後藤ひとりはレイプされていた。
「んぉっ、ぉっ、おぉっ、ぉほっ!?」
シャワーを浴びている途中、浴室に突然侵入してきた男に乱暴に腕を取られ、壁に体を押しつけられた。男の猛り狂った肉棒を尻に何度も擦りつけられてから、膣穴へと挿入。ひとりが拒絶するように暴れても何の抵抗にもならず、膣の奥まで侵入を許してしまった。
ひとりには恋人がいる。将来、結婚を約束した同い年の幼馴染だ。彼の肉棒しか受け入れたことのない膣穴に、強姦魔の肉棒を入れられてしまった。恋人を裏切った罪悪感に心が動揺し、こんな目に遭ったことを知られたくないという想いに駆られる。
だが、それでも最初に助けを求めてしまうのは、愛する恋人だった。
「た、たすけて――」
「……黙れよ」
恋人の名前を叫ぼうとしたところで、ドスを利かせた声で脅される。
「ぁっ……」
強姦魔の声は確かに怖かった。しかし、生来のイケメンボイスは隠しようもない。『聞き慣れた』その声はひとりの鼓膜を震わせ、脳を刺激し、途轍もない幸福を与えてひとりの表情をだらしなく蕩けさせる。
「ぇ、へへぇ~っ……」
「……レイプ中に喜んじゃ駄目でしょ」
「……ぁっ」
強姦魔の男、という設定で襲い掛かっていた少年が、ひとりに耳打ちをしてくる。ひとりは我に返って、緩んだ表情に再び恐怖を浮かべる。まだ多少笑みが残っているが、「まあいいか」と少年は呟き、レイププレイを再開した。
これはプレイだ。ひとりを犯している少年は恋人。ひとりの要望を汲んで強姦魔を演じているだけだった。そのプレイを自分で台無しにしそうになったひとりだが、どうにか持ち直すことができた。
「ん、ぉぉおっ……!?」
膣穴に乱暴に突き入れられたチンポが、子宮に重たい一撃を叩き込む。普段よりも遠慮のないそれは強い刺激をひとりに浴びせる。さすがに強すぎる刺激を逃がそうとして肉付きの良い美尻をひとりはフリフリと左右に振るが、逆効果だった。
「大人しくして?」
「ぁっ……」
再びひとりの鼓膜を震わせる少年の声。それは、聞く者の心を鷲掴みにする。同性にどのような効果をもたらすかはわからないが、女には効果覿面。ひとりだけでなく、世の女たちの大半が絶賛するイケボだ。
それはひとりの妄想などではなく、事実だ。インターネットを通じて少年の声を聴き、骨抜きにされた女たちが数多く存在することをひとりは知っている。この場では詳細は割愛するが、少年は声を主体にした配信活動を行っているのだ。
「ぁ、好きっ……」
「強姦魔を好きになるのも駄目だって」
好きという感情が抑えきれず、思わず言葉にしてしまったひとりに呆れる少年。
「わかった。もう口を塞ぐから」
「んむぅっ!? んんぅ~っ!?」
シチュエーションプレイを崩壊させるひとりの発言を黙らせるため、少年はひとりの口を片手で塞いだ。ひとりは大きな目をさらに見開き、狼狽する。確かに、乱暴にしてほしいという要望を伝えていたが、少年はこれまでなるべく優しく犯してくれていたのに。
「これでもう、誰にも助けを呼べられないね? 見知らぬ男にレイプされる気分はどう? 怖い? あー、いいよ、その顔。ゾクゾクする。今さら怖くなってきた?」
ひとりの好みド直球の少年の容貌が、冷たい笑みに彩られる。その演技力に、ひとりは絶賛してしまった。だが、今は口を抑えられているため、声は漏れない。顔は前に向かせられ、壁と少年に挟まれる形でひとりは少年にブチ犯される。
「んんぅぅう~!?」
「あ、今イッた? 出会ったばかりの男に犯されて絶頂しちゃうんだ。こんなに可愛いんだから、恋人くらいいるんだよね? 恋人に申し訳なくならない? 好きでもない男のチンポでおマンコを奥まで開拓されて喜ぶとか」
この変態。
「んんんぅうっ!? んっ!? んひっ!? んぉおっ!?」
罵倒された瞬間、ひとりの全身から力が抜けるが、少年の腰振りピストンで無理やり立たされる。ムッチリと肉を備えたデカ尻が少年の股間に押し潰され、形を歪める。その感触を楽しむように、少年は幾度も股間を叩きつける。
「んぉぉっ!? ぉっ!? ぉっ!?」
膣穴を穿り返す少年のチンポ。強い熱を宿し、硬く強張ったそれが内部を蹂躙する。
ひとりはもう何も考えられなかった。シャワーのお湯が降り注ぐ浴室で少年に乱暴に扱われ、背後から犯される。このシチュエーションがもたらす快楽はひとりの想像を遥かに凌ぎ、脳を溺れさせる。
もう口を抑えなくても良いと判断した少年によって口が解放される。その代わり、お湯で濡れた長い髪を掴まれ、もう片方の手で胸を鷲掴みにされる。さっきよりも密着度は薄れたが、それでも興奮度は跳ね上がった。
「逃がさないから」
少年に囁かれる。
「俺の子種で子宮を満たしてあげる」
ニヤリと口の端を吊り上げる少年。ひとりは浴室の鏡越しにそれを見て、身震いした。
これじゃあ、本当に犯されているみたい。
シチュエーションプレイだと思えないほどの深い没入感。本当にレイプされている被害者の立場になって、けれども興奮は止まらない。望んでいた以上の結果となって、ひとりは逆にどうしていいかわからなくなった。
「んぁあぁっ!?」
硬直するひとりに叩き込まれる、愛情なし欲望まみれのチンポ突き。膣の入口から最奥までをたったの一息で挿入され、ひとりは全身を震わせる。またしても体に力が入らなくなるが、髪と胸を掴まれているため、倒れることは許されない。
そして、子宮に亀頭が強く食い込んだ状態のまま、少年がブルリと震えた。
「孕め」
「ぁ……」
種付けが始まった。どくどくと肉棒が脈打っている。吐精に合わせて熱量が高まっていくのを感じながら、それよりも遥かに熱く、ねっとりとした体液が子宮の隅々まで這い回る。とぷとぷとコップに注がれるミルクのように濃いそれには、きっと夥しい数の精子が内包されていて、ひとりの卵子を犯そうとするだろう。
ピルを飲んでいなければ、本当に孕んでしまいそうな大量の精液を注入し、少年はひとりの豊かな乳房をギリギリと締めつける。髪をぐいぐいと引っ張って、ひとりを本当に性処理道具として扱っているようだ。
「孕め、孕め、孕め」
「ぁっ……んぁぁぁあぁあぁあ……」
「妊娠しても、責任取らないから。一人で子育て頑張ってね」
少年は楽しそうに何度も囁く。
その声を聞きながら、強烈な快楽の波に呑まれていく。
長く続く射精。子宮全体が強い熱に犯され、種付けをされたという実感を強く抱かされる。こんな風に扱われているのに、雌として本能が喜んでしまい、膣口がキュッと締まる。もっとたくさんの精液を搾り取る結果になった。
「孕むまで念入りに種付けするから。覚悟してね?」
一回だけで終わるはずがない。わかっていたことだけど、ひとりは絶望した。
このプレイが続いたら、どうにかなってしまいそう。そんな不安を抱くひとりを他所に、少年は早速腰を振る。
「ぁ、んっ、ぁぁっ、んぁあっ!?」
浴室に響くひとりの喘ぎ声。肌と肌が接触する音。シャワーが二人の体を洗い流すが、膣の内側までは洗えない。度重なる射精。毎回凄まじい量の精液を注入され、子宮は子種袋と化した。
「はい、次」
乗りに乗ってきた少年に休まず犯され、ひとりの体力も尽きてくる。普段の少年だったら、ひとりの疲労を察してくれるだろうが、演技に夢中になっているらしい。ひとりが提案した強姦魔を演じた少年は、ひとりが意識を失うまで腰振りを止めなかった。
「大丈夫? ひとり」
「ぇ、あ、うん、もう大丈夫……」
ひとりが気絶状態から戻ってきて数分が経った。ようやく意識がしっかりとしてきた。
少し前まで少年は動揺していたが、ひとりが起きたことでほっと安堵していた。さっきまでの冷徹な強姦魔とは打って変わった様子に、あれは夢だったのではないかと思ってしまうほどだった。
「……ぇへへぇぇえ……」
「……やっぱり大丈夫じゃないような気が」
疑似レイプ体験を思い出すだけで、ひとりの表情は緩む。それを心配そうに見つめる少年だったが、意識ははっきりとしているようだったため、そっとしておくことにしたようだ。
お湯を張った浴槽の中、ひとりは少年の膝の上に座っていた。当然のように、膣穴には少年の肉棒が挿入されたままだ。亀頭が子宮口を塞いでいるために、レイププレイで出した精液は子宮に残っていて、波打つ湯船のようにとぷんっと揺れている。
「寝ないでね?」
「んっ……」
少年に背を預けて蕩けていると、その手がガシッとひとりの乳房を掴んだ。湯船にぷかぷかと浮かぶ白いデカ乳が下から持ち上げられる。
「また大きくなった?」
「少しだけ……」
「いいね」
昔から胸や尻の発育は良かったが、ここ最近の成長は著しい。少年とのセックスの回数が増えたことが原因だろう。他に人目のない少年の家にいるときには、暇さえあればセックスをしている。その大半が、ひとりによる誘惑から始まる。
座って本を読んでいる少年のズボンの股間を指でカリカリと引っ掻いたり。目の前でスカートの裾をゆっくりとたくし上げ、愛液に濡れてマンコにピッチリと張りつく下着を見せたり。ときには壁に両手を突き、「犯してください……」と言いながら尻を振って大胆に誘うこともあった。
もちろん、少年のほうから求められることもあるが、圧倒的にひとりの誘惑からセックスが始まることが多い。
その理由は、ひとりの独占欲だ。
高校生になってからというもの、少年はモテるようになった。中学生の頃も十分モテていたが、恋に恋する女子高生たちはその比ではなかった。連絡先を聞かれることはしばしば、ラブレターもたまに貰っていて、告白もされているようだ。
ひとりは焦った。このままでは愛する恋人を誰かに奪われてしまう。そして、自分は捨てられるのだ。そのショックで新しい恋人など作れるはずもなく、実家から気力も湧かず、暗い押し入れの中に引きこもって、辛い現実から目を逸らすために酒に溺れる日々が。
「ぁ、ぁ、あ、あ……」
突然呻き始めたひとりに少年は小首を傾げていたが、幼馴染ともなると慣れたものだ。奇声を聞き流しながら、ひとりの乳首を指でこねくり回す。少年は大きい胸が好きらしく、ひとりの育乳に余念がない。ついでに言えば尻も好きであるらしく、少年は定期的にひとりの全身をマッサージしてくれている。
おかげで、ひとりの女体はより肉感的になった。すぐにでもグラビアアイドルとして活躍できるだけの才能を秘めているのだが、この事実を知る者は少ない。ひとりは着やせするタイプだからだ。学校ではその恵まれた体はジャージに隠れていて、男子生徒たちの卑猥な視線に晒されることもなかった。
「今度パイズリしてくれる? とりあえず、休まず五回連続で搾り取ってほしい」
「五回も……」
「亀頭を舌で舐め回しながらね。唾液たっぷりで。あ、動画撮っていい? 自慰用に」
「……変態」
「お互い様でしょ?」
「ぁあぁあ……」
ひとりが呟くように言うと、少年が両方の乳首を指で強く圧迫した。少年の膝の上で身じろぎしたひとりを、少年は幸せそうに見つめていた。
「変態なひとりも、大好きだよ」
「わ、私も……」
身を寄せ合って、想いを伝え合う。そうしていると、少年の肉棒が膣内で大きく膨らんでいき、どぷっ、どぷっと射精を始めた。子宮に溜まった古い精液を押し退け、内側を独占していく新鮮な精液。
浸かっているお湯よりも熱く感じる精液に、ひとりの子宮は疼いた。
今はまだ妊娠してあげられないけど、いつかは必ず。
今度は明るい未来を思い描いて、ひとりは小さく微笑んだ。