全体を揉み解すのをやめ、固くしこり立った中心――乳首をそっとつまんだ。
びくり、とドロシーの身体が跳ねる。
「んぃ……ぃっ――ィク……っ!」
「よく言えました」
絶頂するときはちゃんと俺に伝えるように。
そんな俺の言いつけをしっかりと覚えていた彼女を俺は褒めて、絶頂に震えている間ずっと頭を撫で続けてやった。
これを習慣化した結果、最近だと頭を撫でるだけで体を震わせるようになってきたが、まあしょうがない。
それよりも今はドロシーの開発に戻ろう。
絶頂し、力が抜けてだらしなく開かれた彼女の足。
それを俺の足を使い、開いたままの体勢で固定する。
「ドロシー、おまんこの方触るぞ」
「ぅぁ……は、はいぃ……っ」
息も絶え絶えに返された言葉を聞いて、俺は彼女のぴっちりと閉じた一本筋に手を伸ばした。
ぬらぬらと愛液でてかっているであろうそれも、やはりいきなり触れることはせず、手で覆い、温めるようにしてしばらく待つ。
そうする間にも、彼女の秘裂からはとぷとぷと愛液があふれ出て、俺の手を濡らし続ける。
「ご、ごめんにゃひゃい……っ、手、よごひちゃって……っ」
「謝らなくていいよ、俺が勝手にやってることだし」
というかむしろ、謝らなきゃいけないの俺の方だし。
「今日はクリと入口、どっちの方を触ってほしい?」
「うぇへへ……ど、どっちもぉ――お゛ぉっ」
おねだり通り両方に触れた瞬間、彼女はおとがいをあげて絶頂した。
ぴゅっぴゅと秘裂からは断続的に愛液が噴きだし、持ち上ろうとする腰を俺の足が抑え込む。
「痛っ」
俺は勢いよく上がった後頭部に激突された。
自分のやったことが原因とは言えむっと来たので、おしおきに思い切り気持ちよくさせることにする。
その前準備として、俺はドロシーのあごに手を添え、俺の方に向かせた。
「ドロシー」
「り、りおんくん……んむぅっ?」
そして、キス。
ドロシーの口を俺の口でふさぎ、そのまま両手でドロシーの秘裂とクリトリスをいじくりまわす。
「~~~~~~ッッッ!?」
嬌声を口の中に閉じ込めさせられたまま、ドロシーは絶頂を繰り返した。
絶頂に次ぐ絶頂。身体は痙攣を繰り返し、無垢なはずの秘裂は愛液をとめどなく放出する。
あふれだした愛液で、俺の手がびちゃびちゃになるまで俺はドロシーの身体をオモチャにして。
「……っ、…………はひ、ぃ」
「あっ」
気が付くとドロシーは気絶していた。
※ ※ ※ ※
事後。
気絶から回復したドロシーに、俺は謝罪した。
「ごめん、調子に乗ってやりすぎた」
「うぇっ!? い、いいいや、大丈夫だよリオンくん! だから私なんかに頭さげたりしないでぇ!」
ドロシーは簡単に俺を許し、そして――
「そ、それに……」
「それに?」
「気持ちよかったから……うぇへへ。また、してほしい……かな」
俺の日課にドロシーをイキ狂わせる行為が追加された。
※ ※ ※ ※
とまあ、そんな毎日を送っていると女性ホルモンがフル回転するようで。
俺たちが前世で言う中学生になるころには、ドロシーは男の欲情を誘うような体つきに変化していた。
豊満に実り、歩くたびにゆさっゆさっと揺れる胸。
大きく膨らみ、手で握ろうとすればどこまでも沈み込みそうな尻。
顔も整っている……が、髪を切るのを当人が嫌がっているのでそれに関しては人目に触れることはない。
『あんな陰気そうな女ならイケるだろ』
なんて思われているのか、実家の薬屋で店番をしているとナンパに遭うこともあるのだとか。
自室のベッドに並んで腰掛けながら、そんな相談をされた俺。さすがに独占欲が出てくる。
「ちゃんと断ったんだよな?」
「う、うん……っ、リオンくんと約束……っ、あったかりゃ……! あっ、イク、イキますっ! イクイクイクッ、いっぐゥ……ッ!!」
ちなみに秘密基地はもう使っていない。
秘密基地に行くまでに通る狭い路地をドロシーが通れなくなったからだ。
主にその豊満な胸と尻の出っ張りで。
というわけで、俺はうちに泊まった流れの魔術師に金を払って『沈黙』の呪文を教えてもらい、それを自分の部屋にかけることでドロシーの開発を継続していた。
ちなみにドロシーも別の魔術師から『清潔』の魔法を教えてもらっていた。うーん、似た者同士。
絶頂を迎えたばかりで荒い息を吐くドロシーの頭を撫でて、褒める。
「よく断れたな、ドロシー。偉いぞー」
「えへ……ふへっ、うぇへへ……っ、もっと褒めて、リオンくん……あっ、あと、そのぅ……」
「何かしてほしいのか?」
「えと、その……ご褒美のキス、してほしいかな……なんて」
「ああ、いいぞ」
俺はドロシーを持ち上げて自分の膝に乗せ、横抱き――お姫様抱っこの形になってキスをした。
むにゅりと、豊かな胸が俺の胸板に潰される。
「んちゅ……んんっ、えへ……きしゅ、しゅきぃ……んむっ」
「…………」
全身から力を抜いて、何もかもを俺に委ねてくれる美少女幼馴染を至近距離で見つめながら、俺はそろそろいいんじゃなかろうかと思い始めた。
俺は彼女が望まない妊娠をすることがないように、ドロシーとセックスしていない。
弾みでやってしまわないように、チンコすらドロシーには見せていないし、触れさせるなんてもっての他。ドロシーには純粋な快楽を教え込むだけだった。
ただ、そろそろ、そろそろ俺も気持ちよくなって良いのではないだろうか。
家業の宿屋も俺の中途半端なサービス業の知識を両親が実用化、改良を重ねることでなかなか儲けが出てきたし、俺自身も常連客や取引先から次代の店主として太鼓判を押してもらっている。
ドロシーの家からもくっつくことを望まれているようで、遊びに行ってもなんだかんだと理由をつけてご両親が退室、二人きりで話すことになることが多い。この前は直球で『うちの娘を嫁にする気とかない?』と聞かれた。
それに、俺の身体も性欲がやばい時期に入っている。
人生二度目の落ち着きをもってしても、そろそろキツイと感じるくらいには性欲が溜まっていた。
俺はドロシーに言った。
「ドロシー。お前、俺のこと好きか?」
「うぇっ? …………う、うん。リオンくんのことは、好きだけど」
「そうか」
それなら。
「ドロシー。俺のお嫁さんになってくれないか?」
その言葉に対するドロシーの返答は無言で、そして淫靡なものだった。
「ぇ、ぁ〜〜〜〜〜ッッ!!」
ドロシーは、俺にプロポーズされたことによる多幸感と興奮で絶頂した。
びくびくと跳ねる彼女の体と、何が起こったのか飲み込めてないドロシーの快楽に蕩けた顔。
「ドロシー、俺の子供を産んで、一生そばにいて、一緒の墓に入ってくれ」
「〜〜〜ッッ!?」
追い討ちのように彼女の耳にそう囁くと、彼女は再び絶頂を迎えた。
イキすぎで力が抜けたのか、股からちょろちょろと水音がしていたが、今更そんなのは気にならなかった。
「ドロシー、答えを聞かせてほしい」
「まっひぇ! まっひぇぇ……っ、アタマ、しあわせでおかひくにゃっひゃう……っ!」
「…………」
ボロボロと涙をこぼしながらそういうドロシーを俺は優しく抱きしめて、頭を撫で続ける。
そうしていると、落ち着いてきたドロシーはおもむろに俺に抱きつき、俺の首筋に顔を埋めた。
「なりまひゅ……」
「俺のお嫁さん、なってくれるんだ」
「はひ……っ、お嫁ひゃんなります! 赤ちゃんもいっぱい産んで、い、一緒のお墓……入ります!」
「……ありがとう、ドロシー」
「ぁ……えへへ、抱きしめられるのも好き……ぁ、ぃく……っ」
俺はドロシーを抱きしめて。
一緒に、ベッドに寝転がる。
そのあと、やることは一つだった。
※ ※ ※ ※
汗でびちょびちょになったローブを脱がせると、部屋のなかの温度が少し上がった気がした。
汗みずくになっているドロシーを再びベッドに寝かせて……
「ドロシー、お前、さらしつけてないのか」
「ぅ、うん……その、締め付けられるのがやで……」
ならブラジャーでも縫ってやろうかな、と思いつつ、目の前に広がる豊満な胸を揉む。
手でつかみきれないほどの質量のそれは、俺が長年ほぐしてきたのもあって硬さはなく、低反発クッションのような柔らかさで俺の指を迎え入れた。
「んん……っ」
「また大きくなってるな」
「そ、そのぅ……毎日、す、好きな人に揉まれてるかりゃ……ぁんっ!」
「じゃあ、これからも大きくなりっぱなしだな」
乳首を弾きながらそういうと、ドロシーはいつものうぇへへ笑いをこぼした。
いつもならここから呼吸もままならないくらいの快楽に溺れさせるのだが、今日は事情が違う。俺は下半身の……もはや下着としての役割を果たしていない、びちゃびちゃのパンツに手をかけた。
「ドロシー、腰あげて」
「ん……はぁい」
浮いた腰から、ぐしょぬれのパンツを抜き取る。
絞れば愛液がぼとぼと落ちてきそうなそれを俺は脇に置いて、視線をドロシーに戻すと、彼女は自ら股を開いていた。
「……ふーっ、……ふーっ」
興奮しているのか、呼吸が荒い。
あらわになった秘裂からは絶え間なく愛液が漏れ出て、俺を迎え入れるのを今か今かと待ち構えている。
一応愛撫してほぐそうかと思っていたが、その必要もなさそうだ。
「じゃあ……入れるぞ」
「リオンくん、えと、パンツ脱ぐの忘れてる……」
「あ」
二人で顔を見合わせ、少し笑い声が漏れた。
「前にも、こんなことあったね……ずっと、前に」
「そうだったか? 俺お前のパンツ脱がせるの拒否されたことなんて覚えてないけど」
「根に持ってる! それ、根に持ってる言い方だよリオンくん!?」
「まあ、今脱がしてやったからいいんだけどさ。あの時断られたのは結構びっくりしたんだよな、お前俺の言うことならなんでも聞いてたから」
「……ええと、一応、あの時は私にも乙女の沽券があったというかなんというか」
「ふーん、今脱がすの任せてるのは?」
そういうと、彼女は顔を赤らめながら言った。
「気持ちよくて、その、そういうのどうでもよくなっちゃって……も、ももももちろんリオンくんが昔よりもっと好きだっていうのもあるよ!? なんでもしてあげたいしなんでもしてほしいし!」
「……ふうん」
いいこと聞いた。
「じゃあ、さ。お前が脱がしてくれる? 俺のパンツ」
「うぇ!? ……い、いいい、良いの?」
「良いよ。これからする時はお互いの服ぬがせあおうか」
「わ、わかった……えと、それじゃあ、失礼します……」
そういうと、ドロシーはなぜかベッドの上に正座した。
そして、顔を赤らめながら、明らかに一部分が大きく膨らんでいる俺のパンツに手をかけてずり下ろし――
べちんっ、と。
「うぇぁ……?」
――俺の目論見通りに、チンコがドロシーの顔を叩いた。
俺のは馬並みだなんてことはないが、この世界でもなかなかの巨根だ。
どのくらい大きいかというと、今みたいにドロシーの顔のほとんどをチンコ置きに出来るくらい。
いやはや、前世の二次元で好きだったシチュエーションがやっとできた。
ドロシーの長い髪の間から覗く美少女顔が唖然とした表情を刻み、呆けた口から当たる吐息が玉袋を撫でる。
俺はドロシーの頭を撫でてから、そのまま顔をなぞるようにして手を移動させ、頬を撫でた。
「これが、今からドロシーのなかに入るからな」
「え、ぁ……うん……え、でも、これ……すご」
「何が?」
ビキビキといきり立った俺の竿を見つめながら、ドロシーは呼吸を荒くしていく。
「ふ、太いし……すごい、血管が浮いてて……熱くて……おっきいし。こんなの入れられたら、絶対頭バカになっちゃう……っ」
「そうか」
俺は正座の姿勢だったドロシーの肩を押してベッドに倒し、その上にのしかかった。
「じゃ、ドロシー。お前の頭バカにするから、ごめんな?」
「ひっ、ひぃいいぃ……!」
ドロシーは悲鳴を漏らした。
それと一緒に、愛液もぴゅっぴゅと秘裂から飛び出て、俺のチンコを濡らす。どうやら受け入れ態勢は万全のようだった。M字に開脚した足を閉じようともしない。
「…………」
「……んっ」
肉厚な恥丘に手を添え、入れるべき穴を無遠慮に開く。
そこに竿の先端を当てがって……最後に、ドロシーの顔を見た。
ひどい顔だった。よだれと汗と快楽への期待でとろけてびちゃびちゃだ。
長い髪が顔に張り付いて、子供が見たらお化けだと思われてそのまま近所の噂話になりそうなくらいだった。
俺は彼女の髪を少し払い、彼女の美しい顔をあらわにして。
「ドロシー」
「な、なんれふか――」
「愛してる」
腰を突き出した。
「お゛っ……?」
ずりゅん、と。
竿を待ち受けていた膣内はその愛液と締め付けで、瞬く間に童貞のそれを自らの最奥にまで導いた。
「うお……っ!」
ごちゅん、と。
勢い余った竿は最奥の、子宮――赤ちゃんの部屋を乱暴にノックする。それに対し子宮は完全に白旗を挙げ、媚びを売ろうとその先端に吸い付いてくる。
そして、俺たちは同時に絶頂を迎えた。
「う、くぅ……っ!!」
「あ、やっ、あ゛あ゛ああっ、イクッ、いぐぅっ!? ――んお゛おおおおおおおっ!!??」
解き放たれた精子を、ごきゅりごきゅりと飲み干していく子宮。
それと同時に膣内は絶えず動き続け、俺のチンコから一滴残らず精子を吸い出そうと強い締め付けで絞り取ってくる。
「あ゛あ゛あああああっ!? なんれ、なんれぇっ!? とまら、とまりゃな――っ!? またっ、イッッぐぅ……っ! んぉお゛おおっっ!? ひぁああああああああああッッ!?」
「…………っ!」
絶頂を繰り返し、バタバタと足を泳がせるドロシー。
俺は彼女の足を捕まえ、ベッドに押し付け、体重をかけて彼女の全身を抑え込む。
暴れる彼女を抑え込もうとするその動きは、同時に彼女の子宮に再び竿を叩き込む動きでもあった。
「かひゅ――っ!?」
意図してなかったものの種付けプレスの形になった上に彼女も抑え込めたので、そのままさらに、腰を叩きつける。
「お゛ぉ――っ!?」
それを一度、二度、三度と繰り返し――再び、吐精。
ドロシーの子宮を俺の精液で満たし、卵子を精子で溺れさせていく。
「――ぁっ、ぁあ゛あ゛ああああ……っ」
「孕め、孕めっ、孕め……っ!」
生命として、雄としての性か。
執拗に、呪詛のようにドロシーの耳元でその言葉を繰り返す。
ドロシーは囁かれるたびにビクビクと体を跳ねさせた。
俺とドロシーは密着して、お互いの境目すらわからないくらいに溶けあった。
呼吸、心音、体温――それらを共有しながら、俺たちは眠りに落ちた。
※ ※ ※ ※
※ ※ ※ ※
王都からほど近い場所にあり、流通の中継地となる一つの街。
そこにはその街で随一の評判を誇る、一軒の宿屋があった。
宿屋を経営する店主と、少し笑い声の独特なその妻はたくさんの子宝に恵まれ、ケンカをすることもなく。
夫婦ともども、幸せに暮らし続けたという……。
「……ドロシー、今幸せか?」
「うぇっ? どうしたの、そんな急に」
「いや、少し気になってさ」
「んふふ……幸せだよ。もちろん……でも」
「でも?」
「うぇへへ……上の子たちも手がかからなくなってきたし、そのぅ……もう一人子供ができたら、もっと幸せかなあって……えへっ?」
「…………」
「えっ、いや、今からするのはさすがに……ぃっ!? ダメっ、乳首つねるのだめぇ……っ! カラダ、子供作る準備しちゃうからぁ……! ぁっ、やぁっ、リオンくん、止めないで、もっとぉ……っ!」
めでたしめでたし。