目が覚めると、そこは鼻をつく錆の臭いが充満する薄暗い地下牢だった。
身じろぎしようとして、すぐに自分の状況を悟る。
両手両足は謎の機械に飲み込まれておりガチガチに固められ、ピクリとも動かない。
「……っ、う……油断した、かな」
口から漏れたのは、鈴を鳴らすような少女の声。
ボクは自分の身体を見下ろした。
視界に入るのは、空気抵抗を極限まで削ぐための、皮膚のように薄くぴっちりとしたバトルスーツ。かつて大柄な男だった頃の面影は微塵もなく、そこにあるのは身長140センチそこそこの、凹凸の乏しい華奢な肢体だけだ。
最強の魔法少女「シリウス」。それが今のボクの名前であり、すべてだ。
記憶がフラッシュバックする。
大規模な拠点の破壊には成功した。けれど撤退の直前、卑劣な転移トラップが仲間たちを襲った。
とっさにボクは仲間を突き飛ばし、単身でその罠に飲み込まれたのだ。
(……あの子たちが無事なら、それでいいけどさ)
強がってはみるものの、冷や汗が背筋を伝う。
ここは悪の結社のアジト。男は理性を奪われ戦闘員に、女は怪人を生む苗床にされる狂気の場所だ。
変身中は完全に女性として固定されているボクに、待っている運命は一つしかない。
カツ、カツ、カツ。
静寂を破り、不吉な足音が近づいてくる。
現れたのは軍服姿の幹部と、異形の怪人たち。
男は、無防備に晒されたボクの平坦な胸や、スーツ越しに浮き出る肋骨のラインをねっとりと舐め回すように眺め、下卑た笑みを浮かべた。
「ようこそ、魔法少女シリウス。我々の『母体』として歓迎するよ」
抵抗できないボクを見下ろすその目は、完全に肉を見る捕食者の目だった。
「まずは、その『最強』の中身を詳しく見せてもらおうか」
幹部の男が指を鳴らすと、天井から無機質な機械アームが降りてきた。
先端から放たれた緑色のレーザー光が、拘束されたボクの身体を頭のてっぺんからつま先まで、舐めるように這い回る。
「くっ……何をするつもりだ!」
ボクは精一杯虚勢を張って睨みつけたけれど、すぐに目の前に展開されたホログラム映像を見て、言葉を失った。
そこに映し出されていたのは、ボクの現在の身体の断層図。骨格、筋肉、そして内臓までが丸裸にされている。
「ほう……噂には聞いていたが、興味深いな」
男は顎をさすりながら、モニターに映るボクの腹部あたりを指し示した。
巷では公然の秘密として語られている噂──『魔法少女シリウスの正体は男である』という話。
だが、スキャン結果が示していたのは、あまりにも残酷な現実だった。
「魂がどうあれ、肉体は完全に、しかも極上の『メス』そのものではないか。ほら見ろ、この未発達ながらも完璧に整えられた子宮を。我々の怪人を受け入れるためにあつらえたようだ」
「や、やめろ……見るなっ!」
ボクは顔が沸騰するような恥ずかしさに襲われた。
男としての記憶とプライドがある分、自分の身体が生物学的に「孕むための機能」を備えていると突きつけられるのは、死ぬよりも辛い屈辱だ。
ぴっちりとしたスーツ越しに、まるで中身まで弄られているような錯覚に陥り、ボクは思わず身をよじった。
「さて、素材の良さは分かった。次は味見といこう」
男が目配せをすると、後ろに控えていた触手怪人がぬらりと歩み寄ってきた。
粘液にまみれた触手が、ボクの太腿へと伸びる。
バチィッ!!
「ギシャアッ!?」
触手がボクの肌に触れようとした瞬間、青白い閃光が走り、怪人の触手が弾き飛ばされた。
ボクは荒い息を吐きながら、勝利の笑みを浮かべる。
「はっ……無駄だよ。ボクの『イージス・クロス』は、あらゆる物理干渉、魔力干渉を遮断する。指一本触れられないんだから」
そう、これがボクが最強と呼ばれる所以。
この変身解除不可のスーツは、ボクの意志の強さを装甲強度に変換する。
どれだけ屈辱的な言葉を投げかけられようと、悪に屈しないという強い意志がある限り、この服はダイヤモンドよりも硬い鎧となってボクを守り続けるのだ。
「なるほど、ふむ……強固な拒絶の意志……それが防御力の源泉か」
しかし、幹部は悔しがるどころか、嗜虐的な笑みを深めた。
「ならば話は早い。その意志を溶かしてしまえばいいのだからな」
「……何?」
「痛みや恐怖には耐えられても、『快楽』にはどうかな? 少女の鋭敏な神経が感じる悦びに、いつまで耐えられるか見ものだ」
男が合図を送ると、怪人たちは引きさがり、代わりに天井から機械の触手が降りてきた。
それらはボクのスーツの表面ギリギリにまで迫り、触れるか触れないかの距離で、太腿の付け根や胸の突起、脇腹などの敏感な箇所を微細に震わせ始めた。
「ひっ……!?」
直接触れられていないのに、スーツ越しに伝わる微弱な振動と熱が、ボクの神経を直接撫で上げる。
防御反応が起きないギリギリの刺激。
それは痛みではなく、甘美な痺れとなって脳髄に浸透し始めた。
「さあ、シリウス。その鉄壁の守りが、自らの嬌声で崩れ落ちる様を見せてくれ」
「く、うぅ……そんな、ので……負け、るか……ッ!」
ボクは必死に歯を食いしばる。
けれど、身体は正直だ。初めての刺激に対して、下腹部がじわりと熱を帯び始めていた。
「サンプル採取、フェーズ2へ移行。ガス注入」
無機質なアナウンスと共に、拘束されたボクの顔の周りに、甘ったるい桃色の霧が噴射された。
「ごほっ……な、なにこれ……!?」
息を止めようとしたけれど、強制的に吸い込まされたそのガスは、瞬く間に肺から血液へと溶け込んでいく。
とたん、身体の奥底からカッと熱いものが込み上げてきた。
思考がぼやけ、視界がぐにゃりと歪む。
おじさんとしての理性が、強制的に引き出された「メスの本能」にかき消されそうになる感覚。
「催淫ガス濃度、適正値に到達。神経接続(リンク)、最大出力」
ボクの全身を覆うアームの先端から、直接肌には触れないまま、強力な磁気と超音波による波動が放たれる。
それはスーツという絶対防御の皮一枚隔てた向こう側で、ボクの性感帯だけをピンポイントに撫で回す、実体のない愛撫だった。
「ひっ、あ……うぅッ!?」
声を出してはいけない。そう思えば思うほど、口からは甘い吐息が漏れてしまう。
目の前のモニターには、ボクの身体のサーモグラフィーが表示されていた。
青かった身体の表示が、胸、股間、太腿と、見る見るうちに真っ赤に染まっていく。
「ふむ、やはりこのパターンの波長に弱いか。過去に廃棄処分になった50人の魔法少女たちのデータは無駄ではなかったな」
幹部の男は、まるで実験動物の観察記録をつけるように淡々と語る。
この結社は、これまでに何人もの魔法少女を捕らえ、そして「壊して」きたのだ。
耐久実験、精神崩壊実験、感度増幅実験……。
数多の犠牲の上に確立された、最も効率的に魔法少女を堕とすためのメソッド。それが今、最強であるはずのボクに牙を剥いている。
「や、やめ……ボクは、屈しな……ひぐッ!」
「解析完了。子宮および乳腺への刺激に対する反応値、限界を突破。絶頂まで残り3、2……」
機械のカウントダウンが無慈悲に響く。
ダメだ、これ以上は──。
必死に保っていた拒絶の意志が、快楽という名の暴力に飲み込まれる。
「あ、あっ、イくッ! イっちゃううううううッ!!」
ビクンッ! と小柄な身体が大きく跳ねた。
ボクの意思とは無関係に、白目を剥いて涎を垂らし、無様な絶頂を迎えてしまう。
その瞬間だった。
ガクン、と全身の力が抜け、鉄壁を誇っていた『イージス・クロス』の輝きが、ほんのコンマ数秒だけ揺らぎ、防御結界に微細な隙間が生じたのは。
シュンッ!!
風切り音と共に、二本の細い注射針が、ボクの左右の胸の先端に正確に突き刺さった。
「──っ、ガッ!?」
焼きごてを押し当てられたような熱さと共に、何かが胸の奥へと奔流となって注ぎ込まれる。
「ふざ、けるなあああっ!!」
ボクは渾身の力を込め、再び『イージス・クロス』の防御結界を展開した。
バヂンッ!
装甲が硬度を取り戻し、突き刺さっていた注射針は弾き飛ばされて床に転がった。物理的な排除には成功した。
けれど、遅かった。
「あ、あぐ……っ!? 胸が、熱い……何だこれ、中で、動いて……!」
排除されたのは針だけ。中身である無数のナノマシンは、すでにボクの乳房という袋の中に解き放たれていた。
それらは絶対防御の内側で、ボクの未発達な乳腺組織を食い荒らすように暴れ回り、神経を直接ショートさせていく。
「くっ、うぅ……!」
ボクは胸を庇おうと身をよじるが、手足は拘束されたままだ。
そこへ、幹部の男が冷徹な声を浴びせる。
「無駄だ。ナノマシンによる内部干渉で、胸部エリアの防御プロテクトだけがダウンしているぞ」
「な、に……?」
ウィーン、と音を立てて、二つの大きな揉み療治用のアームが伸びてくる。
普段なら、鋼鉄すら砕くアームでも、ボクのスーツには傷一つつけられないはずだ。
けれど。
むにゅん。
「ひ、あ……!?」
無機質なアームが、ボクの胸を鷲掴みにした瞬間、スーツはまるで普通の布のようにへこみ、ボクの柔らかな肉の感触を敵に伝えた。
内側からのナノマシンの侵食により、胸の部分だけ装甲の「拒絶の意志」が機能不全に陥っているのだ。
「いい柔らかさだ。最強の魔法少女も、ここだけはただの雌肉だな」
「や、はなせ……! 揉むな、揉むなぁッ!」
ギュッ、グニゥ、グニグニグニ……!
機械のアームは容赦なく、防御力を失ったボクの胸を捏ね回す。
平らだった胸が、ナノマシンの活性化と機械的な蹂躙によって、無理やり形を変えられていく。
内側からはナノマシンによる神経への直接電気刺激。
外側からは機械による暴力的な揉み上げ。
「あ、がっ、あ゛あ゛っ! 胸、胸はだめ、おかしく、なるぅッ!」
内外からの挟み撃ちに、ボクの脳みそは真っ白に塗りつぶされていく。
おじさんとしての羞恥心も、魔法少女としての誇りも、胸から這い上がってくる爆発的な快楽の前では塵に等しい。
乳首が、乳腺が、強制的に開発されていく。
「計測不能。快感値、限界突破」
「あっ、や、もう、むりっ! 胸だけで、イッちゃう! イッちゃうううううッ!!」
ボクは天井を仰ぎ、喉が裂けそうなほどの嬌声を上げた。
股間には触れられていない。
ただ、胸を揉まれ、中身を書き換えられただけで、ボクの身体は激しく痙攣し、二度目の、そしてさっきよりも深い絶頂へと堕ちていった。
胸の熱さが引くどころか、暴走したように高まっていく。
『イージス・クロス』の防御結界が、あろうことか最悪の形で作用していた。
外部への排出を阻むスーツの密閉性が、ナノマシンの逃げ場をなくし、ボクの乳房という閉鎖空間の中で爆発的な増殖を促していたのだ。
「あ、ぐぅッ……熱い、魔力が……吸われる……ッ!?」
ボクは戦慄した。
敵を倒すための神聖な魔力が、ナノマシンによって強制的に『栄養素』へと変換されている。
ボクが抵抗しようと魔力を練れば練るほど、それは胸の成長エネルギーとして消費されてしまうのだ。
メキ、メキメキッ……!
「ひっ、あああッ! おおきく、なるぅッ!」
スーツの繊維が悲鳴を上げるほど、ボクの胸は異常な速度で膨張を続けていた。
さっきまで真っ平らだった胸板が、桃のように膨らみ、メロンを超え、ついにはボクの頭ほどもある巨大な肉塊へと変貌していく。
急速な成長に皮膚が耐えきれず、血管が浮き上がり、ピンク色の乳首は勃起してスーツを突き上げんばかりに自己主張していた。
「うっ、ぐすっ……なんで、ボクの力が……こんな……」
悔し涙が頬を伝う。
最強の魔法少女としての誇りが、男としての尊厳が、ただの『乳肉』へと作り変えられていく。
パンパンに張り詰めた乳房の中では、大量の母乳が生成され、出口を求めて内側から乳腺を圧迫していた。
苦しい。重い。出して楽になりたい。
そんな思考がよぎった瞬間、スーツが乳首に擦れ──。
「んぎいっ!? すれる、だけで……イッちゃううううッ!」
ただの摩擦。それだけで、改造され感度を数千倍に引き上げられた乳首が沸騰し、ボクはガクガクと身体を震わせて絶頂した。
それでも、ボクは濡れた瞳で幹部を睨みつける。
まだだ。身体は変えられても、心までは屈しない。
「いい目だ。だが、その張り詰めたタンクを解放してやれば、どうなるかな?」
幹部の合図で、巨大な搾乳機のアームが伸びてくる。
先端には透明なカップ。
ボクは歯を食いしばる。胸の防御力は落ちていても、スーツが物理的な障壁となって、直接乳首に吸い付くことはできないはずだ。
ウィーン……カシャン。
「え……?」
ボクは我が目を疑った。
搾乳機のカップが胸に触れた瞬間、本来ボクを守るはずのスーツの胸部パーツが、まるで招き入れるかのようにスルリと開き、巨大化した乳房と充血した乳首を露出させたのだ。
「な、なんで……スーツが、勝手に……!?」
「学習したのだよ。今の君の身体にとって、母乳を溜め込むことは害だと。君のスーツは優秀だ、主人の健康を守るために、搾乳を受け入れたのさ」
「そん、な……裏切り、だ……」
ズボッ!
驚愕するボクの乳首が、無慈悲に吸引カップへと飲み込まれた。
シュゴォォォォォッ!!
「ギ、ひぃあああああああああっ!?」
強烈な吸引が開始される。
溜まりに溜まっていた白濁した液体が、魔法少女の魔力を極限まで濃縮した特濃の母乳となって、勢いよく噴き出した。
魂を吸い出されるような脱力感と、脳髄を焼き切るような排泄の快感。
「あ、がぁっ! でる、でるうぅッ! 魔力が、おちちになって、でちゃううううッ!」
透明なチューブが、ボクから搾り取られた白い液体で埋め尽くされていく。
絞られるたびに魔力が抜け、代わりに快楽が注ぎ込まれる。
ボクは白目を剥き、だらしなく舌を突き出しながら、搾乳される家畜のように激しい痙攣と絶頂(噴乳)を繰り返した。
シュゴオオオ……。
搾乳機が唸りを上げ、ボクの身体から魔力を根こそぎ吸い上げていく。
頭ほどの大きさに改造された胸は、搾られるたびに快楽信号を脳に送り続け、ボクはガクガクと小刻みに震えながら、荒い息を吐くことしかできなかった。
「はぁ、はぁ……っ、く、殺せ……」
「まだそんな口がきけるとはな。胸はここまで開発されても、まだ『下』は守る気か?」
幹部が指を鳴らすと、粘つく触手がボクの股間──秘部へと伸びた。
バヂィッ!!
鋭い音が鳴り、触手はスーツの表面で弾き飛ばされる。
ボクは勝ち誇ったように、汗ばんだ顔で唇を吊り上げた。
胸は陥落したけれど、魔法少女としての最後の聖域、そこだけはまだ死守している。
いや、させざるを得ないのだ。
「無駄だよ……。魔法少女は、『愛』のある性交渉しか受け入れない。これは世界の摂理だ」
そう、それが魔法少女という存在に課せられた絶対的なルール。
どれだけ身体を作り変えられようと、ボクの心が相手を愛さない限り、本当の意味でボクの「前」の扉が開くことはない。レイプのような愛のない行為では、受胎することも、受け入れることも、世界そのものが拒絶する。
「いくらお前たちが技術を持っていても、ボクの心までは支配できない。だから、無駄なんだよ」
「ククク……『愛』か。実に魔法少女らしい、美しくも不便なセキュリティだ」
幹部は焦る様子もなく、嘲るように笑うと、空中に巨大なホログラムウィンドウを展開させた。
「な、なんだ……これ……?」
そこに映し出された画像を見て、ボクは息を呑んだ。
そこには、かつて行方不明になった先輩や後輩の魔法少女たちが映っていた。
だが、その姿は変わり果てていた。
腹を大きく膨らませ、あるいは怪人の子供を抱き、とろけきった表情でカメラに向かってピースサインをしている。
その瞳には、かつての正義の輝きはなく、ただただ「メス」としての幸福な色が宿っていた。
「嘘だ……あの子たちは、無理やり……」
「無理やり? いや、彼女たちは至福の表情をしているだろう? 彼女たちは皆、我々を『愛して』受け入れたのだよ。この摂理を突破してな」
「そんなわけない! お前たちみたいな悪党を、愛するはずが……!」
「どうしてだと? その『どうして』を、今からシリウス、君自身の身体で体験させてやろう」
幹部が目配せをすると、触手はボクの前から離れ、無防備な背後──お尻へと回り込んだ。
そこには、極太の機械式ディルドが、母乳由来のナノマシンローションをたっぷりと塗られて準備されていた。
「魔法少女の摂理は『生殖行為』に適用される。だが、排泄器官であり、本来性器ではない『後ろの穴』はその限りではない。セキュリティホールだよ」
「ま、まさか……やめろ、そこは……っ!?」
ズリュゥッ!!
「ギ、ひぐあああああああああああっ!?」
ボクの絶叫が地下牢に響き渡った。
拒絶しようとしたスーツの機能は、後ろの穴を「愛の対象外」と認識している隙を突かれ、さらに自分の魔力を帯びたナノマシンを敵と認識できず、無防備な蕾を割り開く巨大な異物の侵入を許してしまった。
裂けるような痛み。けれど、それ以上に恐ろしい「ハッキング」が始まる。
「あ、ああっ!? 熱い、お尻が、溶けちゃううぅッ!」
「ナノマシンが仕事をしているな。排泄機能を持たないその穴を、快楽を貪り、種を受け止めるための粘膜へと作り変えているのだ」
直腸の壁が、ナノマシンによって瞬時に書き換えられていく。
ただの管だった場所が、ひだを打ち、ぬめりを持ち、男性器を締め付けるための極上の名器『ケツマンコ』へと変貌させられていく恐怖。
さらに、物理的な刺激が内部を揺さぶる。
ガツッ、ガツッ、ガツッ!
「ひっ、あ、んあぁっ!? な、に……お腹の奥、つついて……!?」
腸壁を隔てて、身体の奥にある『子宮』が、後ろから激しく突き上げられたのだ。
「これだよ、シリウス。直腸と子宮は隣り合わせだ。後ろからこうしてナノマシンで神経をリンクさせ、刺激を与えることで、君の脳に錯覚を起こさせる」
「さっ、かく……? あっ、や、そこ、イイっ、らめぇッ!」
ボクの意思とは裏腹に、お尻を突かれているだけなのに、子宮がキュンキュンと疼き、愛おしい熱を持ち始めた。
「そう、子宮への刺激を『愛のあるセックス』だと誤認させるのだ。後ろから犯されているだけなのに、君の脳は今、『愛する人に種を注がれようとしている』と認識し、歓喜している」
「ちが、う……ボクは、おじさん……こんな、の……ああっ❤」
否定したいのに、ディルドが最奥を抉るたびに、脳内に幸せな脳内麻薬が溢れ出す。
痛みが快楽へ、屈辱が幸福感へと塗り替えられていく。
お尻で感じているはずなのに、まるで最愛の人に抱かれているような、甘美な錯覚がボクの理性を溶かしていく。
「嘘だ……これは愛じゃない、ただの機械だ……!」
「脳が『愛されている』と誤認すれば、身体はどう反応するかな? そう、摂理に従い、『愛する人の種を受け入れる準備』を始めてしまうわけだ」
ズズズ……。
恐ろしい音が聞こえた。
それは、絶対に開かないはずの、ボクの「前」の秘所。
『愛』がなければ開かないはずの絶対聖域が、お尻からの偽りの愛の信号によって騙され、じわりと愛液を溢れさせながら、無防備に開門しようとしていたのだ。
「見ろ。後ろの穴で愛を囁かれ、前まで濡らしているじゃないか」
「やめ……やめて……! 騙されるな、ボクの身体……! それは愛じゃない、錯覚だ、バグだ……ッ!」
「さあ、証明完了だ。仕上げといこうか」
ガツッ、ガツッ、ガツンッ!
「あ、ひぃっ! や、やめ……そこ、お腹の、一番奥……ッ!」
お尻に突き刺さった機械が、無慈悲なピストン運動を繰り返す。
そのたびに、腸壁越しに子宮が激しく揺さぶられ、脳内に「愛されている」という偽りの電気信号が爆発的に駆け巡る。
「愛してる、愛してる、愛してる……脳が、焼き切れちゃうぅッ!」
「さあ、受け入れろ。君の身体は、愛を求めて開きたがっているぞ」
「ちが、う……ボクは、男……ううん、魔法少女……だめ、愛なんて、ないのにぃ……ッ!」
理性の堤防が決壊する。
頭ほどの大きさに改造された胸からは、自身の魔力である母乳を噴き出しながら。
開発されたお尻で卑猥な粘液を垂れ流しながら。
ボクはガクガクと白目を剥いて、何度目かの絶頂を迎えた。
パァァァン……。
その瞬間、ボクの股間で、何かが弾けるような音がした。
絶対不可侵だったはずの「前」の防御結界。それが、偽りの愛に騙された身体の熱で溶かされ、完全に消滅したのだ。
「見ろ、シリウス。ついに鍵が開いたぞ」
「あ……あぁ……」
ボクは虚ろな目で股間を見下ろす。
そこには、愛液でぐしょ濡れになった秘裂が、ヒクヒクと痙攣しながら、主の訪れを待ちわびるように口を開けていた。
「素晴らしい濡れ具合だ。では、ご希望通り『本物の愛』を注いであげよう」
機械がお尻から引き抜かれると、代わりに目の前に立ったのは、幹部の男だった。
彼がズボンを降ろすと、そこには凶悪なほどに勃起した、丸太のような肉棒が脈打っていた。
「ひっ……で、でかい……そんなの、入るわけ……」
「入るさ。今の君は、それを受け入れるために作られた『メス』なのだからな」
男はボクの両足を大きく広げさせ、濡れそぼった秘部に、その巨大な亀頭をあてがった。
「や、やだ……入って、くる……やだぁッ!」
「愛しているよ、シリウス」
ヌプッ……ズズズズズッ。
「ギ、イイイイイイイイッ!?」
悲鳴にならない絶叫。
処女膜が破られる鋭い痛みと共に、熱く硬い肉の塊が、ボクの細い産道を無理やり押し広げて侵入してくる。
キツい。苦しい。
けれど、脳裏に刻み込まれた「愛」のバグが、その苦痛を極上の快楽へと変換してしまう。
「あ、がっ、はぁっ!? すごい、中……全部、埋まる……っ!」
「どうだ、自分の身体の形を理解したか? 君の膣内のひだ、温かい子宮口……すべてが、私のモノを締め付け、吸い付くように出来ているだろう」
「あ、あぁ……わかる、わかっちゃう……ッ!」
男が腰を打ち付けるたびに、ボクは嫌というほど思い知らされた。
熱い肉棒が、膣壁のひだを一枚一枚こすり上げ、形を変えながら奥へ奥へと潜り込んでくる感覚。
それが、ボクの中に元々あった「空洞」にピタリと嵌まり込むパズルのピースのようで。
(ボクは、女なんだ……ここを、埋めてもらうための……)
おじさんとしての記憶が、ねっとりとした肉の摩擦熱で溶かされていく。
お尻を開発され、胸を搾られ、そして今、処女を奪われたことで、ボクの魂は完全に「メス」へと堕とされた。
「あ、すごい、すごいっ! おちんちん、好きッ! 愛してる、愛してるぅッ!」
「そうだ、いい子だ。たっぷり愛を注いでやるからな」
パンッ、パンッ、パンッ!
激しい抽送に合わせて、巨大な胸が揺れ、母乳が飛び散る。
搾乳の快感、お尻に残る鈍い痺れ、そして前を突き上げられる鋭い悦び。
すべてが混ざり合い、ボクの意識は真っ白に弾け飛んだ。
「あ、あ、そこっ、子宮っ! 子宮に届いてるぅッ! イクっ、もう、イっちゃうぅッ!」
「私も限界だ……受け取れェッ!」
ドスッ!!
男は根元まで深々と突き入れると、ボクの子宮口に亀頭を押し付け、熱い種を解き放った。
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ……!
「んぎぃああああああああああッ!!」
熱い。熱いマグマのような液体が、ボクの身体の一番深いところに叩きつけられる。
それはナノマシンを含んだ、ボクを完全に改造するための『種』。
「熱いっ、入ってる、いっぱい入ってきてるぅッ! お腹、あついよおおおッ❤」
ボクは舌を突き出し、涎と涙を流しながら、与えられる精液の一滴残らずを貪るように、膣を痙攣させた。
ドクン、ドクン、ドクン……。
胎内に注ぎ込まれた熱い液体が、脈動しているのがわかる。
意識が遠のきかける中、耳元で幹部の男が甘く、とろけるような声で囁いた。
「愛しているよ、シリウス。私の子を産んでくれ」
その言葉は、ナノマシンにハッキングされたボクの脳に、強烈な幸福コマンドとして突き刺さった。
愛する人の望み。それを叶えなければ。
そんな思考が駆け巡ると同時、下腹部でカッと爆発的な熱が生じた。
「あ、あぁ……排卵、してる……?」
ありえない。魔法少女の身体は本来、妊娠などしないはずなのに。
左右の卵巣から強制的に卵子が弾き出され、待ち構えていた大量の精子と結びつく感覚。
受精。着床。
ボクのお腹の中で、新しい命──怪人の種が根付いた瞬間が、手に取るようにわかってしまった。
「う、うぅ……できちゃった……ボク、妊娠しちゃったよぉ……」
ボクは目尻からボロボロと涙を流した。
おじさんとしての魂が、完全に「メス」としての本能に敗北した瞬間だった。
そんなボクの絶望を知ってか知らずか、幹部は満足げに頷き、残酷な宣告を下した。
「素晴らしい受胎率だ。だが、これだけでは足りない。君にはこれから、この子を育てるための『最適な母体』になってもらわねばならない」
「な、なに……?」
「全身を改造し、歩く機能すら不要なほどの、究極の苗床になってもらうということだ」
「い、いやだ……やめて、これ以上は……ッ!」
ボクは泣き叫び、逃げようと身をよじる。
けれど、もうあの鉄壁のスーツは機能を停止し、魔力も空っぽだ。今のボクは、ただの無力で小柄な少女に過ぎない。
「拒否権などないよ。連れて行け」
ウィーン、ガシャン!
無慈悲な機械アームがボクの四肢を掴み、奥にあるカプセル型の改造装置へと放り込んだ。
「あ、あぁぁぁぁぁっ!?」
地獄のような、いや、極上の快楽地獄のような数時間が始まった。
無数の電極と微細なマジックハンドが、ボクの全身の皮膚を這い回る。
「ひぁっ、そこ、ただの脇腹なのに、イっちゃうッ!?」
神経網の書き換え。
乳首やクリトリスだけでなく、首筋、背中、脇、太腿、指先に至るまで。全身の皮膚感覚が鋭敏化され、どこを触られても絶頂してしまう「全身性感帯」へと作り変えられていく。
「次は骨格だ。その狭い腰では、我々の優秀な子供を産むのに苦労するだろう?」
メリメリメリッ!!
「ギ、ああああああああッ!! 腰が、砕けるぅッ!?」
激痛と快感が同時に襲う。
骨盤破砕と再構築。
少女の華奢な骨盤が、機械的な圧力で無理やり押し広げられ、固定される。
子宮を支え、多産に耐えうるだけの、広く、大きく、卑猥な形状へと。
「あ、アヘッ、アヘェ……ッ! 身体が、メスに、お母さんにされちゃううううッ!」
ボクはカプセルの中で、終わりのない絶頂を繰り返しながら、人間としての形を失っていった。
……数時間後。
プシューッ。
白煙と共にカプセルが開き、ボクの身体はボロ雑巾のように床へ排出された。
「はぁ、はぁ……う、うぅ……」
起き上がろうとして、ボクはすぐに異変に気づいた。
身体が、重い。
以前の筋肉質の重さとは違う。脂肪と、乳肉と、溜め込んだ水分の重さだ。
床に手をつくだけで、全身の脂肪がプルンと揺れ、その振動だけで甘い痺れが脳を駆け抜ける。
「完成だ。自分の姿を見てみたまえ」
幹部が目の前に大きな鏡を突きつけた。
「こ、これ……ボク……?」
鏡の中にいたのは、かつてのみやびの面影も、魔法少女シリウスの凛々しさもない、肉感的な怪物のごとき美女だった。
胸はさらに肥大化し、ボクの頭よりも大きな爆乳となっていた。両手で抱えるのが難しいほどの大きさの乳房に、その先端からは絶えず母乳が滴り落ちている。
そして、何より変わったのは下半身だ。
改造された骨盤は、かつての倍近い幅にまで拡張され、それに伴いお尻も安産型特有の巨大な桃のような形状に膨れ上がっていた。
くびれは極端に細く、そこから急激に張り出した腰とお尻のラインは、誰が見ても「種付けされるための生き物」そのものだった。
「重い……身体が、すごく、重いよぉ……」
ボクは涙声で呟いた。
立ち上がろうにも、巨大化した胸とお尻の重さに足が耐えきれない。
それに、少し動くだけで敏感になりすぎた全身が擦れ合い、快感が襲ってきて力が入らないのだ。
「ああ、どうしよう……もう、戦えない。おじさんにも、戻れない……」
鏡に映る、だらしなく開脚し、母乳と愛液を垂れ流す自分の姿。
その腹部が、受胎した命によってほんのりと膨らみ始めているのを見て、ボクは自分が完全に、取り返しのつかないところまで堕ちてしまったことを悟った。
「慈悲深い我々は、君に最後のチャンスを与えよう」
鏡の中の無惨な自分に呆然としているボクに、幹部の男が唐突に告げた。
拘束具がカシャンと外れる音がする。
「ここから出口まで辿り着ければ、逃がしてやる。好きにしたまえ」
「え……ほ、本当に……?」
罠かもしれない。でも、ここにいたら確実にボクは終わりだ。
ボクは震える手足に力を込め、床を這うようにして動き出した。
「はぁ、はぁ……に、逃げるんだ……」
立ち上がろうとする。けれど、できない。
膝を伸ばそうとした瞬間、ズシリと鉛のような重みが上半身を襲った。
「うぐっ……!?」
重い。あまりにも重すぎる。
さらに肥大化し、ボクの頭よりも大きくなった爆乳。両手で抱えることすら不可能なほどの質量を持った肉塊が、重力に従って垂れ下がり、ボクの身体を床へと縫い止めているのだ。
動くたびに、バロン、ボヨンと巨大な質量が揺れ、その遠心力だけで身体のバランスが崩れる。
先端からは絶えず母乳がポタポタと滴り落ち、床に白い水溜まりを作って、ボクの足を滑らせた。
「あ、うぅ……重い、お尻も、邪魔して……」
下半身も同様だ。
安産型に改造された巨大な骨盤と、たっぷりと肉のついたお尻が、アンカーのように重くのしかかる。
這おうとして太腿を動かすだけで、敏感になりすぎた股間の肉同士が擦れ合い、脳髄を焦がすような快感が走って力が抜けてしまう。
「ひぁッ、ん、ぁ……動くだけで、イっちゃう……っ!」
出口どころか、数メートル進むことさえできない。
ただ、自分の身体の重さと快楽に翻弄され、その場で無様にのたうち回るだけ。
「どうした? 出口はまだ遠いぞ」
背後から、コツコツと足音が近づいてくる。
逃げられないと分かっていて、楽しんでいたのだ。
「あ、あぁ……無理、です……身体が、言うことを……」
「残念だ。チャンスを活かせなかった罰として、我々の所有物であるという『消えない証明』を刻ませてもらおう」
男が合図をすると、再びボクは無機質なアームに取り押さえられた。
現れたのは、先端から不吉な赤い光を放つレーザーマーカーだった。
「や、やめ……それ以上、ボクの身体に……!」
「動くな。ずれると見栄えが悪い」
ジュッ……!!
「ギ、ひイイイイイイイイッ!?」
皮膚が焼ける音と、肉の焦げる臭い。
まず焼かれたのは、種を受け入れるための場所、下腹部の子宮の真上だ。
性感帯として開発された皮膚に、高熱のレーザーが走る。激痛なのに、神経が快楽と誤認してしまい、ボクはビクビクと痙攣しながら潮を吹いた。
「あ、あ、熱い、けど、気持ちイイ……!? おかしい、ボク、おかしいよぉッ!」
「いい鳴き声だ。次はお尻だ」
ズボンを下ろされることもなく、剥き出しになった巨大なお尻の肉に、レーザーが走る。
『K-01 SEX-DOLL』
鏡を見なくても、屈辱的な管理番号が刻まれているのが分かってしまう。
「そして最後は、その自慢のミルクタンクだ」
「あ、乳、おっぱいはやめ……ひぃああああああああッ!」
ボクの頭より大きな乳房の上、一番目立つ位置に、悪の組織の紋章が焼き付けられる。
一生消えることのない、家畜の焼印。
「はぁ、はぁ、ぁ……あ……」
施術が終わり、アームが離れる。
ボクは床に突っ伏したまま、自分の身体を見下ろした。
お腹には、淫靡なトライバルタトゥーのような模様が、子宮の位置を強調するように赤黒く刻まれている。
胸には、組織のエンブレム。
お尻には、管理番号。
「これで君は、どこへ逃げようと、誰が見ても『組織の苗床』だと分かる身体になったわけだ」
「あ……ぅ……」
終わった。完全に、終わった。
鏡を見るまでもない。全身に刻まれたこの焼印が、ボクのこれからの運命を決定づけている。
ボクはもう人間でも、魔法少女でもない。
この基地で、戦闘員たちに種を注がれ、子供を産み続けるためだけの、肉の器。
「う、うわあああああああんッ!」
逃げ場のない絶望と、重すぎる肉体の檻の中で、ボクは子供のように泣き叫ぶことしかできなかった。
「本番5秒前。4、3、2……」
無機質なカウントダウンが終わり、赤い「ON AIR」のランプが灯る。
世界中のテレビ、街頭モニター、そしてネット回線。あらゆるメディアがジャックされ、映し出されたのは悪の組織のロゴ……そして、その前に無惨な姿で座らされた、ボクの姿だった。
「や、やだ……映さないで……こんな姿、みんなに……ッ!」
ボクは必死に顔を背けようとする。
けれど、重すぎる乳房と、拡張された骨盤が重りとなって、逃げることはおろか、姿勢を保つことさえままならない。
画面に映るボクは、頭より大きな爆乳を床に垂らし、だらしなく足を開いて、全身に刻まれた『苗床』の焼印を晒している。
「さあ、挨拶をしたまえ。魔法少女シリウス」
「い、いや……言いたくない……うぅ……」
「……教育が必要かな?」
幹部が手元のスイッチを押すと、ボクの膣内に埋め込まれたローターが振動した。
「ひぃあぁっ!? ん、んあぁっ!?」
全国民が見ている前で、ボクはビクンと身体を跳ねさせ、白目を剥いてよがり声を上げてしまった。
カメラは容赦なく、その恥ずかしい表情と、振動に合わせて母乳を噴き出す乳首をアップにする。
「ほら、早く言うんだ。楽になりたいだろう?」
「くっ、うぅ……! み、みんな……ごめん、なさい……」
涙と涎でぐしゃぐしゃになった顔で、ボクは言わされる。言いたくない言葉を、強制的に。
「ボクは……魔法少女シリウスは……悪の組織に、負けました……。正義の味方だったボクは、もう……いません……」
「今の君は何だね?」
「い、いやぁ……言わせないでぇ……ッ!」
ブブブブッ!!
「あひぃいいいッ! い、いいます! 言いますぅッ! ボクは……ボクは、組織の……種付け専用の、苗床肉便器です……ッ!」
言った。言ってしまった。
世界中の子供たちが憧れたヒーローが、自ら「肉便器」だと宣言する瞬間。
それは、世界から希望が消えた瞬間だった。
画面が切り替わり、テロップが表示される。
そこには、ボクが捕まり、改造され、喘ぎながら堕ちていく様子をダイジェストで編集した映像が流れていた。
『緊急発売! 最強魔法少女シリウス、屈辱の完全敗北! 改造・調教・中出しの全てを記録した実録映像、本日より配信開始!』
「やめろぉ……! そんなの、流さないで……! ボクの、恥ずかしいところ……あぁ……ッ!」
モニターのワイプには、自分のAVの宣伝を見せられ、絶望に泣き叫ぶ現在のボクの姿が映り続けている。
しかし、その泣き叫ぶ身体も、敏感に改造された皮膚が衣服や空気に触れるだけで快楽を感じてしまい、顔は赤く火照り、股間からは愛液が糸を引いていた。
誰が見ても分かる。「嫌がっているのに、身体は感じている」と。
「抵抗は無意味だ。彼女を見れば分かるだろう? さあ、賢明な市民諸君。我々『ゲヘナ』の門を叩け。女性は彼女のように愛され、男性は彼女のような極上の肉体を自由に使える権利をやろう」
幹部の高らかな演説と共に、画面には組織の勧誘サイトのURLが表示される。
「うぅ……たすけて……誰か、たすけてよぉ……」
ボクの消え入りそうな懇願は、組織の勝利宣言にかき消されていく。
もう、誰も助けには来ない。
ボクはこのまま、カメラの前で、そしてカメラが止まった後も永遠に、この重たい乳房と巨大なお尻を揺らしながら、怪人たちの子を産み続けるのだ。
「あ、あ……おっぱい、出ちゃう……また、出ちゃうぅ……ッ!」
最後は、ボクが再び絶頂し、画面いっぱいに母乳を撒き散らす無様な姿で、プツリと映像は途切れた。
砂嵐となった画面の向こうで、「シリウス」と呼ばれた最強の魔法少女の物語は、絶望の闇の中へと消えていった。