いけない行為とイかない身体と。~爆乳幼馴染みの身体をふくらみかけから使い続けた俺の青春~ 作:紺真淡希
オリジナル:現代/恋愛
タグ:R-18 男主人公 現代 美少女 爆乳 ロリ 女子高生 インピオ 愛撫 睡眠姦 パイズリ セックス 膣内射精 絶頂なし ♡喘ぎ 淫語
幼かった夏の日、まだ膨らみかけだった胸にはじめて触れた時から特大おっぱいに成熟した今日まで。
直人は性欲に彩られた日々を思い返しながら、今の櫛奈を眺め見る。
大学進学を機に同棲をはじめ、ふたりで暮らす今、直人はいつ如何なる時でも櫛奈を『使う』ことを許されている。
睡眠時もそれは変わらず。
直人は眠る櫛奈を、乳首も女性器も剥き出しなランジェリーを身に纏う無防備な寝姿を見つめた後、特大の乳房にむしゃぶりついた。
色恋を知るよりずっと早く、性欲を満たすことのみを知り溺れてしまった自分たち。
直人は自分たちの歩みを思い返したことでより櫛奈への執着を強め、目覚めぬ身体を思うがままに抱きながら、快楽の灯った吐息を漏らすも絶頂どころか目覚める素振りすら見せぬ櫛奈により興奮を強めていく。
櫛奈は、イかない。
どこを責めても、何をしても、どのような行為を試しても。
ただ、直人が快楽のために身体を使い、射精することのみを望み、受け入れる……オナペットと化した幼馴染み。
そんな櫛奈に、幼き日に感じた不満と、それさえも受け入れてしまった今の自分を。
直人は自分にとって理想の雌――確かな快楽を魅せながらも、決して登り詰めることのない好きに抱ける女――から決して離れることができないであろう自分を感じながら、櫛奈の身体で思うがままに精を吐く。
ねじ曲がってしまった性癖に、自嘲の笑みを浮かべながら。
※skebでご依頼頂いた短編となっております※
※ノクターンノベルズ、ピクシブとマルチ投稿しております※
この度はご依頼、誠にありがとうございました。
いけない行為とイかない身体と。~爆乳幼馴染みの身体をふくらみかけから使い続けた俺の青春~
初めてアイツに触れたのは、夏休みの丁度
当時はまだ純粋で、親を疑うことも知らなくて。
あの日は観測史上最大の、今もなお更新されない程の酷暑日だったというのに、俺――
その片隅で隠れるよう身を縮め、親のお下がりでもらったチャイルドセーフティもへったくれもない古い携帯でネットを眺めていたらふと見かけた、現代でも残るエロ広告、その原型のようなもの。
今も鮮明に覚えている。
性器どころか乳首すら出てない、ただ、
何も知らなかったけど、あの頃の俺にはそれで十分。
俺は数秒ごと繰り返される同じ画像に口が半開きになるほど食いついて、股間に違和感を抱きながらもどうにもできず、いよいよ限界だと服を脱いでも、まだ、それを処理する方法も知らなくて。
そんな時……アイツが、部屋に入ってきた。
「なおくん、あそぼ……わぁっ!?」
「ああっ!? おまえまた……ッ! もぉおっ!!」
幼馴染みの、
産まれた時から家が隣で、互いに合鍵を持たされる仲で、当時も、そして今もまだ……どれだけ言い聞かせてもノックをしない悪癖持ち。
その日もやはりノックはなしで、よりにもよって股間丸出しとなった直後に部屋のドアを開けられて、そこに関しては今となっても櫛奈が悪いと感じるとこだ。
今も、鮮明に覚えている。
あの日の櫛奈は水色の布地に黄色い水玉のキャミソールと、薄いピンクのミニスカートで……今はもちろん、当時でもガキ臭い格好だと感じたほど。
でも、あの頃の櫛奈にはよく似合っていた。
当時の櫛奈は、肩甲骨あたりまで後ろ髪が伸びていて。
アイツは髪が伸びるのが早く、切る直前なんかはうっすらと目にかかるほど前髪が伸びて、それを片側に流すものだから片目はほとんど隠れていたけど、それでも大きな瞳が目を惹く、華のある少女だった。
それこそ、流行の衣服や髪型に整えて、後は性格や気質さえ向いてればその辺の子役にだって負けないくらい。
俺も幼馴染みながらに可愛いと感じてこそいたが……未だ、恋心の『こ』の字も知らない頃だ。
最悪のタイミングでの来訪に、俺はただただ、腹を立て。
「来るときはノックしろって言ったよなっ、チャイムは!?」
「ご、ごめんっ、ノックは、ごめんっ……チャイムは……いいやって」
「いいわけないだろっ」
「だ、だってっ……いつでも来ていいって、言ってたもん……」
当時は元々、櫛奈のことを少し
櫛奈は人見知りの気が強く、いつも俺の後ろにひっついて男子はもちろん、女子とだってあまり話そうとしないほど。
事ある毎、俺の手を後ろに引いて足止めされるたびに邪魔だと感じつつも、頼られていると感じたし、悪い気もしなかった。
もう少し、幼い頃までは。
思春期が近付くにつれ優越感も薄れ去り、単に邪魔だと感じる割合が増していた頃合いだ。
その上で、あの日の櫛奈はその大きな目を見開いて驚きながらも、目や顔を逸らしたりはしないで、それどころかじっと俺を眺めていて……常にうっすらと、ある程度のフラストレーションを抱いていたことも手伝って、櫛奈の言い訳にも態度にも、俺はただただイラついていたのを覚えている。
「かってに入っていいってのはママが言ったことだろ、おれは言ってない!」
「だって……なおくんがはだかだなんて、思わなかったもん」
「だってじゃない! はんざいだぞ、はんざいっ、くしなのエロ!」
我ながらもっと言うことがあっただろうと思うもんだが、当時の自分と、そして同年代の連中を思い返せばまあ、こんなもんだろう。
実際、この頃は……俺よりもずっと櫛奈のほうがエロかった。
あいつはおどおどしながらも目を離す素振りすら見せずに、俺が必死に手で隠しているというのに股間をじぃっと見つめ続け、俺の顔すら見ようとせずに。
「うぅ……ご、ごめんね、なおくん。おこらないで……」
「おこってないっ」
「おこってるよぉっ!」
「てか見るなよっ、なんでずっと見てるの!」
「そっ、それは……えっと……うう……ご、ごめんね……」
それどころか、はっきりと言及してもまったく顔を背ける気配がなかったのだ。
今の俺なら思わずにやけるスケベ仕草も、当時の俺には不愉快で。
手で抑えた股間をじっと見られても羞恥より苛立ちが勝ったし、それ以前に言うことを聞かない櫛奈にも、何もかもが気に食わなくて。
「……! そんなに見たいなら、おまえも見せろよっ。そしたらゆるすから」
「え……えぇっ!? み、見せるって……くしなの?」
「そうだよ、はだかになれよ。そしたらおあいこだし」
……八つ当たりだった。
この頃はまだ、櫛奈に性的な魅力など覚えていない。
だから、ただ俺と同じ思いをしろとその程度の……それこそ『バレたら怒られるだろうな』くらいの、怒られたら櫛奈が先にじっと見てきたと言い返そう、と
「……う、うん……わかった……」
それに……櫛奈が応えてしまったのが、はじまりだった。
「……え、ほんき?」
「ぬ、ぬいだら……見ても、いいんだよね」
「えぇ……そういうつもりじゃ……あっ、おいっ」
今でも、貴重な記憶だとは思っている。
見ようと思ったって中々見られない、女の子の生脱衣。
裾を両手でひっつかんで、勢いよくキャミソールを脱ぎ捨てて。
少しためらって見せた後、スカートもパンツごとまとめてさっさと下ろし。
止める間も、驚く間もなく。
櫛奈は、あっという間に一糸纏わぬ姿となった。
「ほ、ほんとに、ぬいだ……」
今にして思えば、なんでもない裸だ。
乏しいだけで、起伏そのものは確かにあった。
僅かではあるものの膨らみかけた乳房があきらかに男の胸板とは異なると当時の俺でも理解はできて、それでも、なんでもなかったはずの裸に思わず見入る自分が、少しだけ不思議で。
「ば、ばかだなっ、そんなにみたかったの?」
「……う、うん」
「そんなの……エロじゃんっ、ほんとにえっちだな!」
「……だ、だって……」
「だってはやめろよっ、おまえほんとえっち! 男子よりずっとエロだ!」
思いつくままに怒鳴りながらも、目は……櫛奈の身体に釘付けだった。
いくら隣家とはいえ、夏本番の酷暑日だ。
わずかな移動だけでもうっすら汗ばんでいたところに、俺の部屋が暑かったことと櫛奈本人が焦っていたことから滴るほどに汗を垂らして、肩から先の、ほんの僅か色が違う程度な日焼け跡がはっきりと分かるほど真っ白な肌に、いくつもの線を描いていた。
これに関しては、明確に今とは真逆の反応。
今はさすがに、あの裸を見て興奮するのは不可能だ。
諸々が成熟した結果、俺はそういう趣味にも目覚めずに、幼さの色濃い身体などただ未成熟としか感じない。
だけど当時は……それこそ、何にだって興奮した年頃だ。
幼馴染みの裸を、明るい場所で好きに眺められる。
異質な状況にも魅了され……食い入るよう、じっと眺めてしまったことを覚えている。
「……ううぅうぅ~~……っ」
「な、なんだよ、なんで顔かくすんだよ」
「は、はずかしいから、やだ……」
当時は、身体でなく顔を隠すのが理解できずに少しばかり戸惑ったが、今にして思えば、櫛奈の裸そのものは風呂などでも見たことがあったし、それよりも見せたことのなかったもの。
強い羞恥を抱いた故の『そういう状況でもないのに裸を見られた自分の顔』のほうが、櫛奈にとって恥ずかしいものだったのかもしれないと
まあ、当時の俺からすれば目当ての身体が丸出しならいいや、と気にする余裕もなかったが。
「……こっちこいよ。おこってないし、見ていいから」
「ん……いく……」
櫛奈は返事こそしたものの顔を隠したまま、俺の方へと寄ってきた。
俺が部屋の隅で縮こまっていたこともあり、命令した側なのにまるで追い詰められているかのよう、視界が、櫛奈の身体に埋め尽くされる。
あの頃は画像や動画ですら、直接的なものは知らなくて。
産まれて初めて間近で見た女の裸は、櫛奈のものだ。
目の前には、おへそ。
だけど少し視線を動かすだけで胸も、股も覗き放題。
「…………」
その状況で、俺の視線は胸に釘付けとなっていた。
酷く暑くとも、セミは鳴いていたはずだ。
車が通る音だって、間違いなく聞こえたに決まっている。
だけど、記憶の中では自分の心音を除いて何の音も覚えていない。
……雑音の一切が入らないほどに集中し、ただ、櫛奈の胸だけを見ていた。
未成熟な乳首など、よほど拘りを持たない限り男子も女子も変わらない。
今も当時も、熟したそれならまだしも未熟なそれに拘りはなく、ただ、異質な状況下で、普段見ることのない箇所を間近で眺められるという特別感、そして、未だそれをそれだと理解すらしていない性欲で興奮を強めて。
「ひゃっ……」
俺は少し眺めた後に、すぐ、櫛奈の脇腹に手を伸ばした。
より胸に近い方を触りたくて、でも脇を触るとくすぐったいものだと、それだけを辛うじて意識し脇を避け。
「さ、さわるの? くしな、さわってないよ?」
「うるさいな、もんく言うなよ」
「うぅ……で、でも、ずるい……んんっ」
間近に寄せた胸元をじっと眺め、乳首と胸で視界の全てを埋め尽くす。
よほどマセた奴でもない限り、匂いなんて気にしない年頃だ。
香水どころか制汗剤のそれすら皆無、残り香程度のシャンプーとボディソープのそれに、うっすらと汗の入り交じった
――最初に悪いことをしたのは櫛奈だから、仕返しでやりすぎても許される。
そんな未熟な判断から、我慢せず好きにしてしまおうと。
俺は内心で覚悟を決めて、喉を鳴らしながら櫛奈を見上げた。
「……ていこうするなよ、お前はもう、おれのなんだから」
「あ……っ、う……」
広告で見た台詞、そのまま。
抵抗くらいはわかったけど、その台詞の意味など何一つ理解してはいなかった。
「……うん♡ くしな……なおくんの、もの……♡」
……今にして思えば、その逆。
櫛奈は……理解していたのかもしれない。
「…………っ」
俺は言葉をそのまま反芻する櫛奈に安堵と、それより何倍も大きな興奮を感じながら、目の前の身体を凝視した。
至近距離で見たふくらみかけの胸は、汗の軌跡とその水滴とで濡れ光り。
その中心、胸と同じであの頃はまだ小さかった乳首が、俺の目の前で見る間のうちに膨らんでいく一部始終、その全てが覗けて。
勃起するものと知らなかった俺は、綿棒の先端を思わせるそれが震える様を眺めながらただ、何も知らぬままに見惚れていた。
本能的に、そうなるよう仕組まれていると思えないほど、理由を理解しないままの興奮と室温に、少しずつ脳が茹だって、欲望が、膨らんで。
――さすがに、それは怒られるし、櫛奈も嫌がると思う。
一瞬理性が叫んだものの、構うことなく……目の前で膨らんだ乳頭に。
「なお、くん……? ぇ……っ、わっ!」
画像を真似て、櫛奈の乳首に舌を伸ばした。
「なっ、なめる、の? ぅう……あせ、かいてるし……はずかしいよ?」
櫛奈の、まだ小さかった乳頭はそれでも、舌先に確かな感触が伝わるほど確かな固さを宿し、舌で弄ぶのはもちろん咥えることにも困らぬほど、
「あ……ぅ♡ ぅ……ほんとに……なめ、ちゃうんだ……んっ! ……ぅう♡」
胸に口をつけるなど、赤ん坊がやることだと思っていた時期だ。
それこそ、直前に見た広告のおかげで興味を惹かれていなければ、吸う他に扱いなど知らなかった。
だから俺は覚えたての、舐めるという行為を。
それを思う存分試して見ようと、生え替わったばかりの歯よりもずっと小さな乳首に、むしゃぶりついた。
「ふぅう……っ、ん……ふぅう……っ」
「あ、ぅう……♡ んぅ……っ、え、えぇ、と……おいしい?」
「ん……わかんない……あせでちょっとしょっぱい」
「……ううぅうぅ……♡」
俺達にとって幸運なことに、歯を立てるという発想には至らなかった。
そのおかげで櫛奈も、羞恥は色濃く覗かせながらもそこまで強くは拒まずに、俺は思うがまま芽生えたての欲求を満たし、舌先の膨らみを転がせて。
「ぅ、あ……♡ ……なんだか、おままごと……みたい」
「赤ちゃん役は、やだな……」
「……そっちじゃない……♡」
続ける内に、口の中で舌先に伝わる感触が変化して。
より勃起を強めたと今ならわかるが、当時の俺には分からずに。
だから目や指の代わりに、舌で確かめようと口内の突起を探り、膨らんだそれを舐めしゃぶり、ただ、ひたすらに弄ぶ。
……今にして思えば、無理矢理な姿勢に反して舐めやすかった。
「ふぅ……っ♡ ぅ……ん♡ ……♡ ん……ッ♡」
この頃はさすがに、情もなにもなかったはず。
だから姿勢維持のためだけに櫛奈は俺の頭を抱き支えて、そのおかげで、舐めることに専念できたと覚えている。
俺もまた情ではなく、それどころか性欲というより興味本位で。
あとは、画像がそうしていたから……そして、突起が舐めやすかったから。
そして当時は未だ、エロといえばおっぱいかお尻だったから。
それだけだ。
「……んッ♡ ……くすぐっ、たい……っ、ぁう……♡」
文句を言われようが止めないと、今にして思えば文句ですらなかった櫛奈の呟きに思いながら、口内の乳首だけをひたすらに舐って、意識の全てを、それだけに注いで。
声と、吐息と、感触と、匂いと。
部屋の、暑さと。
「……いやじゃないの? おまえ、おっぱいなめられてるんだぞ」
「うーん……わかん、ない……」
「いやじゃないなら、まだするからな」
「……うん♡ ……なめて♡」
嫌がる素振りを見せない櫛奈に、止め時も、止める理由も失って。
「なんでも、していいよ……だって、くしな……なおくんの、だから♡」
俺はそれなら、とお尻に手を回し、対面座位に近い形で櫛奈の身体を抱き寄せると、既に自分の唾液塗れな櫛奈の胸にもう一度、しゃぶりつく。
あの頃の櫛奈は、今とは比べ物にならないほど尻も薄くて。
だけど俺は、肌の手触りと、あとはお尻に触れているという認識だけで興奮していた。
「んぅぅう♡ あ、ふ……♡ はぁっ♡ ぅ……♡ はっ♡ ふ……ぅう……♡」
櫛奈の吐息が聞いたことのない熱を宿したのを、その意味も何も知らぬまま。
思えば、雄の本能。
そうとしか思えないほどに、あの頃の俺は……何ひとつ、理解してはいなかった。
理解が浅いまま、興奮だけを高め続けて。
より顔を密着させようと、していただけ。
「あぁあ、ぅ♡ ぅ……♡ あ……♡ なお、くんの……ん、ぅうっ♡」
密着した結果、剥き出しのペニスが櫛奈の腹に擦りつけられ、それが心地よいと理解してからは、抑えることもできなくて。
「う……っ、んぐっ!」
「ん♡ く……ふあ、ぁ♡ あ……ッ♡ ……あっ♡♡」
その結果、櫛奈のお腹に押し付けられていたペニスが……精通を果たした。
「……♡♡♡」
未知であり、既知でもあった感覚。
それに、おしっこかと誤解して慌てた俺を……俺が、身を離すのを許さないとばかりに、櫛奈が俺を抱く手が、強くなったのを覚えている。
「っ、は……っ、はッ……は……ッ……ぅう……」
「……ぎゅぅー……♡♡」
そのせいで口も鼻も、すべてが櫛奈の肌に密着して、
俺はわけもわからぬまま必死に、呼吸を繰り返して、
汗に濡れた肌とその熱で、頭の奥底まで蕩けそうだと感じながら……自分のだけでなく、櫛奈の心音も高まっていると、そうまでしてからようやく気付き。
俺を抱く櫛奈の手が弱まるまで、ずっと、櫛奈の胸を顔全体で感じていた。
「は、ぁ……♡ っ……♡ ん、ふぁ……♡ は……あぁっ♡」
しばし、そうした後。
解放された俺が見たのは、とろんと瞳を緩ませ、呆然と腹と、胸にまでかかった精液を眺める櫛奈の姿。
その様を眺めながら、俺もまた、自分のアゴにひっかかった精液を手首でぬぐい。ついた物を、小便でも水でもない汁を見てなんだこれって思って……思考を逸らしたことでようやく、我に帰った。
「ご、ごめんっ! えぇと、ティッシュ……」
精液や射精の意味を知らなくても、いや、知らなかったからこそ。
チンポから出したものを身体にかけたのはさすがに不味いと血の気が引いて、一発で冷静になったことを覚えている。
「ん……うん……♡」
櫛奈は完全に生返事で、やはり俺の顔は見ないで。
ただ、自分の腹部と指先を……お腹をべっとりと汚した精液を指で拭い、指についたものとお腹とを、見比べていた。
「おい、さわるなって、きたないだろ」
「……あとで手、あらうもん……へーき……♡」
指と指の間に精液の橋をかけたりと弄びながら、ぼんやりとその様を見つめる。
今まで見たことなかった顔に戸惑いながらも見取れていると、櫛奈はそのままの表情で、指先から俺に視線を移して……。
今にして、思えば。
発情を隠さず眼差しに乗せて、俺を、見上げていた。
「……なおくん……くしなのこと、ゆるしてくれる?」
「はあ? べ、べつにっ……もともと、おこってないし……」
「じゃあ……なかなおりで、いい?」
あの頃の
それを知ってか知らずか、俺が反応するより早く、櫛奈は追撃するかのよう言葉を続けた。
「なかなおり、してくれるなら……いいよ、また……しても」
「っ……ほ、ほんと?」
「うん……くしなは、もう……なおくんの、ものだし……♡」
思えば、この時だ。
はっきりと幼馴染みを見る目が変わったのは。
いつも後ろをついてくる、ちょっと鬱陶しい幼馴染み。
それが、この瞬間。
好きな時に裸を見せ、触らせてくれる雌になったと、幼心に理解した。
「な、なかなおりしてやるっ……これでいいか?」
「ううん。よくない……なかなおりのぎゅー……ぎゅーってして」
「……いつもそんなことしないじゃん」
俺の反論に、櫛奈は黙って両手を広げることで無言の抗議と変えていた。
あの頃の俺には――射精を知らなくとも、知らないなりに――悪いことをしたという自覚もあり、どうにも拒みづらく……照れ臭さから避けたいと思いながらも、
裸を見たし見られたし、今さらだろうと、大人しく櫛奈を抱き締めて。
「ほら、これでいいだろ?」
「……うんっ♡ ……ぎゅー……っ♡♡」
「……暑いよ」
お互いに汗で少し濡れていて、肌を重ねると滑る感触と、熱を感じた。
肌が擦れあうそれを意識すると落ち着いたはずの股間がまた疼いたけど、裸で抱き合う照れ臭さと、ほんのりと
「なおくん……今日のこと、ないしょに、してね」
「……う、うん」
「くしなも、ないしょにするから。だから……また、してもいいからね……♡」
「じゃあ……またじゃなくて、いま。もっとしていい?」
「……いいよ♡ くしなは、なおくんの、だから……なおくんの好きにして♡」
今にして思えば、ただただ戸惑っていた俺と違って。
櫛奈は……行為の意味も、俺が射精したことも。
この時から、すべてを理解したうえで……受け入れていたのかも、しれない。
▽▲▽
それからはずっと、事あるごとに
その合間に射精の意味を知り、エロ漫画の実物を読んだり、動画を漁ったりだとか。そうやってエロ知識を増やすたびに、できる範囲で櫛奈に試し、櫛奈も決して拒まずに……俺たちは少しずつ、成長していた。
まあ、少しずつだったのは俺だけ。
櫛奈の成長は色々と早く、それも、一足飛びだったような気もするが。
俺よりずっと早く性知識を得ていた櫛奈は、俺が行為の意味を知って尻込みしても構わず、むしろ櫛奈のほうが積極的に思えるくらい毎日俺の部屋に入り浸り、或いは自分の部屋に誘い、抵抗どころか文句ひとつこぼさず、俺に身を預けて。
俺が男の子と男の間で惑ってる内に、あいつだけ……雌になっていた。
精神だけでなく、身体のほうも。
成長期は得てして男子より女子のほうが早いもんだが、それにしたって限度があるというほど櫛奈は身体の成熟も、そして背丈の伸びも早く、大きく。
成長期が完全に終わるまでの一時、俺は櫛奈に身長を思い切り抜かされて……その時期は、少しだけ荒れていた。
「……今日はなに、するの?」
その日も、櫛奈はベッドの上に腰掛けて、成長を遂げた裸を惜しげなく晒しながらじっと俺のことを見上げていた。
この頃から、櫛奈は髪を短く整えるようになっていた。
長い髪は維持が大変とか言っていたが、ショートも抜群に似合っていて……整える頻度が増したというのに相変わらず髪の伸びが早く、片目はどうしても隠れがちで。
この、少し後くらいだ。
色んなコンテンツで片目隠れヒロインが流行って、今にして思えばブームの先取り……そして当時だって、漫画のキャラみたいな美少女だと感じていた。
小顔で、目が大きくて、背も伸びたのに顔立ちは幼さを残したままで。
胸も抜群に、大きくて。
あの頃はもちろん、今の年頃でも巨乳……いや、爆乳だと通じそうなほどに実りきった胸を、櫛奈は隠そうともせず両手はベッドに置いただけ。
その手はもちろん、俺の掌でも抱えきれないほど膨らんだおっぱいが、呼吸の度、ほんのわずかに揺れていた。
重力に従いながらも、垂れる素振りなど欠片も見せず。
それどころかツンと上向いた乳首が、視線と共に俺へ向いていると感じるほど艶めしい主張を崩さずに。
胸を後追いする形で、下腹部も少しずつ膨らみを見せていた。
肉のついた太ももを足先と同じく閉じていて……その根本、性器に関してはまだ未熟で、この頃は一本筋を刻むのみ。けど、その筋がはっきりと覗けている。
髪はすぐ伸びるくせに、体毛はやたらと薄かった。
もう少し後になると流石にムダ毛処理もしていたが、股間に関しては天然物のパイパンで、今日に至るまで恥丘の見た目は変わらない。
櫛奈の顔も、裸も。
あの頃は……今もだが、毎日のように眺めていた。
それなのに、どれだけ見続けても変わらず、見る度にどうしても股間がいきり立つ。
櫛奈はもう、当時の年齢からは信じられないほど早熟に、魔性の魅力を宿していた。
「……胸で、する」
「ん♡ わかった……」
そんな女が、俺の言うことを素直に聞き、文句のひとつも漏らさない。
何を言っても、何をしても受け入れる従順な様に、俺は相反するふたつの感情を抱いていた。
好き放題に性欲を解消できる優越感。
それと同時……毎日オモチャにしている俺に従順な女よりも、自分の背丈が劣ることへの憤り。
「おっぱい、好きにしていいからね……私の全部、なおくんのだから♡」
……最初に悪戯して、少し過ぎた辺りだったと思う。
いつのまにか櫛奈は自分のことを名前で呼ぶのを止めていて、見た目だけでなく普段の振る舞いも、性格はそのまま少し、大人びていたように感じて。
そういう面でも櫛奈のほうが先に成長していると感じて、
「あ……っ♡」
俺は櫛奈の肩に手を添えると、苛立ちを力に乗せてベッドに押し倒す。
そのままお腹の辺りに上乗りとなり、肉棒を、乱雑に胸の谷間へ放り込んだ。
「は、ふ……っ♡ ……なおくんの……熱いね♡」
今にして思えば、この頃だけの感触だった。
後年は櫛奈が唾液を垂らしたり、予めローションを塗ったりとより滑らかな刺激になるよう、胸でする際は色々手を凝らすようになっていて。
肉と肉がそのまま擦れる、柔らかくも動きづらさを感じるほどの刺激は、どこか青臭い快楽は、この時期だけだ。
「んん……ッ♡ あ……っ♡ んあ、ぁあッ♡」
胸そのものは櫛奈が手ずから支えている。
それならとばかりに、俺は櫛奈の乳首へ手を伸ばし、指先でつまみ……それを基点に腰を振る。
「な、なおくん……乳首、は……ひぁうッ♡」
「乳首は、なんだよ。胸ばかりエロくなりやがって……」
「は、ぅっ♡ だ、だって……なおくん、そこばっかり……んんぅうっ♡♡」
胸の成熟に合わせて、乳首もまた膨らみと、拡がりを見せていた。
俺ならまだしも、櫛奈の掌では隠しきれないほどに広がった乳輪はほんのりと色づいているものの肌に負けじと色素は薄く、いやらしいというより、ただただ綺麗と感じるほどに。
「ふあ、ぁっ♡ あ……♡ ぅう……んっ♡ く、ぅうぅ……♡♡」
合わせて膨らんだ乳首も、同じく。
赤子のためというより、男の欲を煽るために生えた突起としか思えぬ箇所を指で挟んで、俺自身の快楽を貪る手綱と変える。
「ん、ぅう……♡ なお、くんは……えっちなおっぱい、嫌?」
「ッ、いっ、いちいち聞くなよ」
「……大事だもん、なおくんが嫌だと……どうしよう……困るね……?」
イラストでも写真でも、別に乳輪の大小なんか気にもしない。
ただ、櫛奈に関しては。
櫛奈の胸には、櫛奈の乳輪でないと嫌だと、この頃はもう、はっきりと感じるようになっていた。
今にして思えば、性癖ではなく……好意だった。
「嫌じゃねえし……お前ばっかデカくなったのは、気に入らねえけど」
「え……? なおくんも、おっきくなりたかったの……? ……おっぱいが?」
「そっちじゃねえ、身長だよ、身長」
「……すぐ、大きくなるよ。私もう、止まっちゃったし……」
……俺が背を気にしていることも、多分、櫛奈にはバレていて。
櫛奈は胸を寄せ、俺のペニスをより強く包み込もうと整えながら、はみ出した先端と俺の顔とを見比べ、うっすらと苦笑の混じった微笑みを浮かべて見せる。
「……おっきくなったの、私だけじゃ、ないよ」
「っ……」
竿を包み込む柔らかな感触と、その逆、剥き出しとなった亀頭。
そこを、言葉と共に櫛奈の吐息が吹きかけられて、刺激に思わず息を呑んだ。
「ふ、ぅう……♡ なおくんも、おっきくなってる……おちんちん、はみ出しちゃうね♡」
背丈ばかり気にして、チン長を褒められても特に嬉しく思わなかった。
今にして思えばこれ以上ない褒め言葉だと思うもんだが、例えそれを当時の俺に告げたところで聞く耳など持たなかったことだろう。
「……ぎゅぅうぅ~~……♡♡」
そんな俺をじっと見上げながら、櫛奈は自ら胸を揺すり、挟む腕を狭めて。
今だとローションのひとつも欲しくなる行為も、当時の、やたらと多い先走りも手伝って、それだけで十分に高まる刺激と化して。
「ッ、く……」
汗と先走りだけを潤滑にする、期間限定の稚拙な快楽。
肉と肉を擦り合わせるパイズリに、今だと考えられぬほど早く近付く射精を感じていた。
「ん、ぅ……なおくん……お手伝い、いる?」
「……いる」
「わかった……がんばる、ね♡」
これも、当時と今で意味合いが異なる、この時だけの合い言葉。
今現在は、パイズリの最中に手伝いと言えば櫛奈は唾液を垂らし、塗すことで潤滑を増させることを指すし、何より長年続けた結果、指示しなくとも自ずと手伝いをはじめるようになっている。
だけど、この頃は……。
「……おちんちん、専用おっぱい♡ えっちなおっぱいで、気持ちよくなって♡」
言葉と、表情で、俺の興奮を高めようとすることを指していた。
「おっぱいで隠しきれない、おっきな、おちんちんで……気持ち良く、射精♡ たくさん、精液噴いて……♡ おっぱい全部、真っ白になるくらい、射精して♡♡」
胸を、好き勝手に使われて。
俺が思い切り腰を振り、自分の胸を通ったペニスが、亀頭が出たり入ったりと突き動く様を眺めながら、櫛奈が声と吐息を弾ませて。
「ん、あぁ♡ そんなにたくさん動くと……私も、気持ちよくなっちゃうよ♡」
「いまは、胸でしごいてるだけだぞ。これでもいいの?」
「んっ……気持ちいい、よ?♡ おっぱい、えっちだから……おちんちんが当たると、気持ちよく、なっちゃう……♡」
普段の櫛奈は、しない顔。
大袈裟に目も頬も緩め、熱っぽく俺とペニスを見つめ。
意図的に作った表情を向けることで、俺の興奮を高めてくれる。
「おっぱいばかり大きくなって……毎日、毎日、射精してもらって……♡ えっちなことにしか、使わないから♡ おっぱいえっちばかり、してるから……敏感に、なったの♡」
「なら……もっとたくさん、こすってやるよ!」
「んあぁっ♡ ……あん♡ あん♡ あぁんっ♡ んっ♡ ぁああっ♡」
意味なんてない喘ぎ声。
それの意味を、本来、何をする時に出す声かを……この頃の俺はもう、知っていて。
動画の中、その声と共に見た顔を。
快楽に蕩けきった表情を、櫛奈が、快楽などないままに演じてみせる。
この頃の俺はもう、動画のそれが実際に快楽から来る表情だと信じるほど
「あんっ♡ あん♡ 気持ち、いい♡ んあぁんっ♡ いい、よぉ♡♡」
だから、櫛奈のわざとらしいほど露骨な嬌声も、頭でも股間でも楽しみ、しっかりと興奮を強めながら……。
「エッロい顔……ほんとに、ヤられてるみたいだな」
「ん、ぁあ♡ ……ふふ♡ よかったぁ♡ 練習、したから……♡ 私、ね、なおくんが気持ちよくなってくれるなら……なんでも、するよ♡」
「っ……昔っからだけど、櫛奈はマジでエロ女だな」
「うん♡ えっちだよ、私……♡ 毎日、毎日♡ えっちなことしてもらうの……気持ちよくなってもらうの……好きだもん♡」
「ッ……!!」
段々と、腰の振りを強めて。
胸の柔らかさでも、櫛奈の表情でも、声でもなく。
ペニスに伝わる刺激のみで、射精だけを目指して。
「また、速く……♡ 気持ち、いい? エロ女の……エロおっぱい……♡」
「ああ……
「ん♡ いいよ、射精して♡ おっぱいの中で、射精♡ おちんぽ、いっぱい♡ いっぱい、気持ちよくなって……たくさん、射精して♡♡」
櫛奈は言葉の後、口を大きく開き、反して、とろけていた目をなおも細めながら、めいっぱいに舌を伸ばして見せた。
「んれ、ぇ……♡ ほ、ぁ♡ ここ♡ こ
「っ……く!!」
舌を思い切り伸ばした顔は、
射精ばかり意識していた俺を、限界まで引き上げるには十分だった。
「んッ♡ あ、はぁ……♡ れ、え゛……んぷっ♡ ふぅ……ぁああ♡♡」
噴きだした精液が、狙った舌先と……その周囲に、思い切り降りかかる。
あの頃は射精の勢いも段違いで、一箇所を狙い撃つなんて到底無理。
精液は舌先だけでなく、顔全体と首元、そして胸も汚して……。
「んれぇえぇ……♡ んぅ、ぷ♡ あ、ぅ♡ ふぁ、あっ♡♡」
淫猥に歪められた顔、そのすべてを……櫛奈を、白濁に染めていく。
「んふ、ぁ……♡ 今日もせーし、たくさん……♡ っん♡ ……ん、く♡♡」
それでも、精液を噴き終えるまで櫛奈は表情も舌もそのままに。
射精が終わると、伸ばしっぱなしだった舌を精液ごと含み、口内で味わって見せた後……見てわかるほど喉を鳴らして。
「……れぇ♡ んぁあぁ……♡♡ れんぶ、のんら……よ♡」
舌を伸ばして見せることで、視覚にも飲み干したと伝えてくる。
「ああ……いつも、飲んでるけどさ……美味いの?」
「んー、わかんない……どろっとして、喉に引っかかるのはちょっと苦手……」
俺は呼吸を整えながら、気怠さに任せ、ペニスの位置はそのままに胸を弄び、ついでとばかり、指先で乳首をこねくり回し、芯の宿った感触を手慰みにしながら余韻に浸る。
「ん、ぅ……♡ あ……♡」
その刺激でも、ぴくり、と身体を震わせる櫛奈を眺めながら、改めて汗に濡れた乳房を眺め見て……。
「……胸、マジでデカくなったよな」
「ん……なおくんは、大きいほうが好き?」
「そりゃ……好きだよ」
「……そっか♡」
この頃はまだ、男友達と話す時は気恥ずかしくてこの手の話題は逃げてたけど、櫛奈が相手だと嘘や誤魔化しに逃げようという気にはなれなかった。
実際、それよりずっと恥ずかしい様を見せ、そして見られているのだ。
付き合いの長さも手伝って、羞恥心が鈍るのも頷ける。
「……なら、いいや♡ 私も、好きになれそう……♡」
何より……褒められて喜ぶ櫛奈を見るのを、俺自身が好ましいと感じていた。
「なおくん……今日は、おっぱいだけでいいの?」
「…………」
射精は、口か胸。
どちらから言いだしたわけでもないが、なんとなくそう決めていた。
もう十分、人に言えない、
当時の感覚で……悪いことを、していたというのに。
「……胸でいいよ、もう一発射精すからな」
「わかった……いいよ♡ 好きな時に射精してね♡♡」
それでも、本番は。
本番だけはさすがにダメだと、俺も……たぶん、櫛奈もそう思って。
▽▲▽
……今にして思えば、そんな時代もあったな、の一言だ。
それからしばらくする頃には切欠すら思い出せないほど呆気なく、気付いたら身体を重ねる関係になっていた。
そうなればもう、後は猿。
そんな毎日を繰り返して、義務教育を終えても俺達はなにも変わらず。
というより……成績的に櫛奈が俺に合わせる形で、進学しても同じ学園に通っていた。
この頃は俺も成長期を無事に終え、辛うじてだが櫛奈より若干
ついでに思春期だの中二病だのも乗り越え、櫛奈とも普通に話せるようになっていた。
「……食べるの、はやいよね。よく噛まないとだめだよ?」
あの日も、いつもと同じように。
昼食を終えた俺は校舎裏の片隅、そこそこお行儀のよい学園故か不良もいない一角に櫛奈を呼び出して、櫛奈も、文句ひとつ漏らさずついてきて。
「噛んでるよ。櫛奈が遅いだけだろ」
「そうかな? ……私も、急いだほうがいい?」
「無理しなくていいって」
じっと俺を見上げる櫛奈となんでもない話をしながら、視線は見慣れた顔ではなくて、こちらも見慣れたはずなのに、どうしても見てしまう胸元へ。
この頃の櫛奈は……ぱっと見は胸以外変化ない。
けど、背丈や顔立ちはそのままなのに、まだ成長を終えてなかったらしい胸だけはあれからも少し膨らんで、最終的にとんでもない爆乳へと育ちきっていたおっぱいが制服を思い切り押し上げ、はち切れんばかりに膨らませる様は兎にも角にも目を惹いた。
どこか幼さを残した甘い顔立ちと、すっきりとした目鼻立ち。
その上で女子にしてはかなりの高身長で、いわゆるモデル体型というやつだ。
幼馴染みという間柄は、異性を評価する際どうしてもデバフとなってしまう。
だけど櫛奈はそのデバフを問題なく貫通するほど、顔も身体も、並のモデルやアイドルにだって負けないほど華やかに、そして艶やかな成熟を果たしていた。
毎日のようセックスし、この頃は幼気なそれでなくはっきりと、自分のものだと認識するようになってもなお……美人だと即断できるほど、
まあ、育ったのは身体だけ。
背丈と一緒に情緒の発育も止まったらしく、櫛奈の人見知りと人嫌いは相変わらずで、この時期もまだ、俺以外とは話そうとせず。
大人しいくせに、このスタイルと顔だ。
それなりに男の目を惹くが、いつも一緒にいる俺が幸いなことにそこそこガタイ良く育ったことと、なんでも……面構えが怖いだなんだと、中々に不服な評価を受けていたおかげで、櫛奈に近付く男はほとんどいない。
たまにいても、櫛奈の誇張なしにマジな、半泣きでのガチ拒絶が半端なかったこともあり、俺が何か言うまでもなく誰も彼も二度目の挑戦を試みず。
それもあってか、櫛奈はモデル並に可愛い珍獣という妙な評価を受けていて、気付けば、俺達は珍獣とその飼い主として認知されていた。
普通逆だろ、と言いたい気分だったのを覚えている。
「それより……話してる暇ないだろ」
「ん……そうだね。昼休み、短いし……」
人気のない、校舎裏の一角。
ここに呼び出された時点で俺の用件はひとつだと、櫛奈も最初から分かっている。
櫛奈も慣れた様子で軽く背を曲げ、手をスカートの内に収めると艶めかしく片足ずつ上げ、こちらもいつのまにか実っていた太ももに白い、シンプルなデザインのショーツをくぐらせる。
「ん……っ、じゃあ、お願い」
「……ああ」
脱ぎたての、櫛奈の見た目からすれば違和感があるほど、大人びてるとは言えないデザインの白いショーツを受け取り……クロッチがうっすら濡れている様を眺めた後、ひとまず俺のポケットへ。
確か、女子のスカートだと小さいせいでしわくちゃになるとのことで俺が預かるようになったけど、容量云々ではなくポケットに入れたらある程度のシワはつくし、当時からずっと、大差ないような気がしていた。
「…………」
……今にして思えば、現役女子高生の脱ぎたてショーツとか値千金にも程があるが、その貴重品も毎日のよう渡されていた頃はただの布。
俺の興味は、その中身だけに向いていた。
「ん……♡」
櫛奈は、俺が何かを言うまでもなくその『中身』を俺へと曝け出す。
壁に手をつき、高めに腰を掲げることで、それだけでデカい尻がスカートから自ずと漏れ、俺の眼下に晒されて。
胸に負けじと豊満極まりない尻の、中心。
櫛奈の性器は、毎日のよう抱いていたこともあり少しずつ、でもはっきりと分かるほどの変化を遂げていた。
平時こそ胸や尻にも負けじと肉厚に実った恥肉がみっちりと覆い隠すことで、スジ……というよりも谷間を成すことで大差ないように感じるが、ひとたび肉を開いた途端、チンポの味を知り尽くしたと言わんがばかりに雌が覗く。
蜜に濡れ光る粘膜は俺のモノを誘い込む花弁のよう膨らみ、しっかりと女を形成し、ここまでくればむしろ、あまり色づいていないのが不思議なほど、形だけの成熟を果たしていた。
「あ……制服は、汚したらダメだよ?」
地面に垂れるくらい濡れそぼる、身体つき以上に大人びた女性器を晒しながら、櫛奈はまるでさっきの延長線上かのよう、雑談と変わらぬ調子で俺に伝える。
「わかってるよ……膣内で射精すからな」
「……うん♡」
俺もまた、雑談のよう返答しながらいきり立ったペニスを宛がい……膣口に亀頭を押し当てられたことで溢れかけていた雫が潰れ、垂れ流れるのを感じながら櫛奈の尻を掴み、身を寄せて。
「……♡ それじゃあ、今日も……私のおまんこで、気持ちよくなってね♡」
いつもと変わらぬ、小声で。
だけどしっかりと熱を宿した囁きに応え、そのまま、感触だけを頼りにペニスを膣内へと埋めていく。
「ん……ぅう♡ く……ぅぅううぅ……んんぅう~~……っ♡♡」
……いつからか、櫛奈の身体は愛撫だ前戯だをせずとも問題なく飲み干せるよう、俺のモノに適応しきって、いつ、どのような状況で抱いたとしてもセックスに困ることはなくなった。
「んぁあ……っ♡ あっ……
この日も、愛液だけを頼りになんの準備もせず打ち込んだというのに、櫛奈は膣内を埋め尽くされる感触にうっとりと吐息を零し、校舎の壁へと熱を伝えながら、視線を、前髪で隠れていないほうの瞳を俺へと向け……目元で笑んだ。
「ふ、ぅ♡ ……なおくんの……おっきく、なったよね……♡」
「なんだよ、いきなり」
「……私、はじめての時はもう、背、止まってたから……あれから、ずっと♡ 奧に当たる感じ、変わってるの……挿れられるだけで、わかるの♡」
熱の灯った声色に耳を傾けながら、俺は馴染ませる意図も兼ね、意図的にペニスを奧へと押し付け、ついでとばかりに櫛奈の身体を抱き締める。
「ん、ぁあ……♡ お腹の、奧……ぐぅぅうっ、て、圧されて♡ 隅から隅まで、なおくんに使われてる、感じ……♡ 昔より、強くなってるの……わかる、よ♡」
俺のほうも、散々身体を重ねて慣れたはずの、すっかり熟れた膣内を手狭に感じるよう変化していると感じていた。
けど、それを告げるのも、悦ぶのも、なんだか気恥ずかしく感じて話題を逸らす。
「……知ってるか? お前、珍獣扱いされてるぞ」
「んっ……♡ そう、なの……? なんで……?」
「誰とも話さないし、男に話しかけられたら泣くからだよ」
「……だって……人と話すの、苦手だし……男の子、怖い……」
「わかってるよ。けど、お前の場合極端すぎ。そのせいで俺が飼い主扱いされてんの、笑えるよな」
なんでもない、ただの雑談のつもりだった。
さすがに、昼休みにさっと交わる程度の行為で言葉責めもへったくれもなかったし。
「……なら、いいかな♡」
「いいって、何が」
「なおくんが飼い主なら……珍獣でも、別に……♡ いい、よ♡ 私、珍獣で……なおくんの、ペット扱いで♡」
……冗談や、
付き合いの長さも手伝って、本音だなって……少なくとも、俺でもそう思ってしまうくらい、櫛奈の声も、表情も、熱と悦びに満ちていた。
「ペットで、いいよ♡ 毎日、ちゃんと……可愛がってくれるし……♡」
「そうか? エロいことしかしてねえじゃん」
「……そうかも……それじゃあ……オナペット、だね♡」
「っ……」
言葉と共に、膣内が、あからさまなほどはっきりと震えて。
櫛奈が意図して、内側を締め付けているのが伝わって。
「……オナニーで、いいよ♡ 私のこと気にしないで……おちんぽ気持ちよくするためだけに、使って……♡ なに、されても……気持ちよくなるから♡ なおくんの、好きなように……んぅうッ♡」
俺は込み上げる欲に抗うことなく、強く身体を抱き締めた。
両の手は、櫛奈の胸元……もう、俺の掌にも収まりきらないほど膨らみきった、特大サイズの爆乳へ。
「んっ♡ ふぁ、あッ♡ あ……っ♡ ふふ♡ ほんと、おっぱい好きだよね♡」
ブラとシャツ越しでもわかるほど乳首をはっきりと起たせ、興奮を主張する胸を乳首ごと強く揉みしだき、刺激に声を弾ませる櫛奈を押さえ込むよう、抱きとめて。
「は、ぁう……♡」
「胸、またデカくなったよな?」
「う、ん……♡ ここのところ、下着、合わなくて……んはぁあっ♡」
指先で乳首をまさぐりながら、合わせて腰も。
膣内を……ペニスに伝わる快感を貪ろうと、小刻みに膣奥を責め立てる。
「ん、ぁあッ♡ あ……す、ごい……♡ んぅッ♡ 奧……んっ♡ く♡ ずっと、奧、当たって……る……ぅ♡」
声と反応を蕩かせる様を腕の内で感じながら、少しずつ腰の動きを速めていく。
「ふ、ぁあ♡ すご……♡ なおくんの、おちんぽ……気持ち、いい……♡」
「マジでオナニーと変わんない動きだぞ、こんなのセックスじゃねえよ」
「いい、よぉ♡ オナニーでもよくなっちゃう、オナペット、だから♡ あぅ♡」
「……時間ねぇし、もう射精すからな」
なにせ、昼休み。
それも丸ごとではなく、食後に残された時間だけしか使えない。
じっくりと高まるには、高めるには……あまりにも余裕がなさすぎた。
「う、ん♡ 射精して♡ ん、あッ♡ 精液♡ 精液、びゅぅって♡ 奧♡ 私の膣内に、射精……♡ 射精、して♡♡」
昔の櫛奈が言いだした『お手伝い』は、いつからか俺が求めなくても自発的に行うように。
「射精し放題の、おまんこ♡ 安全日、の……精液専用、おまんこ♡ いっぱい、使って♡ オナペットの、オナホおまんこ♡ おまんこ、オナホに……♡ 精液射精すためのオモチャに、して♡」
射精が近付いた俺を、甘くねだることで誘うようになっていた。
「んぅう♡ あ♡ あ……っ♡ このまま、奧♡ ぅ♡ 奧♡ 奧にぴゅーっ♡ ぴゅってして♡ 精液専用のおまんこ♡ いっぱい♡ いっぱい、にぃ……♡♡」
「そんなに中出しが好きかよ」
「うん♡ 好き、だよ……♡ 精液、欲しいの♡ 精液、飲みたい♡ ごくごく、する♡ おまんこで、飲む♡ 全部……飲む、から♡♡」
「……午後の授業、どうすんだよ」
「んぅう……♡ おまんこの、暖かいので……がまん、するの♡ もっとして欲しいの、がまんしないと、だけど……♡ お腹の、精液でがまん、する♡♡」
限界間近の射精感に頭が埋め尽くされる中、甘くねだる櫛奈の声も手伝い、俺は腰振りをひたすら強め、射精だけを目指して突き続け。
「んっ♡ ん♡ あぅ、んっ♡ くぅう……♡ んッ♡ ううぅうっ♡♡」
「あぁー……
「う、んっ♡ ちょう、だい♡ 精子♡ 精液、射精して♡ オナホおまんこ、子宮♡ 子宮、ぜんぶ……ぜんぶ、いっぱい、に……んんッ、ああぁあっ♡♡」
ねだる櫛奈に誘われるがまま、俺と……叶うなら櫛奈も、快楽と刺激に溺れてしまえと。
俺は思いっきり腰を振るって、櫛奈の膣内を存分に使いペニスを扱き……この頃はとっくに慣れきっていて、膣内射精をためらうことも、それに興奮することもなく、当たり前のよう膣内に精液を吐き出した。
「ぅうッ♡ ん♡ んんッ♡ く……ぅう♡ ん゛ッ♡ ふううぅう……ッ♡ は、ぁああぁ……っ!♡♡ んああぁあぁ……♡ あ……っ♡」
櫛奈は、ピストンにも射精にもうっとりとした声を零し……身体の内にも負けないほど、全身をひくひくと跳ねさせ、全身で快楽を訴える。
「あ……っ♡
……この頃からだ。
俺が、櫛奈のことを気にするようになったのは。
「いい、よぉ♡ 奧……♡ 奧まで……塗り、こまれ……んぅっ♡ くうぅううぅうぅ……は、ぁあぁ……♡
「…………」
「は、ふ……♡ ……ん……♡ うぅ……なお、くん? ……どうか、した?」
「……いや、なんでもない」
毎日のよう弄んで、毎日のよう抱いて、毎日のよう、射精して。
俺だけいつも好き勝手イッてるが――櫛奈が絶頂してるところを、見たことない。
そのことが頭をこびり付いて、離れないようになっていた。
「……櫛奈はさ、その……」
「ん……? まだ、したいの?」
「いや……授業がなければしたけど、さすがにな」
「……そう、だね……んっ、ぁ♡」
俺はしばらく物欲しげにひくつく膣内を堪能した後、ゆっくりとペニスを引き抜いて……櫛奈と俺の体液で塗れたモノを、受け取っていたショーツで拭う。
「あ……♡」
櫛奈は小さく声を漏らしても、止めたり嫌がったりする素振りはみせず。
「……ほら、返すよ」
そうして、しっかりと拭い終えると……汚れたショーツを手渡した。
「…………」
櫛奈は表情を変えずに受け取ると、黙って、そのままショーツを履きなおす。
頬が赤くなっていたのが
「……んっ♡ ……濡れてるの、わかるね♡」
ただ、汁塗れのショーツをはいているだけ。
それ以外は、傍目には衣服を整えて。
櫛奈は普段と同じよう後ろ手に組み、じっと、俺を見つめていた。
「……なんだよ、言いたいことあるなら言えよ」
「うん……えっと、これ……放課後までずっと……お股に、精液ついたままだなって、思っただけ♡」
俺も櫛奈も、ずっと帰宅部。
部活なんかよりセックスだと、自由時間はひたすらに性を貪ることだけに充て続け。
だから、放課後はいつもどちらかの家で。
今日は俺の家で、ヤる予定だった。
「あ……っ♡」
だというのに、俺は待ちきれないとばかりに櫛奈に飛びつき、手にあまるほど実りきった爆乳を思いっきり揉み、内のシャツにもシワをつけようと力を籠める。
「ん、ぅ……♡ もう、お昼休み終わっちゃうよ……?」
「少し揉むだけだって」
「そっか……♡」
櫛奈は確認こそしたけど、抵抗は欠片もしなかった。
実際、何度か授業をサボってしたことあるし。
ひどい時は朝から公園のトイレにひたすらこもり、夜まで占拠したこともある。
俺達は……少なくとも俺は、他の全てより櫛奈を抱くことを優先し、その為になら他の何を犠牲にしても、青春すら捨て去っても構わないと心の底から思っていた。
「ん、ぅ……♡」
「……どうだ櫛奈、気持ちいいか?」
櫛奈は俺に従順で、ガキの頃とは違って歯向かうこともなくなって。
セックスだけでなく、他のことでも。
その辺にいるカップルにも負けないくらい尽くしてくれた。
なんだってしてくれた、何をしても拒まなかった。
ただ……絶頂だけ、これまでずっと一度たりともしていない。
「うん、気持ちいいよ♡ なおくんにおっぱい揉まれるの……好き♡♡」
だから、嘘はついていないはずの微笑みに、俺の胸中はただひたすら、複雑で。
▽▲▽
そのまま、何も変わらず……今に至る。
酒を覚えてから、ずっとこうだ。
酔いが回ると昔のことばかり思い出して、その度に懐かしさと、なんともいえない複雑な思いに締め付けられる。
あれからもずっと、俺は毎日のよう
学園でも、放課後でも。
土日なんかは互いの家だけでなくホテルを使うことを覚えたし、長期休暇に互いの両親が旅行なんかに行こうがもんなら、三日三晩昼夜を問わずヤリ尽くした。
櫛奈の身体に、俺が触れてない場所は残ってないし、俺の身体も……隅々まで、櫛奈に知られている。
それでも結局、一度として彼女の絶頂を見ることのないまま、俺達は卒業して、進学して。
今は、同じ大学に通っている。
俺が先に選んで、櫛奈が後追い。
流石に学科は違うけど、同じキャンパスに通えることを意識したとは言っていた。
学力も将来も関係ない、俺だけを目当てにした進学だと透けて見えて……それならいっそ同棲するかと提案したらふたつ返事で承諾し、半分冗談だったと言い出せないほどあれよあれよと、大学に程近いアパートでのふたり暮らしが決まっていた。
……親もノリノリなのは何なんだよと思うけど。
まあ、今もまだ家族ぐるみの付き合いというやつが続いているし、四人ともそのつもりだと伺えるほど……俺達はいつからか、両親公認の仲となっていて。
そうして、櫛奈と共に暮らしはじめて……もう、二年になる。
「すぅ……すぅ……」
安らかな寝息を立てる櫛奈は、あの頃と何も変わらない。
最近は大人びてきたと感じる眼差しも、閉じてしまえば昔のままだ。
俺はベッドの上に腰掛け、酒精に満ちた溜息を零しながら……相変わらず目にかかりがちな前髪を、指先で軽く払ってやった。
「すぅ……ん……ぅ……」
櫛奈は、子供の時と変わらず人付き合いが苦手なまま。
この美貌にスタイルだ。
大人びていたそれに年齢が追いついたことで、より魅力が増したように感じる昨今、当然のよう男に声をかけられることも増えていたが……泣きこそしなくなったものの開口一番『同棲してるからムリ』なのは、相変わらずコミュ力の欠損が著しいことこの上ない。
まあ、彼氏がいるよりよほど効くのか、すぐ引いて行くのは毎回笑う。
同棲しているだけで、別に……恋人でもなんでもないのにな。
俺達の関係性は、ガキの頃からなにひとつとして変わってない。
恋人となることも、行為をやめることもなく。
今でも、毎日のようセックスして……どうしてもできない日は、別の手段で解消して。
例えば、今日みたいな。
俺の帰りが遅くなり、櫛奈が先に寝る時は身体を好きに使ってよいと、櫛奈は基本、真冬以外はパジャマを着ないで眠っている。
「すぅ……ん、ぅ……ぅ……すぅ……」
掛け布団を引っぺがせば、その下はほとんど裸と変わらない。
冗談で提案したら、その場で買ったランジェリー。
完全に男を誘うための、普段使いの下着とするのは不可能なほど布面積も密度も乏しい、レース生地で色だって濃い紫と……我ながら冗談だったと言い訳を重ねたいほどに露骨な、今の俺達から見てもあまりに大人びた、やりすぎな下着だ。
ブラは胸を押し上げてこそいるものの兎にも角にも布が少なく、胸を覆うためのそれが乳首を露出するためのものとなっていて、裸よりもずっと目を惹いた。
股間だって同じく、ショーツはやりすぎなほどオープンクロッチ。
女性器の箇所だけを三角に切り取ったかのようレースが囲い、剥き出しのそこを注視しろと、強く誘導されている心地となるほどに。
あとは、ガーターベルト。
寝苦しいだろうしそこまで癖でもないから好きにしろ、と言ってあるが、律儀に毎回着けているあたり……櫛奈は、気に入っているのかもしれないな。
そんな……乳首も性器も丸出しで仰向けで眠る櫛奈に、剥き出しの乳首に、目を向ける。
「ん……ぅ……すぅ……ふ……ぅぅ……」
昔は、ただエロいとしか感じなかった胸も、この歳になると見方が変わる。
見事としか言えない育ち具合に感嘆し、
色形の整い具合も、稀少だと知れば知るほど驚きが強まり、
それを、好き放題に弄れる現実に感謝さえも抱きながら……今となっても、どうしてもまじまじと眺めてしまう。
乳輪は、さすがに……それこそ、ガキの頃と比べたら色味がついた。
だけど、桃と橙の狭間。薄暗い部屋の中であってもまだ明るく感じる色合いで、色づいた今さえも、男に触れられたことがないと言い張れそうだと感じるほどに綺麗なままだ。
そして、未勃起でもはっきりと存在感を示す乳首。
ぷっくりと膨らむそれを見る度、言い様のない支配欲に満たされどうしても昂揚を覚えてしまう。
その土台、この歳になってもなお比類するものは滅多に見ないほどの爆乳はもちろんのこと、乳首と乳輪もまた、確かな成熟を魅せていた。
胸に関しては、環境由来。
遺伝と普段の食生活を踏まえれば、俺がいなくても勝手に育ったと思っているが、乳首は別だ。
これに関しては間違いなく、俺がこの舌と手で育てた乳首。
「……ただいま、櫛奈」
一応は声をかけてみる。
起きているなら、寝た振りをする必要はないし……ほんの少しだけ、起きてくれないかと期待を込めて。
「すぅ……ん、ぅ……すぅ……ぅ……」
……まあ、この程度では。
それどころか、起こそうとあれこれ手をつくしても中々起きぬと知っている。
俺はいつもと同じく、規則正しい寝息だけを返す櫛奈に苦笑をこぼすと、まずは櫛奈の胸、その頂きに舌を伸ばした。
「ん、ぅ……す……ぅ……っ……ん……ぅ……」
落ち着いていてもなお、しっかりと存在感を放つ乳首と、それを囲う乳輪。
円を描くように舐めながら、一回りごと、舌先で乳頭を軽く弾いて……その全てをまとめて味わおうと、乳輪ごと口の中へと収めていく。
「ん……っ♡ ぅ……ぅう……すぅ……♡ ……ん……っ♡」
すこしの刺激でも、口の中で膨らむと感じるほど反応したのを舌先と口内で感じながら、勃起したことでより舐めやすくなった先端をひたすらに舐め回し、舌先で左右に弾き、根本を舐め回し、咥え、しゃぶり。
刺激を、快感を与えるためのそれでなく、俺が舌先に宿した欲求を満たすためだけの愛撫で、櫛奈の胸を俺の唾液で染めていく。
いっそ噛み付いてしまいたいと欲も出るが、それは必死に押し止め。
櫛奈の不興を買ったり、彼女が嫌がるからといった常識的な理由でなく、俺の個人的な恐れから。
そうまでして、目覚めることがなかったら、と思うと。
どうしても二の足を踏んでしまう。
同じ理由で、唇も……。
「ん、ぅ……♡ す……ぅ♡ ……ふ♡ ……ん、ぅ♡♡」
薄く開かれ、悩ましげな吐息をこぼす小さな唇。
すっぴんのくせにしっかりと色づき、艶めいたそれを見ていると本能と情欲がどうにも疼くが……それでもだ。
唇だけは、これまで一度も触れていない。
……まあチンポでなら幾度となく触れてきたけど、それだけだ。
起きている時はただ、拒まれたら耐えられないと保身が故に。
だけど、眠っている時も……それだけは、と強いためらいを抱いてしまう。
キスで目覚めるなど、眠り姫じゃあるまいし。
それこそ、眠り姫のよう目を覚まし微笑んでくれるのでは。
そんな相反するふたつの思考が邪魔をして、踏み出せない。
思春期以降、櫛奈の不興を買った記憶は一度もない。
俺が何をしても、櫛奈は文句ひとつこぼさず受け入れて、俺の性欲も、好奇心も、あらゆる全てを満たしてくれた。
だからこそ逆に、本気で嫌がるかもしれないことは試みづらくなっていた。
何もかもを甘受された結果、拒絶を、極端に恐れるように。
結局の所、俺は……身体だけではなく
「ふぅ……ぅ♡ ん……♡ っ……す♡ ふぅ……ん……む、ぅっ♡」
櫛奈の身体は、それなりに敏感だ。
目覚めないくせに、イきやしないくせに、乳首への刺激で愛液をしっかりと分泌し、いつのまにか股ぐらを濡らしていた。
例え周囲を大人びたレースで彩ろうとも変わらない、見慣れた性器。
今もなお初めて見た時そのままに産毛ひとつ生えることなく、盛り上がって感じるほど実りに実った恥肉が……さすがに初めてみた時とは異なるものの、また趣の違う筋、谷間と称せる確かな割れ目を刻んでいる。
蜜を噴くそれを開けば、雌の園。
開く前のそれに反して成熟しきった女性器は、俺のモノしか知らないくせに雄を知り尽くしたと言わんがばかりに花開き、ひくつく度に新たな愛液を噴き零す様は、見慣れたそれは、出迎えているとしか思えない。
「……挿れるぞ、櫛奈」
声を、かける。
どちらでもよかった。
反応がなくとも構わずはじめるつもりだし、反応があったら……目覚めたならそれはそれで、櫛奈が拒むはずもない。
「すぅ……♡ ん……♡ ……すぅぅ♡」
しばし待ち、櫛奈の寝息に変化がないことを確認すると、俺は勃起しきったペニスをひくつく膣口に宛がって、ゆっくりとペニスを埋めていく。
「ん……っ♡ ふ、ぅ……ぅ……♡ ッ♡ んん……ぅううぅ……っ♡♡」
櫛奈の膣内は、眠る主の代わりとばかりに俺のモノを歓迎し、内に満ちた愛液を零しながら、根本まで難なく受け入れた。
「んん……ぅ♡ うぅ……ッ♡ ……んっ♡ ……ぅうぅ……す、ぅ……♡」
押し広げられた下の口とは真逆、上の口は小さく、呼吸のためだけに開かれて。
埋めたペニスが脈打つ度に、寝息をわずかに跳ねさせて。
まるで目覚める素振りはみせず、ただ、しっかりと俺のモノを受け止め、ひくひくと震えることで無自覚な愛撫を伝えてくれる。
「……動くからな」
「す、ぅ……♡ ん……♡ っ……♡ んぅ……う♡ ぅう……ん、ぅう♡♡」
感触と反応を確かめるよう腰を突いても、それは変わらず。
櫛奈本人は身動ぎすらせず、深い眠りに落ちたまま。
ただ、身体だけは俺のモノに応え、根本を柔く締め付ける膣口も、熱と震えで竿を愛撫する膣内も、先端を、亀頭を歓迎するかの如く吸い付く膣奥も。
「ん♡ ん……っ♡ ぅ……♡ く、ぅ……♡ っ……ふ♡ ……ん、ぅ♡」
全てが、俺のペニスに……快楽に打ち震え、蕩けていく。
「っ♡ ぅう……♡ ん♡ んッ♡ ……ぅう♡ ……す、ぅ……んんっ♡」
――にゅぢゅっ、ぬぢゅぅッ、んぐぢゅっ、ずぢゅっ、どちゅッ。
動く度に水音が響くほど、櫛奈の膣内は濡れそぼり……上の口よりも大きな声で、歓喜の音色で泣き喚き、蓄えた蜜を噴き零す。
「んんぅう……♡ ぅう……ぁ♡ ふぅ、う……♡ ん……っ♡ ぉ……ぅう♡」
腰を振る内、心なしか寝息にもほんのりと熱が灯ったように思えてくる。
反射的なものか、それとも淫らな夢でも見てるのか。
もしくは、寝た振りでもしているのか。
甘く締め付ける膣内に刺激され、俺も……いや。
「ッ……はは……っ!」
俺だけが、少しずつ性感を高めていく。
「ふっ♡ ぅ……♡ ん……♡ ふぅう……っ♡ ん……ッ♡」
「っ……お前は……最高の女だよ」
「ぅっ♡ う……♡ ふぅ……んっ♡ っ……♡ ぅう……♡♡」
「絶対、離さないからな……お前は、俺のものだ、俺のものだよ櫛奈」
いつか見た広告を思い返したのは……酒のせいだ。
逆らえぬのをいいことに恥辱を与え、身体をひたすら調教し。
思えば、あの広告そのままの日々を過ごしてきた。
アクメ以外は、全部、見たものすべてを叶えてきた。
「ぅぅう♡ んん♡ ぅ……っ♡ っ♡ ふっ……ぅ♡ ……んッ♡」
櫛奈は、眠ったまま確かな快楽を抱いている。
愛液こそ豊富に分泌し、吐息も熱を帯び悩ましげに身をくねらせるも、それまでだ。
眠っている今も、起きている時も。
そこから先に登り詰めたことは、一度もない。
「たまんねぇな。俺だけだ、俺だけが気持ちよくなってる……」
「ぁぁあ……ぅ♡ ぅ……っ♡ ん……ふぅっ♡ ぅ……んぅ……♡♡」
「俺じゃなけりゃ、お前も……気持ちよくなれたかもしれねえのにな……」
漏らした言葉に、想像に、言い様のない不快感が滲み出る。
櫛奈が、俺以外の男を嫌がるのと同じように。
俺も、櫛奈に俺以外の男が触れたら、なんて……考えるだけで気が悪くなるほど独占欲を、支配欲を。
執着と、愛情とを……昔からずっと、胸の奥底に抱いている。
「あー……そろそろ、イきそうだ……」
「んっ、ぅ♡ ぅ……んん……♡ っ……ふぅ♡ ぅ……ぉっ♡ う……ぅ♡」
「いいのか、射精しちまうぞ……寝てる間に好き勝手されて、身体全部、オナニーの道具にされてるぞ」
「ん♡ んっ……ぁッ♡ っ……ふ♡ く……っ♡ ……ぉ、おっ♡♡」
「膣内に、
例え起きていたところで、今目覚めたところで櫛奈は絶対に拒まない。
そもそも、今日だって安全日。
いや……危険日だとしても俺が敬遠するだけで、櫛奈は、拒まないかもしれない。
いつもと変わらず、あの、何を考えてるかわからないぼんやりとした顔で淡々と、赤ちゃん欲しいの? なんて聞いてきて……俺が同意した瞬間から、そのまま、子作りの日々がはじまったとしても、驚かない。
「ん♡ ん……っ♡ ぅ♡ ぅう……♡ ふぅっ♡ く……んんッ♡」
――赤ちゃん、欲しいの? ……いいよ、なおくんなら。作ろっか♡
「ぁ……♡ ふぅう♡ ぅう……ん♡ んっ♡ ッ……ふぅ……ぁ、あっ♡♡」
――これからは、危険日も精液専用おまんこだね♡ たくさん子作りえっちして、たくさん射精して♡ 孕ませて、気持ちよくなってね♡♡
「ぅう♡ ん……♡ んんっ♡ ッ♡ ふぅ、く♡ ぅ……ぅうぅん……っ♡♡」
「っ……!!」
櫛奈が眠り続けているのをいいことに、好き勝手に俺の中の櫛奈を投影しながら、俺は絶頂どころか、目覚める気配さえ見せない櫛奈を見つめ……膣奥に、思うがまま精を注ぎ込んだ。
「んぅう♡ ぅ……ぁ♡ ふぅ……く……♡ ……ッ♡ んん……ッ♡♡」
――びゅぐゥうぅッ! びゅるッ、ブビュ! びゅぐぶっ! どびゅゥうっ!!
「ぅ……♡ ぉ……♡ お……ふっ♡♡ ぅ……♡ ……ぅ、ふぅ……♡♡」
射精の瞬間、膣奥に亀頭を擦り付け。
精を吐く度脈動するペニスで果てを小突いて。
ただ、精液を送り込むだけでなく……性欲に従った、不要な追撃をペニスに乗せて、敢えて、大仰に腰を叩き付ける。
「ぉ……♡ ぅう……ふ♡ くぅ……♡ っ……ぉ♡ お……ふ、ぅ♡♡」
刺激を感じろ、目を覚ませ。
イッてしまえと、身勝手な欲望をペニスに籠めて……突き挿れる。
「ぅう……♡ んっ……♡ っ♡ っ……す♡ ふ、ぅ♡ ……す……ぅ♡」
「ッ……ははっ、そう、だよな……そりゃ、そうだ」
寝てる女を起こす程度の快感すら、与えられない。
イかせられないのも当然か
でも、いいんだ。
ガキの頃は気にしていたけど、最近は意識はすれどさして気にならないように。
俺は、そういうものだと開き直る形で……吹っ切っていた。
どうせ、何をしても起きやしないんだ。
それなら、好き勝手抱かせてもらってもいいだろう。
俺はより強く腰を振り、櫛奈の身体を性欲の処理に……射精のためだけに、使う。
「ん……っ♡ ぅう……っ♡ ッ♡ く……っ♡ ふ、ぁっ……♡ ぅ……っ♡」
櫛奈に目を覚ます素振りはない。
櫛奈は、イかない。
身体中を、俺の好き勝手に扱われても文句ひとつ零さず。
肯定も制止も、目を覚ますことすらしないまま、ただ、ひたすらに使われる。
「ッぅう♡ ぅ……ッ♡ ん……ッ♡ ッ……く♡ ふぅ……♡ ぅうッ♡♡」
いつからか、完全に俺は歪んでいた。
マグロでは足りない。
無反応ではダメだ。
「ふぅッ♡ ふっ♡ く……♡ ッ♡ んん……♡ んぅ♡ ふぅうッ♡」
何をしても反応の薄い、ただ、しっかりと快楽を魅せるこの女が。
快感に吐息をこぼしても、決して登り詰めることのない、この女が。
「んっ♡ ん♡ っ……♡ ぅ……ッ♡ ぁ……♡ ぅう……っ♡」
「最高だよ櫛奈、お前が……お前だけが、俺の……っ」
「ふ♡ ッ……♡ ぅう……♡ ん♡ く、ふッ♡ ……んぁ♡ ぅうぅ♡♡」
他の女を抱いたことはないし、試す気もない。
けど、きっともう……俺は一生、この女でしか満足できない。
そう、半ば確信のようなものを抱きながら、たっぷりと、何度も、何度も膣奥に精液を注ぎ込んだ。
その夜も、櫛奈は一度も目覚めなかった。
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