※NTRな味付けです。
※※ノクターンノベルズさんにも投稿しています。
「ええと、この家かな……。」
平日の、昼下がり。
そろそろ小学生たちが下校なんてし始めそうな、そんな時間。
ビジネススーツに身を包んだ私は、閑静な、それも地価の高そうな高級住宅街を、ビジネス鞄と大きめのボストンバッグとを引っ提げながら彷徨って。
きっとその様子は、傍から見たら何かの訪問販売か何かに見えていただろうと思う。
そうして荷物の重さに軽く息が上がる頃になってようやく、地図アプリを頼りに見つけた目的地の前で足を止める。
いやはや、住宅街のど真ん中だというのは分かってたけど、いくら何でも最寄りのコインパーキングから、遠すぎじゃないだろうか。
ぴん、ぽん。
到着時刻は、約束の時間の5分前。
社会人としては完ぺきだとドヤ顔を決めた私が、
住人が応答しようとしているのか、やがてスピーカーが、ざり、と音を立てて繋がったことを知らせてくる。
駐車している車やら敷地の広さから何から、一目見てわかる金持ち住宅だけれど、こういう所はフツーの家と変わらないんだな。
そんなことを思っていれば、どこか上擦ったような女性の声が、スピーカーから聞こえてきて。
私はそれが表情に出ないように、散々に練習した営業向けのスマイルをとっさに作りだす。
「はい……? どちらさまですか?」
「あ、大葉様、こんにちは。 私、
「え……? あ、はい……! 少々お待ちください!」
カメラ付きのインターホン越しに私の正体を名乗れば、対応した住人は少し慌てたように、ぷつん、とマイクを切って。
そうして、家の中からかすかに、ぱたぱた、と走るような音が聞こえてくる。
果たして、今日はどのような女性が、私のお相手なのだろうか。
まあ、事前に写真には目を通しているわけだけど、最近の写真に使われる加工技術は侮れないし、当たりだといいなぁ。
そんなことを考えながら、待つことしばし。
門柱からそれほど離れていない玄関ドアからは、がちゃり、がちゃり、とカギを外す音が響いて、それほど間を置かずに開いたその隙間から、若々しい女性がそろり、と顔を出して。
そうして、門扉の外に立つ私に、にこり、と少しぎこちなくほほ笑みかけてくれる。
「その……。 お待ちしておりました。」
「はい、今日はよろしくお願いします。」
私の前に姿を見せたその人は、まさに箱入りの世間知らず、といった様子の、ぽやり、とした雰囲気の女性だった。
実際の訪問に当たって、登録されたプロフィールを確認した限りでは、その年齢はなんと、19歳。
事前知識としてはその年齢を知っていたけれど、若干の背の小ささや童顔気味の顔つきも相まって、それよりも随分と若く見えるというか。
人によっては、高校に入学したばかりの娘さんとでも、思ってしまうのではないだろうか。
少なくとも、まだまだ制服くらいは、着られるだろう。
けれども、やはり、その仕草というかなんというか。
人妻特有の、何か色香とでも言うか、そういうにじみ出る雰囲気と言うヤツも、うっすらと纏っていて。
その様はなんだか、まだまだ結婚なんてしてはいけないこどもが、無理して背伸びをしているような。
そのギャップに、私自身も少しだけ、くらり、と来てしまう。
世間では、若妻だとか、幼な妻だとか、そういう存在が持て囃されているのも、納得である。
そうして、そんなかわいらしい奥様と、これから自分がすることを想像してしまえば、私のお腹の奥は、きゅぅ、と捩れるように興奮に震えて。
私は、内心の舌なめずりを隠すように慇懃な態度をとりつつも、これは当たりだ、とほくそ笑んでいた。
「どうぞ、上がってください。」
「それでは、お邪魔いたします。」
そんな、可愛らしい、仄かに艶めかしい、そうして、本来ならば貞淑な人妻が、私のような人間に、"種乞い"なんてしてしまうのだから、本当におかしな世の中になりつつあるものだと思う。
私は、こちらを案内する彼女について行きながら、背を見せる彼女から見えないように、にんまりと、嗤ってしまうのであった。
────
はじめは、些細な、小さな噂だった。
『"ふたなり"の遺伝子は、男性のそれよりも、優秀らしい。』
誰が言い出したかすらもあやふやな、そんな、ゴシップにもならない噂。
今から20年ほど前、"ふたなり"という存在が一般的になり始めた頃から、まことしやかに囁かれ始めたその噂には、とある背景がある。
突発性隣接的雌雄同体症候群という、男性が発症した場合は女性化し、女性が発症した場合には
そんな時代に、人類の性を狙い撃ちしたような病気が流行してしまえば、発症した患者達の生殖能力について真っ先に研究が始まるのは、当然の帰結と言える。
女性化した男性には、両性具有となった女性には、果たして正常な生殖能力があるのだろうか。
人口減少の歯止めが利かなくなりつつあった先進各国にとっては、人類の存亡をかけた研究といっても過言ではなかっただろう。
結局そうした研究の結果、発症した人間の生殖能力には問題がなくて、人類の取り越し苦労だったわけだけれど。
だけど、そうした一連の研究の中、とある事実が明らかになってしまった。
それは、両性具有となった女性、つまりは男性と女性のどちらの役割もこなせる、今では"ふたなり"という呼称が定着した彼女たちが、生殖においてはとても、有利だったということ。
まず第一に、その性器の大きさ。
彼女たちが新しく授かったそのペニスの大きさは、平均で20cmと、日本人男性の平均値と比べてかなりの巨根で、これはつまり、しっかりと奥の方で種付けができるということを示している。
それに加えてその精子は、通常の精子に比べると、かなりのハイスペック。
運動性の高さを示すように、一般的な精子と比べて、太くて長い鞭毛構造をした尾部。
その根元である中片部に格納されたミトコンドリアの数も多く、その鞭毛を力強く動かすために必要なエネルギーを大量に生み出して。
そうして、通常は40%程度でも正常と言われる精子運動率に至っては、80%以上。
その他、精子濃度や、前進運動率や、正常形態率といった、生殖能力の優秀さを示す数値は、軒並み通常の倍以上で。
日本のどこぞの研究機関ではその様を、ファンタジー物の二次創作になぞらえて、オークのようだと言っていたとか。
さらに、一度の射精の精液量はもはや多量とかを通り超えて、どばどば、といったご様子で。
その回数と言うか性欲も、絶倫を通り越しているというか。
つまり"ふたなり"の人は、絶倫以上ともいえる性欲でもって、その巨根で膣奥に大量の射精を繰り返して、その精液の中にこれまた高濃度に含まれるハイスペック精子を、これでもかと注ぎ込む。
超少子高齢化の時代においてはまさに救世主と言うか、出生率の低下に悩む各国の研究者界隈において、相当に喜ばしい結果だっただろうというのは、想像に難くない。
けれど、そんな研究結果は民衆に伝わる際に、メディアによって面白おかしく捻じ曲げられて。
先ほどの、根拠のない噂が出回ることになったのだろうと考えられている。
そうして、そんな噂に人類特有のエゴやら見栄やらが重なれば、どうなるか。
当然ながら人類も生命体の本能として、自らの番には、より優秀な遺伝子を求めてしまうもので。
生まれてくる子供は、優秀な子がいい。
隣の家庭よりも、優秀な子が欲しい。
さらには、親ガチャなんて言葉に聞きなじみのある世代だということも相まって。
誰もが普通に持ってしまうそんな感情に、
「えっと……、どうぞ、こちらへ。」
「はい、失礼します。」
私は、今日の
そうして、うげ、と誰にも聞こえないように、小さく口の中で呻いてしまう。
それもそのはず、リビングに置かれた応接テーブルには、既に先客がいて。
おそらく、私を案内した女性の配偶者であろう男性が、ぺこり、と小さく頭を下げていた。
「こんにちは。 本日はよろしくお願いします。」
「あぁ、はい……。」
自分の種乞い相談をする席に旦那を同席させるなんて、なんて上級なプレイだろう。
私はそんなことを思いながらも、奥様に案内されるままに、男性の向かいに腰かけて。
そうして、第一印象と言うヤツは大事なので、私はにこやかに挨拶をする。
男性は少し、面食らった様子でいたようだけれど、ぎこちなくだけれど、こちらに挨拶を返してくれる。
その表情は、どこか不安げでいたけれど、容姿はなかなか整っていて。
なんだ、旦那さん、イケメンじゃん。
このイケメンの何処に不満があるんだろうだなんて、そんなことを思いながらそれとなくその男性を観察していれば、やがて奥様がお茶を淹れて来てくれて。
そうして男性の隣に腰かければ、もう、お互いに準備完了。
「それでは、大葉様。 改めまして、施術士の
「えっと、大葉佳菜子です。 こちらは……。」
「佳菜子の夫です。 ええと……、よろしく……。」
「よろしくお願いします。 本日は、当研究所の提供するサービスをご利用いただき、ありがとうございます。」
ここで一拍を置いて、軽く一礼。
そうして一言断ってから、持ってきていたビジネス鞄の中身を、ごそり、と漁って。
表紙の右下に私の名刺がセットされた革製のバインダーを二人の前に置きながら、にっこりとほほ笑んで見せる。
「早速ですがこちら、私の経歴書となります。 どうぞご確認ください。」
「これは、ご丁寧にどうも……。」
「いえ、私の経歴が、お二人のお眼鏡にかなうといいのですが……。」
私がテーブルの上に置いたバインダーに、そわそわとした様子で手を伸ばしたのは、奥様の佳菜子さん。
やはり、これから自分たちが授かる子供の礎となる遺伝子の持ち主のことだから、気になるのだろう。
旦那さんの方も気になるのか、彼女が広げる私の経歴書を、隣からのぞき込んで。
そうして、第三者としては本当に心配なことに、二人して真剣に読み進めていく。
「まぁ……、小学生の時に、ピアノのコンクールで優勝を?」
「ええ、趣味としていたのですが長続きせず、お恥ずかしい限りです。」
どこか、感心したような声をあげる奥様に、私は苦笑いをしながらそう答える。
そう、経歴書に書かれたその事実に、嘘はない。
私は幼少の頃に、近所のピアノ教室に通っていて、そこで楽しくピアノを習っていて。
そのピアノ教室で開催されたコンクールで、優勝したという事実がある。
まあ、そのピアノ教室は、引退したピアノ奏者が趣味でやっているような、少し寂れた、ゆるい教室で。
生徒の数も少ないから、コンクールの参加者もほんの数人で、本当に大したことなんてないのだけれど。
けれど、優勝は優勝。
知らぬが仏とは、このことだろう。
「中学、高校と、陸上競技で大会にも行かれて……。すごいですね。」
「当時はよく、ガサツだとからかわれたものです。」
通っていた中学と高校は、私立の一貫校。
偏差値はまあ、低からず高からずといった、私立ではありふれた学校だけれど。
どんな学校にも取り柄はあるというか、そこは陸上競技の強豪校であって。
それなりに足が早かった私は、一応スカウトされるような形で、陸上部に所属していた。
強豪校というのは伊達じゃなく、私の所属していた陸上部も、県大会、全国大会の常連で。
だから私も、大会に行ったというのは、間違いない。
実のところは補欠選手だけれど、今この場所にそれを知って咎める人間なんて、一人もいない。
「大学は、あの国立の大学に現役で……。」
「感心されることが多いですが、才能というよりも、泥臭い努力の結果だと思っています。」
「謙虚なところも、素敵ですね。 信用できます。」
「そう言っていただけると……、ありがとうございます。」
さすがに通っていた大学を誤魔化すことまでは難しいので、この学歴は本当のこと。
できることなら、大学に行くなら一番いいところ行ってみるか、と軽い気持ちで一念発起した当時の私のことを、めちゃくちゃに褒めてやりたいと思う。
部活でレギュラーじゃなかったおかげで、勉強に結構時間も割けたという背景もあるけれど。
おかげさまで、こんなに割のいい、チョロい仕事に就くことができている。
「いかかでしょう。 私はお二人のお眼鏡に、かないましたでしょうか?」
「……はい。 ねぇ、アナタ?」
「えっと、僕は、佳菜子が良いなら……。」
「……夫も、賛成のようです。」
「では……。」
「はい。 ぜひ、よろしくお願いします。」
これで、この商談が成立するかどうかの最後の意思確認が終了となる。
どうやら、私の経歴は、お二人のお眼鏡にかなったようだった。
もう一度、ぺこり、とお互いに一礼した後、私は若干の嘘にまみれた自分の経歴書を、それと気づかれないように急いで回収する。
そうして一番の山場を乗り越えた今、ここからはもう、
「それでは、お申込内容の確認をいたしますね。」
「はい。」
私はカバンの中からタブレットPCを取り出して。
スリープから解除するなり、IDとパスを入力して、テーブルの上に置く。
そうして、インストールされている専用のアプリを操作すれば、奥様の顧客情報が表示されて、そうして、ずらり、と並ぶチェックシート。
「まずは、登録されている顧客情報から確認させていただきます。」
「はい。」
「お名前は……、
「はい。」
「ご年齢は、19歳。ご結婚をされてからは……。」
「もうすぐ、1年になります。」
「今までの性行為のご経験はどのくらいですか?」
「あの……、恥ずかしながら、結婚するまで経験がなくて。」
「そうなのですね。」
「主人も、慣れていない私のことを気遣ってくれていて、結婚の後はふた月に1度くらい。」
「まあ、愛されているのですね。」
奥様のそんな話を聞きながら私は、マジかよ、と多少引いてしまっていた。
だって私からしてみれば、こんなに可愛い若奥様が自分を慕ってくれていたら、毎日抱き潰すくらいにちんぽで応えてあげたいのが当たり前で。
いくら大事にしたいとはいえ、二か月に一度で我慢できるかと言われたら、もう絶対に無理。
せめて二日こらえるくらいが、せいぜいだと思う。
けれど旦那さんの方も、そうやって我慢して我慢して、奥さんのことを大事にしようとしていたのに。
一方で奥さんの方はそれを自覚しているんだかそうじゃないんだか、今まさに現在進行で旦那さんのその思いを踏みにじろうとしていて。
いや、これはまじで、旦那さんに同情してしまう。
「ええと、次に、お申し込みのコースから確認させていただきます。」
「はい。」
「大葉様は……。 え……?」
「あの……?」
「失礼しました。 ……お申し込みはプレミアムコースで、お間違いないですか?」
「はい。 その……、できれば確実に妊娠したくて」
そうして確認を再開した私は、画面に表示された信じられない内容に、思わず心の中で、マジかよ、と再び呟いてしまう。
うちの会社が用意しているサービスのコースは、全部で3種類。
何とは言わないが、中出し2回のライトコース、45万円。
中出し4回のスタンダードコース、65万円。
そして、今回申し込まれた、中出し6回のプレミアムコース、85万円。
正直に言えば、"ふたなり"の生殖能力がメディアによって面白おかしく垂れ流された結果、いわゆる危険日に2回も中出しすれば、そりゃ孕むだろうというのが世間の一般常識で。
だから、それなりにこの業界で長く続けている私としても、スタンダードコース以上の申し込みに遭遇したことがあまり無いというのが、本当のところ。
それ以上を申し込むという人たちは、確かにゼロではないけれど。
そういう人たちには共通して、なにやら別の目的があるというか。
旦那とのセックスではあまり味わえない、ふたなりの巨根ちんぽを、思い切り楽しみたいという態度があけすけで。
そういう事情を知らずに申し込みをしてしまうこの若妻は、本当に世間知らずと言うか、何というか。
何はともあれ、支給されている亜鉛たっぷりのサプリを毎日飲んでおいてよかったと思ってしまう。
ほんと、こんな可愛らしい奥様に無責任な中出しを6回も決められるなんて、真面目に不真面目な仕事をしてきた甲斐があるというものだと思う。
「あ、オプションプランも申し込みされていますね。」
「はい。」
「えっと……、えぇ……?」
「あの……?」
「あ、いえ、失礼しました。 配偶者立ち合いのオプション付きで、本当に間違いありませんか?」
「はい。 夫が心配症で……。」
いやぁ、分かる。
こんな世間ズレした奥様は、さぞかし心配ですよねぇ?
けれど、私の仕事を端的に言ってしまえば、まだまだ法律が追いついていない今、つまりは同意の上での、托卵込みの不倫であって。
その場に、この、気の弱そうな、大人しそうな夫を同席させるというのは、もう、いかがなものか。
もはや、そういう趣味のあるご家族なのかと疑ってしまうほど。
そんなことを思いながら、ちらり、と旦那さんの方見てみれば、彼は組み合わせた自分の両手を見つめるように俯いていて。
その様子にほんの少しだけ、旦那さんの心境を憐れんでしまう。
「……、お申し込みのプランが確認できましたので、注意事項の説明などに移らせていただきます。」
「はい。」
「まず初めに、性器同士を触れ合わせる必要があるため、性病の感染リスクがどうしてもございます。」
「は、はい。」
「私たちには施術前の検査が義務付けられており、リスクは最小限となっておりますが、万が一ということもありますので、ご了承ください。」
「わかりました……。」
「大葉様には、事前に同様の性病検査と、妊娠していないことの診断書をお願いしていますが、ご提出いただけますか?」
「はい、こちらでよろしいでしょうか……。」
「お預かりします。」
そうして奥様から差し出されたのは、産婦人科のある病院で発行された、性病検査の結果と、妊娠していないことの診断書。
どちらの検査も、まったくもって診療目的ではないから、それなりにお金がかかっているはずで。
さらには発行した者が善良な医師であれば、何に使用するのかと確認まで取られたことだろう。
確か、この間興味本位で別のクライアントに話を聞いたら、このセットで3万円くらいだっけ。
まったく、病院も甘くて美味しい汁をそれと知らずに吸い上げているのだから、私たちに感謝してほしいくらい。
「続いて、基礎体温の確認をいたします。」
「は、はい。」
「当研究所の開発したアプリで、3か月間毎日の体温を記録していただいていると思いますので、設定の画面からQRコードを表示してください。」
「はい、これでいいでしょうか。」
「結構です。 失礼しますね。」
私は、続いて差し出されたスマホに大きく表示されたQRコードを、タブレットPCの背面カメラで、ぱしゃり。
そうすれば、Wifiやらを通じてお互いの機器が接続されて、やがて奥様の基礎体温データが転送されてくる。
そのデータは、うちで収集した統計データと照合されて、そうして。
「データと照合したところ、数日内に排卵が起こる確率が高いですね。」
「それじゃぁ……」
「はい、今が絶好のタイミングだと思います。」
私たちが提供しているサービスは、大きな声では絶対に言えないけれど、所謂タイミング法と言うヤツを用いた、精子提供。
本来ならば配偶者間でしか許されていないものを、それと言わずに提供するあたり、わが社は当然ながら真っ当ではない。
さらには、無許可の医療行為だとか何とか言われないように、病院などで行っているスポイト注入じゃなくて、つまりはただのナマ交尾。
そんなのはもはや、ギリギリグレーどころか真っ黒な行為で。
研究所なんて名乗りながら大した研究もしていないし、裏では果たして何をやっているか。
まあ、それはともかく。
今が子づくり交尾に一番いい時期ですよと奥様に伝えてあげれば、彼女はどこかほっとした様子を見せてくる。
まあ、目の前のご夫婦は、優秀な遺伝子での妊娠を希望しているわけだから、それは嬉しいのでしょうけれど。
だけど一応、何事にも100%はないのだから、ちょっと予防線を張っておかないと。
「ですが、受精と着床は別物ですから、どうしても、妊娠に至らないケースがございます。」
「は、はい……。」
「今回の施術で妊娠まで至らなかった場合は、実費のみで追加施術が利用できますので、ご検討ください。」
「あの、実費って、おいくらくらいなんですか?」
「追加の
「わかりました……。」
「その際は、薬剤のオプションもご利用できますので……。」
「いえ、あの……、出来れば自然な妊娠にこだわりたくて……。」
もちろんついでに、営業をかけるのも忘れない。
まあ、正直、失敗してくれた方が私にとっては、給料が増える上に余計に良い思いができる分、かなりお得なのだけれど。
ともかく、排卵誘発剤のオプションは、薬剤費よりも随分と割高だから旨味が多いのに、残念ながら断られてしまった。
しかし、自然な妊娠、などと言いながら、間男(?)となる私に可愛らしく笑いかける奥様は、本当に脳みそがお天気か、頭の中にお花が咲いているんだろうな。
旦那さん、本当に奥様の希望通りにしていていいんですか?
そんな気持ちで、ちら、ちら、と彼女の隣に座る男性に視線を送ってみるけれど。
私の視線の先の男性は、相変わらずうつむいたまま、ピクリとも動かないでいて。
頭の中がぽやぽやしている奥様に、金はあるけれど意思表示をはっきりとしない旦那様。
まあ、そんなんだから、他人の優秀な精子で妊娠したいだなんて、そういう話になってしまうんだろう。
「では最後に、ペニスを膣内に挿入して、射精するまで刺激を与えますので、どうしてもお互いに快感を感じてしまう場合がございます。」
「はい……。」
「なるべく最小限にしたいと考えておりますが、こちらについても事前に……。」
「あの……。」
「はい?」
「その、気持ちよくなった方が、妊娠しやすいの、ですよね……?」
「そう言われることもありますが、エビデンスは……。」
「……、私、確実に妊娠したいので……、試せることは試したいです……。」
「それは、ええと……。」
「その……、沢山気持ち良く、してください……。」
マジかよ(三回目)。
説明の途中で制止されたと思えば、恥ずかしそうに目を伏せながら、消え入りそうな声の奥様にそんなことをのたまわれてしまう。
私の仕事は、端的に言ってしまえば、精子の提供。
極論で言えば、器具で拡げた膣穴に向けて手淫で射精してしまえば、それで目的は充分に達成できてしまうわけで。
だから私も、好みでないクライアントが相手の場合は、そうやってさっさと仕事を終わらせたことも、正直何度かある。
当然、好みの相手であれば、なるべくその時間を引き延ばして、ナマ交尾でお互いにたっぷりと気持ち良くなって、何も考えなくて良い、無責任な中出しをキメるわけで、それがこの仕事の一番の旨味でもあるわけだけれど。
でも、まぁ、ほら、今日は配偶者立ち合いとか言う上級者向けオプション付きで、私にも多少の倫理観というものはあるし、残念だけれども旦那さんの手前、挿入した後はさっさと気持ち良くなって終わりにしようだなんて考えていて。
そんなところに奥様からの、快感前提のナマ交尾のお誘いが飛び込んできたら、誰だって、にやり、としてしまうと思う。
奥様がそんな申し出をするだなんて、旦那さんの方も予想していなかったに違いない。
その証拠に、もう一度、ちらり、と旦那さんの方に視線を送れば、隣の奥様を見ながら、ぱちくり、と瞬いていて。
けれど、私の視線に気づいたのか、ふい、と顔を逸らされてしまう。
大丈夫かな、私、この家を出る時に刺されたりしないよね……?
「……、お二人が、ご納得の上でしたら……。」
「っ! ありがとうございます!」
一応、建前というか、私は仕事だからそんなに乗り気じゃないんですよ、とアピールして。
けれども、奥様からは食い気味で、大変に嬉しそうな反応をいただいてしまう。
でも、まあ、そっちがその気ならとでも言うか。
これはもう、完全に同意をいただいているというわけで、だからもう気にせずに割り切って、旦那さんの見守りの下で不倫交尾に勤しむことにしようと思う。
旦那さんには悪いけれど、本当に悪いけれど、ほら、仕事の成績に響いちゃうし……♥
「これまでの説明で、何か不明なことはございますでしょうか?」
「いえ、大丈夫です。」
「それでは、タブレットのこちらに、サインをお願いいたします。」
タブレットの説明事項などのチェックリストをクリアしていけば、画面には確認画面がでかでかと表示される。
私は、『担当者の説明に納得し、今回の施術に同意します。』と表示されたすぐ下の署名欄に、奥様の名前を書くように促して。
そうすればやがて、こういうことには慣れていないのだろう、どこかたどたどしい手つきで、奥様が署名を終える。
とにかくこれで、何かトラブルがあっても不同意性交だなんだと言われる筋合いはない。
「それでは、確認等も終わりましたので、施術に移らせていただきますね。」
「は、はい。」
「どちらで施術いたしましょうか?」
「その、寝室で……。」
「はい、かしこまりました♥」
確認やら何やらが終わってしまえば、あとはもう、夫婦公認の生ハメ中出し不倫生殖交尾を楽しむだけ。
私達は示し合わせたかのように、がたり、と同時に椅子を鳴らしながら席を立って。
そうして私は、恥ずかしそうに寝室に案内する奥様について行きながら、にんまりと、ほくそ笑むのだった。
────
「あの、寝室は、こちらです。」
「わかりました、失礼します。」
奥様は、こちらに一言をかけてから、到着したお部屋のドアを開け放って、そうして
さらに先導するように、そのお部屋の中に入っていく。
私は、その後を追うように、開いたままのドアの前に立って、そろり、と部屋の中をのぞき込む。
その部屋は、昼間にもかかわらずカーテンを閉め切っていて、光源はその隙間から漏れるような、陽光だけ。
ふわり、と花のような微かな香りのする、清潔感のあるお部屋の真ん中には、いつもは旦那さんと使っているであろう、キングサイズのベッドが、でんと置かれていて。
新婚生活を抜け出したばかりと思われる、匂い立つようなその生活の生々しさに、自分が場違いであるという思いが、ぞわり、と湧いてしまう。
「あ……、明かり、つけますね?」
「はい、お願いします。」
私に一言を断った奥様が壁のスイッチを操作すれば、壁に仕込まれた間接照明のオレンジ色がうっすらと部屋を照らし始める。
随分とムーディなその様子に、思わず半目になって奥様を見やれば、彼女は顔を逸らしながら、明るすぎると恥ずかしい、などとのたまってくる。
その答えに最早ツッコミの追い付かない私は、やりにくいと思いながらも薄暗い部屋の明かりの中で、持ってきた鞄を開けて。
そうして、自分の仕事の準備をし始める。
「あの、それは……?」
「ベッドの上に防水性のシーツを敷いて、その上には吸水ポリマー入りのシーツをセットしてます。」
「はぁ……。」
「こうすると、汗などがベッドまで染みませんので。 汚れの防止だと思ってください。」
「そうなのですね……。」
「もちろん、使用済みの物は回収して、こちらで処分いたしますので。」
「あ、ありがとうございます。」
私がベッドにセットしたのは、防水性のシートと、いわゆる大判のペットシーツ。
これから交尾をするにあたって、やっぱり、ほら、汗とか、愛液とか、場合によっては潮だとか、精液とか。
やり方にもよるけれど、そういった体液でベッドがドロドロに汚れてしまうから、それを防ぐための処置。
あっさりと終わらせるときには、こういう準備がいらないこともあるのだけれど。
何しろ今回は、奥様のご希望で、たっぷりと気持ち良くしてあげないといけないわけだし。
後から文句を言われないようにするためには、これくらいの入念な準備が必要だった。
「それでは、腰から下の衣服を脱いで、こちらに横になってください。」
「は、はい……。」
「お尻の位置がペットシーツ……、いえ、ポリマー入りシートの上にくるようにお願いします。」
「わ、わかりました……。」
私の言葉に、幼な妻の佳菜子さんは素直に従って。
恥ずかしそうに、けれどどこか覚悟を決めたようにスカートとショーツを脱いだ後は、ベッドの上に体を載せる。
私は、それを横目で見ながらも、続いて準備を行うために、ぱちん、と音を立てながらニトリルゴムの手袋を両手にはめて。
「はい。 それでは両足、失礼しますね。」
「っ、はい……。」
すらり、と伸びた左右の足。
まずはその両膝の裏から持ち上げるように膝を立てさせて。
その後は、そろえたお膝を左右に、ぱかり、と割開く。
そうすれば、隠されることなく私の視線の先に晒される、佳菜子さんのその秘密の場所。
股割をさせるかのように両足を広げていけば、肉厚な大陰唇で出来た割れ目が、にぱり、と緩んで。
そうして、その奥に隠されていた小陰唇や、その間の構造も、少しずつ明らかになっていく。
その色は、奥様自身が経験が少ないと告白した通り、全体的にうっすらと赤みがかった綺麗な桜色で。
まさに初々しい、サーモンピンクと言ったご様子。
小陰唇のひだも、そんなに発達していないし、クリトリスも可愛らしい小ささで。
そうして、ⅤもⅠもOも丸見えになったそこには、驚いたことに毛の一本も生えていなくて。
いきなり眼前にこんな可愛らしいおまんこを差し出されたら、事前に人妻だと聞いていなければ、こどもかと思ったに、違いない。
「丁寧に、お手入れされているんですね。」
「あ、あの、普段は、違うんです。」
「え?」
「夫じゃない人に見せるので、恥ずかしくないようにエステで、脱毛を……。」
「そうでしたか。」
奥様のその言葉に、私の背筋は情けないことに、ぞくぞく、と震えてしまう。
だって、彼女のその行動は、普段の旦那との性行為の時にはやらないことを、私のためにあえてしてくれているということで。
本当にこの若奥様は、悪い子だと思う。
旦那さんも同じ部屋にいる手前、ポーカーフェイスを崩さないでいるけれど。
これがいつもの二人きりコースなら、もう、ニヤニヤとだらしない笑みが張り付きっぱなしだったと思う。
「私たちのような"ふたなり"のペニスは平均的に大きいので、膣を傷つけないように最初は、ローションを使います。」
「ローション、ですか……?」
「はい。天然素材の材料のみを使用しておりますので、ご安心くださいね。」
「わかり、ました……。」
私は、奥様の同意を引き出したところで、カバンから取り出したボトルを見せつけるように、ゆらゆらと揺らして見せる。
握れば中身を簡単に押し出せるほどに柔らかい素材で出来たそのボトルの口は、細長くて柔らかい、チューブ型の特別性。
この細長い口を膣穴に挿入してボトルを握りこめば、おおよそ200mlのその中身をたっぷりと、膣奥まで注ぎ込めるような設計になっている。
奥様の方も、このボトルの形からその用途を想像しているのか、恥ずかしそうに、こくり、と頷いて。
そうした説明の中で、私がわざわざ口に出してまで、天然素材と念を押したのには一応、ワケがある。
こういう仕事に需要があると水面下だとは言え知れ渡った今、私たちのようにグレーな供給側は、客から美味い汁を吸いつくすために、本当に有象無象と群がっていて。
そんな中でもうちの会社は一応、客を食い物にしてはいれど、グレーならばグレーなりの、誠実さとやらを大事にしていると自負している。
だからこそ、ある程度学術的な側面からのアプローチで妊娠しやすいと言われる時期を狙っているし、こういったローションだとかも、本当に天然素材の割高な、かなり高品質なものを使っている。
けれど、もっともっと悪質な、所謂ところの悪徳業者は、本当に信用ができない程にひどい所が多い。
この仕事で儲かるコツは、簡単な話、顧客を妊娠させずに何度も、精子提供を繰り返すこと。
それも業者側の瑕疵ではなく、顧客側の問題だと匂わせて、リピート利用を狙うこと。
だからそういう悪徳業者は、こういうローションに殺精子剤を混ぜていたりするから、本当に手に負えない。
勿論うちの会社は、そういう悪徳業者と一緒になんてされたくないワケで。
つまり、色々とアピールできるタイミングでは、ウチは限りなく白に近い灰色だとアピールする必要があるということ。
「それと、温感のローションですので、少しむず痒くなるかもしれませんが、正常ですのでご安心ください。」
「お、温感……? は、はい。」
「それでは、少し、ひやっとしますからねー♥」
けれど、まぁ、奥様にはわざと伝えていないことだけれど。
実はこのローション、トウガラシから抽出した温感成分のほかに、ヤマイモから抽出したかゆみ成分も、僅かに含んでいる。
だって、ほら、仕事の目的の途中で性行為を行う以上、相手も発情してくれていた方がやりやすいのは、当たり前で。
そんなところに、ローションの成分が原因とは言え、まるで、膣肉をちんぽでほじってほしいとでも言うようなむず痒さを感じてしまえば、本人も発情してると勘違いしてくれるのは、想像に難くない。
だからこれは、円滑に仕事を進めるための必要な措置と言うヤツなのだけれど、それは同時に私の目も楽しませてくれるわけで。
そんなローションをたっぷりと膣穴に、膣奥まで注ぎ込まれたら、この可愛らしい奥様は、一体どんな反応を見せてくれるのだろうか。
私はそんなことを考えてほくそ笑みながら、奥様の割れ目を、にぱ、と拡げて。
そうして、まだまだセックスに慣れていないことを自白しているかのような慎ましい膣穴に、その柔らかいチューブをゆっくりと差し込んで。
とつ、と一番奥の壁にチューブの先端が当たった感触が返ってきたその途端に思い切り、ボトルの本体を握りこむ。
「ん、うっっ……。」
「はい、ローションが入りました。」
「それじゃあ、もう……?」
「あ、いえ、ローションが馴染むまで少し、お腹のマッサージをさせていただきます。」
「お腹、ですか……?」
「当研究所のオリジナルサービスで、排卵に効果があるなんて、言われていたりするらしいですよ?♥」
「はぁ……。」
ぶびび、といった手ごたえとともに、ボトルの中身を勢いよく注ぎ込んで。
奥様の膣内に、特製のローションを注ぎ終えたところで、ボトルを握りこんだままゆっくりと、チューブを引き抜いていく。
そうすれば、冷たいローションが注ぎ込まれる感触に小さく呻いていた奥様が、どこかほっとした様子を見せてくれる。
そうして、ローションで滑りを良くした次は、とうとう種付けの時間だと思っていたであろう奥様を、私はそっと制してあげる。
だってまだ、ローションを注いだばっかりで、その成分で感じる温感も、痒みも、その本領を発揮していないわけで。
だからこれから、少しでも時間を引き延ばして、奥様には旦那さんの見守る前でたっぷりと乱れてもらわないと、面白くない。
「それでは、失礼しますねぇ?♥」
「あ……っ。」
「まずは、腹筋をほぐすように、撫でながら、軽めに揉んでいきますね。」
「っ、ん、くふっ……。 ふ、ふっ……♥」
「くすぐったいと思いますけれど、あまり力を込めるとローションが漏れてしまいますから、リラックスしてくださいねぇ?♥」
「ひ、ん……っ。 は、はいっ……。」
私は、ローションが手につかないようにハメていたニトリルの手袋をいそいそと外して。
そうして奥様の細い腰を掴むように、左右から両の手を当てて。
そのわき腹を上下に、撫でるようにそろそろと動かして、滑らせていく。
そうすれば小さく聞こえてくる、笑いをこらえるような可愛らしい呻き声。
私は、くすぐったさに震える奥様を見下ろしながら、体の力を抜けと強要して。
それに素直に従う奥様に、小さな嗜虐感を感じながら、時折手を止めて、ぐ、と親指を柔らかい腹に食い込ませる。
「は……、はっ……♥」
「中の方は、どうですかぁ?」
「え、え……?」
「膣の中は、どんな感じですか?♥」
「あ……、なんだか、じわじわ、温かく感じるような……。」
「ローションが、すこぉし、馴染んできたみたいですねー?♥」
「は、はい……。」
「それではそろそろ、体の外から子宮を刺激していきますねぇ?♥」
「え……? 子宮? え?」
そうやって執拗にお腹を撫でて、ゆったりと刺激していれば、やがてその肌の手触りも、少しずつ変わって行く。
最初は、絹のようにさらりとした手触りだったその肌は、微かに汗が浮いているのか、しっとりとした手触りに変わって。
そうして、上から見下ろす彼女の頬も、ほんのりと、桜色に色づいている気がする。
そろそろ頃合いだと判断した私は、両方の親指を、彼女のおへそから、ほんの少しだけ下のところに、ひたり、と添える。
そこは、女性の体の構造から言えばちょうど、皮膚だとか腹筋だとかの下に、子宮がある位置。
私は手始めに、親指に力を込めてそこを押し込んで、そうして、ぐり、ぐりゅ、とほぐすように、マッサージを始めていく。
「う、んぐっ……。」
「苦しかったりしませんかぁ?」
「あ、いえ、少し、圧迫感が……、はぅ……っ。」
「効いている証拠ですねぇ?♥ 大体この辺りに、子宮があるんですよぉ?♥」
「は、はぅ……っ。 ん、ぅっ……!」
ぐり、ぐり、こね、こね。
そんなオノマトペが似合うようなゆったりとした動きで、私は奥様のお腹を、子宮のあたりを圧迫していく。
そうやってまずは、奥様に子宮の場所を認識してもらって、今まさに、そこを苛められているんだと自覚してもらって。
「次はこうして、ゆらゆら、ゆさゆさ、と子宮を揺すっていきますね♥」
「は、はっ……♥ ん、う゛っ……♥」
「はーい、ゆうっくり、圧迫しますねー?♥」
「お゛っ……♥ う、ぅ、う゛……っ♥♥」
やっぱり人間、自分が何されるかわからないと、いたずらに不安になってしまうものだから。
だから私は、次にどういうマッサージをしてやるのか、奥様にしっかりと、実際にやる前に伝えてあげる。
そうすれば人間は、どうしたってその行為について、どうなるのか、どう感じるのか、頭の中で勝手に想像してしまって。
きっと、奥様の頭の中では、私の手で子宮が捏ねまわされるようなイメージで、いっぱいだろう。
持論だけれど、ポルチオの開発には本人のそういうイメージが、大事なんじゃないかと思っている。
その証拠に、お腹をマッサージされている奥様はどこか、うっとりとしていらっしゃるし。
そんなことを考えながら、私は自分の言葉通り、おへその下を軽く押しながら、左右にゆさゆさと揺らしたり。
掌底の部分でゆっくり、ぐぅ、とそこを押し込んだり。
奥様のポルチオを開発する手つきを、淡々と続けていく。
初心者がこれで感じるには少しだけ才能が必要だとは思うけれど、奥様はいったい、どちらだろうか。
あ、今、奥様の腰が、くね、と揺れた気がする♥
「圧迫感があると思いますが、腰を引いて逃げないようにしてくださいねぇ?」
「あ、あ゛っ……♥ あの、これ、なんだか、お腹の奥が、うずうず、して……っ♥」
「それは……、マッサージの効果が出ている証拠ですねぇ♥ もう少し、頑張りましょうねぇ?♥」
「え、あ゛!?♥ や、だっ……♥♥ ん゛っ♥ や、ぁ゛っ……♥♥」
「あ、旦那さん、体が動いてしまうと危ないので、奥様の両手、押さえてあげてくださいねー♥」
「えっ? あ、……はい。」
「っ♥ アナタ、だめ、だめっっ♥♥ ん、んっ、ん゛ぅぅっっ♥♥」
幸運なことにどうやら奥様は、ポルチオで感じる才能にあふれているようで。
私のマッサージに合わせて、低く呻きながら、腰をゆらゆらとくねらせて。
だから、そんなかわいらしい才能があると分かった今、もはや手加減なんて必要ない。
私は、手のひらで軽く体重をかけるように、奥様のお腹を圧迫して。
そうしたまま、ゆさゆさと左右に揺らして、振動がお腹の奥にしっかりと届くようにして。
そうしてさらには、危ないからだなんて嘯いて、傍観に徹していた旦那様を、プレイに引きずり込んでしまう。
その瞬間の、奥様の恥ずかしがりようには、本当に興奮してしまった。
奥様は明らかに、こんなマッサージなんかで自分が感じ始めていることにうっすらと勘づいていて。
そうしてきっと、旦那様にこんな姿を見せるのは初めてなのだろう。
きっと旦那様の方も、奥様のそんな様子を目にするのは、初めてなのかもしれない。
だって、奥様の両手をしっかりとベッドに押さえつける旦那さんの両目は、興奮に微かに血走っているようにも見えて。
そうして、奥様のその痴態をわずかでも見逃さないとばかりに、瞬きすらも惜しんでその光景を焼き付けていて。
まあ、その快感を奥様に与えているのが私であるところが、最高にかわいそうなわけなのだけれど。
私は、そんな二人の様子をニマニマと見つめながら、奥様の子宮を苛める手つきを、2セット、3セットと繰り返して。
「大葉さま、マッサージの具合は、いかがですかぁ?♥」
「はーッ……! はーーッッ……! ん゛、ううぅっ!♥♥」
お腹への刺激を、ぴたり、と止めた私は、にまにま、と嗤うのも隠さないまま、奥様の両足を再び、ぱかり、と左右に開かせて。
そうして、すっかりと様子の変わってしまったそのおまんこを、じっくりと、観察する。
ローションを流し込む前に見せていた清楚さは、どこへ行ってしまったのか。
子宮への刺激がしっかりと興奮につながったのか、充血した小陰唇は、はっきりとその赤みを増して。
足を開いたことでぱっくりと左右に割れた割れ目から、そのひだを見せつけていて。
ひだの間から覗く膣穴も、何かをこらえるように、ひくり、ひくり、とわなないて。
そうして、ひくり、と蠢くたびに、とぷ、とローションの混じった蜜をあふれさせて。
まったく、膣穴も何も全くいじっていないのに、こんなに欲しがりな様子を見せるなんて、この奥様は本当、なかなかのポルチオの才能をお持ちだったみたい。
「あ、安登羽さん、私、もう……っ♥」
「はい?♥」
「おまんこ、うずうず、むずむずしてっ……♥♥」
「それで……?♥」
「は、はぁっ♥♥♥ あ、あ゛っ、あ゛……♥♥ あの、もう……、はやくぅ……♥♥」
ねちっこく聞き返せば、とうとう漏れてしまう、おねだりの言葉。
それを聞いた私は思わず、ぺろり、と舌なめずりをしてしまう。
私は奥様の膣穴に、多少のかゆみ成分を含んだローションを、たっぷりと流し込んでいて。
それから30分近くも経つ今、その成分は今やしっかりと効果を表して、奥様の膣穴をむず痒く苛んでいるに違いない。
そこへさらに追い打ちをかけるように与えたのは、ポルチオ開発のためのマッサージ。
そちらの才能もしっかりとお持ちの奥様は、さすがに初心でイくことはできなかったものの、多少の快感を得て興奮してしまうくらいには、そのマッサージを楽しんで。
膣穴のむず痒さに、胎の奥のずっしりと重たい快感に、そんなものを味わわされたら、どうなるか。
痒みを感じているだけのはずが、搔き立てられた興奮に、まるで、ちんぽをねじ込んで欲しいというような錯覚にも繋がって。
幽霊の正体見たり、などと言う言葉の通り、つまりは媚薬の正体なんてモノも、そんなものだろう。
きっと奥様も、興奮の熱に浮かされれるままに、もはや一体自分が何を口走ったのか、自覚も薄れてしまっているに違いない。
そうして、奥様のその言葉を、旦那様の方はいったいどのような気持ちで聞いているのだろうか。
許されることなら、インタビューしてみたくて、たまらない。
「それでは、大葉様もそろそろ、待ちきれない様ですので……♥」
「あ……♥」
「そろそろ、施術を始めましょうか……♥」
「っ……♥♥」
そうして、目の前でそんな光景を繰り広げられてしまったら、好きでこういう仕事をしている私が、もう我慢なんてできるはずもない。
私は、もどかしく思いながらも、タイトスカートのファスナーを、じぃ、と下ろして。
そうしてウエストの緩んだスカートを、すとん、と重力に任せて床に落とす。
その後は、ウエストに指をねじ込むようにして、ストッキングも、ショーツも、まとめて引きずりおろして、両足を抜いた後は、はしたなくも床に転がして。
そうすれば、ショーツとストッキングの締め付けに狭苦しく押し込められていたちんぽが、ぶるり、と嬉しそうに震えてしまう。
当然、興奮にまみれ切ったそこは、自分のお腹に、ぺちり、と当たってしまいそうなほどに、硬く反り返っていて。
私はそれを右手で握るように支えながら、無遠慮に、奥様が横になるベッドの上に膝を載せて、上がり込んで。
さらには断りもないままに、奥様の両足の間に腰を割り淹れるように、陣取って。
「ほら、大葉様、このペニスが今から、大葉様の中に入りますよぉ……?♥」
私は、彼女の太ももの裏を、自らの太ももで押し上げるようにしながら、にじり寄るようにお互いの距離を詰めて。
興奮しているのか、奥様のじっとりと高い体温を感じてぞくぞくとしながら、お互いの太もも同士が絡み合うような距離で、ぴったりと腰を押し付ける。
そうして、自らの腹に、ぺたり、と沿うような角度でそそり立ったちんぽを、ぐい、と右手の親指で押し下げて。
そうすれば、べたり、と彼女のお腹の上に添えられる、私のちんぽ。
その太さは、もしかすると奥様の手首を握ったくらい、あるのかもしれない。
そんな私のちんぽが彼女の腹の上に寝そべれば、当然に、その先端がおへそを隠して。
つまりは、私のちんぽが彼女のそこまでを満たしてしまうということを、彼女に自覚させるのに、充分だった。
「っ♥ は、あっ……♥♥ ウソ……、すごい、大きい……♥♥ あっ……。」
ぐり、とちんぽの先で奥様の腹を圧迫すれば、彼女の方もどうやらしっかりと、そのことを自覚してくれたらしい。
彼女は、ひ、と引きつるように息を吞んで。
そうして、隠しきれない程に好色に歪んだ唇から、私のちんぽを褒めるその言葉を漏らしてしまう。
けれど、自分が何を口走ったのかに気づいた彼女は、どこか慌てるように口をつぐんで
そうして、私たちの様子を固唾をのんで窺う旦那様の方に、視線を走らせて。
そんな様子を見てしまったその瞬間に、私は胸の奥がすっと満たされる実感を感じてしまう。
だから、つまり、私のちんぽは当然ながらに、彼女の旦那のそれよりも、大きいということだろう。
それはつまり、ここからは、旦那様へのアピールの時間♥
「逞しくて、立派でしょう? 私のこれ、結構評判良いんですよ……?♥」
私は、唇がにやけるように歪むのを隠すこともせずに、ちら、ちら、と旦那様の方に視線を送る。
彼は、私の視線に気づいているのかどうか分からないけれど、どこか呆然としたように、私のちんぽを見つめていて。
まさかとは思うけれど、自分のそれと比べて、絶望でもしてしまったのかもしれない♥
配偶者立ち合いのオプションとか、悪乗りの悪趣味だと思ったけれど、案外、ハマりそうかもしれない。
「でも、そんなに大きいの……。」
「奥様はもしかしたら、この大きさに慣れていらっしゃらないかも知れないですけれど……♥」
「あ……。その……。アナタ、ちがくて……。」
「でも、大丈夫ですよ?♥ 絶対に、お腹の奥まで、入れますから♥」
「っ……♥」
「想像してください、奥様♥ このちんぽが、みちみち、って奥様の膣を目いっぱいに拡げて」
「ぅ、ぅ……♥」
「何度も何度も、ごしごし、ごしごし、出入りして、膣のお肉を擦って。」
「っ、はっ、はっ……♥」
「最後には、びゅーっ、びゅーっ、って、精液をたくさん、注ぎ込むんところ。」
「く、ひっ……♥♥」
発情したと勘違いしてしまっている奥様に、これから起こることをたっぷりと想像させて。
そうして煽りながら、わたしはちんぽをねじ込む準備を進めていく。
未だに直接触れてもいない膣穴の入り口は、どう考えたって私のちんぽよりも小さくて。
だから私は、奥様の両膝の裏に手を添えて、ぐ、とお腹の方にしっかり、持ち上げてやる。
そうして、膣穴が上向くほどに、所謂まんぐり返しとかいう格好にさせてから、圧し掛かるように、そのほぐれていない膣穴にちんぽの先を添えて。
あとはもう、重力に任せるように。
「お゛っ……!?♥♥」
「んぁっ♥ きっつぅ……♥♥♥」
私は、どすん、と音を立ててしまいそうな勢いで、一気に腰を落とす。
その瞬間、ちんぽの先に感じる、一瞬の抵抗感。
けれどそれは、小さな膣穴の入り口を、みぢ♥、と拡げる感覚とともに薄れて。
続いて私のちんぽに襲い掛かるのは、むっちりと絞られるような、圧迫感。
こなれていない奥様の膣穴は、気を抜けば追い出されてしまいそうなほどに私のちんぽを締め付けてきて。
私は、それに逆らうようにしながら、ぐり、ぐりゅ、と腰を落としてちんぽを捻じ込んでいく。
ぎぅ♥、むぎゅ♥、と強く締め付ける膣肉の刺激に、ぞわぞわ、と背筋を走る悪寒のような快感を感じていれば、やがて私のちんぽの先が、柔ら中な奥の壁にうずもれる感触。
「ん、ふっ♥♥♥ んぁ、あっ♥♥♥」
「お゛ぉっ……!?♥♥ うう゛ぅ、んう゛、うう゛ぅぅっっっ!?♥♥♥♥」
興奮と期待に子宮が下りてきてしまっているのか、奥の壁までちんぽが届いても、捻じ込むことができたのは7割ほどで。
だから、ちんぽを根元までねじ込むまで、容赦してあげる必要なんて、全くない。
私は、どす、どす、と腰を弾ませるようにしながら、まるで掘削でもするようにちんぽを打ち下ろして。
そうすればやがて、まるで子宮を元の位置にでも押し上げてしまうかのように、私のちんぽが奥様のお腹の奥を、ぐり♥、ぐりゅ♥、と捏ねまわして。
とうとう、お互いの腰がぴっとりと重なるまで、ちんぽを根元まで、無理矢理に押し込んで。
そうすれば奥様は、まるで呼吸を忘れたかのように、目を見開いたまま、はくはく、と唇をわななかせて。
「ん゛んぅっっ♥♥ う、う゛っっ♥♥ んぎゅっっ♥♥ お、お゛っっ♥♥♥ お゛っッ♥♥♥♥」
「は、あ……♥♥♥ もしかして、深イき、初体験ですか……?♥♥」
「んぅぅぅっっ♥♥ う、うーーーッ……!♥♥♥ は、はっ、ああ゛ぐっっ♥♥♥」
「それでは、奥までしっかり挿入したまま、少し慣らしていきましょうかぁ♥♥」
「ひうぅっっ!?♥♥♥ や、ぁ、んん゛ぁああ゛ぁっっ!?♥♥♥ 」
「ほら、旦那様も、大変なのは奥様なのですから、手を握ったり、頭を撫でたり、元気づけてあげてくださいね♥♥」
「え、あ……、はい……。」
「私はこうして、奥様が早く慣れるように、こうして腰を、ぐりぐり、していますからぁ……♥♥」
「んん゛ぉっ♥♥♥ あとは、さんぅぅっっ♥♥♥ んぐ、うううぅうっ♥♥♥」
上下に、左右に、そうして大きく、ひらがなの「の」を描くように。
押し上げて歪ませた子宮を、まるですり潰すかのように腰をくねらせて。
そうして、奥様の奥でちんぽを遠慮なく、暴れさせる。
傍から見れば、腰を振って抽挿していない分、大人しくしているように見えるかもしれないけれど。
けれど、それは本当に、見た目だけ。
私のちんぽは、奥様のお腹の奥で、ぐにゅり、とその行き止まりを、その先の子宮を圧し潰していて。
まるで、すり鉢の中で食材をすり潰すかのように、ぐり、ぐりゅ、と丁寧に捏ねまわして。
そうして、発情してると勘違いさせられた上に、さらにお腹の奥で、ポルチオで感じる才能に目覚め始めたばかりの奥様にとって、その刺激はきっと、耐えがたいものなのだろう。
最初に奥まで一気にちんぽを捻じ込まれて、絶頂に押し上げられた奥様は、なかなか降りてこれずに、さらには奥を捏ねられて初めての深イきから戻れずにいて。
部屋の中には、可憐な奥様から漏れてるとは信じがたいような低い呻き声が、ひたすらに響いていて。
そんな奥様を心配しているのか、私に唆されるそのままに、旦那様は彼女の手を握って、頭を撫でて。
そうして奥様は、まるでその手を嫌がるかのように、幼子のようにいやいやと愚図っている。
きっと、そうして旦那様に優しくされる度に奥様は、今自分にちんぽをねじ込んでいる人が、愛しの旦那様でないと思い知らされて。
勝手な想像だけれどきっと、他人とセックスしているのに旦那よりも感じていることに、仄暗い背徳感でも抱いているに、違いない。
「んぅぅ……♥♥ ちんぽ、むずむずしてきた……♥♥」
「え……? ん゛ぅっ♥♥ ふ、ふぁっ、あ゛っ……!♥♥」
けれど、こうして大人しく奥様の膣奥をぐりぐりと苛めているのは大変に興奮するのだけれど、やっぱり少しだけ問題がある。
もちろん、気持ちいいかそうでないかで言えば、奥様の深イきが続くたびに、にゅぐりゅ、と絡みつくように締め付けてくる膣肉の刺激のおかげで、充分に気持ちがいい。
だけど私はセックスの下準備として、奥様の膣穴の中にたっぷりと、天然のかゆみ成分を含んだローションを仕込んでいて。
そんなもので満たされた膣穴にちんぽを突っ込んでしまえば、その成分は私にさえ牙をむくのは、当然で。
ちんぽの先、鈴口が、カリのエラが、竿が、そうしてちんぽに押し出されるように溢れたローションで汚れた根元が。
時間が経てば経つほどに、うずうずと、痒みを訴え始めていて。
だからもう、こうして奥様を慣らしてあげるのも、そろそろ限界。
経験が少ない所為で、まだそれほどにこなれていなくて硬さを残している、奥様のぷりぷりとした膣肉で、そろそろちんぽを扱きたくて扱きたくて、たまらなくて。
「それではっ♥ 奥様も慣れてきたようですので♥ 奥様の膣穴、使わせてもらいますねっ♥♥♥」
「ん゛ぉうっ!?♥♥ まって、ま゛って、ま゛って゛っっ♥♥♥♥ お゛っ!?♥♥♥」
私は、いやいや、と我儘を言う奥様を黙らせるように、どすん、一度思い切り、腰を落として彼女の奥を揺すって。
引きつるような声を上げて、びくん、と大人しくなった奥様を尻目に、有無を言わさずに、ぞろり、と腰を引いて、彼女の膣穴からちんぽを引き抜いていく。
みっちりと密着した膣肉は、私のちんぽを引き留めるように絡みついて、抵抗して。
それを無視して引き抜いて行けば、ぞり、ぞり、と膣肉のひだが、私のちんぽの竿を、カリ首を、引っ掻いて。
うずうず、と感じていた痒みが癒されて、満たされて。
そうして、さらに突きつけられるような、背筋にぞくり、と走る快感が、足りなくて、物足りなくて。
だから、もっと、もっと。
「っ、あっ♥♥♥ はい、また奥まで、入れますねぇ?♥」
「んんん゛ぅぅうう゛ぅううーーーッ♥♥♥♥♥」
これから、何が起こるのか、奥様はきっと頭の中で鮮明に、想像してしまっているのだろう。
それを示すように、私の身体の下では、奥様の身体がじたじたと、無駄な抵抗に暴れて。
私はそんな彼女をしっかりと抑え込んだまま、再びちんぽをねじ込んでいく。
その狭い膣穴をちんぽで、ぷりぷり、と抉るように拡げていく、小気味のいい感触。
さらには、みっちりと、膣肉のひだが隙間がないほどにちんぽに密着して。
ちんぽが進むたびに、ぞり、ぞり、と膣壁の肉ひだが私のちんぽを余すところなく擦れて、私のちんぽが感じてしまっているその痒みを慰めて。
奥様の方も、それは同じなのだろう。
私のちんぽが食い込むたびに、どこかうっとりとしたような、ほっとしたような表情を見せながら、はへ、はへ、と喘いで見せて。
「はい、奥まで着きましたのでぇ♥ 続いてこうして、ぐり、ぐり、して……♥」
「ん゛、う゛っっ♥♥ う゛ーーーッ♥♥♥♥」
さっきまで散々押し上げてやったのに、このわずかな時間で、再び子種欲しさに降りてきてしまった、奥様の子宮。
そんな孕みたがりの子宮は当然、ちんぽを奥までねじ込むために、再び奥まで、ぐりゅり、と押し上げてやる。
そうすればすっかりとその刺激が病みつきになったのか、奥様は無防備な喉を見せるように、頭をのけぞらせて。
普段のセックスの時とは様子が違うのか、心配そうに旦那さんが見下ろして、目を合わせているけれど、きっともう、奥様の目の焦点なんて、合っていないに違いない。
だから私は、気付けと言わんばかりに、奥までちんぽをねじ込んだままに、ぐるり、と大きく腰を回して、ちんぽの先に感じる、何となくコリコリとした感触のあるそこを、にゅぐ、とすり潰してやって。
そうしてやれば、奥様の身体は面白いように、びくん、びくん、と震えて、声を何度も引きつらせて。
明らかな絶頂を、何度も何度も繰り返して。
「それではぁ……♥ 早くしていきますねぇ?♥♥」
「あ、え……? おっ!?♥♥ うぎゅっ♥♥ んぉッ♥♥♥ あひっ♥♥ うううぅうぅっっ!?♥♥♥♥」
ちんぽを引き抜いて、捻じ込んで、奥をぐりぐりと荒らして、それがワンセット。
それを繰り返すたびに、面白いように奥様の身体が、びくん、跳ねる。
もちろん、それだけじゃない。
奥様の膣肉は、まるで私のちんぽに甘えるかのように、ちぅちぅ、と吸い付いて、絡みついて、うねって、密着して。
いつまでもこうして遊んでいたいほどに、ちんぽが本当に気持ちいい。
けれど、問題が一つだけ。
奥様にお預けをして、焦らしていた分だけ、それが私にも跳ね返っているわけで。
だから情けないことに、私の方も限界が違い。
「はっ♥♥ ん、あっ♥♥ そろそろ、精液、出ます、よぉ……♥♥」
「んん゛んぅぅっっ♥♥♥ あ゛、あっ♥♥♥ ああうう゛ぅぅっ♥♥♥」
私のその宣言に、奥様の膣肉はさらに、きゅぅ、とちんぽに絡みついて。
もはや彼女の膣穴は、私のちんぽから精液を絞ることを、隠そうとすらしていない。
さらには、彼女の目はしっかりと、種付けをしようとしている私のことを捉えて。
そうして媚びるような、普段は旦那にしか見せていないであろう、極上の蕩け顔を私に晒して。
そんな様を見せられた私は、気づけば、ぎし、ぎし、とベッドを軋ませる勢いで、何度も彼女に腰を打ち下ろして。
部屋の中にもう一人いることなんてすっかりと忘れたように、私と奥様の嬌声が響き渡って。
「い、くっっ♥♥ イくっ♥♥ ううぅ、孕め、孕めッ……♥♥」
「お゛っ♥ お゛、お゛っ、ぉお゛ぉぉおぉぉぉっっっ♥♥♥♥」
とうとう限界を迎えた私は、最後に一度、奥様にぶつけるように乱暴に腰を打ち下ろして。
射精する位置を探すように、ぐりぐり、と乱暴に腰をくねらせる。
そうすれば、奥がすっかりとお気に入りの奥様は、当たり前のように深イきをキメて。
そうやってお互いの準備が整ってしまえば、あとはたっぷりと、気持ちのいい無責任な射精をするだけ。
私は、ぶるり、と背筋に走る快感に従うように、無意識に射精を我慢しようとして力のこもっていた括約筋から、ゆったりと力を抜いていく。
そうすれば、ぐつぐつ、と煮固まったような精液の塊が、ぞるり、とちんぽの中を迸っていくその感触を、鮮明に感じて。
ぐびゅっ♥♥ びゅぶりゅっっ♥♥ びゅーーっっっ♥♥♥
次の瞬間には、そんな勢いで、素敵な奥様のお腹の奥を、私のようなクズの精液で汚し始めていた。
「お、おっ♥♥ 射精、止まんなっっ♥♥ お、んぉっ、お゛ーーーッ♥♥♥♥」
「あ゛っ♥♥♥ あ、あ、んんぅうっっ♥♥♥ う、うう゛ぅーーーッ♥♥♥♥♥」
お互いに散々と焦らし焦らされた後の、その射精。
それは本当に、まるで魂を抜かれるかのような気持ち良さで。
私は、びゅぐ♥♥、びゅる♥♥、と射精を続けながら、もっと、もっと、と命令するように、ぐりぐりと腰を揺らす。
そうすれば、奥様の膣穴は、まるで私の精液を飲み干そうとでもするかのように、ちんぽに、ちぅちぅ、と吸い付いて。
私のちんぽはその快感にたまらず、ぶびゅ♥、と精液を漏らしてしまう。
まさにそれは、お互いを求めあう、幸せな時間。
私たちは、射精が終わった後も、その余韻が抜けきるまで、じっと、恋人同士のように見つめ合って。
「はぁ、はぁぁ……♥♥ 奥様……? あと5回、射精しますからね……♥」
「ひぃ……♥」
それなりに長い時間が過ぎた後、私たちはお互いに、興奮に上擦った息をようやく、抑え込んで。
そうして残りの射精回数を宣言してやれば、こんなに激しいセックスだと思っていなかったのか、あからさまに怯えたように息を呑む奥様。
そんな、可愛らしい、弱弱しさを前面に押し出したあざとさは、私のちんぽにひたすら、効くだけだった。
────
2回目の種付けは、もはや私も奥様も完全に余裕がなくて。
奥様に思い切り圧し掛かったまま、ほとんど記憶のないままにがむしゃらに腰を振っていた。
奥様の方も、私の背中に両手を、腰には両足を絡ませて、すっかりと種乞いスタイルで。
あちらの方も、この乱暴なセックスを楽しんでいたのは、間違いないと思う。
やっと余裕が出てきたのは、3回目を迎えた時。
奥様の中にたっぷりと注いでいたローションを、高く張り出したカリ首ですっかりと引っ搔き出して。
それに負けず劣らずに湧き出た彼女の愛液も、自分の精液も、リセットするように引っ掻き出して。
そこまでしてやっと、お互いに感じていた耐えがたいむず痒さが遠のいて、ようやく私たちは、セックスを純粋に楽しみ始める余裕ができていた。
もはや、立ち合いをしている旦那様は、完全に蚊帳の外。
奥様にのっしりと体重をかけて圧し掛かった私は、へこへこ、と腰ばかりを何度も振り立てて。
そうして私と奥様は、ずっとずっと、至近距離で視線を合わせて、見つめ合って。
お互いに快感にとろけただらしない顔を見せつけ合いながら、奥様のお腹の奥に長い射精をかまして、精液を注ぎ込んでいた。
4回目が始まったころには、ようやく旦那様も、わきまえてくれたらしい。
何だかいろいろと理由を付けながら、自分からそっと席を外していた。
私たちの痴態を見て興奮でもしてしまったのか、勃起を隠すように腰を引きながら退席したのが、ちょっと面白かった。
まさかだけれど今頃、泣きながらオナっていたり、するんだろうか。
ともかく、監視の目がなくなってしまえば羽目を外してしまうのは、こどもだって、私たちのようないい大人だって、同じこと。
ぱたん、と寝室のドアが閉まった瞬間、私たちはどちらからともなく、唇を突き出して。
奥様に躊躇いもあったのか、最初は清楚に、触れ合わせるだけのキス。
けれどそれはすぐに、にちにち、とお互いの舌を触れ合わせるキスに変わって。
気が付けば、べちゃべちゃ、と下品な音が出るほどに唇と舌を絡ませながら、腰を振って。
まじで、なんでキスしながら中出し決めるのって、こんなに気持ちが良いんだろう。
そうして、5回目。
そんな気持ちがいいセックスを、中出しを何度もしていれば、気持ちを締め付けていたタガも、緩んでしまうのは仕方ないと思う。
奥様の口から、本当に、囁くように漏れた、『好き。』という言葉。
それが聞こえる度に、ご褒美のようにキスをしながら、奥を執拗にぐりぐりと苛めてあげて。
そうすればいつの間にか、ちんぽが膣穴の中を往復するたびに、うわごとのように漏れ始める。
まさに、貞淑な奥様が、旦那様一筋だった女が、堕ちた瞬間。
それを目撃した途端に、私の心の奥からじんわりと湧き出てくる、達成感。
思わず首筋に、いくつかのキスマークを残してしまったけれど、私は、悪くない。
好き、好き、とささやき合いながら、だぷだぷ、と気持ちのいい射精をかまして。
そうして、大変に名残惜しいことに、奥様の申し込んだプレミアムコースの最後の1回を、迎えてしまっている。
「ねぇ、佳菜子……♥ 私のちんぽ、気持ちいい?♥」
「あ、あっ♥♥ んんぅぅ♥♥ きもち、きもちいい、ですぅっ♥♥♥」
最早、仕事用の口調なんてどこへやら、クライアントも呼び捨てだし、社会人としては失格なのは間違いない。
やっぱり人間、セックスの時は本性が出るものだから、クズの私としては結構、頑張った方なんじゃないかと思う。
けれど、それもこれも、誘惑上手な奥様が悪い。
奥様の膣中は、もはや彼女の本気汁と私の精液がブレンドされた体液で、ぐちゃぐちゃの、どろどろ。
そんなぐずぐずに蕩けた、けれどまだ締め付けを失わない熱い牝穴を、私のちんぽは、別れを惜しむようにゆっくりゆっくりと耕して。
そうしてやれば、すっかりとリラックスした蕩け顔を見せてくるものだから、本当に別れがたくて。
少しだけ、意地悪だってしたくなってしまう。
「旦那のちんぽと、どっちが気持ちいい?♥」
「っ……♥ あ、あ……、いじわる、です……♥♥ んぅっっ♥♥」
「佳菜子が可愛いから、意地悪してるんだよ?♥ で、どっち?♥」
「っ♥♥ んぅ、あっ、あぅぅ……っ♥♥♥ こ、こっちぃ……♥♥」
「ん、ふふ……♥ 嬉しいなぁ♥ はい、ご褒美♥」
「あッ、おッ……!?♥♥♥ ううぅぅぅうぅ♥♥♥ これ、すきぃ……♥♥♥」
「旦那さんのちんぽじゃ、ここ、届かないもんねぇ?♥」
「ん゛ッ♥♥♥ は、いっっ♥♥ あッ……♥ あ、おッ♥♥♥♥♥」
人妻だろうと何だろうと、素直になった女の子は、本当に、可愛い。
だから、ちゃんと旦那のちんぽより、私のちんぽが良いって言えた奥様には、きちんとご褒美を与えてあげる。
私は、どすん、どすん、と乱暴に腰を打ち付けて、彼女のお腹の奥を突き上げて、子宮を揺さぶって。
すっかりと彼女のお気に入りになってしまった動きで、ぐりぐり、と腰を回して子宮を捏ねまわして、すり潰してやる。
そうしてしばらくご褒美を上げて、奥様を何度か深イきさせて。
やがて再び、落ち着かせるようにゆったり、ぐちぐち、とその膣穴を耕して。
とは言えそろそろ、本当に名残惜しいことに、私の方も限界が近い。
「ね、佳菜子、リピートしてよ♥」
「んぁ、あっ……♥♥ え……?♥」
「今度は、最初から二人きりで、ね?♥」
「あ、んぅぅ♥♥ でも、お金、が……♥♥」
奥様が言い淀んだ通り、追加の施術には少々のお金がかかる。
その額は、最初に営業をかけた通り、中出し1回につき、10万円。
けれどそんなの、何回ヤったかなんて自己申告だし、正確な記録なんて取っているはずもない。
だから私は、ちょっとしたサービスを提案してやることにする。
「佳菜子なら、いくら中出ししても、1回分でいいよ?♥」
「え……?」
「佳菜子の事、気に入っちゃったし……♥」
「で、でも……。 しらねさんが、会社に怒られるんじゃ、ない……?」
「そんなのバレないから大丈夫だって……♥」
「あ、あの……、それなら……♥」
「旦那の稼ぎなら、10万くらい余裕だろ?」
「……はい♥♥」
「あたしに会う金のために、ちゃんと旦那に媚びて、切られないようにしろよ?♥」
「はい、はいっ♥♥」
また会える、またこのちんぽに中出ししてもらえる。
そんなことでも考えて興奮しているのか、ゆったりと抽挿を続けるちんぽに、みちり、と膣肉がしゃぶりついて。
けれど、彼女の方が私に懸想しているように、私だって、こんな極上の幼な妻を、簡単に手放してやるつもりなんてない。
「それと佳菜子、お前、妊娠してからも、申し込めよ♥」
「んんぐっっ♥♥ う、あっっ♥♥ あぁあぁあっっ♥♥♥♥」
「ボテ腹に精子無駄打ちしてやるから♥」
「っっ……♥♥ あうっ、んぅ、うううーーーッ♥♥♥」
「それと、お前にハメたくなったらこっちからも呼ぶから♥ すぐ来いよ♥」
「あっ……♥ は、はいっ♥♥ んぁあっっ♥ ああぁあぁあっっ♥♥♥」
「二人目も、三人目も孕ませてやるから、覚悟しろよ♥♥」
「あ……、あ……っ♥♥」
「んぉ、イくっっ♥♥♥ んんお、お、おおおぉぉッ♥♥♥♥♥」
滅茶苦茶に腰を振りながら、そうやって、愛の告白を畳みかけてやれば、奥様は本当に嬉しそうに、だらしない顔で喘いで見せて。
私はその様子に満足しながら、無遠慮に最後の精液を注いでいく。
ふたなり特有の絶倫と、きちんと毎日欠かさずに飲んでいたサプリのおかげで、その勢いはまだまだ、衰えない。
びゅーっ♥、びゅーーっ♥♥、と、そんな勢いで精液が迸る度に、頭の中が真っ白に塗りつぶされそうなほどの快感が渦巻いて。
私はそれに浮かされるように、そうして本能に操られるままに、もっと奥、もっと奥、とばかりに、ぐりぐり、と腰をくねらせて。
そうして射精が終わってみれば、奥様はすっかりと、気を失ってしまっていた。
名残惜しいけど、これで、今日の私の仕事は、もう終わり。
だからとりあえずは手始めに、次の休日あたりに呼び出してみようか。
そんなことを考えながら、私は名残を惜しむように、射精の余韻に蕩けたままのちんぽで、じゅぶじゅぶ、と彼女の膣穴を弄ぶのだった。
私もNTRは苦手です!
本当です!