時は2010年代後半…

 日本中で数年前から盛んになった新興保守系勢力と似非市民団体の衝突は両陣営が銃火器で武装、過激化したのを皮切りに機動隊も交えた三つ巴の市街戦へと度々発展、事態はさながら戦国時代の合戦の如き様相を呈しだし悪化への一途をたどっていた。その動きに合わせるかのように、日本国内では奇妙な事件が連続して起きていた。

 それはある日突然、自衛隊員や軍事オタクが突如として多額の金額を
口座に振り込まれ失踪する【振り込み失踪事件】の連続発生であった。
 
発生当初から犯人の目的も全く不明な奇妙な事件であり、世界的にも注目を浴びる事件が発生してから一年が経過、失踪者が10万人を越えようとしていた2010年代後半のとある年……季節は冬、来月で失業保険も終了。
 完全なる無職と化しそうな、ひとりの青年は駅前のカフェで時間を潰していた。そんな彼に女子高生のような少女が話しかけ、青年は暇つぶしに少女と会話をしていた。

 会話の最中、少女は微笑み彼に笑顔で告げる。
「気に入りました採用です」
 少女は失踪事件実行者の一人だった。

少女の名は【マギサ】彼女は魔女であると同時に、平行世界の日本で
PMC所謂、民間軍事会社の代表を務める異世界の住人だった。
 マギサはある目的を果たすために平行世界の日本を拠点に
仲間達と活動をしていた。彼女の目的はただ一つ、彼女の故郷の異世界で【ある手段を】手に入れ、彼女による天下布武を彼女の故郷の異世界で実現することであった。

 魔女と無職が出会う時、天下布武への戦いが静かに始まる。

 初めまして、本作はなろうの運営様からR18の指摘をされ。
 ハーメルンに引っ越してきました。
 まだ編集が不十分な部分もあるかと思いますが、ご了承ください。

 本作は、なろうで同じくR18の指摘をされた作品。
『魔女の天下取り マギサの戦い』全面改稿前の保存版です。
 尚、なろうでの連載時『魔女の天下取り マギサの戦い』は魔女の弾丸から何回か、タイトルを変更して『魔女の天下取り マギサの戦い』に落ち着きました。

 数話ずつで纏めています。
 近日中に『魔女の天下取り マギサの戦い』もハーメルンに転載します。