TS病で家に戻ってきた血の繋がっていない兄貴が見た目美少女な上に無防備過ぎて理性が持たなかった話 作:宇向 海
オリジナル:現代/恋愛
タグ:R-18 性転換 TS TSF 女体化 精神的BL 精神的bl ♡喘ぎ
僕が兄ちゃんと初めて会ったのは僕がまだ小学生のときだった。親の再婚によって出来た兄弟ということで当初はぎくしゃくしていたけど、兄ちゃんは僕と仲良くなるためにいろんなところに連れて行ってくれたり、いっぱい遊んでくれた。兄ちゃんもまだ当時は中学生だったけど当時の僕にはとても大人びて見えて、僕は優しくて頼りになる兄ちゃんが大好きだった。
そんな兄ちゃんと会わなくなってからもう数年が経った。大学を卒業して、就職のために上京した兄ちゃんは初めの方は正月や盆などでは帰ってきていたのだが最近は仕事が忙しいらしく中々家に帰ってこない。もう三人しかいない家にも慣れたが、それでも時々寂しく思ってしまうのだった。
だから今日いつものように大学から家に帰ってきて兄ちゃんに出迎えられたのにはとても衝撃を受けた。
「あっ、カケルおかえりー!」
「っ!...に、兄ちゃん?」
「お!よく分かったなー!」
そう言ってケラケラ笑う兄ちゃん。しかし、その姿は僕の知っている兄ちゃんではなかった。顔つきには面影こそあるが、少し縮んだ背、鈴がなるような声、丸みを帯びた腰つき、そして小さいが確かに存在する胸の膨らみ。そう、僕の兄ちゃんは女の子になっていた。
今では笑い話なのだが、僕の初恋は兄ちゃんだった。当時中学生の兄ちゃんは女の子のように可愛らしく、声変わりもしていなかったから初対面の僕には女の子にしか見えなかったのだ。そして、今の兄ちゃんの姿は正に僕が思い描く初恋のその人が大人になった姿そのものである。
「カケル~もう彼女とかいるのか~?兄ちゃんに教えなさーい!」
そう言ってニヤニヤしながら、肘で僕の横腹をぐりぐりしてくる兄ちゃん。僕がソファに座って携帯をいじっていたら兄ちゃんが寄ってきて、真横に座って急にダル絡みし始めたのだ。僕は平静を装って当たり障りのない回答をするけど内心ドキドキしっぱなしだ。大好きな兄ちゃんが自分の理想の美少女の姿になって男同士の距離感で絡んでくるんだ。はっきり言って理性が持ちそうにない。
「...兄ちゃんはさ、恋人とかいないの?」
「しょうがないだろ!仕事忙しかったんだぞ!」
「...そっか」
ほっと一安心しながら、そう素っ気ない返事をする僕。こんなこと言ったら悪いけど兄ちゃんには恋人はいないで欲しい。僕のものにならなくていいから誰かのものにならないで欲しい。好意を伝えられる勇気はないのに兄ちゃんのことを考えるとそんな風に独占欲ばかりが募ってしまう。
「てか、カケルは母さんから聞いてなかったのか?俺が帰ってくるって」
兄ちゃんはそう言って首を傾げる。確かに、母さんに限ってうっかり忘れているようなことは考えられない。きっと僕に対するサプライズのつもりなのだろう。というのも、恐ろしいことに母さんは僕が兄ちゃんに好意を抱いていることに気づいているのだ。女の勘というのはとんでもない。
「それにしても大きくなったなぁカケル、俺が縮んだってのもあるけど」
そう言って身を乗り出して僕の胸をペタペタと触る兄ちゃん。心臓が早鐘を打つのを感じながら、何気なく視線を下に向けた瞬間、バクンと心臓が大きく脈打った。前傾姿勢の兄ちゃんの胸元からはピンク色の突起がチラチラと見え隠れしていた。まさか、下着をつけていないのか?いや、あり得ないことじゃない。ほんの少し前まで兄ちゃんは男だったんだ。女物の下着を着用することに抵抗感があっても不思議じゃない。
「...兄ちゃん、ブラジャーしてないの?」
「えー?別にいいだろ。そんなおっぱい大きくないし」
貧乳がブラジャーをつけるメリットについて僕は詳しくないから何とも言えないが、年頃の女性が下着をつけていないのはいかがなものか。というか実際に大事なところが見えてしまっているのだから着けないといけないはずだろう。そんなことを僕が考えていると兄ちゃんは僕の膝の上に座り、もたれ掛かってくる。
「...兄ちゃん?」
「ほんと大きくなったな~すっぽり収まるじゃん」
膝上の心地よい重さと腿に当たる柔らかなお尻の感触、そして目の前の可愛らしい後頭部からほのかに香ってくる女の子のいい匂いで僕の理性はもう限界だった。気がつけば僕は膝上の兄ちゃんの腰に両腕を回して後ろから抱きしめていた。
「...っ!...ごめん兄ちゃん」
「あっ...なんでやめちゃうの~?」
僕が慌てて腕を解くと、兄ちゃんは不満げな顔でこちらを振り向く。リスのようにぷくっと膨らんだ頬が小動物みたいで可愛らしい。
「そうそう、兄ちゃんの言う事は素直に聞いといたほうがいいぞ~」
僕が兄ちゃんを両腕で包み込むと兄ちゃんは上機嫌で鼻歌を歌い始める。信頼されているのは嬉しいが、男相手にこの距離感なのは自分が女だという自覚があまりにも足りていない。このままでは兄ちゃんが危険な目に合ってしまうのではないだろうかと心配になるが、当の兄ちゃんはというと呑気に携帯をいじりながら「おっこれカケル好きそうじゃね~?」なんて言いながら僕にSNSの画面を見せてくる始末。
「ッッ...兄ちゃん、自分が今女の子だって自覚持ったほうがいいよ...」
「分かってるってカケルは心配性だな~」
「...分かってないじゃん」
頭が痛くなってきた。僕は小さくため息をつくとふと視界の端に何か違和感を覚えた。居間の入口のドアの方を見るとドアが小さく開いていて、そこから母さんがニヤニヤしながら無言で僕たちを見ていた。
「っ!...母さん、帰ってきたなら言ってよ」
「ごめんごめん、仲睦まじげだったから邪魔しちゃ悪いかなって」
そう言ってドアを開けて入ってくる母さん。一体いつから僕たちを見ていたのだろうか。それにしても母さんも人が悪い。入口で僕たちを見ていたのだったら困っている僕に助け舟を出してくれても良かったはずなのにそうしなかったのはきっと兄ちゃんの暴走にドギマギしている僕のことを見て楽しんでいたから違いない。
「ユウちゃん、はいこれ」
母さんはそう言って紙袋からバリバリと音が鳴る透明なビニールの包装に包まれた白いブラジャーを取り出す。兄ちゃんは母さんの方を向くと「えぇ...」と嫌そうな声を出しながら下着を受け取り、まじまじとそれを見つめる。
「俺、ブラジャーの着け方わかんないよ」
「一人じゃ難しかったらカケルに手伝ってもらいなさい」
母は無責任にそう言うとレジ袋から野菜を取り出して冷蔵庫にしまい、夕飯の支度をし始める。僕たちは顔を見合わせた。
「うー、カケル、手伝ってよ~」
一体なぜこんなことになっているのだろうか。僕の部屋の中で半裸の兄ちゃんが僕にブラジャーのホックを留めるように催促してきているというこの現状があまりにも非現実的すぎて、一瞬これが夢なんじゃないかと疑ってしまうほどだった。
「あ、さんきゅ~」
心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却心頭滅却
「よし、着けれたぞ~!」
気がつけば兄ちゃんが体を正面にして僕の方を向いていた。もうシャツを着ているので見た目からは分かりにくいが、ブラジャーを着けることができたらしい。
兄ちゃんはあくびをしながら大きく体を伸ばすとそのまま僕のベッドに大の字で仰向けに倒れ込む。
「この部屋も懐かしいな~今はカケルの部屋なのかぁ」
天井を見ながら少し寂しそうにそう言う兄ちゃん。この部屋は今は僕が使っているが、元々は兄ちゃんの部屋だったのだ。兄ちゃんが知っている部屋とは家具の配置や置いてある物も全く違うわけで、兄ちゃんがどこか物悲しく感じてしまうのは仕方がないことなのだろう。
「...兄ちゃん」
「あーカケルの布団落ち着く匂いする~」
僕が呆気にとられていると兄ちゃんはスンスンと鼻を鳴らして僕のベッドの掛け布団や枕に顔を付けて匂いを嗅ぎ始める。僕は少し気恥ずかしさを感じながらベッドの上で寝転んでいる兄ちゃんを見ていると仰向けで布団に顔を押し付けていた兄ちゃんが僕の方を振り向いてニヤリと笑った。
「カケル~こっちおいで~!兄ちゃんが添い寝してやるぞ!」
「...小学生のときのことでイジるのずるいって」
実は僕は小学生の頃、兄ちゃんと一緒に寝ていた。正に今僕たちがいるこの部屋で。最初のきっかけは何だったかよく覚えていないが、確か怖いテレビ番組を見てトイレに行けなくなり兄ちゃんに一緒に寝るようにせがんだとかだった気がする。まあ正直に言うと当時の僕は兄ちゃんと同衾したかっただけで怖い番組とかは都合の良い言い訳でしかなかったわけなのだが。兄ちゃんは気付いていないけど、僕は布団の中で丸まってスヤスヤと眠っている兄ちゃんのうなじの匂いを堪能しながら腰をお尻に擦りつけている最中に精通した。あれは誤魔化すのが大変だった。
「いや~あの頃のカケルは可愛かったな~どこ行っても兄ちゃん兄ちゃんって」
「...大胆に好意を伝えられるのは子供の特権だからね」
「可愛げなくなっちゃってまあ!」
兄ちゃんは変わらないなと思った。容姿こそ劇的に変化したが、その振る舞いは僕が知る兄ちゃんそのものだ。兄ちゃんは中学生の時から人懐っこくて明るい性格で誰にでも優しかった。それは高校生、大学生となっても変わらず、時には変な人を惹きつけてしまうこともあった。というか、はっきり言って僕だってその類だろう。本人にはバレないようにしていたけど、幼い頃に性癖を歪められてから僕はひどく兄ちゃんを偏愛していた。好きで好きで仕方なかった。喉の先まで出かかった愛の告白を飲み込んだ回数は数が知れない。外で兄ちゃんが誰かと楽しそうに談笑しているのを見て眠れない夜を過ごすこともあった。兄ちゃんはそれを知ってか知らずか僕が不安そうにしていると決まってじっと僕を抱きしめてくれた。いつだって僕が助けを求めれば、何よりも優先して駆けつけてくれた。それがまた僕を一段と深い沼に引きずり込むのだった。
「でもカケル、学生のうちに彼女は作っといたほうがいいぞ~社会に出てからじゃ出会いなんてないんだからな!ぼーっとしてると俺みたいに彼女作る前に女になっちゃうかもしれないぞ!」
冗談めかしてそう自虐めいたことを言う兄ちゃん。兄ちゃんが女になったのは所謂TS病と呼ばれる難病を発症してしまったせいだ。確率は低いとはいえ、誰でも罹る可能性がある。もちろん僕だってなるかもしれないが、天文学的な確率だからほぼありえないだろう。というかそんな都合の良い奇病に兄ちゃんが罹ってしまったことが僕にとっては奇跡的すぎる。もちろん、まだ家族だから結ばれるためのハードルは依然高いままだが性別という大きな壁が取っ払われたことはとても僕を勇気づけてくれた。
「そういえば兄ちゃん、仕事は?」
「無理無理、診断書が降りるまで本人確認が出来ないから無断欠勤扱いで解雇されちゃった」
冗談めかしてはいるがその目はどこか悲しそうだ。自分に一切非がないのに今までの頑張りがすべて水の泡になったんだ。辛くないわけがない。無言で僕は兄ちゃんを抱きしめる。
「!...カケル、なんだよ急に~」
兄ちゃんは小柄だから抱きしめるとすっぽりと収まる。僕がそのまま抱きしめ続けているとやがて啜り泣くような声が胸の中から聞こえてくる。
「やめろよ急に優しくするの...かえって辛くなるじゃん...」
しばらくそうしているとプツンと糸が切れたように兄ちゃんは咽び泣きだした。僕の胸の中で声を上げて泣く兄ちゃん。僕は無言で抱きしめたまま兄ちゃんの背中を優しく擦(さす)ると兄ちゃんは僕の胸に顔を押し当てて涙を拭う。やばい、この状況めちゃくちゃ興奮する。骨伝導で伝わってくる兄ちゃんの泣き声がたまらない。こんなに感情をむき出しにしている兄ちゃんを見たのは初めてな気がする。
どれくらいそうしていただろうか。いつの間にか窓の外は暗くなり、もう兄ちゃんもすっかり大人しくなっていた。涙で濡れた胸から時々伝わってくる小さなしゃっくりの振動が心地よい。
「...ふぅー...カケル、ありがとうな...」
おもむろに顔を上げて口を開く兄ちゃん。見れば、涙で真っ赤に腫れてはいたがその目には元通りに眩いばかりの光が灯っていた。
電気の消えた自室のベッドの中で携帯を使ってTS病について調べていると、あることが分かった。まず、TS病に罹ると一夜にして遺伝子レベルで体が変化し完全な性転換を遂げる。外科手術による性転換とは異なり完全な女体化で、生殖も可能。生理もあり妊娠することができる。感覚が敏感で快楽に弱い、匂いフェチになることが多い。最後のは噂レベルだが。
携帯を閉じて目をつぶり、そんなことを考えていると閉め切っていた部屋のドアが開き、誰かが入ってきた。母さんだろうか。目を閉じていても眩しく感じるほどの光がドアから差し込み僕はたまらず壁側に寝返りを打つ。
ガチャリとドアを閉める音が聞こえてほっとした瞬間、布団の中に何かが潜り込んできた。僕がびっくりして硬直していると背後の熱源から伸びてきた二本の腕が僕を後ろからぎゅっと抱きしめる。
背中に当たる薄い布一枚挟んだだけの灘(なだ)らかな双丘の柔らかい感触と僕の真後ろから聞こえてくる「はぁ...はぁ...」という呼吸音。息遣いからして、おそらく兄ちゃんだ。ブラジャーはしていないのか?
「...何してんの、兄ちゃん」
「せっかくだしさ~昔みたいに一緒に寝よ?」
心臓が早鐘を打ち下半身に急速に血液が集まるのを感じながら平静を装って後ろを振り向いた僕の目に飛び込んできたのは、僕の気持ちも知らずに無邪気な笑顔をこちらに向けてくる兄ちゃんの姿だった。
その瞬間、自分の中で何かがブチッと切れたような気がした。
「っ!...ちょっ、カケル...?」
仰向けのまま僕に覆いかぶされて両手を押さえつけられているのに状況を理解できていないのか不思議そうな目で僕を見つめる兄ちゃん。もう、僕の理性は限界を迎えていた。
「あ、あはは、その、ごめん...?...許して?...」
「もう無理」
「ひゃっ!?」
僕が兄ちゃんのパジャマを剥ぎ取って投げ捨てると兄ちゃんの一糸纏わぬ姿があらわになる。控えめな胸の膨らみから自己主張するキレイなピンク色の突起に僕は舌を当てて一心不乱に舐め転がす。
「やっ♡だめぇッ!♡はなしてっ!♡」
そう言って快感に震えつつも声を抑えようとするが全く耐えきれず、すぐに鈴が鳴るようなソプラノボイスの嬌声を漏らしてしまう兄ちゃん。紅潮した頬とトろんとした目、だらしなく半開きになった口から断続的に漏れる熱を帯びた吐息はあまりにも煽情的で、より一層僕の嗜虐心が刺激されてしまう。
僕は兄ちゃんの両手首を一纏めにして、空いた左手で反対側の乳首に指を這わせる。ビクッと一瞬上体を仰け反らせて、兄ちゃんは一際大きく体を震わせる。「ふぅーっ...♡...ふぅーっ...♡...」と色っぽく浅い呼吸を繰り返す兄ちゃんを見ていると僕の股ぐらは痛いほど張り詰めてきて、今すぐにでもぐちゃぐちゃに蹂躙したくなってくる。
「兄ちゃん...兄ちゃんが悪いんだよ。こんなにえっちな女の子になっちゃったのに無防備に隙をさらけ出して弟を誘惑してるんだから」
「そんなあッ!?♡♡ちがうっ!♡おれはえっちじゃないッ!♡♡♡」
弟に乳首を吸われて、舌や指で転がされ、よがり声を上げながらそんなことを言ってもまるで説得力がない。僕が人差し指の爪先で乳首をカリカリしながら、口に含んでいた反対側の乳首を軽く甘噛みすると兄ちゃんは「ひぎゅッ!?♡♡♡♡」と一際大きな声を漏らし、ビクンと海老反りになって腰をガクガク震わせる。半開きになった口から「こひゅー...♡...こひゅー...♡」と息を漏らしながら焦点のあっていない目でどこかを見つめる兄ちゃんの姿は誰が見ても絶頂を迎えたことが明らかであった。
兄ちゃんが完全に力が抜けてもう抵抗する気力もなくなったのを見て、僕は掴んでいた手首を離して兄ちゃんのズボンをずり下ろす。色気のない無地の下着を下ろすと、まだ毛が生えていない幼い秘所からどろりとした愛液が溢れてショーツの内側をじっとりと濡らしているのがよく分かった。準備は万端なようだ。
僕は自分のズボンをパンツごとおろし、飛び出した屹立をぐったりしている兄ちゃんの秘所に押し当てる。浅い入口に亀頭を当てて押し広げて行くと、やがてコツンと壁に行き当たった。処女膜だ。僕は「兄ちゃん、一気に入れるよ」と言って一気に腰を深く押し込むと先程までうんうん唸っていた兄ちゃんが「ッッッッ!?♡♡♡」と喉の奥から絞り出したような声にならない悲鳴を上げる。
僕が屹立をすべて埋め込むと中がうねって吸い付き、中の形状は僕の肉棒がピッチリとハマるように歪められていく。しばらくして脈動が収まり僕がゆっくりと抽送を開始すると兄ちゃんの口から僕のピストンのリズムに乗って小気味よく喘ぎ声が漏れ出す。
「あッ♡...あッ♡...あッ♡あッ♡あッ♡あああッ!!♡♡♡♡♡」
「...むりッ♡これやばいッ♡あたまバカになるぅ!!♡♡♡」
僕は血走った目で兄ちゃんのあられもない姿を見つめながら本能のままに腰の抽送を早めていく。そして、僕たちはお互いに限界がもうすぐそこまで来ていた。
「お゙お゙お゙ッ♡む゙り゙ッ♡い゙ぐうううッッッ!!♡♡♡♡♡」
その瞬間、中の締め付けが一段と強まり子宮口がきゅうきゅう亀頭に吸い付いた。射精を促してくる肉襞の媚びるような脈動に耐えきれず、僕の屹立はビクビクと震えて押し上がって来ていた精液を一番深いところでびゅーびゅーと勢いよく吐き出す。
「はぁ...♡...はぁ...♡...カケルぅ、なんてことしてくれるんだよ」
しばしの無言の後、繋がったまま目を覆っていた腕を顔からどけて、僕を責めるような目で見つめる兄ちゃん。僕は少し萎んだ肉棒を兄ちゃんの中から抜くと、蓋が外れたことで拡張されていた膣の入口から白いドロドロした濃厚な精液がボタボタと滴り落ちてくる。
「ごーかんだぞ...ごーかん...♡...しかも兄弟で」
「ごめん...大好きな兄ちゃんがめちゃくちゃえっちで可愛い女の子になって我慢できなかった」
「ッ!♡...急にストレートじゃんか...いや、嬉しいけどさ」
前からずっと好きだった、なんて言ってもこの状況じゃあまり説得力はないんだろうな。それでも僕は言いたくて仕方がなかった。この積み重なったドロドロとした複雑な感情を一言で適切に伝えることはできないけど、それでもこの想いを伝えたかった。
「兄ちゃん、愛してる。こんな状況で言っても説得力ないかもだけど」
「っ!♡...じゃあさ、兄ちゃんにキスしてよ。それが一番の証拠になるから...♡」
対面座位の姿勢を取り、そう言って僕を上目遣いで見つめる兄ちゃん。そんな期待するような目で見られて、その先を躊躇するような人はいないだろう。
僕はすぐに兄ちゃんの唇を奪い、舌先で唇をこじ開けて舌を口内に侵入させる。兄ちゃんのちっちゃな舌に僕の舌先を絡めて執拗に唾液を混ぜ合わせると「ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙っ!!♡♡♡」というくぐもった声が舌から舌に直接伝わってくるのが分かる。
どれくらいそうしていただろうか。僕が兄ちゃんを解放すると兄ちゃんは後ろに倒れ込んで、息も絶え絶えで顔を真っ赤にして「はぁーっ...♡...はぁーっ...♡...」と浅い呼吸を繰り返す。汗ばんだ額には前髪が張り付いていて、蠱惑的なその表情に僕はまた血液が陰茎に集まっていくのを感じてしまう。
「...ごめん、また興奮してきちゃった。」
「んなっ!?やめろへんたい!」
僕に再度押し倒されて嫌そうな口ぶりの兄ちゃんだったが、その顔には期待するような表情が浮かんでいるのだった。
「いやあ、おめでたいわあ。御赤飯たかないとねぇ!」
「...恥ずかしいからあんまりそういうこと言わないでほしいんだけど」
僕たちはお母さんの前で二人並んで正座をしていた。結論から言えば、あれだけの物音を出して両親に気づかれないわけがなかったのだ。お父さんは苦笑しながら「カケルも男の子だしなぁ」と受け入れてくれたが、問題はお母さんだ。こともあろうにお母さんは僕が前々から並々ならぬ感情を兄ちゃんに持っていたことを兄ちゃんに明かしてしまったのだ。
「へ、へぇ...カケル、そうだったんだ~...♡...実はさ、俺も...♡」
そう言って頬を赤らめて上目遣いで僕を見つめる兄ちゃん。思わず僕が両手で抱きしめると母さんが黄色い声を上げる。
「ちょっ!?母さん見てるから!今はやめよ!?」
「あんなこと言われて我慢できるわけないじゃん」
「お母さんは邪魔者みたいなのでちょっと外行ってきます!」
「母さん!?」
満面の笑みを浮かべて部屋から出ていった母さん。僕たちは顔を見合わせると兄ちゃんは引きつった笑みを浮かべながら「あ、あはは...その、優しくして?」と少し怯えたような、期待するような目で僕を見つめるのであった。