夜這いを言い訳に怪異のいる自室から逃げてきた見える子ちゃんと同衾する話 作:ぽぶきち
原作:見える子ちゃん
タグ:R-18 オリ主 転生 見える子ちゃん AI絵 文章は完全人力執筆 家族構成改変 ♡喘ぎ 一般公開
最近、妹の様子がおかしい。
いつもどこか、何かに怯えているような気がする。
俺には、四谷みこ、という妹がいる。
といっても義理だ。
妹の父親が亡くなり、傷心中だった義母を慰めその家計を支えるために俺の父親が結婚したのだ。
当時の義母は、まだ今ほど精神的にも経済的にも安定していなかった。
妹の父がなくなったのは、妹が"四歳のとき"だ。
あまりにも急逝だった。
だから俺は、父親を尊敬こそすれど侮蔑することはない。
いまでは妹は花の高校生。
俺は大学一年生。
それなりに単位をとってあとは家に籠もっている。
「ただいま」
部屋でゲームをしていると、玄関から妹の声が聞こえた。
「おかえり」
「またゲームしてる。勉強は?」
「楽単だから必要ない」
「バイトは?」
「今日はシフト入っていない」
座椅子にもたれかかるようにして、妹を見上げる。
思ったより近くに来ていた。
短いスカートから下着が見えそうになって慌てて姿勢を戻した。
「……変態」
「ごめんって。てかお前、顔色悪いぞ」
「……」
最近、妹はずっとこんな感じだ。
どこか虚空を見つめ青ざめるときがあれば、直立不動で動かなくなる時がある。それでいて、突発的な行動を取り始めることも多くなった。
「お前、今日、泣いたか?」
「なんで?」
「目が腫れてるじゃんか」
妹が袖で顔を拭う。
「腫れてない」
「よくわかんねぇけど、あんまり無理しないほうがいい」
立ち上がってぽんぽんと頭を撫でると、妹は無言で俯いた。
やはり無理をしている。
キッチンから母さんが顔を出す。
「あら、二人がなかよくしてるの久しぶり」
「してないよ……」
取り繕ったような無表情で妹が自室へと戻る。
その足取りはどこか重たい。
「素直じゃないなぁ」
「母さん今日のご飯なに?」
「ピーマンの肉詰めとか。というか、あんたゲームばっかやってるなら配信でも始めたらどうなの?」
「現代の若者に理解がある親もそれはそれで嫌だな」
♢
夜、俺はソシャゲの周回を終え、微睡みに落ちかけていた。
バイトで稼いだ金が潤沢にあるので、俺は廃課金勢だ。
やはり家から近い大学を選んで正解だった。実家暮らし最高。ノー家賃最高。
本当は京都あたりの大学から推薦が来ていたのだが断っていたのだ。遠いから。
「…………ぅん?」
なんだか、体が重い。
なにかに、のしかかられているような。
金縛り?
いや、まさか。
ふと布団をめくると、そこには、
「みこ?」
「……」
涙目の妹が俺の布団に潜り込んでいた。
薄緑のパジャマのまま、俺の腹部に乗っている。
かわいい、いやそうじゃなくて。
「どうしたんだよ」
「虫が、部屋に虫が出て、さ……」
それでこの時間に?
俺より寝付きはいいはずなのに、夜中に起きて部屋の虫に気づいたのか?
いや、違うな。
妹は何かに怯えている。
声が震えていた。
とりあえず、妹を俺の横に寝かせて、頭を抱きしめる。
「虫が出たなら、仕方ないな」
「うん……」
「みこ」
「……」
「今日は俺がいるから大丈夫だ。ちゃんと寝たほうがいい」
頭を撫でると、少しずつ妹の体が弛緩していくのがわかった。
昔はよくいっしょに寝たものだ。
思春期になってからも、最初のほうはよく一緒に寝て、途中で妹がクラスでからかわれてからしなくなったんだったか。
♢
俺は昔から、人の病気を治せる特技があった。
肩が重い人が俺に近づけば、次の日には軽くなっている。
悪夢に悩む人が俺に関われば、悪夢が薄らぐ。
友人が俺の切った爪を魔除けとして集めていた際には、本当にイカれているのかと思った。
だが当の本人は至極真面目だった。
俺が人に比肩する部分があるとしたらそんな根拠のない霊的な特徴くらいだ。
妹が最初に俺の寝室に入り込んできてから、毎日のように一緒に寝ている。
いくら兄弟といえど義理でありよろしくない行為といえるが、それでも妹は自分一人で眠るのが不安のようだった。
俺は現在、膝のうえに乗った妹に強く抱きしめられていた。
「今日も虫がでたのか?」
「今日のは、大きくて、キモかった」
「なら強めの殺虫スプレーが必要だな」
「ん」
妹が体重を預ける。
俺はそのまま後ろに倒れて、ベッドに横になった。
すりすりと妹が俺の体に自らの身体をこすり合わせる。
「なにしてんだ?」
「お兄ちゃんを私にマーキングしてるの。これで虫がでなくなる」
「不思議な虫なんだな」
「不思議なのはお兄ちゃんのほうじゃん」
「そうなのか?」
正直理性がガリガリ削れているのでやめてほしい。
妹は年々綺麗になっているのだ。
自分ではスタイルに自信がないようだが、十分に女性的で、俺のドタイプである。
俺は明日マインドフルネスの教本を買って雑念排除の練習をしようと決意した。
♢
今日はいっそうマーキングが長い。
「……ぅぅ……」
ほぼ恐慌状態になった妹が俺に覆いかぶさり、ゆさゆさと揺れている。
端からみたらそういう行為をしているようにしか見えないだろう。
「なんかあったのか?」
「電車に虫が出てきた」
「どんな?」
「乗ってる人を片っ端から、刺してた」
「蜂かなんかだったのか」
「お兄ちゃんでマーキングしているから大丈夫だと思ったのに」
妹がこちらをじっと見つめる。
少し視線が下がって、そして意を決したように俺に顔を近づけた。
「おい、まっ──」
「ん、ふっ、む」
俺はファーストキスを奪われた。
妹に。
嘘だろ。
「ん、れろ」
しかも舌が入ってくるタイプのキスだった。
脳がやられる。
新しい扉が開いてしまう。
いや、ほぼ元から全開きのようなものではあったが。
妹の目が、こちらを見つめている。
下まつ毛が長い。
じゅ、じゅ、という音。
ごくん、と嚥下する音。
俺は妹に唾液を吸われていた。
「んはっ、おい、もういいだろ」
「まだ安心できないから」
「お前……俺たち兄妹だぞ」
「うっさい。おっ勃ててるから説得力ないじゃん」
妹が、下腹部にあたっているそれを見る。
そして、不貞腐れたようにこちらを見つめた。
俺はこの妹の視線に弱い。
妹に見つめられると、抵抗できなくなる。
「それ言わない約束だろ」
「最近はスリスリする前から大きくなってるし」
「……言わない約束だろ」
仰向けの俺のとなりに、ぽすんと妹が寝転がる。
そのまま俺の横顔をみつめながら、俺の下腹部に手を伸ばした。
「……抜いて、あげよっか?」
「いい。別に」
「私のことオカズにしてるでしょ?」
「するわけねぇだろ。お前はしてんのかよ」
「…………」
「おぃ…………嘘だって言ってくれ」
妹は俯いて枕に顔を埋めた。
いったいどうしてこうなったのか。
だがもし、俺に恩とか後ろめたさでそんなことを言っているなら、いらぬ心配だと返したい。
「みこ」
「……」
「俺は別に、お前が何もしなくてもお前を守るぞ」
「……しってるし」
「……」
「公園で約束してくれたじゃん」
「ああ、よく覚えてるな」
懐かしいことを思い出した。
昔、父が再婚したばかりのころ、妹は実父の死が認められず、そしてそれを認めた母が許せず家を抜け出した。
そして公園でうずくまっていたのを、俺が見つけたのだ。
『大丈夫。俺が守る。だから────』
あの頃の俺は、そんなことを言った。
まだ幼い子どもの手を握って。
夕焼けで影がながくながく伸びていたのを覚えている。
「もう少しマーキングしてもらうから」
妹が、俺の顔を横に向け、キスした。
舌を絡めあいながら、俺たちは布団を被った。
♢
ゴッドマザーという有名な占い師がいるらしい。
俺と妹はその占い師が店を構えている商店街に来ていた。
「こりゃ驚いた。気の相性がいいね」
うさんくさい水晶玉の上でそれっぽく手を動かしながら、占い師は俺と妹を睨みつける。
目が少し怖い。
「気っていうのは重要さ。あんたたち、恋人かなんかかい」
「まぁそんな感じです」
「は? おいみこ」
「そうかい、なら気をつけるんだね。ヤることヤるときにはちゃんと自制するんだよ。アンタたちほどの気の相性がぴったり嵌るやつらは見たことがない。常人の100倍の快楽じゃ足りんだろうさ。中毒にならないように気をつけるんだね」
なんやこいつ下世話すぎるだろ。
あと恋人じゃないし、妹はなんでしれっと嘘ついてるんだよ。
「おい、胡散臭すぎるだろ。帰りたい」
「えっ、もう少し詳しく聞きたい」
「このままだと俺の心が持たねーよ」
席から立ち上がると、占い師の婆さんが「待ちな」と鋭くも強い声をかけてくる。
「なんだ?」
「アンタは残りな。少し話がある」
「…………悪いみこ、先行っててくれないか」
「? ……うん、追いついてきてね」
妹の背中を見送りながら、俺は席に座り直す。
婆さんは水晶玉を机の隅においやって、どこかから数珠を取り出した。
「これを嬢ちゃんに渡しときな」
「……なんでだよ」
「必要かもしれないからさ。あとあんた、とんでもない魂の格をしてるね。前世の記憶でもあったりするのかい」
瞬間、呼吸が止まった。
椅子に座る体勢を確認する。
いつでも逃げれるように、いつでも飛びかかれるように。
「安心しな。とって食いやしないよ。それにアンタをどうこうできるヤツはそういないさ」
「結論を先に言えないか」
「お嬢ちゃんをずっと守ってやりな。彼女は、"見える"子だよ」
机のうえの数珠を見る。
少し黙考して、それをとった。
「わしの言葉の意味はわからなくて良い。でも、お嬢ちゃんの傍にはいてやるんだ」
「ありがとう、ございます」
「素直じゃないか。ほら、お代はいいからとっとと追いかけな」
じゃらりとした数珠を握る。
なんだか、何かが吸われていくような微弱な感覚があった。
俺は妹に追いつき、その数珠を渡した。
なんか喜んでいた。
♢
「んっ♡ んっ♡」
日に日にマーキングが過激になっている気がする。
明らかに艶の乗った声が響いている。
「なぁ、お前、俺で床オナしてないか?」
「してないしっ♡ マーキングだし♡」
肩を捕まれ、太ももで腰を固定され、妹が上下に動く。
桃色の唇に思わず目が惹かれる。
「相性♡ 良いって、言ってたねッ♡」
「あんなんインチキだろ」
「一回、ん♡ やってみる♡?」
「それからどんな顔してお前の父さんの墓参りに行けば良いんだよ」
「っく♡ イっく゛……♡!!」
がくがくと体を震わせて、妹がのけぞる。
これはもう言い訳のしようがない。
いくら多感な時期だからって兄をズリネタにするか?
「ふぁ……はぁ……」
「お前…………まぁいい。気持ち良かったか?」
「……ちゅーも」
「はいはい」
妹に唇を合わせ、頭を撫でる。
奥へ奥へと挿し込まれる舌を無理やり押し出していると、やがて力尽きて眠り始めた。
同衾していないときは、そこまで以前と態度は変わらないんだがな。
「我慢するこちらの身にも、なってくれれば」
♢
昼間、
惰性でゲームをしている。
母親はパートに出かけていた。
俺の父もそれなりに稼いでいるはずだが、なにか思うところがあるのだろうか。
プルルルル、と電話が鳴って、重い腰をあげて受話器を取る。
「はい。四谷です」
《四谷みこさんのお兄さんですか》
声の主は若かった。
妹にこのような知り合いがいただろうかと思う。
が、どうやら個人的な交友ではないようだ。
《彼女の学校の教師の遠野と言います。本日四谷みこさんの気分が優れないようなので、早退させようと思います。私が送ります》
「ご迷惑おかけします。妹に熱は?」
《特にないようですが、なんというか、ひどく、怖がっているようです》
「なるほど。いつ頃到着しますか?」
《このあと直ぐ向かいます。知らない道なので多少は時間がかかるかもしれません》
要件を話し終えて一息つく。
とりあえず、様子が気になったので外に出て待つことにした。
学校からここまでならそこまで時間はかからないだろう。
道を知らなかったとしても、さほど複雑な道のりではない。
俺が玄関で待っていると、車が止まり、中から妹と、教師であろう赤髪の男性が降りてきた。
「その、送ってくれてありがとうございました」
「うん。お大事に」
どこか影のある顔をした男性だ。
妹は、どこか言いづらそうにその教師に対して言葉をかける。
「私、勘違いしてました」
「勘違い?」
「あなたのこと、悪い人だって」
それだけ言うと、妹はこちらに歩いてきて、俺の胸に頭を置いた。
何か、迷っているような気配がする。
俺も教師に礼を述べて、扉を閉める。
直前────、
「あの、」
妹が教師に向き直った。
その視線は、教師というよりは、その後ろの "何か" を見ている気がする。
「もう、自由にしてあげて」
そう言うと、妹は急いで扉を閉め、俺に抱きついた。
風が吹いた。
玄関の扉が、割れた。
ガラスが散らばるのを、反射的に妹を抱えたまま後ろに飛んで回避する。
ガラスの隙間から、一陣の風が侵入し、そして、俺に当たって霧散した。
「お兄ちゃん」
妹が俺を、その特徴的な目で覗き込んでいた。
「……や、やっちゃった」
声色は、その雰囲気に見合わないくらい震えていた。
「お願い────」
妹が、焦ったようなキスを俺に落とした。
その表情には、切迫と、緊張と、
そして少しばかりの、喜色があった。
「私に、マーキングして」
♢
リビングに妹を連れ込むが、しきりに玄関を観察していた。
その震える肩を掴む。
「落ち着いてみないか。マーキングかなんかは知らんが、別にここまでする必要は」
「お兄ちゃんにとって、私は妹?」
「……そうだが」
ぎゅっと口を引き結んで、妹は俺を"見た"。
「妹じゃなくて、私を見て」
その言葉に息が詰まる。
俺はこれまで、ちゃんと四谷みこという人間と向き合ったことがあっただろうか。
ゆっくりと、妹の、みこの身体を押し倒した。
「正直言って、お前の見た目は俺のドタイプだ」
「……♡」
「だから、止まれなくなるぞ」
「別に──」
「返答はいらない。俺が責任を取るんだからな」
黄色いセーターをとって、学生服のボタンを外す。
形の良い乳房があらわになる。
スカートをとって、軽く畳んでそばに置く。
「私だけ脱ぐのハズい」
「わかったよ」
俺も上半身の服をとっぱらって、下半身を少し躊躇しながら脱いだ。
肉棒が、ぶるんと外気にさらされる。
「でっ……か」
「お前が期待させるからだろ」
手首を掴んで、みこを見下ろす。
「その、初めてだから、優しくして」
「…………無理かも」
乱れて口元にかかる髪、困ったような表情、それでいて大人な雰囲気の目元。
あまりにも扇情的だった。
俺は肉棒を、みこの下着をずらして、
ずちゅん、と突き入れた。
「お゛ッ♡♡♡」
みこのそこはすでに濡れていた。というかぐしょぐしょだった。
期待していたのはお互い様のようだ。
「や゛さしく゛してって♡♡♡ いっ゛た゛のに゛♡♡♡」
「悪い」
みこの頭を両手で掴む。
そのまま、身体を固定し、一切の容赦のないピストンを開始した。
「お゛あッ♡♡♡ い゛ッ♡♡♡ ぉおぉお゛お♡♡♡♡」
気持ちよすぎる。
女子高生だからじゃない、
妹だからじゃない、
四谷みこという女性の身体だから、あまりにも気持ちがいい。
これが気の相性なのか?
常人の100倍の快楽。
確かにそうかもしれない。
「ひ゛ッ♡♡♡ う゛ぅッ♡♡♡ おか゛され゛てるッ♡♡♡ わた゛し♡♡ おにいち゛ゃんに♡♡♡♡」
「ああそうだ、覚悟したほうがいい」
みこの手首を掴んで、後背位になり、後ろから突く。
まるで馬にのった御者のように、目の前のメスを躾けるように、腕という手綱を引っ張って腰を打ち付ける。
「ぅごッッ♡♡♡♡ いっく゛♡♡♡ いぐって゛ぇ゛♡♡♡」
形の良い尻が、強く打ち付ければパンパンと小気味いい音を立て、弱く突けば柔らかく鼠径部にフィットする。
ふるふると揺れる乳が気になって、体位を少し変えて、みこに体重を乗せるようにし、背後から胸を揉みしだく。
「やばっ♡♡ やめぇ゛ッ♡♡♡ そこびん゛かんにッ♡♡♡」
「ずっと俺の上で擦ってきたからな」
桃色の乳首に触れれば、みこが股ぐらから潮を吹いた。
その絶頂にも構わず肉棒を突き入れ続ける。
「この゛オニ゛♡♡♡ こんの゛ッ♡♡♡ とまっ゛♡♡♡ とまれッ゛゛♡♡!!」
「いいぞ」
俺は動きを止め、肉棒を奥に挿し込んだまま、体重だけを加える。
「いやぁ♡♡ ごめッ♡♡♡ おく゛ッ♡♡ 奥ぐりぐりッ♡♡♡ ひないでッ♡♡」
「お前の子宮が降りてきてるのが悪いんだよ。まだ全部入ってねぇぞ。ほら、腰上げろ」
「ん゛ッ♡ あ゛ッ♡ あ゛ッ♡ ん゛ッ♡ ん゛ッ♡」
優位を保っているが、正直言ってヤバい。
視覚情報もさることながら、伝わってくる肉感があまりにも気持ちよすぎる。
みこの膣内は各所で異なる締まり方をしながら、俺から子種をねだってくる。
絶頂が近づき震える桃尻が、あやすように下腹部を撫でてくる。
汗とまじりあったみこの匂いが鼻腔をくすぐる。
俺も追い詰められていた。
だから、胸を掴んで、強くストロークすることでなんとか誤魔化していた。
追い詰められるごとに、腰を振るスピードは上がる。
だというのにみこの下半身は柔らかくたわんで俺のそれを迎え入れ、喜びに白い背中をくねらせている。
「あ゛ッ♡ あ゛ッ♡ う゛ッ♡ あ゛ッ♡」
「くっそ、さっさと深イキしろッ」
「して゛る♡♡♡ もうし゛てる゛ってばぁ♡♡♡ なん゛かい゛もッおッ♡♡」
誤魔化していた射精感が、じんわりと近づいてくる。
これはヤバい、と直感した。
とんでもない快楽が、じんわりと背筋をまわって準備を始めている。
思わず、みこの身体に抱きついた。
「うな゛じにいきか゛けるの゛やめてっ♡♡♡ やめろ゛っ♡♡ っ♡ くる゛♡♡♡ またく゛るっ♡♡♡♡ やばいや゛ばいやばい゛♡♡♡ やばっ゛♡♡♡」
まるでラブドールのような遠慮のなさで突き入れていたその尻が、持ち上がる。
同時に、途方もない射精感が俺を襲った。
大量の子種が、みこの膣内に流し込まれた。
「~~~~~~~~ッッッッ♡♡♡♡♡♡」
「ぐっ、がっ」
まずい。
あの婆さんの言ったとおりだ。
これは、中毒になる。
意味がわからないくらいの量が、みこの中に注ぎ込まれる。
射精が終わらない。
「きも゛ちよす゛っ、ぎ♡♡♡ あたま゛♡♡ おかしくなるぅ゛♡♡♡♡♡ と゛まんな゛い♡ いく゛のと゛まん゛ないッ♡♡」
いつもは黒髪で見えないうなじが露わになっている。
さきほど息を吹き付けたそこを舐める。
なぜだかわからないがそれで興奮した。倒錯している。
腰をぐいぐいと動かす。
吐精しながら、その精液をストロークで奥へ押し込む。
「ぎぅッッ♡♡♡ うごく゛なッ゛♡♡♡ た゛しなが゛ら゛うごくなぁっ♡ てぇッ♡♡♡」
きゅーーっと膣内が強く締まり、くりくりと膣壁と肉棒が押し合う。押し合いで形を覚えた膣内が、よりフィットするように締まり、接触する表面積が増えていく。気持ちよくなっていく。
名器どころではない。
互いが互いに与える快楽が強すぎて、長期戦にならない。
だがきっと、体力が戻ればまた互いを求めるだろう。
ぜぇぜぇと息を吐きながら、互いに密着する。
俺は脱力して倒れ、少し硬度をうしなった肉棒が、膣内の伸縮によって形を変える。
やがて正常位の形で向かい合い、俺たちはただ繋がっていた。
俺が戻った体力でずんと突けば、あちらの体力が削られる。
だがあちらがぎゅっと膣内を締めれば、俺の体力が削られる。
そんなワンターン制の削り合いのようなスローセックスを繰り返す。
向かいあってのスローで静かな快楽は、互いへの愛を底上げしていく。
これはまずい、と思った。
今の俺にはみこの全部が愛おしい。
唇の形から、歯の形、耳のつくり、眉の生え際まで。
全部が愛おしく見えてしまう。
セックスとはこういうものだったのか。
確かめるように、触っていく。
顔や身体の部位に、一つずつ。
すると、向こうも同じように俺に手を伸ばして、鎖骨だったり、肩だったり、もみあげだったりを触り始めた。
そして、向こうも同じことを思っているのが、なんとなく伝わってきた。
母親が帰ってくるまでに片付けないといけないのに、やめられず互いの身体を触り合いながらつながってしまっていた。
やがて、夕方の鐘がなると、俺たちはやっと離れることができた。
だが、シャワーを浴びて戻ると、腕を広げたみこがいた。
「……」
俺はそのみこを持ち上げ、向かいあって抱き合う。
「ねぇ」
俺の耳元で、みこがささやいた。
「本当は見えてる?」
その言葉の意味を、俺はちゃんと受け取った。
「ああ」
俺は、窓の外を見やる。
幾多もの "この世ならざる者たち" たちが徘徊している。
俺は幽霊が見えるし、祓える。
祓いまくってたら、京都から推薦状が来たくらいには。
「私、思い出したんだ」
「……」
「昔、見えてたって」
俺は瞑目した。
『大丈夫。俺が守る。だから────』
脳裏にありありとあの時のことが蘇る。
前世の記憶を持った俺は、魂の変質性ゆえか、霊視ができ、そして霊を跳ね除けるパワーがあり、「言霊」の力があった。
13年前。
夕焼けの公園。
影が二つ伸びていた。
『みこ、帰ろう』
『やだよ、やだ。怖いよ、変なのがいるもん』
『大丈夫。お前は"見える"けど、"見ないでいい"』
俺はみこの目に手を添えて、言霊でそう "命令" した。
みこが霊を認識しなくなるように。
『みこの分まで、俺が"見る"』
『……』
『大丈夫。俺が守る。だから────、
────だから安心してください。お義父さん』
影が二つ。
人影は三つ。
数多の目が生えた異形が、みこと俺の真横に立ち、見下ろしていた。
まだ幼い娘を残す後悔。
それが、霊的能力を持ち得ていた彼を、四谷真守を強力な霊にしていた。
そして、霊的能力を持ち得ていたからこそ、理性がまだ少し残っていた。
『そっか……』
異形が人の形になった。
眼鏡をかけた男性の姿になって、そこからさらに丸メガネをかけた少年の姿になった。
『娘を、────頼んだよ』
そして、フライヤーを転がす街風となって、消えた。
俺は託されたのだ。
眠ったみこの頭を一撫でして、立ち上がる。
玄関に向かった。
俺は、みこのことを守る対象だと思っていた。
父親の死によって霊視能力に目覚めた彼女の、その能力を封印した。
だが、封印は解かれた。
「大人になろうとしたんだな」
みこは、"見る" ことを覚悟したのだ。
{ みるな }
「あいつの父親はすげぇ人だった。自分の大事なものが自分の手を離れていくのを、受け入れてたんだ」
{ みるな }
「だからさ、
"お前も子離れしろ" 」
{ がっ }
蜘蛛の足が生えた女の怪異。
あの教師にとりついた母親の怨霊。
死んでもなお、息子の人生を操作しようとする自己本位の権化。
みこに挑発されてから、教師の元を離れずっとこの玄関の前で待ち伏せていた。
本当に子どもが大事で守護する霊なら、一時的ではあっても離れることはないはずだ。
「悔いがあるなら、子ではなく、この世界に舞い戻ってから自分でやり直せ」
{ ぐ 、 ぎ が ぐすっ、うぇえ }
怨霊が、言霊によって肉体を空に溶かしていく。
身体からこぼれる塵が、ゆっくりと天に向って吸われていった。
俺はそれを見届け、ケータイを開き、連絡先を押す。
「あーもしもし、セトさん? いいバイトがないか知りたいんだけど」
「──────」
「ああ、まぁ、結婚資金でも貯めようかなと」
「────────────────」
「心配性じゃんよ。そういうのもっと言葉にしたほうがいいよ」
復帰宣言に驚く先達の霊媒師の声を聞き、
俺は苦笑を空へ飛ばした。
完
これは、作者がpixivに投稿しているAIイラストをモデルにした小説です
↓
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今書いている長編作品です。良ければお読みください。
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