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↑これのえっちな番外です。
時期はウォールマリア奪還後からマーレ編前の間のどこかです。「道」から記憶が流れ込んできました。私は悪くありません。
IFか正史かの解釈はお任せします。
ただやさぐれてる時期のエレンくんなら何かの間違いを起こしてくれるんじゃないかと魔が差して書いたものです。恋愛感情の無いセックスはエロいと思ってる異端なので許せない方はブラウザバックをお願いします。
「なぁ、今日もいいか」
「えぇ……またぁ?いいけどさ……」
エレンの問いに、イオリは少し気怠そうに伸びをしながら答えた。この数年で伸びた前髪の隙間から目が合う。
「いつも通り、オレの部屋で」
「はいはーい」
「髪、伸びたねぇ」
イオリは手でエレンの髪を梳く。指が頬や首筋に当たり、エレンはこそばゆさを感じ顔を背けた。
「そりゃお互い様だろ」
「ふふ、そうだね」
イオリの綺麗な黒髪は腰の辺りまで伸び、前髪もやや目にかかっている。イオリは髪を耳にかけながらはにかんだ。
二人はエレンの部屋のベッドに並んで腰掛けていた。イオリがエレンの頭を抱き抱えるようにして撫でている。
「背も、伸びたね」
ちょっと体勢がキツイや、とイオリは笑った。イオリも多少背は伸びたが、成長期の男子であったエレンの伸び幅にはとても及ばない。
「親みてぇなこと言うのはやめろ」
エレンがイオリの方を向いて、髪の中に潜り込ませるように頬に手を添えた。
「はいはい、じゃあシよっか」
イオリはエレンの首の後ろに手を回し、エレンはそのままイオリの顔を引き寄せ、その首筋に口付けをした。
この関係が始まったのは半年程前のことである。
とうに精神が参っていたエレンの部屋を相変わらずの無防備な姿で訪れたイオリは、エレンに押し倒された。思春期の鬱憤、自身の暗い未来への絶望、共犯となり自分をずっと支え続けてくれる女性への昏い欲望。押し倒してしまったのは戯れとも言うべき、他愛の無い行動だった。自暴自棄に近い、子供の癇癪のようなくだらない行為だった。すぐに手を離して謝ろうと思った。しかし自分が押し倒した女性から出たのは拒絶の言葉ではなかった。
「いいよ」
イオリはエレンの気持ちをよく理解していた。世界を滅ぼす重圧。確定した未来への絶望。自身を好いてくれる女の子もいるのに、見せられた未来の為に彼女と結ばれることは決して出来ない。仲間の為に自己を犠牲にし、我慢を自身に強いるエレンをイオリは気の毒に思っていたし、何かをしてあげたいと心から思っていた。
共犯になることを選んだのだから、とことん付き合ってあげよう。エレンだって少しくらいいい思いをしてもいいんじゃないか、なんて。
こんなに頑張る少年が女を知らずに死んでいくのもなんだか可哀想ではないかと、男目線での憐れみもあり、イオリはエレンを受け入れた。
イオリの一言で全てが崩壊したエレンはそのまま行為に及び、その身体を貪った。
自分をずっと信じてくれた、救ってくれた、共に修羅の道を歩むと決めてくれた、何にも代え難い友であり、共犯者。憧れも感謝も劣情も、全部掻き混ぜて、エレンはその魅力的な肢体に溺れた。
時々男のような言動をするのに、そのしっかりと存在を主張する乳房も、細くくびれた腰も、丁度良く肉付いた臀部も、女のそれだった。
成長した男であるエレンがその細腕を抑えれば、イオリはぴくりとも動けない。
こんな、こんなに細い腕で、俺達を助け続けてくれたのか。細い腰は本当に内臓が詰まっているのかと不安にすらなる。
イオリはエレンの下であられもなく頬を上気させ、目に僅かに涙を浮かべながら喘いだ。
いつも子供みたいな底抜けに明るい人で、でもたまに年上のような落ち着きを見せる、不思議な人。エレンはイオリにある種の尊敬の念を抱いていた。
オレもあのようになれたらどうなっていたのだろうか、と。
そしてその憧憬は、今エレンに組み伏せられている。
こんな顔で善がるのか。こんな声で啼くのか。
エレンの背筋を、恐らく良くないものであろう何かがゾクゾクと走っていた。
「んっ……!ッ…………ぅ、あっ」
必死で声を我慢しようとするその様が酷く愛らしい。
駄目だ。これは、戻れなくなる。
微かに残った理性が警鐘を鳴らしている。
しかし、エレンはこの圧倒的な快楽に打ち勝つことが出来なかった。
それから定期的にイオリはエレンの性欲処理に付き合わされている。イオリもそれに付き合うと了承した。
「んっ……」
首筋を一際強く吸う。イオリの身体がビクリと跳ねた。邪魔な髪を後ろに払う。
エレンはイオリをそのままベッドに押し倒した。ベッドが大きく軋む。
首筋に顔をうずめたまま、イオリの胸に手を伸ばす。手から少し溢れる程の大きさ。優しく包み込むように掴み、手に力を何回か入れる。押し返されるような程よい弾力が手に伝わってくる。エレンは自身の股間に血流が集まるのを感じた。見ると服の上からでも分かるほど、イオリの胸の先端はピンと存在を主張している。
もどかしくなりイオリの服を上まで捲った。イオリはいつもゆったりとした大きめのスウェットを愛用している。おかげで脱がせやすい上に、エレンの部屋に呼ばれる時、イオリは下着をつけていない。
すぐにその豊かな双丘が露わになった。服に引っ掛かりぷるんと揺れる。その先端は綺麗な桜色だ。エレンはイオリの胸を暫し揉みしだき、その桜色の乳首を口に含んだ。舌で擦るように愛撫する。その間も揉む手は止まらない。
「あっ、ん…………エレンはおっぱい好きだよね」
イオリは自身の胸にエレンの顔を抱き寄せながら頭をゆっくりと撫でた。結構サラサラしてるんだよね、手入れとかしてるのかな、と思いながらイオリは何度も梳くようにエレンの頭を撫でつけた。
「……子供扱いすんなよ」
余裕綽々なイオリの様子が気に食わなかったエレンは体勢を起こし、そのまま下も脱がせた。
「やっ……」
急なエレンの行動に意表を突かれたイオリは驚き反射的に足を閉じる。しかしあえなくエレンに両手でこじ開けられた。
ぴっちりと閉じた割れ目が露わになる。毛は一本も生えていない。
「……そんなさぁ、しっかり見るもんでもないでしょ……」
イオリは顔を朱色に染めながら非難するようにエレンを睨め付ける。しかしエレンは気にした様子もなく、その秘部に手を伸ばした。
割れ目をつうっと指でなぞる。
「ひぅっ……!」
そのまま指の腹ですりすりと擦り、割れ目をゆっくりと広げ始めた。微かに隆起してきたクリトリスを押しつぶすように弄びながら、少しづつ指の腹を割れ目に押し込んだ。しかしまだ指は穴に入らない。
「やぁっ、ぃ、……ぁあッ」
イオリは仰向けに顔を両腕で隠しながら善がっている。その様子を尻目に、エレンは口での愛撫を始めた。
内腿からなぞるように舌を滑らせ、秘部の周りを丁寧に舐めていく。それから割れ目に舌を沿わせ、クリトリスを口に含んで捏ねくり回す。イオリの反応が一層激しくなる。
エレンは割れ目に舌を捩じ込ませた。イオリの腰が僅かに跳ね、荒い息遣いが聞こえる。強い塩味を感じながら、舌を穴の中に滑り込ませていく。既に愛液が溢れ始めていた。
エレンは一旦口を離して体勢を起こす。イオリは顔を逸らし、耳まで真っ赤に染めながら、はっ、はっ、と短い呼吸を繰り返していた。
滑るほど濡れたイオリの秘部に、エレンは指を潜らせる。二本がすっぽりと吸い込まれた。そのまま腹の方をトントンと優しく叩いてやる。
「あっ、それっ……まって、イく、イっちゃ……〜〜~~~ッッッ!!」
少しやってやっただけで、イオリはあっさりと達した。びくん、びくんと身体が痙攣している。穴の中がきゅうきゅうと締まるのも、身体の痙攣に合わせて豊かな双丘が微かに震えるのも、耐え難いほどに官能的だ。
直接的に言うのであれば、エロすぎてもう我慢出来ない。
エレンの下腹部はもう痛いほどに腫れ上がっていた。ズボンの上からでもはっきり分かるほどに盛り上がっている。口からは熱っぽい吐息が漏れた。まるで飢えた獣のようだ。
「イオリ……」
エレンはイオリに意味ありげな視線を送る。イオリはエレンのそんな様子を見てその意味を察し、上体を起こしてエレンの身体を少し押し返した。
そのままベッドの上でエレンは胡座座り、イオリは四つん這いになる。そしてイオリはエレンの隆起した下腹部に手を沿わせた。服の上からでも、イオリの手が触れるとびくんと跳ねる。
「……ねぇホントにしなきゃダメ?」
イオリの問いにエレンは今更何だ、という表情を浮かべて答えた。
「お前が俺の処理に付き合うって言ったんだろ」
「……そうだけどさぁ」
やっぱりまだ男としては抵抗あるんだけどな、と心の中で呟きながらエレンのズボンを引き下ろす。ぼろんと勢い良く立派なエレンのモノが露わになった。恐らく15cm以上あるそれは堂々とそそり立っている。イオリはかつての己の相棒に想いを馳せ、それよりでかいよな、と複雑な視線を送りながら手を伸ばした。
「……そんなに嫌……なら、しなくて、いい、が」
エレンが途切れ途切れに言葉を紡ぐ。不器用ながらにこちらに気を遣うのも、そう口では言っておきながら少し残念そうなのも、酷く可愛らしく感じたイオリは苦笑して答えた。
「いや、とことん付き合うよ」
エレンは何も考えなくていいから、とイオリは優しく手で包み込むようにソレを握る。そのままゆっくり上下に扱き始めた。
エレンの顔が気持ち良さそうに歪む。その様子を上目遣いに眺めながら、イオリはその先端にちゅっ、と口付けを落とした。そして裏筋に沿って下から上へと舐め上げると、エレンの腰が跳ねる。
それから口いっぱいに頬張るように、イオリはソレを咥えた。
「う、ぁっ……」
初めてエレンの口から声が漏れる。
「ひもひぃ?」
「そこで、喋んなッ……」
エレンは顔を真っ赤に染め上げている。
イオリは懸命にくぽくぽと口を上下させた。何処が気持ち良いかは分かっているつもりだ。
エレンはイオリの頭をすり、と撫でた。イオリの髪は絹のように滑らかで触り心地が良い。健気に小さな口で自分に奉仕してくれるイオリを見ていると、よく分からない感情が胸の底から湧き上がってくる。それは征服感のような昏い喜びかもしれないし、敬愛と親愛の情かもしれなかった。
撫でられたのが意外だったのか、イオリは咥えたまま、きょとんとこちらを上目遣いで見た。構わずエレンは何度もイオリの頭を撫でる。
不思議そうにしていたイオリだったが、気にせず口淫を続けることにした。静かな部屋に水音だけが響いている。
やがてエレンは限界に達し、果てた。びくびくと腰が何度も跳ね、咥えたままのイオリは顔を顰める。
「ぅえ……イくなら言ってよ……」
べっと舌を出し、嫌そうに言う。エレンの出した精が口内に見えた。
「悪い……」
エレンは慌てて近くのティッシュを取り、イオリにそれを吐き出させる。イオリはティッシュを受け取り、丸めて捨てた。
「よし、じゃ……」
そう言って立ち上がりかけるイオリをエレンが制止する。腕を掴んで引き寄せ、腰を抱いた。
「待てよ」
まだ反り立ったままの硬いモノが、イオリの腹を押した。
「だよねー……一回で治まったことないもんね」
エレンは精力旺盛な若者だった。そのまま再びイオリをベッドに押し倒す。
「あ、避妊具つけてよ?」
「ああ」
近くのテーブルにはマーレから輸入された避妊具が置いてある。手早くそれを掴み取って装着し、そのままイオリの割れ目にあてがった。
滑らすように位置を調整し、少しづつ押し込んでいく。ぐぷぷ、と肉を押し広げながら入っていった。
「ん、ふっ……」
未だ慣れない異物感にイオリが喘ぐ。
ずぷん、と根元まで入り切った。掻き分けるように入っていったそれは押し戻されそうなほどきつく締められている。
「はっ……、キッツ……」
「んっ、キツいとか言うな……」
イオリが体勢を起こしエレンの頭をはたく。
エレンは苦笑してイオリの腰を抱き寄せ、お互いの上半身をくっつけた。所謂対面座位のような姿勢である。エレンは胡座をかいて座り、その中にイオリがすっぽりと納まっている。
「ちょっと、動かないで……」
イオリの具合が慣れるまで抱き合ってじっとしていることにした。イオリがエレンの身体に寄り掛かる。耳元でイオリの荒い息遣いが聞こえる。先端が少し硬い柔らかな乳房が押し付けられた。
「……なんでさらにおっきくなんのさ」
そう言われても、仕方が無いとしか言いようがない。腹の中の異物感に耐え、息を乱しているイオリに対して、エレンは少し意地悪がしたくなった。エレンは、どこまでも思春期の男の子であった。
「そろそろ良いか、イオリ」
「ん、うん……」
「じゃあ、好きに動いていいぞ」
「…………え?」
イオリはぴしりと動かなくなった。
いつもはエレンが好きにイオリを抱き潰していた。たまにはそうではなく、イオリが自分に奉仕してくれるのもアリだと、エレンは思った。あとは単純に、好きに動くのを恥ずかしがるイオリが見たくなったのも当然ある。
「……わかったよ」
イオリは渋々了承し、エレンの首の後ろに手を回してエレンの股の上で腰を上下にゆっくり動かし始めた。ぱちゅん、ぱちゅん、と遅いテンポで腰が打ち付けられる。
「これ、思ったより恥ずかし……」
顔を見られたくなくてイオリはエレンの胸板に顔をくっつけた。自身の胸に顔をうずめ、自ら腰を振るイオリの姿は凶悪な程に扇情的だった。上下する度に短い喘ぎが口から漏れている。
「悪い、我慢出来なくなった」
エレンはそう呟くように言うと、腰を掴み、思い切り下からイオリを突き上げた。
「ぅあッ……!?」
イオリが一際大きな嬌声を上げて仰け反る。エレンはイオリの上に覆いかぶさるようにして正常位に移り、激しく腰を振った。ぱん、ぱんと先程よりも早いテンポで乾いた音が部屋に響き渡る。
「ばっ、ばか、何し……ぁあッ♡んっ、やぁ♡」
イオリは初めて甘えるような啼き声を出した。イオリの好きな部分はもう知っている。エレンはそこを容赦なく責め続けた。イオリが絶頂する度に、求めるようにナカがきゅうきゅうと締め付けてくる。
押し寄せる快楽を怖がるように、イオリはエレンに必死に抱き着く。
「ッ……♡ふぅっ……あっ♡~~~ッッ♡♡」
自分の甘えるような嬌声が恥ずかしいのかイオリは必死に声を押し殺すが、それでも耐え切れずに漏れてしまう。
「そこ、ばっかり……も、やぁ……♡」
息も絶え絶えに、目に涙を浮かべながらこちらに懇願するイオリ。
その顔を見せられて、止まれる男などいるものか。
構わずエレンは行為を続ける。イオリは快楽から逃れようと身を捩り、あられもなく喘いだ。
脳が溶けていく。圧倒的な熱にうかされている。目の前の肢体を貪ること以外何も考えられない。息をすることも忘れるくらい、今はお互いに溺れていたい。
「ぁんっ♡あっ、またイく♡イッ………
〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」
イオリが何度目か分からない絶頂を迎え、また、エレンも同時に達した。びゅるるっ、と勢い良くイオリのナカで吐精する。イオリは熱い何かが先端から溢れ出しているのを腹の中で感じていた。
二人は繋がったまま、荒い息を混じらせながら抱き合う。痙攣がようやく治まったイオリがエレンの頭を撫でながら言った。
「もう治まった?」
「……ん」
エレンはイオリの胸に顔をうずめながら返事をする。エレンは甘えたさんだなぁ、とイオリはエレンの髪を梳いた。エレンはイオリの胸に顔を押し付けたまま、くぐもった声で言った。
「もうちょっと、このままで、いたい……」
「……いいよぉ」
ぎゅっとさらにエレンは抱き締める力を強める。イオリもエレンの頭を一層強く抱き抱えた。
「……あたたかい」
エレンが呟く。イオリはエレンが顔をつけている胸が少し湿るのを感じていた。
「……これから、オレはこの暖かさを踏み躙る」
「他の人達の、温もりを全て奪い去る」
「…………ごめんなさい…………」
心臓に直接空気の振動として響くエレンの言葉をイオリは黙って聞いている。ゆっくり、ゆっくりと、落ち着けるように頭を撫でた。
子供をあやすように。友を労うように。恋人を慰めるように。
「……その時は、一緒だよ」
「…………ぅん……」
頼りないその返事を聞いて、イオリは笑った。
「やぁっと素直になった」
「……うるせぇ」
「昔みたいに『イオリさん』って呼んでくれてもいいんだぜ?」
「…………」
エレンはイオリの胸から顔を話し、不満気にイオリの顔を見つめる。イオリの胸はしっとりと濡れ、エレンの目元は僅かに赤く腫れていた。しかしイオリは何も言わずにはにかんで見せた。
エレンはふとイオリに顔を近付ける。何かを察したイオリがぴっとエレンの唇に人差し指を当てた。
「
エレンは今更だろ、という表情を隠そうともしない。それでもイオリは
「人肌恋しいならいくらでも抱かれてあげるからさ」
と言って笑った。
やがて疲れていたのか、エレンは拗ねたままふて寝してしまった。イオリはその寝顔を眺めながらぽつりと溢した。
「おやすみ、エレン。せめて良い夢を」
エレンくんに必要なのは母性(多分)
彼らは友達です(多分)
感想あれば書いてくれると嬉しいです。エロい小説書いたことないのでこれで合ってるか不安……