※初投稿なので至らぬ点もあると思いますので、指摘していただけますと幸いです
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「(うぅ……ここどこ……?)」
変わり映えのしない頭の中に、同じくらい変わり映えのしない景色。
変化の乏しいそれを前にして、私はひとつため息を吐く。
その日、私はシャーレの用事でミレニアムを訪れていた。
早々に用事を済ませた私は、せっかくだし普段はあまり歩き回らないミレニアムの敷地内をぶらぶらうろうろしようと思い立った。思い立った……のだけれど、
「(どうしてこんなことに……)」
ついつい探検気分であちらこちらと歩き回っていた私は、気が付くとよく分からない建物へと入り込んでしまっていた。
階段を下っても上っても、目に映るのは生気の感じられない冷たい灰のコンクリートばかり。
どこまで進んでも変わらない上に、聞こえてくるものといえば私の吐息と反響する足音ばかり……その様はまるで迷路に迷い込んでしまったみたいで、私はほとほと困り果ててしまっていた。
望んでいないリアル脱出ゲームは1時間を垂んとして……と、
「(……ん?)」
誰かに救援の連絡を入れることすらも視野に入れ始めていた私はしかし、ふと聴神経の網に何かが引っ掛かったことに気づいた。
脳に取り込んだ情報はそれが人の声だということを示していて、
「……あ」
あたりをきょろきょろ見回してみると、なるほどすぐ目の前には「16番会議室」というプレートのついた扉がある。
小さな声はそこから漏れ聞こえているみたいで、
「(とりあえず助かった……のかな……?)」
人の気配すら感じられない……なんて寂しい状態はどうにかなりそうで、私は心の中で胸を撫でおろす。
ここは勝手知ったるミレニアム、誰かに会えればもう勝ったも同然で、
「(……まあいっか♪)」
自分でも何に対して勝利を収めているのか分からないまま私はドアに手を掛けると、パネルを操作してドアを開ける。扉は音もなくすっと開いて、
「(ところで、こんなところに誰がいるんだろう……?)」
そんなことを頭の片隅で考えつつ、室内に目を向ける私……ところが、
「……っ!?」
その目が、自分でも分かるくらいぱっと見開かれる。というのも、
「せ、先生……!?」
「どうしてここに……?」
なぜか薄暗い室内には、私にとって身近なふたりの少女がいた。
ピンク髪のむちむち少女と白髪のうすほそ少女……そんな凸凹コンビは特異現象捜査部のふたり──和泉元エイミちゃんと明星ヒマリちゃんだった。
彼女たちはそろって驚いた表情を浮かべていて……それもそのはず、
「(どっ、どうして……!?)」
ふたりは、部屋に設えてあるベッドに身体を横たえさせていた……一糸纏わぬ生まれたままの姿で。
それも、お互いを慈しむように抱き合いながら。
────
「その……差し支えなければでいいんだけど……ふたりは何を……?」
「せ、先生!?」
開口一番尋ねたかったことを口にすると、跳びあがらん勢いで反応してくれるヒマリちゃん。
風邪をひいて体調を崩さないようにとりあえずふたりに上着を着てもらってから、私は状況の確認を行おうとしていた。それでも、
「その……いくら私がミレニアムの可憐な生き字引、アカシックレコードの華麗なる擬人化だとしても……答えられる内容には限界というものがあってですね……!」
「……?」
さすがにシチュエーションがシチュエーションだからか、普段は聡明な彼女もしどろもどろ。
いつにも増して変わった修飾をする彼女に新鮮でかわいいなー、なんて場違いなことを考えていると、
「あ、それはね……」
埒が明かないことを察してか、おもむろに口を開くエイミちゃん。
「(エイミちゃんなら……答えてくれるかな?)」
竹を割ったような性格の彼女ならこの混迷の状況も分かりやすく話してくれるはずで……しかし、
「部長が『ムラムラする』って言ってたから、発散に付き合ってたの」
「エイミ!?」
「エイミちゃん!?」
彼女らしい歯に衣着せぬ……着せなさすぎる発言がその口から飛び出して、私とヒマリちゃんはふたりそろってびっくり箱を開けたみたいな声を上げた。
ヒマリちゃんの言葉がオブラートに包みすぎならこっちはオブラートが足りなさすぎで、
「……?」
私たちの反応に、首を傾げるエイミちゃん。
その何とも言い難い表情からは「望んだ情報を分かりやすく伝えたのに……」という心の声が漏れ出てくるよう。
「……」
それにさっきの彼女たちの睦み合いを思い返すと、それもあながち間違いではないのかもしれない。
「せ、先生……? その……違うんですよ?」
弁明を図ろうとするヒマリちゃんのこの世の終わりみたいな表情もそこに妙な説得力を付与していて、
「エイミがどうしてもと言うので、仕方なく……!」
「え? 先にしようって言ったのは部長じゃ……」
「今は黙っていてください!」
言葉の応酬、往年の貫録を纏った夫婦漫才を見せつけられて、私は自分の考えが間違っていなかったことを再確認する。
「(仲いいなぁ……)」
このふたり、間違いなくヤッている。
しかも、多分これが初めてではない。
私の予感が正しければその回数は両手に収まらないくらい、ひょっとすると両足含めても入りきらないかもしれない……そんな下世話な内容も、私としては嫌いではなくて。と、
「……ところで、先生?」
「どうしたの、エイミちゃん?」
大事な生徒のスキャンダルにホクホクしていた私は、エイミちゃんに声を掛けられてふと我に返る。
こちらに向けられたその表情は何か言いたげで……しかし、
「よければ……先生も一緒にどう?」
「エイミ!?」
「エイミちゃん!?」
彼女の次の言葉に、私はヒマリちゃんと一緒にまたしても驚きの声を上げることになった。
────
「うぅ……」
エイミちゃんの衝撃的な提案からわずか10分、私はさっきまでふたりが愛を交わしていた(であろう)ベッドの上で、一糸纏わぬ姿を晒していた。
「(どうして……)」
とはいえ、この状況は私が望んだものでは決してない。
私としてはもちろん断るつもりだった……そのはずなのに、
「……」
やけに熱弁を振るっていたヒマリちゃんのことを思い出す。
どういうわけか私とは反対、つまりエイミちゃんと一緒に「3人でえっちしよう」側に立った彼女。
その話術に言いくるめられるまま、私はこんな状況に陥ってしまった……というのが事の次第で、
「ふふ……」
そんな私を、虚ろな微笑みを浮かべながら見つめてくるヒマリちゃん。
こちらに向けられるラベンダーの瞳はやっぱり死んだままで、
「先生も道連れです……ふふふ……」
「どうして……!?」
意地でも私を巻き込みたいらしい彼女に対して、反射的にそう言い返す。
確かに結果として覗くという行為をはたらいてしまったことは事実だけれど、それだってほとんど不可抗力に近い。
それに、恥ずかしいところを人に見られる羞恥心は他でもない彼女がいちばん分かっているはずで。
「……」
しかし、どれだけ御託を並べても私が彼女たちの提案を受け入れてしまったのもまた事実。
事故とはいえ彼女たちのプライベートなところを暴いてしまった負い目だったり、忙しくてここ数日発散できていなかったがゆえの欲求不満だったり……幸か不幸か言い訳の材料はたくさんあって、私は首を縦に振ってしまった。
自分で選んだ以上私にはここから断るだなんて選択肢はなくて……そして、
「わひゃ、っ……!?」
おもむろに背後から抱き着かれて、驚きのあまり私の口から情けない声が漏れる。
バックハグとともに背中から押し付けられるずっしりとした柔らかさは私の備えていないもので、
「はぁ……♡先生の身体、ひんやりしてて気持ちいい……♡」
前面にまで回ってきた彼女の手が、私の身体をさわさわ……♡とまさぐってくる。
背面に感じるすべすべとした温もりからは、彼女が一切の衣服を身に纏っていないことが何となく伝わってきて。
「うぅ……エイミちゃ、ん……っ♡」
柔らかい手のひらが肌を滑るこそばゆさに、震えてしまう私の声。
くすぐったさに弱い私はちょっとしたスキンシップでも声を零してしまって……と、
「ちょっとエイミ、私抜きで先生とイチャつかないでください!」
じゃれつく私たちを見て思うところがあったのか、ヒマリちゃんが口を挟んでくる。
ぷんすか頬を膨れさせるその姿はさっきまでと比べていくらか元気そうで……なんて、私が彼女のことを気にかけていると、
「……♡」
「ふにゃ、んっ……!?♡」
後ろから伸びてきたエイミちゃんの手が、私の胸を下からふにゅん♡と掬い上げてくる。
誰かに胸を触られるなんて私には初めての経験で、起伏のない稜線を指の腹が撫でるだけで胸の奥にまで言葉にできない感覚が届いてくる。
「部長もこれくらい反応してくれたらいいのに」
そんな私のリアクションを好意的に受け取ってくれたらしく、エイミちゃんはその手つきを少しずつ大胆にしてくる。
どうやら彼女にはヒマリちゃんの言葉を聞くという選択肢はないみたいで、
「ふ、っあ……♡見ないで、ヒマリちゃん……あん♡」
顔を上げるとヒマリちゃんと目が合って、そんな言葉が口をつく。
彼女を置いてふたりだけで盛り上がることに申し訳なさを感じての言葉……そのはずだったのだけれど、
「先生も、どうしてそんなに見せつけえっちの質感が上手なんですか!」
「別に、そういうのじゃなくて……んんっ♡」
当の本人はそこに別の文脈を見出しているらしく、いまいち納得できない内容でダメ出しをしてくる。
それどころか、
「先生、部長にもっと見せつけてあげようよ♡」
「え、何を……んあ、っ♡」
彼女たちの仲の良さゆえか、そこに悪ノリしてくるエイミちゃん。
その指先が胸の先っぽ、そのまわりをくるくると撫でてきて、
「あっ♡ふ、ぁ……♡」
「先生!」
気持ちいいところをとろ火で炙るように控えめにすりすり……♡と触られて、身体が中途半端に火照っていく。
指が通った後にはサンドアートみたいに甘い感覚が残って、
「(触られてるだけなのに……きもちくなっちゃう……♡)」
ふたりだけの夫婦漫才のはずなのに、間に挟まれた私だけがじわりじわりと昂らされていって……そして、
「んっ……♡ふ……ぅ……♡」
気が付くと、私の秘所はじっとりと潤ってしまっていた。
教え子の、それもお遊びみたいな愛撫で濡らしてしまったことが恥ずかしくてぎゅっと足を閉じるけれど、
「あ、っ♡乳首、だめ……っ♡」
ぷっくりと熱をはらんだ乳頭をつんつん♡ふにふに♡とつつかれて、本能的にぱか……♡と股を開いてしまう。
そんなことをしてしまうと当然正面にいるヒマリちゃんに見られてしまうわけで、
「え……先生、そんなに……?」
仕上がりかけの割れ目を一瞥して、信じられないといった言葉を漏らすヒマリちゃん。
とはいえその瞳に込められているのは驚きだけではなくて、
「……そろそろかな」
そんな彼女の様子を見てか、一度エイミちゃんは私を責める手を止める。そして、
「あ……♡」
体内に満ちる快感と脳内に満ちる欲求不満に呆けていた私の目の前に、エイミちゃんが姿を現わす。
その外見は私の予想通り一糸纏わぬ生まれたままの姿で、
「じゃあ部長、脱がせるよ」
「え、ええ……」
彼女はそのまま、車椅子からひょいとヒマリちゃんを持ち上げてベッドに座らせる。
「ほら、ばんざいして?」
「その……先生もいるんですから、もう少し心の準備を……」
「え、今更じゃない?」
相変わらずのいい意味での遠慮のなさを発揮しながら、ヒマリちゃんの服を脱がせていくエイミちゃん。
「……っ♡」
カーディガンを脱がせて、上着を脱がせて……衣擦れの音が増えるたびに、少しずつそのほっそりした身体のラインが表れてくる。
朱に染まったその頬とは対照的に顔を覗かせる素肌は雪のように白くて、目に焼き付くようなそのコントラストについつい見とれてしまう。
「せっ……先生も、あまり見ないでください……!」
「あ、ごめん……♡」
そんな私の無遠慮な視線を咎める言葉に、はっと我に返る。
けれどもその美しい肢体から目を背けるほうが難しいというもので……そして、
「わ……♡」
私の口から、小さく声が漏れる。
すっかり服を脱いでしまったヒマリちゃん……その裸は、私が想像していたものより何倍も美しいものだった。
柳の枝のようにしなやかでほっそりした腕や脚にうっすらと肋の浮いた身体、そしてそんな中でも丸みのある稜線を描き出している腰まわり……大切なところこそその両手で覆い隠されているけれど、だからこそ想像力が掻き立てられて。
「……♡」
視線を、そのまま隣のエイミちゃんに向ける。
ヒマリちゃんとは一目瞭然、その豊満な身体は暴力的にさえ感じられて、
「……?」
私の視線を感じ取ってか、首を傾げる彼女。
ずっしりと重量感を匂わせるふたつのふくらみやむっちりと肉付いた太ももに、つい視線を吸い寄せられてしまう。
柔らかそうなその身体は抱きしめるだけで気持ちよさそうで……
「(ふたりとも、すごい……♡)」
片やむちむち、片やうすほそ……私がふたりのギャップに見惚れていると、
「じゃあ、やろっか♡」
エイミちゃんが、小さく何かを呟いた……そんな気がして、
「え……ひゃん、っ♡」
その内容を尋ねようとした私の身体が、ぽふんとベッドに押し倒される。
言うまでもなく私のことをシーツに結わえ付けたのはエイミちゃんとヒマリちゃんのふたりで、
「んん、っ……♡」
制止する間もなく、左右からふたりが抱き着いてくる。
むぎゅっ♡と密着したその身体はすべすべで柔らかくて、
「やっぱり……♡先生の身体、ひんやりしてる……♡」
「温かいです、先生……♡」
左からはエイミちゃんの、右からはヒマリちゃんの囁き声が耳朶をくすぐる。
正反対の内容ながらもふたりの声には一様に不満の色は浮かんでいなくて、
「(これ……どきどきしちゃう……っ♡)」
すりすり……♡と素肌が滑る感覚に、今の自分が何も身に着けずにふたりと触れ合っている……その事実をまじまじと直視させられる。
実感すればするほどそれは否応なく私の身体を昂らせて、
「ひゃ♡うぅ……♡」
そんな私の内心を見抜いたかのように、彼女たちの手のひらが私の肌を撫ぜてくる。
「あっ♡んん……っ♡」
首筋や胸元、脇腹や内もも……肌を這い回る手のひらの感触は興奮して敏感になった感覚神経には毒も毒で、その甘い痺れに身体が勝手に跳ねてしまう。
ともすればオーバーにも取られかねない反応をしかし、彼女たちはいたく気に入ったみたいで、
「先生、そんなに身体を跳ねさせて……♡」
「敏感なんだね、先生♡」
私の身体をゆったりと撫で回しながら、ふたりが左右から囁きかけてくる。
私が声を漏らすたびにその手はどんどん敏感なところにまで伸びてきて、
「んひゃ♡そこは、っ……♡」
エイミちゃんとヒマリちゃんの指が、揃って私の胸の先っぽに添えられる。
私のそこは度重なる刺激に当てられてふっくら勃ち上がってしまっていて、
「乳首もぷっくりしててかわいい♡」
「ここまで興奮していただけるなんて思ってもみませんでしたが……ふふっ、悪くないですね♡」
ふたりの指先が、ちょん♡ちょんちょん♡と先端部分をつついてくる。
それは蕾の締まりや立ち上がりの具合を確かめているようにも、そして私の反応を愉しんでいるようにも思えて、
「ん♡くっ♡ふにゃ、っ♡♡」
とはいえ、私にはそれを気にしている余裕はない。
快感のスイッチを好き放題に触られて、法悦の水位がじわじわと上昇していく。
ふたりの教え子に吐息や体温が混ざり合うくらい近い距離感で密着されながら、じわりじわりと昂らされる……そんなシチュエーションに私はあっという間に夢中になっていって、
「んきゅっ♡♡」
ぷるぷる……♡と震えながら疼く乳首をぷに♡とつままれて、快楽の電流が身体を駆け巡る。
さっきまでは全身まんべんなく触られていたはずが、今ではふたりの責めは私のそこにばかり集中していて。
「あっ♡♡は、ぁ……♡♡」
ぴんと勃った突起をすりすり……♡と撫でてきたり、
「んん……っ♡♡」
ぷにゅ♡とつままれたそこをくにくに……♡と指の腹で転がしてきたり。
緩急のついた愛撫に私の身体はまったく対応できなくて、刺激を受けるだけで快感が頭の中を真っ白に染めていく。
「(乳首、ばっかり……♡♡こんなの……ずるい……っ♡♡)」
弱いところへの執拗な攻撃に、ついついそんな思いが胸の内に広がっていく。
それでもえっちに正当なルールや反則なんかあるはずがなくて、
「かわいいです、先生……♡」
「ね。先生、すっごくかわいい♡」
「かわいくにゃ、っ♡♡かわいくにゃい、からぁ……♡♡」
ひたすらに責め立てられる私には、彼女たちにそう言い返すことしかできない。
年下、それも教え子の手淫でこうも一方的に感じさせられっぱなしなことに対して恥ずかしさが入道雲のようにむくむく沸き立つ……のだけれど、
「んあっ♡♡そこばっかりいぃ……っ♡♡」
いくら私が恥ずかしがっていたところで、ヒマリちゃんもエイミちゃんもストップをかけてくれるはずもなくて。
「(こんなきもちいの、はじめて……♡♡)」
すりすり♡
「ふっ、ふー……♡♡」
くにくに♡
「んひ……っ♡♡っあ♡♡」
かりかり♡
「あんっ♡♡あ♡♡」
止まろところを知らないその責めに、私はひたすら翻弄されるばかり。
体内に蓄積されていく快感はもう感じているいないの閾値をはるかに超えて、
「(やっ、ばい……♡♡これ……イっちゃう、かも……っ♡♡♡)」
全身に満ちる性感に呼応するように、腰がへこ、へこ……♡と前後してしまう。
その間にも彼女たちの手淫は私の身体を昂らせに昂らせて……そして、
「……部長。先生もいい感じにほぐれてきたし、そろそろ……♡」
「あら、本当ですね♡」
彼女たちの責めが落ち着いたのは、私がすっかりのぼせてしまってからのことだった。
「はぁ♡♡ふ、っ♡♡はー……っ♡♡」
ずっと触られつづけた先っぽはじんじんと熱を持って、甘い痺れにその身を震わせている。
お腹の奥に溜まった快感のマグマは今にも噴火せんとぐつぐつ煮立っていて、
「(あとちょっとで……イけそうだったのに、っ……♡♡♡)」
垂らした愛液でベッドシーツをぐしょぐしょに濡らしながら、そんなことまで考えてしまう私。
快感を待ちわびる身体はすっかりふたりのことを求めてしまっていて、
「先生、女性がそんな顔をするものではありませんよ?♡」
内に覚えた切なさが顔に表れていたみたいで、それをヒマリちゃんに指摘されてしまう。
けれどそれを否定する材料を今の私は持ち合わせていなくて、
「だって、その……♡♡♡うぅ……♡♡♡」
まさか自分で「イかせてほしかった」なんて泣き言を言うわけにもいかず、私は言葉尻に詰まってしまう。
大人としての矜持と目の前にぶら下げられた快楽のスイッチ、その間で板挟みにされて……
「……いいよ、先生♡」
「ふぇ……?♡♡♡」
そんな私の耳に、天啓のような優しい声が届く。
それにつられて私が顔を上げると、
「エイミ……ちゃん……?♡♡♡」
そこには、その声に負けないくらい優しげな笑顔を浮かべたエイミちゃんがいた。
「先生のこと、部長とふたりでイかせてあげる♡」
彼女はそう言いながら、私の胸元……じんじんと疼くその先端に顔を近づけてくる。
じんわりと汗ばんだ肌をその吐息が柔らかく撫ぜて……そして、
「はぁ、む……っ♡」
「んひ……っ!?♡♡♡」
彼女は、ぽってりとふくれた乳首を乳輪ごと口に咥えた。
ぬるぬるほかほかの口内の感触に驚かされる間もなく、
「ふぁああっ!?♡♡♡」
先っぽに迸る快感に、身体ががくっ♡と跳ねる。
「(ちくび、舐められて……っ♡♡♡)」
生温かくてざらざらするその感触がずっと焦らされて敏感になっていた突起に絡み付いてきて、頭の中で快楽回路がぱちぱちと火花を飛ばす。
片方だけでもその快感は大きすぎて受け止めきれないくらいで、
「では……先生♡こちらも、失礼しますね……♡は……むっ♡」
「らめっ♡♡♡まっ、まって……ひうぅっ!♡♡♡」
それなのに、反対側にしゃぶりついてくるヒマリちゃん。
舌を這わせてくるエイミちゃんとは違ってちゅぱちゅぱ♡と吸い付いてくる彼女に、身体の奥底で快感の炎がぼうっと燃え上がる。
「ん……♡先生の乳首、すっごく甘いね♡」
「こうしていると赤ちゃんのようで少し恥ずかしいですが……♡」
そんな私のことを上目遣いで見上げながら、ふたりは左右の先端部に思い思いに吸い付いてくる。
「あっ♡♡♡さきっぽ、ばっかりっ♡♡♡」
先っぽを飴玉みたいに舐め転がしてくるヒマリちゃんに、アイスクリームみたいに舐めしゃぶってくるエイミちゃん。
私のことを流行りのスイーツだと勘違いしているかのような食いつきに、
「(これっ♡♡♡このままされたら……ぜったいイっちゃう、っ……!♡♡♡)」
私はなすすべなく、じわじわと身体を昂らせてしまう。
性感のスイッチと化した突起をしつこくしつこく舐め続けられる法悦におっぱいが蕩けてしまいそうで、
「ああっ♡♡♡は、っ♡♡♡は、んん……っ!♡♡♡」
「ちゅぱっ♡先生、息が上がってきましたね……♡」
「身体も震えて……もしかして、もうイっちゃいそうなのかな♡」
身体を蝕むその甘い毒に当てられていることを、ふたりに見抜かれてしまう。
彼女たちはそんな満身創痍の私の前でアイコンタクトを交わすと……ぢゅるるっ♡
「んぎ、っ……!?♡♡♡」
さながら最後の総仕上げとでも言わんばかりに、その責めを激しくしてきた。
乱暴に吸い上げられて、かと思えば反対側は舌先で穿るように舐められて……明らかにスイッチの入ったその乳首責めに、口から濁った声が迸る。
「あんっ♡♡♡しょれらめっ♡♡♡らめぇ……っ!♡♡♡」
生温かい粘膜ににゅるにゅる♡ぞりぞり♡と包まれる感覚はこれまでに経験がなくて、体内で暴れる激感に歯止めがかけられない。その間にも、
「はぁ……♡きもひいね、へんへえ……♡」
「私たちの口で、たくさん感じてくださいね♡はむ、んむ……っ♡」
私の悶える姿を目に焼き付けるように観察しながら、彼女たちは私に快感を注ぎ込みつづける。
容赦のない責めに対して私はあっという間に追い詰められて、
「ちくびイく♡♡♡ちくびイっちゃう……っ!♡♡♡」
湧き出す底なしの性感に、私は情けなくそう自白してしまう。そして、
「いいれふよ、へんへえ♡」
「ほのまま、きもひよくなろうね……♡」
舐められて、吸われて、甘噛みされて。
溢れ出す快感の濁流に押し流されるようにして、全身の筋肉が硬直して……
「イく♡♡♡ちくびイきましゅ♡♡♡イっ、くぅぅ……っ!!♡♡♡」
頭の中で気持ちいいのが爆ぜて、それと同時に背筋が弓なりに反る。
胸元から迸った快感がお腹の奥とリンクして、身体をぐるぐると駆け巡って。
ふたりに弄ばれるまま、私は絶頂を味わわされてしまった。
まるで放物線のように最高潮に達した法悦が、ゆっくりと落ち着いていって、
「はぁ……♡♡♡はぁ、ぁ……♡♡♡」
潮が満ちるように全身に広がっていく倦怠感に、ぐったりと身体をベッドシーツに横たえる。
小刻みに震える身体は今もなお快感の美酒に酔いしれていて……ところが、
「イってくれたみたいだね、先生♡でも……♡」
「まだ、終わりませんよね……?♡」
「ふぇ……?♡♡♡」
エイミちゃんもヒマリちゃんも、どういうわけかまだ終わりにはしてくれない。
こちらをじっと見つめる宝石のような瞳には、その証拠とばかりにそこに似つかわしくない情欲の光が宿されていて、
「ちょっと、待って……♡♡私、もうイったから……♡♡」
ふたりは、イったばかりでまだ身体にうまく力を入れられない私をあっという間に前後から挟み込んでくる。
正面にはエイミちゃん、そして背後にはヒマリちゃん……彼女たちにサンドイッチされた私には、もう逃げ場と呼べる逃げ場はなくて。と、
「せっかくだし……先生のここ、借りちゃうね♡」
「ひゃん、っ……!?♡♡♡」
ヒマリちゃんに凭れた私に対して、エイミちゃんはその膝裏にいきなり手を差し込むとそのままそこをぐいと持ち上げてきた。
乳首イキさせられたそこは外気に触れてむわっとした熱気と湿気を立ち上らせて、
「えっちな匂いする……♡しっかり気持ちよくなってくれてたみたいで、嬉しい♡」
私の足の間に目を向けて、そう笑顔を浮かべる彼女。そして、
「先生……私のここも、見て……?♡♡」
彼女はその手を、ゆっくりと自らの下腹部へと持っていく。
それにつられて私もそこへと目を向けて、
「……っ!?♡♡♡」
私は、思わずぱっと目を見開いた。
彼女のしなやかな指によって左右に分け広げられたそこは綺麗なピンク色を覗かせていて、まるで涎のようにとろ……♡と愛蜜を垂らしている。
それは彼女が私と同じようにえっちな気分になっている何よりの証拠で、
「私も濡れてるから……一緒に、気持ちよくなろ……?♡♡」
彼女の痴態に目を奪われてフリーズしていた私に、そう声を掛けてくるエイミちゃん。
同時に彼女が私の腰に跨ってきて……くちゅ♡
「ん……っ♡♡」
「あっ……♡♡♡」
ふたりの秘所が触れ合って、私たちの口から揃って甘い声が零れる。
彼女のそこは火傷してしまいそうなくらいに熱くて、
「先生……んっ♡♡これ、気持ちいい……っ?♡♡」
腰をゆったりしたペースで振りながら、彼女はそう尋ねてくる。
たまに身体を震えさせるその姿からは彼女も快感に溺れつつあることが伝わってきて、
「うんっ♡♡♡きもちい……あん、っ♡♡♡」
彼女が腰を動かすたびに、聞こえてくる水音がどんどん大きくなっていく。
初めての貝合わせはまるで本当にえっちしているみたいに気持ちよくて、
「先生もエイミも、ふたりだけで楽しんでばかりで……私のことも、忘れないでくださいね?♡」
目の前のエイミちゃんとのレズえっちに夢中になっていた私は、背後から聞こえてきた声に気づいた。
「え……?♡♡♡んひゃあ、っ♡♡♡」
それに返事するより先に、私の口から快感に毒された嬌声が溢れる。
その感覚の出所……自分のお腹にぱっと視線を向けると、そこには背後から伸びてきた手によってどこか見覚えあるアイテムがあてがわれていて、
「あ……♡♡部長、それ使うの?♡♡」
「はい♡私だけ仲間外れは、寂しいですから♡」
ヒマリちゃんはエイミちゃんからの問いかけにそう答えると、
「先生、こちらが何かご存じですか?♡」
その先端部をすりすり……♡と下腹部に押し付けながら、そう尋ねてくる。
先の通り私はそれに見覚えがあって、
「あっ……♡♡♡これ、電マ……?♡♡♡」
私が背後のヒマリちゃんのほうを向きながらそう返すと、彼女はそれが正解だとでも言わんとにこりと微笑む。
「はい♡小さいけれどその出力は桁外れ……重低音みたいな振動が身体の奥まで響く、病弱美少女には似合わないワイルドな逸品です♡」
そう説明しながら、そのボディに指を這わせるヒマリちゃん。
その声はまるで何か幸せな記憶を思い出しているみたいにうっとりしていて、
「部長、それ好きだもんね♡♡」
「ええ♡先生にもきっと、気に入っていただけるかと♡」
彼女はエイミちゃんと言葉を交わすと……かちり。
おもむろに、そのボタンを1回プッシュした。
「ん゛っ……!?♡♡♡」
次の瞬間、まるで雷に打たれたかのようにびくびくっ♡と痙攣する私の身体。
堪らず喉奥から濁った声が零れて、
「(すっごい、っ♡♡♡これ、子宮が……っ♡♡♡)」
身体の最奥……ポルチオを捏ねられているかのような感覚に、身体が跳ねるのを止められない。
その震えは当然貝合わせしているエイミちゃんにも影響があって、
「ん、っ……!?♡♡♡先生、ちょっと動きすぎ……っ♡♡♡」
私が与えられる快感に耐えられずに腰を振ってしまうと、彼女も声を上擦らせる。
「ごめ、っ……♡♡♡でも、腰が勝手に……んんっ♡♡♡」
とはいえ、私だって好きで腰を振っているわけではない。
むしろその手綱を握れているとは言えなくて、
「んお♡♡♡おぉぉ……っ♡♡♡」
ぐちゅぐちゅ♡と秘所を擦り付ける快楽に、漏れ出すようなオホ声が零れてしまう。
それに合わせて腰振りの動きもどんどん激しくなっていって、
「んんっ♡♡♡先生っ♡♡♡せんせえ……っ♡♡♡」
そんな私に巻き込まれるように、だんだん余裕をなくしていくエイミちゃん。
目の前でたわわな胸が上下に大きく揺れて、私の情欲を煽り立ててくる。と、
「せん、せえ……っ♡♡♡」
おもむろに、彼女はぐいと顔を近づけてくる。そして、
「んむむ……っ!?♡♡♡」
そのまま、エイミちゃんは私の唇を奪ってきた。
容赦なく口内に舌をねじ込んでくるのと同時にその身体がぎゅむむっ♡と押し付けられて、
「ぢゅむ♡♡♡んっむ、ぷ♡♡♡んぶむっ♡♡♡」
私に抱き着いて、必死に舌を絡み付かせてくる彼女。
普段はクールでどこか達観しているような彼女からは考えられない肉食っぷりに頭がくらくらして、
「(お腹に、マッサージ器がっ……♡♡♡)」
強く抱き着かれていることでマッサージャーがお腹に沈み込んで、振動がより深いところまで伝わってくる。
ポルチオをぐりぐり♡と抉られて揺らされる刺激に対して私のキャパシティはあまりにもちっぽけで、
「(イくっ♡♡♡またイく……っ!♡♡♡)」
べろちゅーしながらの貝合わせえっちだけでも堪らないのに、それに加えて子宮口まで苛められたらもうダメで。
「ぢゅ、ぱっ♡♡♡せんせえ♡♡♡いっしょに♡♡♡いっしょにイこ……?♡♡♡」
「うんっ♡♡♡んむっ♡♡♡ぢゅるるっ♡♡♡」
ちゅーしながら、一心不乱に腰を振る私たち。
気持ちいいのを押し合い引き合いして、境界線を溶かし合って……そして、
「「んむむむ~~~~~~~~~~~っっっ!!!♡♡♡」」
お互いの身体をぎゅっと抱きしめ合いながら、私たちは同時に絶頂を迎えた。
頭の中に多幸感がどぷどぷ……♡と満ちて、あまりの快感に目尻から涙が垂れ落ちる。
きゅんきゅん♡と疼く秘所からぷしっ♡と潮が噴き上がって、
「んむっ♡♡♡ちゅぱ、むむっ♡♡♡」
それでも、私たちは止まらない。
頭に浮かぶのは気持ちよくなりたい、気持ちよくしたい……そんな単純な欲望だけで、
「(また、っ♡♡♡またイくっ……!♡♡♡)」
情欲に弄ばれるまま、私たちはひたすらお互いを貪り合った。
────
「はぁ……はぁ……♡♡♡」
どれだけイったのか自分でも分からなくなるような、そんな泥沼のような快楽。
気が付くと、私はいつの間にかそこから脱出していた。
とはいえその影響は心身ともに色濃く残って、
「(からだ……♡♡♡おもい……♡♡♡)」
自分で自分の身体を支えきれずに、後ろのヒマリちゃんに思いきり凭れてしまう。
身体を包む倦怠感はまるで枷のように重くて、
「ふふっ♡先生もエイミも、お疲れさまでした♡」
そんな私の頭に、ぽふんと手を乗せてくれる彼女。
目の前には私の身体に布団みたいに覆いかぶさりながら長い息を吐くエイミちゃんがいて……と、
「ところで、先生……?♡」
撫でる手を一度止めて、ヒマリちゃんがこちらを見下ろしてくる。
その反対の手にはさっきまで私たちを責め立てていた電マが握られていて、
「次は……私とも、してくれませんか……?♡」
新雪のように白い肌を朱に染めながら、彼女はそう口にする。
「……っ♡♡♡」
途端に頭に浮かび上がる、さっきまでの甘い記憶。
意識が飛んでしまうくらいのえっちはしかし、そのぶん得られる快感も青天井で。
「……♡♡♡」
気が付くと、私は首を縦に振ってしまっていた。
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