久々に会った5歳年下の従姉妹は相変わらず可愛かったものの、どうやらしばらく会わないうちに、ふたなりになってしまっていたようで……。
という、タイトル通りのお話です。
※ノクターンノベルズさんにも投稿しています。
どうも、うちの家系というのは、昔は華族だとか言われていたお家柄らしい。
そんなことを知ったのは果たして、何歳の時だったか。
けれど、そんな家柄だからとはいえ、あたしのお父さんはお母さんと結婚した時に独り立ちしているから、つまりは分家という扱いで。
実際にうちはすごいお金持ちと言うわけでもないし、あたしも今まで特にお嬢様扱いもされず、平々凡々に暮らしてきたわけだけど。
まぁ、ともかく、本家のほかに分家とやらもいくつかあって、さらにはお金持ちの家柄だということにもなれば、一族の暗黙のしきたりみたいなのも、ちょいちょい、あるみたいで。
そんなしきたりの一つに、お正月は親戚一同で本家に集まって、数日泊りがけで新年を祝う、なんて行事があったりする。
正直、高校二年というお年ごろのあたしからしてみれば、そういう親戚の集まりと言うのは少しだけ、ダルい気もするけれど。
だけれど、そういう個人の感想と、お年玉と言う副収入とを天秤にかけてみれば、傾く方向は決まっているも同然で。
それに、親戚のあの子に会えるというのも、結構楽しみだったりするし。
だからつまり、あたしは今年も、大晦日発の父の車に大人しく揺られているのであった。
────
我が家から、親戚が集まる本家のお家までは、車で5時間ほどの距離。
運転で気を抜けないお父さんを尻目に、お母さんもあたしもぐっすり寝こけていたから、体に疲れが残っていること以外には、まったくもって不便はない。
なんというかお父さんには、ありがとうとごめんなさい。
夢の中でそうして、目的地が近づいたところでふと目が覚めれば、遠くに見えるのは、森の中からにょっきりと顔を出す、3階建ての洋風のお屋敷。
その、何処かのホテルかと見まごうそれこそが、本家のお屋敷と言うヤツだった。
お屋敷の目撃情報のあった場所から、さらに車が走ること、しばし。
遠隔制御で開閉する正門をくぐった後、玄関前の車寄せに車が近づけば、玄関のドアからは、ぱたぱた、と数人のお手伝いさんが現れる。
まさに浮世離れというか、今時に住み込みのお手伝いさんが何人もいる家なんて、一体どれほどあるのだろうか。
ずらり、と並んだお手伝いさん達の前で車を降りれば、みんな揃って深々と頭を下げて。
その後は私たちの荷物を渡して、車の鍵も渡してしまって、あとはよろしくといった感じ。
そうすれば何も言わずとも、荷物はちゃんと滞在する部屋に運んでくれるし、車は洗車も整備もばっちりとしてくれるし、至れり尽くせりと言ったところ。
まあ、ちょっとだけ、こういう一部の上流階級みたいな生活感を味わえるところだけは正直、面白いと思う。
「美乃梨お姉さま!」
「あ。香莉奈ちゃんだぁ。久しぶりー。」
そんなことをぼんやりと考えながら玄関ドアをくぐれば、途端に元気な声に出迎えられる。
私のことを、お姉さま、と呼んでお出迎えをしてくれたのは、本家のお嬢様である、香莉奈ちゃん。
お父さんのお兄さんの娘さんだから、あたしからは従姉妹にあたる子で、5歳年下の12歳。
さらに言えばこの子が、あたしがお年玉と言う副収入以外の理由で、この集まりに顔を出す理由と言える。
可愛らしい声に、サラサラのストレートヘアに、そうして物腰もお淑やか。
そうともなれば、学校ではさぞ、おモテになるに違いない。
そんな可愛らしい子が、あたしの事を無条件に、お姉さま、と慕ってくれているわけで。
だから、妹のように思って可愛がってしまうのも、当然だと思う。
「お姉さま、今日は一緒に寝られますか?」
「うん。大丈夫だよ。」
「わ、嬉しいです!」
そうして、妹のような香莉奈ちゃんから飛び出た言葉は、今夜は一緒に寝ようというおねだりだった。
実のところ、本家を訪ねてくる親戚筋も含めて、未成年なのは香莉奈ちゃんと、あたしくらい。
この集まりに顔を出す親戚の大人たちは、お正月らしく連日の酒盛りなんかを始めてしまうわけで。
そうなってくると必然的に、香莉奈ちゃんのお世話係になるのは、一番年が近いあたしになってくる。
でもまあ、もともと女の子同士、あんまり気兼ねなんてないし。
だから、大みそかの日の夜は、香莉奈ちゃんのお部屋で一緒に寝るのが、お約束になっていて。
その流れでOKを出してしまってから、ちろり、と周りを見渡してみれば、お父さんもお母さんも、お手伝いさん達も、こくり、と頷いてくれて。
だから多分、大丈夫。
「皆様、間もなくお食事となりますので、ご案内いたします。」
嬉しさのあまりなのか、あたしに飛びついてきた香莉奈ちゃんを抱きとめて、二人でわいわいとはしゃいでいれば、こちらの様子を見ていたお手伝いさんからお声がかかる。
お父さんはこれくらいの時間に到着することを見越していたようで、どうやら狙い通りの時間らしい。
あたしは改めて、にこにこと嬉しそうな香莉奈ちゃんと手をつないで、親戚の人たちが集まっているホールに向かうのだった。
────
ホールに集った一同揃って、現在のご当主からの挨拶を聞いて。
その後は、ビックリするほど美味しい、お食事の時間。
今日のお夕食は、どこのレストランかと思うほどのコースのお料理。
季節感を感じさせるためなのか、年越しのおそばなんかもコースに入っていて。
そんなお食事を堪能したあたし達は今、締めのデザートに取り掛かろうとするところ。
そんなタイミングであたしは、ホールの様子を改めて見回して、その惨状に思わず眉をひそめてしまう。
お食事が始まった最初の内は、まあ、良かった。
大人の皆さんも、この料理が何処産の何々という食材を使って、なんて解説に耳を傾けながら、和やかにお料理を口に運んで。
しかして当然、美味しいお食事と一緒にお酒を、なんてなれば、それはもう、すごいことに。
そもそも、うちの親戚一同、仲が悪いなんてことは全くなくて。
むしろ、こういう席では、仲が良すぎて困るくらいだったりする。
だから、一杯、二杯とお酒が進むたびに、一人、二人、と自分の席を立って、気心の知れた人同士でお酌をしあって。
気が付けば、このテーブルに残されているのは、そんな状況を見越して最初からあたしの隣にいた香莉奈ちゃんと、未成年でお酒が飲めないあたしの、二人だけ。
コースのお料理も、テーブルの上で手つかずで残っていたりなんかもするし。
何というか、社会人の宴会って、こんな感じなんだろうか。
「お姉さま、はい。」
「んぇ?」
「あーん、してください。」
何となく、少しだけ、ちょっとだけ幻滅しながら大人の方を見ていれば、ちょん、と服の裾が引っ張られて。
驚きながら隣を見れば、香莉奈ちゃんがデザートのシャーベットを、ちょこんとスプーンの上に掬い上げて、こちらに差し出してくれているところだった。
そういえば、今日のデザートのシャーベットは、洋梨とイチゴのどちらかで。
だから、二人でシェアしようなんて約束していたんだった。
……とは言え、お皿を交換するくらいだと思っていたんだけど。
マナーにちょっとうるさい香莉奈ちゃんのお母さんは、向こうの席でお酒を堪能しているし、大丈夫かな。
そう判断したあたしは、こちらに差し出されたスプーンを、ぱくり、と咥え込む。
そうすれば、洋梨のさわやかな甘さと冷たさが、美味しいお食事で少し重くなったお口をさっぱりとさせてくれて。
「んーっ♪」
「美乃梨お姉さま、美味しいですか?」
「めっちゃ、美味しい!」
「あ、あっ、お姉さま、私も……。」
その味を堪能していれば、やがて、香莉奈ちゃんもそわそわとし始めて。
そうして、おねだりをしながら控えめに、あたしの方に向けて、ひな鳥のようにお口を開けて見せる。
あたしは何気なくその光景を目に収めて。
そうして、微笑ましく思うと同時に何故だか、どきり、としてしまった。
控えめに開かれた唇の奥に、柔らかい照明の明かりが差し込んで。
唾液に濡れた鮮やかな粘膜の赤い色が、てらり、と輝いている。
そうしてその中で、まるでアクセントのように目立つ、真っ白な歯。
それを時折、覆い隠すように、濃い桃色の舌が蠢いて。
その様子は、無邪気さの中になぜだか、妖艶さを感じるほど。
「っ……。 はい、あーん。」
「ん、むっ……。」
「どう、美味しい?」
「はい、とっても!」
あたしは、可愛い妹分に、一体何を感じているんだろう。
気を取り直したあたしは、自分の前に置かれたお皿から、イチゴのシャーベットをスプーンに掬い上げて。
そうして、香莉奈ちゃんのお口にそっと、差し入れる。
その途端に、桜色の唇が、はぷ、とスプーンを咥え込んで。
ゆっくりと手を引けば、その唇は引き抜かれるスプーンに捲くれ上がるようにわずかに動いて。
そうして、その唇を微かに、イチゴの赤色に、汚してしまう。
シャーベットの冷たい食感に目を白黒とさせていた彼女もそれに気づいたのか、その小さな手で口元を隠しながら、ぺろり、と唇についたものを舐めとって。
その、子供らしくあざと可愛い様子に、見入ってしまう。
その視線に気づいたのか、香莉奈ちゃんは私の方を見て、にっこりとほほ笑んで。
それを見つめるあたしは今、どんな表情をしてしまっているのだろうか。
「それじゃ、あたしもイチゴの方、食べようかな。」
「あっ……。」
「んむ……?」
「お姉さま、間接キス、ですね……♥」
「んぐ!?」
「私も、してしまいますけど♥」
とにかく、気を落ち着けないといけない。
そう思った私は、再び、イチゴのシャーベットを掬い取って。
そうして、何の気負いもなしに、ぱくり、と頂いてしまう。
香莉奈ちゃんは何を思ったか、その途端に、間接キスだと指摘してきて。
喉に詰まるものなんて何もないのに、うぐ、と息が詰まってしまう。
そうしてあたしが何も言い返せずにスプーンを咥えている間に、香莉奈ちゃんも、あたしに差し出したスプーンのまま、シャーベットを掬い取って。
あたしに見せつけるかのように、ぱくり、と咥え込む。
だからつまり、香莉奈ちゃんとあたしが交換した間接キスの味は、イチゴと洋梨の味だということだった。
────
あたしにとって波乱万丈だった食事の後は、酒盛りを続ける大人たちを置き去りにして、お風呂の時間。
さすがに、香莉奈ちゃんとご一緒はせずに、ゆったりと入らせてもらう。
だって、あんなことがあった後にお風呂も一緒だったりしたら、何だか変な気分になりそうだし。
香莉奈ちゃんはどこか、残念そうな顔をしていたけれど。
でも、このあとはどうせ香莉奈ちゃんのお部屋で一緒に寝るし、お許しいただけるに違いない。
お風呂を済ませて、香莉奈ちゃんのお部屋のドアをノックすれば、ぱたぱた、と部屋の中を軽やかに歩く足音が響いて。
そうして、嬉しそうにはしゃいでいる香莉奈ちゃんに、お部屋に招き入れられる。
部屋の中で飛び着くように抱き着いてくる、もこもこふわふわの可愛いパジャマを着た香莉奈ちゃんを抱きとめれば、その髪はまだ、しっとりと濡れていて。
「香莉奈ちゃん、髪の毛、ちゃんと乾かした?」
「え? えっと、あの……。」
「もう、甘えんぼさんだなぁ。」
「えへへ……。」
ちらり、ちらり、と私から眼を逸らす香莉奈ちゃんの視線を追えば、勉強机の上に無造作に置かれた、お高めのドライヤーが目に入る。
さてはこの子ったら、髪の毛を乾かしてほしくて、わざと濡らしたままでいたなぁ?
そんなことを指摘してみれば、香莉奈ちゃんはあたしの事をとうとう、上目遣いで見上げて来て。
そんな様子も愛らしくて、彼女の濡れた髪をつい、わしゃわしゃ、とかき混ぜてしまう。
今日は、冬も真っ盛りな大みそかの夜。
暖房をしっかりつけているとはいえ、部屋の中は何処か肌寒い気もしてきて。
だから、あたしは香莉奈ちゃんがお風邪を召してしまわないように髪の毛を乾かすべく、ドライヤーの置いてある机の方へ数歩を踏み出す。
そうすれば、あたしに抱き着いている香莉奈ちゃんも、何処か歩きにくそうにしながら一緒にくっついてきて。
「もーっ。香莉奈ちゃん、歩きにくいよぅ。」
「んふ、ふふっ。」
わざとらしく怒った口調をつくっても、香莉奈ちゃんは含み笑いを漏らしながら、嬉しそうにしがみつく腕に力を籠めるばかりで。
もう、ほんっと、可愛い。
ようやくドライヤーに手が届くところまで辿り着いたあたしは、勉強机の椅子に座るように香莉奈ちゃんを促して。
そうして、彼女の髪を手に取ってその手触りを楽しみながら、ドライヤーの温風を当てていく。
温風で水分を飛ばした後は、冷風で全体を馴染ませて。
そうすれば、天使の輪が浮かぶほどにキューティクルが整って。
「はい、乾いたよ、香莉奈ちゃん。」
「あふ……。」
ドライヤーを使っていたのは、10分ほどだろうか。
その間大人しく椅子に座っていた香莉奈ちゃんは、どうやら少しだけ、眠気を感じているようで。
わたしの言葉に、お上品に小さなあくびで、お返事をしてくれる。
あくびは感染る。
そんな言葉の通り、少しおねむな香莉奈ちゃんの様子を見ていれば、あふ、とこちらもあくびが漏れて。
今日は長時間の車の移動もあったし、美味しいご飯もお腹いっぱいに食べてしまったし、あたしも結構、眠いかもしれない。
「香莉奈ちゃん、ちょっと早いけれど、もう寝ちゃおうか。」
「はいっ。」
あたしがそう声を掛ければ、とろん、と蕩けていた香莉奈ちゃんの目元が、ぱっちりと見開かれて。
そうして彼女は、そわそわ、としながら、こくん、と大きくうなずいてくる。
どうやらとても嬉しいことに、彼女はあたしと一緒に寝るというその約束を、随分と楽しみにしてくれていたらしい。
香莉奈ちゃんは、こちらの手を握りながら、くいくい、と引っ張るように、あたしをベッドまでエスコートして。
そうして二人して、部屋の温度まですっかりと冷えてしまっている布団に、潜り込む。
「うぅ、冷たいです……。」
「今日は二人分だから、すぐに暖かくなるよぅ。」
二人して向かい合うようにベッドに寝そべれば、まだ冷たい布団に体温を奪われた香莉奈ちゃんが、ふるり、と小さく震える。
そんな彼女を温めるように、ぴったりと寄り添えば、彼女はあたしに、嬉しそうにしがみついてきて。
そうして感じるのは、香莉奈ちゃんのぽかぽかとした、いわゆるこども体温。
あたしはそれを堪能しながら、香莉奈ちゃんと日常のちょっとしたお話を楽しんで。
「美乃梨お姉さま、暖かいです……♥」
「うん、香莉奈ちゃんも、ぽかぽかしてる。」
「ん、ぁふ……。」
「そろそろ、寝ようね。」
しばらくそうしていれば、お互いの体温でお布団も暖まって。
そうして再び、香莉奈ちゃんの小さなお口から洩れる、これまた小さくてお上品なあくび。
その目も再び、とろん、と蕩けて来ていて、どうやらそろそろ、本当におねむのよう。
そうしておねむなのは、あたしもそう。
「それじゃぁ、お休み、香莉奈ちゃん。……ちゅ♥」
「ひゃっ!? お、お、ぉ、お、お休み、なさい……っ!?」
だからあたしは、香莉奈ちゃんを、ぎゅぅ、と抱きしめて。
そうして、彼女の可愛さのあまりについ、おでこにキスをして。
香莉奈ちゃんの慌てる声に何の疑問も持たないまま、すとん、と夢の世界に旅立つのだった。
────
もぞ、もぞ、とあたしの身体の、左の太もも辺りに触れる、何か硬いもの。
その硬いものは、ずり、ずり、と上下に、そうして規則正しく、動いている。
そうして、なぜだか、じっとりと汗ばむほどに身体に纏わりつくような奇妙な熱さを布団の中に感じて。
その不愉快な感覚に、ふと、あたしは目を覚ます。
「あつ……。」
小さく呟きながら、近くのサイドボードに置いていたスマホに手を伸ばして、こっそりと時間を確認する。
ただ今の時刻は、午前5時30分。
起きる予定は6時30分くらいだったから、少しだけ早く、この不快感に叩き起こされてしまったらしい。
「ん、んぅ……♥ ふ、ぅ……♥」
すぐ隣から聞こえてくる、何処か寝苦しそうにも感じる、小さな寝息。
仰向けになったあたしの左半身にしがみつくようにしながら、香莉奈ちゃんが眠っていた。
「んぅ、何か当たってるの、なんだろ……。」
相変わらず、あたしの左の太ももには、何か硬いものが押し当てられて、そうして、それで擦られている。
布団の中には、あたしと、すやすやと夢の中にいる香莉奈ちゃんしかいないはずで。
この家では特にペットなんかも買っていないはずだから、もしかして何か変な虫とか、動物とか、入り込んでしまったのかもしれない。
だとしたちょっと大ごとだし、その正体は早めに、確認しておいた方がいいに違いない。
「香莉奈ちゃん、ちょっと、ごめんね……?」
とは言え時間はまだ、日の出前。
うすらぼんやりと明るくなりつつあるとはいえ、部屋の中はまだ暗くて。
だからあたしは、そっと手探りで、布団の中で手を這わせていく。
もちろん、あたしにしがみついたまま眠っている香莉奈ちゃんを起こさないように、ゆっくり、慎重に。
そうしてあたしは、自分の太ももに、すりすり、と擦りつけられるその硬いものを、そおっと捕まえて。
「んぁっ♥ ん、ふっ……♥♥」
「……え?」
その瞬間に、びくり、と香莉奈ちゃんの身体が震えて、さらには嬌声が、悲鳴のように漏れ聞こえて。
あたしは思わず、どきり、と心臓を高鳴らせて、硬直してしまう。
それを捕まえたあたしの手がまず最初に感じたのは、布の感触。
そうして、その布を隔てた向こうに、なにか、硬くて、棒のようなものが、びく、びく、と震えていて。
そうしてそれは、香莉奈ちゃんがもぞもぞと体を捩る度に、ずり、ずり、と手の中で動いて。
「なに、これ……。」
「は、あ……♥ ふぅっ……♥ ん、んふっ……♥♥」
それが何なのか思い至らないあたしは、その棒のようなものを、少し強く握ったり、指先でこしこし、と軽く擦ってみたりして。
そうすれば、夢の中にいるはずの香莉奈ちゃんの吐息が、何かに興奮しているかのように上擦って。
だから多分、これは、香莉奈ちゃんの身体の何処か、何だろうか。
これは、多分、スキンシップの範囲内だから。
心の中でそんな言い訳をしながら、もぞもぞ、と手探りで彼女の身体を探れば、どうやらそれは、両足の間から、にょっきりと生えているようで。
香莉奈ちゃんが腰を揺らすたびに、それはあたしの手に、体に、擦りつけられて。
そうして、そうしている香莉奈ちゃんは、夢の中に居ながらも、なんだかとっても、気持ちよさそうで……。
「え、嘘……?」
「は、はっ♥ んう、ぁ、ぁっ……♥♥」
そうして、彼女の身体から飛び出ているであろうそれをしばらく握って、あたしはようやく、その正体にたどり着く。
それは、多分、おそらく、おちんちんって、言うヤツ。
その正体に気が付いてしまった瞬間に悲鳴を上げなかったあたしを、褒めて欲しい。
それに気づいたあたしは、慌ててそれを握る手を離して。
そうして、未だにすやすやと眠る香莉奈ちゃんを、思わずじっと、見つめてしまう。
香莉奈ちゃんが男の子だということは、絶対にない。
だって、一年前のお正月に来た時には、たまたま、一緒にお風呂に入ったことがあって。
その時には自らの手で彼女の全身を泡まみれにしたのだから、気づいてなければおかしいワケで。
「なんだっけ、なんか、病気のやつ……。」
そうして、女の子に急におちんちんが生えてしまうような、そういう現象の原因には、残念ながら心当たりがある。
突発性隣接的雌雄同体症候群という、難しい名前ながらもポピュラーになりつつある、病気の一種。
難病の指定もされているそれは、その名前の通り、人の性別をターゲットとするような病気であって。
発病した結果起こるのは、まさに性転換といった症状だと聞いている。
ただ、完全な性転換が起こるほどに重症化するのは男性だけで、女性の場合は、ちょっとした風邪のような自覚症状の後、香莉奈ちゃんのように、おちんちんだけが生える、つまりは、両性化とでもいう状態で安定するらしいけれど。
だから、香莉奈ちゃんは、この一年の間に、その病気を発症してしまったのだろう。
「ん、ふっ……♥♥ みのり、おねえさまぁ……♥」
「っ……!?」
物思いに耽っていれば、唐突に名前を呼ばれて、どきり、としてしまう。
慌てて、隣に眠る香莉奈ちゃんの様子を確認すれば、どうやらまだ、夢の中にいるらしい。
果たして今、香莉奈ちゃんは一体、どのような夢を見ているのか。
香莉奈ちゃんは、寝言にあたしの名前を呼びながら、そうして、あたしの身体に、その、朝勃ち?、したおちんちんを、擦りつけていて。
そうして、気持ちよさそうに……、上擦った寝息を、何度も漏らしていて。
「ど、どうしよ……。」
「は、はっ……♥ んぅぅ……♥♥♥」
そうした状況に置かれて、あたしは情けないことに、完全に混乱してしまっていた。
香莉奈ちゃんのその行為が、彼女自身が理解している感情によるものなのかは、置いておいて。
人間の本能で言えば、理性というブレーキが利きにくい夢の中で、あたしの名前を呼びながら、勃起したおちんちんを擦りつけるなんて行為、すさまじく肉欲的な、根源的な、愛の告白、そのものであるわけで。
だから、その、多分だけれど、香莉奈ちゃんは無意識のどこかで、あたしの事をそういう風に、思っているということに違いない。
一方で自分は今まで、友人だとかそういう相手への好意を受け取ったことはあれど、それがもっと肉欲的な、恋人に向けるような好意をぶつけられたことなんて、初めてで。
それが、あたし自身憎からず思っていた可愛い従姉妹からだなんて、想像もしたことが無くて。
でも、そのことを、嫌だとは欠片も思っていない自分が居ることに気付いて、どきりとしてしまう。
その瞬間に聞こえた気がする、ぎしり、と何かが軋むような音は、はたしてベッドの音か、それとも、あたしの性癖が壊れる音か。
「はぁ、はっ……♥♥」
「……、少しだけ、だから……。」
そうして、そんな自分の気持ちにも気づいてしまえば、目の前ですやすやと眠る香莉奈ちゃんが、どんどん可愛らしく見えて、素敵に見えて。
熱に浮かされたかのように、再び彼女の身体に手を伸ばしてしまう。
あたしの手が向かうのは、まさに、あたしの身体に擦り付けられる、その硬いもの。
ぴとり、と指先を触れさせた後は、その形を確かめるかのように指を絡めて、手の中に握って。
そうすれば、びくり、と震えた香莉奈ちゃんの動きが、ぴたり、と止まってしまう。
「香莉奈ちゃん、いいよ、動いて……♥」
「ふ、あっ♥♥ はっ、はっ……♥♥♥」
にぎ、にぎ、と指に力を籠めたり、緩めたり。
そうしながら、夢の中の香莉奈ちゃんに向かって囁けば、やがて、先ほどのようにゆるゆると、腰を動かし始める。
そうすれば、あたしの手の中を、ずり、ずり、と硬いおちんちんが、上下に動いて、擦れて。
言うなれば香莉奈ちゃんは、あたしの手を使って腰振りオナニーをしているような、そんな状態。
一方で言えば、あたしの手が犯されているとも、言えるわけで。
そんな状況に陥ってしまっているこの状況に、頭が、くらくらと揺れて仕方がない。
「ふぁ、あっ♥ ん、んぅっ♥ ふ、ぅぅ……♥♥」
「あ、あ……。香莉奈ちゃん、かわいい……♥」
薄いパジャマと、下着越しに、おちんちんを握られた香莉奈ちゃんは、どうやら本格的に、快感を貪ることにしたらしい。
夢の中にいるはずなのに、あたしの手の中でおちんちんをしこしこするために、へこ、へこ、と本格的に腰を振り始めて。
そうしてきっと、あたしの性癖と言うヤツは、もう完全に歪んでしまったに違いないのだと思う。
だって、そうして、無意識に快感を貪って、吐息を漏らしている香莉奈ちゃんのその様子が、可愛くて可愛くて。
何も知らない香莉奈ちゃんの身体をいじるなんて、いけないことをしているのに、止めなきゃいけないのに、そんなこと、みじんも考えられなくて。
あたしは、手の中で、びくびく、と震えるおちんちんを、やわやわ、にぎにぎ、と指を絡めてマッサージして。
「ん、んっっ♥♥♥ んんぅぅ、くううんっっ♥♥♥」
「あ、あっ……、うそ、香莉奈ちゃん、射精してる……?」
あたしがそう気づいたのは、パジャマ越しに握っていたおちんちんが、明らかに今までとは違う動きで、震え始めたから。
びくん、びくん、と気持ちよさそうに震えていたおちんちんに突然、ぎゅ、ぎゅぅ、と滾るように何度も力が籠って。
直後に、跳ね回るように暴れ始めたおちんちんを、何事かと思いながら握りしめてゆっくりと擦れば、にゅりゅ、にち、とパジャマの向こうで何か粘り気のあるものが潰れるように、ぬるり、と滑る感触がして。
じく、と手のひらに伝わる生々しい熱さに、直感的に、香莉奈ちゃんが夢精をしたのだと、理解してしまっていた。
果たして、寝ている間に愛撫されて射精してしまうことは、夢精と言えるのかは、分からないけれど。
とにかく、おちんちんって確か、射精しているときが一番、気持ちいいんだよね……?
未だに処女のあたしからしてみれば、武器になりそうな知識なんて、レディコミやらファッション誌やらに書いてあった程度の、それだけ。
そんな頼りない武器に不安になりながらも香莉奈ちゃんを見つめれば、彼女は、あたしにしがみつきながら、ふぅ、ふぅ、興奮に頬を染めて、未だに眠ったままに快感を受け入れていて。
そんな、快感に流される香莉奈ちゃんが可愛すぎて何でもしてあげたくなってしまったあたしは、びくびく、と射精を続けるおちんちんを、パジャマ越しに、ごしごし、と扱きたてて。
全部出しちゃえ、なんて思いながら、愛撫を続けて。
香莉奈ちゃんのおちんちんが、未だに硬いながらも落ち着いた時には、たっぷりと射精した精液で香莉奈ちゃんのパジャマがぐちゃぐちゃに汚れて、おちんちんを握るあたしの手にも湿り気を感じるほどで。
さらには布団の中には、何処かプールの授業の後のような、つん、と青臭い匂いがたっぷりと籠っていた。
「う……♥ ぅ、んぅ……?」
「あ、香莉奈ちゃん、起きた……?」
「え、あ……。 お姉さま……、え、えっ……!?」
そこまで無体をされてしまえば、さすがの香莉奈ちゃんもとうとう、目を覚まして。
そうして、自分の置かれた状況が理解できないのか、ぱちくり、とその目を大きく瞬いて見せる。
けれど抜けきらない余韻に、下着の中にぶちまけてしまった精液の不快感に、香莉奈ちゃんに現実を突きつける材料は、残念ながら沢山あって。
だからなのか彼女は、自然におどおどとした態度になって。
そうしていつしか、泣き出しそうなほどに、くしゃり、と顔をゆがめて。
「わ、私、おもらし……!? え、うそ……っ。」
「香莉奈ちゃん、大丈夫、大丈夫だよ?」
「え、あの、でもっ、あのっ……。」
「これはね、夢精って、言うんだよ?♥」
けれど、香莉奈ちゃんにはどうやらまだ、性の知識が足りていなかったらしい。
じっとりと濡れる股間の不快感に、それがおもらしによるものだと誤解して。
そうして、相当にショックを受けてしまったらしい。
だからあたしは、それがおもらしなんかじゃないんだということを教えてあげて。
「でも、香莉奈ちゃん、おちんちん生えちゃってたんだ?♥」
「あ、ひっ、ち、ちがうんです、うぐ、ひぐ……っ。」
「大丈夫、香莉奈ちゃんのおちんちんも、好きだよ?♥」
「ぐす……、本当……?」
「うん♥」
どうやら香莉奈ちゃんは、自分におちんちんが生えてしまったことがばれたら、あたしに嫌われるとでも、思ってしまっていたらしい。
だから、おちんちんも含めて香莉奈ちゃんのことが大好きなんだと、教えてあげて、安心させて。
「これだって、綺麗にしちゃえば、分かんないよ?♥」
「あ……。」
「だからね? ほら、香莉奈ちゃんのおちんちん、見せて?♥」
安心した反動なのか、声を押し込めながら泣きじゃくる香莉奈ちゃんのパジャマのズボンを、半ば無理矢理にずり下ろして。
べったりと体液にまみれた下着も、脱がせてしまう。
そうすれば、半分固形のゼリーのような濃い精液がべたべたにへばりついたおちんちんが、ぬらり、とあたしの前に姿を現す。
そのおちんちんは、明らかに、こどものはずの香莉奈ちゃんの身体とは、アンバランス。
その長さは、あたしが右手の親指と人差し指を目いっぱいに拡げたくらい、つまりは、16cmくらいはあって。
つまりは、あたしの顔と比べてみれば、実に顎先から、眉の間くらいには、大きい。
まだ12歳なのに、なかなかに凶悪なおちんちんを持っているということは、成長期を控えている香莉奈ちゃんはきっと、おちんちんもまだまだこれから、育つということで。
きっと将来は、女の子の、ううん、あたしのお腹をたっぷりとほじって、耕して、屈服させて、降参させて、それでも許してくれないくらいの、つよつよなおちんちんになるに、違いない。
「はぁ……♥ すっごい、匂い……♥♥」
「ううう、やだぁ……。」
もはや、恥ずかしがる香莉奈ちゃんなんて、置いてきぼり。
あたしは、はふ、はふ、と息を荒くしながら、べたべたに汚れたおちんちんんに、ふらふらと誘われるようにお顔を近づけて。
そうして、鼻から深呼吸をするように、精液の匂いを胸いっぱいに吸い込んでしまう。
その匂いの信号は、鼻から脳にまで突き抜けて、ぞくぞく、と背筋を伝い降りて、きゅぅ、とお腹の奥を震わせるところまで届いて。
あたしは思わず、きゅぅ、と両足を強く閉じながら、ふるふる、と身体を震わせてしまう。
こんな匂いを知ってしまったら、もう、おかしくなる。
多分あたしはもう、くらり、と頭が揺れるほどに濃い精液の匂いに、完全に酔ってしまっていたのに違いない。
「綺麗に、するねぇ……?♥」
「え、あっ……? ん、う、うぅぅっ!?♥♥」
あたしの暴走はもう、止まらない。
最初はあたしだって、こう、タオルで拭ったりとか、そういうことを少しは、考えていて。
けれど、こんなに濃い精液の匂いを嗅がされて、そうして、自分が女だということを再認識してしまえば、もう、ダメだった。
あたしは、さらにおちんちんにお顔を近づけながら、れぇ、と舌を限界まで、べろり、とお口から放り出して。
べったりとおちんちんの根元あたりに舌を押し付けて、べろり、と舐め上げれば、竿にこびり付いていた精液が、ぞりぞり、とこそげ取られて、あたしの口の中に送られて。
その瞬間に感じるのは、ぴりぴり、と舌に刺激を感じるほどの、新鮮な苦さ。
それを我慢して唇を閉じて、舌の上に載った未だにゼリーの精液を、上あごに押し付けて、にゅちり、と潰してみれば、唾液と精液で滑るはずのそれに、いがいがとした軋みのようなものを感じて。
その瞬間に脳に感じる、これは食べ物じゃないという、警告。
あたしはそれを無視して、もくもく、と噛み潰して唾液と混ぜたそれを、こくり、と飲み下して。
そうして、自分が汚されたような錯覚に、仄暗い快感さえ感じてしまう。
「は、あ……♥ れぇる……♥ れりゅ……♥♥」
「く、ひっ……!?♥♥ おねえ、さまっ♥ ああぁあぁっ♥♥♥」
一度してしまえば、二度、三度も、もう同じこと。
あたしはまるでそう訴えるかのように、初めて味わう精液の味に警鐘を鳴らし続ける脳みそに無視を決め込んで。
そうして、何かに取り憑かれたかのように、べろり、べろり、と香莉奈ちゃんのおちんちんを何度も、舐め上げる。
おちんちんの生えている根元から、血管の浮き出た竿から、カリのくびれや、裏筋のくぼみまで。
あたしより5歳も年下のくせに生意気にもズル剥けの、つるりとした亀頭のふくらみも、その先でヒクついている鈴口の割れ目も。
香莉奈ちゃんの精液がこびり付いたところは、全部。
丁寧に丁寧に舌で拭って、奉仕して。
「お姉さま、だめ、きたない、からぁ……っ。」
「ん、ふぅ……♥ 香莉奈ちゃんのここ、汚いんだぁ?」
「は、はい、だからぁ……。」
「そんな汚いの、女の子に舐めさせちゃうの、気分いいよね♥」
「え、あ……? え……? あれ……?」
「ふふ……♥ んれる……♥ ん、れ、りゅ……♥」
香莉奈ちゃんは、自分のおちんちんを汚いだなんていって、あたしにその行為をやめさせようとしていたようだけれど。
あたしは彼女のそんな認識を、ゆっくり少しずつ、ぶち壊しにしてしまおうと思う。
だって、香莉奈ちゃんには、将来あたしを、あたしだけを、そのつよつよおちんちんで懲らしめてくれるようになってくれないと、いけないし。
どうせ、こんなことをしてしまったあたしはもう、引き返せない。
だからもっと、もっと、快感に素直に、あたしに対して傲慢に、なってもらわないと♥
「ん、ふ……♥ ちゅ、ぢゅぅぅ……っ♥♥♥」
「ひっ!?♥♥ ひ、ひんっっ♥♥♥ くひ、ひぅぅっっ♥♥」
おちんちんにこびり付いた精液を舐め清めた最後には、亀頭の先っぽに、唇で食みつくようにしながら、ぢぅ、とリップ音を立てるキスのサービス。
それは、自分の意志でする、正真正銘初めての、あたしのファーストキス。
そのお相手は、愛しい香莉奈ちゃんの、けれど唇なんかじゃなくて、精液でべとついていた、おちんちん。
そんなの、真っ当な人生なら、絶対にありえないはずのことで。
だから、普通からさらに一歩を踏み外したその実感に、あたしの頭の中で、ぎしり、と性癖が歪む音が響いた気がして。
そうしてそれは、あたしだけじゃなくて、香莉奈ちゃんも、きっとそう。
後で、色々と落ち着いて考えられるくらいに頭が冷えた頃に、このことを教えてくれたら、香莉奈ちゃんはどんな顔をしてくれるだろう。
そんな期待をしながら、じぃ、とおちんちんの先に食みつくままに香莉奈ちゃんと視線を合わせれば、同じくこちらを見つめていた彼女と、目が合ってしまう。
その視線に込められた色はたぶん、期待と、怖れとが、半分ずつ。
「んちゅ……♥ 仕上げ、しちゃうね……?♥」
「し、しあ、げ……?」
「そうだよ。子のおちんちんの中に、まだ精液、残ってるからね……?♥」
「せい、えき……♥」
「んぁ、はぷ……♥ ぢゅる♥、ぢゅりゅ♥ んぐ、ぐぷ……♥♥」
「はっ、お!?♥ んぉぅっ♥♥ う、うっっ♥♥♥」
あたしは、はむ、はぷ、とおちんちんの先、亀頭を唇で食みなおして。
そうして、精液のまずさにたっぷりと溢れてしまった唾液を、唇からこぼすように、ぐぷ、ぢゅぷ、とおちんちんを、お口の中まで咥えこんでいく。
その瞬間に聞こえるのは、うっとりと部屋の隅まで沁み込ませようとするような、香莉奈ちゃんのため息。
あたしはをそれを聞き流しながら、ぢぅ、ぢぅ、とおちんちんを強く吸い立てて。
そうして、唇と舌で竿を刺激するように、ぐぷ、ぐぷ、と頭を振って。
そうすれば、香莉奈ちゃんのお口からはまるで、コンサート前の音合わせのように、悲鳴のような、何かを我慢するような、我慢できなくて思わず漏れてしまうような、色々な嬌声が絶えずあふれ出して。
「んぐ、ぢゅ、りゅ……♥ ちゅ、ぷ、ぁ……♥♥」
「あ、えっ……? なんで……。」
「香莉奈ちゃん、おちんちん、きれいになったよ?♥」
「は、はっ……♥♥ はぁっ……♥♥」
「もっとしたい? 気持ち良くなりたい……?♥」
「は、はいっ……!♥♥ 美乃梨お姉さま、おねがいっ……♥」
「だぁめ♥」
「え……?」
「もうこんな時間だし……、だからまた、夜に、ね?♥」
「……っ♥♥♥ はいっ……!」
「それと、誰にも内緒、ね?♥」
「はいっ♥」
香莉奈ちゃんの体力は有り余っているのか、おちんちんはガチガチに硬いまま。
けれどそんなおちんちんはあたしの口の中で、先ほど射精した時のように、びく、びく、と何度も力が籠るように滾って。
香莉奈ちゃんは必死に我慢しているみたいだけど、きっともう、射精が目前なんだと思う。
お口の中の感触でそれを悟ったあたしは、最後に、ぢぅぅ、と強く吸いながら頭を引いて。
ちゅぽん、と音を立てながら、射精寸前のおちんちんを開放してしまう。
そうすれば当然、香莉奈ちゃんから返ってくるのは、困惑の声。
きっと、香莉奈ちゃんにとって優しいお姉さんであるあたしは、射精する最後まで、おちんちんをしゃぶってくれると思っていたのに。
そんな不満の声まで聞こえてきそうな、そんな雰囲気。
けれど、ちらり、と横目で見た時計の針は、丁度午前七時を示すところ。
そろそろ朝ごはんの時間だし、今日は朝ごはんの後、みんなで初詣にも行かなきゃならない。
だから、あたしだって名残惜しいけれど、続きはまた、今夜。
そう提案してみれば、聞き分けの良い香莉奈ちゃんは、嬉しそうに、こくこく、と頷いて。
そうしてお互いに、しぃ、と人差し指を唇に押し当てるのだった。
────
朝ごはんの時も、初詣に出かけた時も、揃ってお年玉を受け取るときも。
あたしと香莉奈ちゃんは、お互いにお互いを目で追いかけてしまっていた。
そんな様子は、親戚の皆様からは仲良しだと微笑ましく思われていたみたいだけれど。
本当のところは、早く夜が来るように願っていただけ。
それを物語るように、香莉奈ちゃんはことあるごとにあたしに抱き着いてきて。
そうして、親戚のみんなが目を離した隙に、あるいは物陰でばれないように、まるで熱に浮かされるように、へこへこ、と腰を振って、おちんちんをあたしに擦りつけてくる。
どうしてそこまで、とも思ったけれど、話を聞いてみれば、香莉奈ちゃんは今朝が初めての、つまり精通というやつで。
そんな直後にフェラをされて快感を刻まれるという体験は、彼女の脳みそに深く深く、焼き付いてしまったのかもしれない。
だとすればあたしもちゃんと責任を取って、香莉奈ちゃんをもっともっと歪めて、お嫁さんにしてもらわないと、いけないと思う。
そんなことを考えてしまったあたしは、ことあるごとに香莉奈ちゃんとスキンシップを図って。
香莉奈ちゃんを、ぎゅぅ、ぎゅぅ、と抱きしめては、あたしの身体の感触を憶えさせて、あたしの身体の匂いを憶えさせて。
移動のするための車の後部座席で、色々な体験に疲れてしまった彼女があたしに寄りかかって寝てしまったときは、エンジンの音や何やらでほかの親戚に聞こえにくいのをいいことに、好き、好き、と耳元でずっと囁いて。
そんなことをこっそりと繰り返していれば、香莉奈ちゃんはすっかり、お夕飯の頃にはもう、とろっとろに蕩けて熱に浮かされた表情のまま、戻らなくて。
そうして、そんな彼女の変化は、恒例の酒盛りを始めてしまった大人たちに、気づいてもらえない。
それは、大人たちが『あたしが香莉奈ちゃんについていれば大丈夫』だなんて、絶大な信頼をあたしに寄せてくれているという、その裏返し。
あたしは、そんな信頼を現在進行形で裏切っているというわけで、その事実に、背筋には甘い痺れがゾクゾクと走りっぱなしで、仕方ない。
さらには、このお夕飯の時間の後は、香莉奈ちゃんと朝に約束をした、たっぷり気持ち良くなるための時間が控えていて。
味のほとんど分からない状態でそそくさと食事を終えたあたし達は、お風呂を済ませた後に香莉奈ちゃんのお部屋に行くという約束を交わして、親戚たちの声で賑やかなホールを後にするのだった。
────
「香莉奈ちゃん、まずは髪の毛、乾かしちゃおうね。」
「ん……。」
一応ノックをしてから香莉奈ちゃんのお部屋に入ればすぐに、とすん、と軽く衝撃を受けて。
ビックリしながら受け止めてみれば、そこには、可愛い可愛い香莉奈ちゃん。
どうやら、あたしが部屋に入るなり、抱き着いてきてくれたらしい。
そんな香莉奈ちゃんを抱きしめながら髪の毛に触れてみれば、そこは昨日と同じように、しっとりと湿っていて。
何をするにしても、まずは髪の毛を乾かしてあげないと。
そう思ったあたしは、完全に引っ付き虫になっている香莉奈ちゃんを少し引きずるように、ドライヤーが置かれた勉強机の方へと歩いていく。
「ほら、香莉奈ちゃん、椅子に座って?」
「やっ。」
けれど、昨日と同じように椅子に座らせて、と思っていたら、思わぬ抵抗をされてしまう。
香莉奈ちゃんはあたしに正面から抱き着いて、ぎゅぅぎゅぅ、と身体を密着させて。
そればかりか、あたしの身体に勝手に、かたぁくなったおちんちんを擦りつけるように腰を揺すって。
どうやら香莉奈ちゃんはたった一日で、随分と悪い子になってしまったようだった。
あたしは、はやく、はやく、と急かすようにおちんちんを押し付けてくる香莉奈ちゃんを無視するように、ドライヤーのスイッチを入れて。
そうして、抱き着かれたままの格好で、彼女の髪を乾かしていく。
「香莉奈ちゃん、終わったよ♥」
「おねぇ、さまぁ……♥♥」
そうして、彼女の髪を乾かすためにかかる、10数分。
それだけの時間が経つ頃にはもう、香莉奈ちゃんはすっかり、なんというか、出来上がってしまっていた。
あたしのかけた声に反応するように、ゆるり、と上向いたそのお顔は、もう、すっかりと、蕩けて、のぼせるように紅く染まって。
あたしの身体に何度も押し付けて、擦りつけて、勝手に気持ち良くなっていたおちんちんは、薄手のパジャマの生地の向こうで、はっきりと怒張して。
さらには、先走りが溢れてしまったのか、しっかりとシミまで作っている始末。
「それじゃぁ、ベッドに、行こうね♥」
「っ♥♥ はいっ……♥♥♥」
とうとう迎えてしまう、朝からの約束が、果たされる時間。
これから訪れるのは、香莉奈ちゃんが、たっぷりと、気持ち良くなっていい時間。
それが分かっているのか、香莉奈ちゃんがベッドに向かうその足は軽やかで。
そうして、隠しきれない期待が、その表情にあふれてしまうほど、浮ついていて。
どうしよう、そんな香莉奈ちゃんが、可愛くて仕方ない。
「香莉奈ちゃん、ちょっと、ここで待っていてね。」
「え……? はい……。」
ベッドの近くまでたどり着いたところで、あたしは香莉奈ちゃんを制止して。
そうして、自分一人だけで、彼女のベッドに上がり込む。
ぺたり、とベッドの上に座りながら、くるり、と振り返れば、そこには困惑した表情の香莉奈ちゃんが、こちらを見つめていて。
きっとまだ、香莉奈ちゃんは、これから何が起こってしまうのか、分からないに違いない。
「見ててね、香莉奈ちゃん♥」
「はい……。え、えっ……?」
そんな香莉奈ちゃんの視線の先で、あたしは、ぷつり、ぷつり、とパジャマのシャツのボタンを一つずつ、外し始める。
上から下まで、全部のボタンを外した後は、するり、と肩を抜いて。
そこまでしてから、ちろり、と再び彼女と視線を合わせれば、何やら血走っていそうなほどに見開いた眼で、こちらを見つめていて。
どうやら、始まったばかりのあたしのストリップは、彼女のお気に召してくれたらしい。
とは言え、あたしにだってそれほど、自分を魅力的に見せる脱衣の技術なんて、ないわけで。
だからせいぜい、ちらり、と視線を送りながら、流し目に香莉奈ちゃんを追いながら。
興奮にまみれた視線を送る香莉奈ちゃんを、くすくす、と嗤いながら、パジャマを脱いで、下着も、脱いで。
そうして、立てた膝を左右に開きながら、露わになった自分の割れ目に指を添えて、一緒に、くぱ、と拡げるくらいが、せいぜいで。
「香莉奈ちゃん、どう……?♥」
「は、はっ……♥♥」
けれど、あたしのそんな拙いショーも、はじめて尽くしの香莉奈ちゃんにとってみれば、随分と刺激的だったらしい。
香莉奈ちゃんは、きゅう、と可愛らしく、両手を胸の前で握り合わせながら、じぃ、と食い入るようにあたしの足の間に視線を注いでいて。
そうして、それと比例するかのように、突っ張って痛いのか、腰を引いていて。
「香莉奈ちゃんも脱いで、おいで……?♥」
「っ、っ……! はいっ……♥♥」
あたしの言葉への香莉奈ちゃんの反応は、劇的だった。
香莉奈ちゃんはまさに、目にも止まらぬ、という言葉が似あう速度で、すぽん、とあっという間に上半身も、下半身も、裸になって。
そうして、慌てるあまりに、よたり、と姿勢を崩しながらも、ベッドに飛び乗ってくる。
けれど、勢いが良かったのもそこまで。
あたしの足の間に割り込むように、ぺたり、と腰を下ろした香莉奈ちゃんは、けれどそこから何をしていいのか、分からなくなってしまったようで。
そのまま、ぴたり、と動かなくなってしまう。
「ねぇ、香莉奈ちゃん……♥」
「美乃梨、おねえさま……?」
「香莉奈ちゃんの見たいところ、全部見ていいし……。」
「触りたいところ、全部触っていいし……。」
「あたしになら、何をしても、良いんだよ……?♥」
「あ、あ……。」
あたしの呼びかけに、困惑した視線を向ける、香莉奈ちゃん。
けれど、何をしてもいいと言ってあげれば、とうとう、自分の置かれた状況を理解して。
そうして、緊張に震える手を、そろり、とあたしの身体に伸ばしてきて。
「ん、あっ……♥♥」
「わ……。」
そうしてあろうことか、香莉奈ちゃんが一番に手を伸ばしたのは、あたしの足の間の、そこ。
正直言って、この異常な状況に興奮して、少しだけ、濡れているのを自覚している、そこ。
緊張からなのか、少し冷たいその指先が、あたしが自分で拡げて見せつけている飛騨の内側の、赤く充血したお肉に触れて。
そうして、溢れていた蜜のぬめりで、心地よい摩擦とともに、ずるり、と滑る。
それだけで、あたしの腰から頭のてっぺんまで、びりびり、とした快感の刺激が通り抜けて。
だから、つい漏れてしまった喘ぎ声に、香莉奈ちゃんの身体が、びくり、と震えて。
「い、痛かった、ですか……?」
「え、あ……。 ううん、びっくりしただけ……。」
「それ、じゃぁ……。もっと……いい、ですか……?♥」
「う、うん……。 んくっ♥ あ、あっ……♥♥」
香莉奈ちゃんからしてみれば、足の間、お股をいじれば気持ちいいなんて、そんな強烈な体験を今朝にしたばかりで。
だから、他人もそうなのかと、その程度の興味、だったのかもしれない。
そうして、そんな興味を満たすための、その手の動きは、こどもらしく容赦がない。
最初は、どこか恐る恐る、人差し指の先でつつく様な、擦るような動きは、この蒸気に慣れるように変わって行く。
ただ粘膜にふれるだけだった指先がやがて、おしっこの出るところをぐりぐりと揉み始めたり。
蜜の溢れてしまっている、膣穴の周りを、くるくる、と擽ってみたり。
そうして指先に付いたぬめりを生かすように、小陰唇のひだを指先で挟んで、扱いてみたり。
そうして、彼女が最後に目を付けたのは、そのひだを伝った、上の方。
彼女が探るように与えてくる快感に、思わず、ぴん、と硬くなってしまっている、クリトリス。
「お姉さま……、きもちいぃ、ですか……?♥」
「んぁっ!?♥♥ あう、んっっ♥♥ うんっ、きもちい……っ♥♥ んくっ♥♥」
「はぁ……♥ 嬉しい、です……♥♥♥」
「あ、あっ、んぁぁあっっ♥♥♥」
なんというか、才能とか、そう言うヤツなんだろうか。
香莉奈ちゃんのその手つきは、はじめてとは思えないほどに、巧みだった。
最初こそ遠慮もなく、あたしのクリトリスに無遠慮に触れてきた香莉奈ちゃん。
けれど、あたしが上げた鋭い嬌声に、刺激が強すぎると理解したのか、次の瞬間には、膣穴から溢れてしまっている蜜を指先にたっぷりと絡めて、優しく優しく、撫でるように。
そうして、ぬるり、ぬるり、と硬くとがったクリトリスを撫でまわされたあたしは、与えられるその快感に完全に夢見心地で。
だから、さらなる危機が迫っていることに、直前まで気づくことができなかった。
「お姉さま、舐めて、いぃ……?」
「ぁぇ……?♥」
「舐めるね♥ んあむ、れりゅ……♥♥」
「んひぃっ!?♥♥」
ぬるぬる、とクリトリスをよしよしされる心地よさの他に、なにやら生暖かい風が規則正しく何度も吹きかけられていて。
それが何だろう、と視線を向けてみれば、あたしの性器と香莉奈ちゃんのお顔の距離が、あまりにも近くて。
生暖かなその風が、興奮に上擦った彼女の吐息だと気づいた瞬間に投げかけられた、その宣言。
それに気づけたとしてもそれはもう、後の祭り。
拒否も何もできないまま、あーん、と開いた彼女のお口に、あたしのおまんこはぱっくりと覆われて。
次の瞬間、ぞろり、とあたしの割れ目が下から上まで、舐め上げられる。
柔らかいくせにどこか、ざらり、とした感触の、興奮した体温で熱い、滑った肉の塊。
それが、そりそり、とあたしの粘膜を逆立てながら、ずりり、と通り抜けていく。
指とは違うのその感触に、あたしは、腰をひくつかせながら悶えるしかなくて。
そんな弱弱しい抵抗をいいことに、香莉奈ちゃんの舌は、何度も、あたしのそこを這いまわって、舐め上げて。
そうしている香莉奈ちゃんのその様子は、完全に上の空で、夢中だった。
「んぅっっ♥♥ ん、おっ♥♥ あ、はぁっ♥♥♥ ん、ん、んんぅぅっっ♥♥」
「んぢゅ、れりゅ……♥♥ おいし……♥♥♥ あむ、ぢぅ、れぅ……♥♥ ぢゅぅぅ……♥♥♥」
香莉奈ちゃんは、その可愛らしいお口で、唇も舌も全部を武器にして、あたしを責め立ててくる。
その唇は、ひだの内側の敏感なところも、割れ目の横の柔らかいお肉も、所かまわず強く吸い付いて、キスをして。
それに飽きたのか、唇でひだを挟んで、摘まんで、硬くした唇でつねって。
唇を離したかと思えば、今度は舌が、べろべろ、べちゃべちゃ、と少し下品な音を立てながら、ぞりぞり、と舌先で粘膜を削るかのように、ぞりぞり、と擦りたてて。
そうして最後には、やっぱり、一番敏感な、クリトリス。
そこを覆い隠そうとする包皮の存在に気づかれたのか、ふわふわ、と柔らかい唇で剥き出されて、ちぅ、と優しく吸い出されるように強調されて。
その先を、裏側を、ちろちろ、ちろちろ、と尖らせた舌先で、くりくり、と転がされて。
あたしはそんな巧みな口使いに翻弄されて、何度も、イかされて。
「おねえ、さまぁ……♥♥」
「ぁ……。」
そんなあたしを現実に引きずり戻したのは、合間に漏れた香莉奈ちゃんの、せつなそうな声。
ひぃ、ひぃ、と息を荒げながらその様子に視線を向ければ、彼女は随分と、せつなそうな表情を浮かべていて。
そうして、必死に、パジャマの上から自分の股間を、押さえていた。
その手に隠されて見えないそこは、けれど明らかに内側から突き上げられて、膨らんでいて。
きっと、この時間が始まってからずっと、一度も萎えずに、ガチガチに勃起し続けていたに違いないだろう。
「香莉奈ちゃん……♥ パジャマ、脱いで……?♥」
「え……?」
「香莉奈ちゃんに、おちんちんの使い方、教えてあげる……♥」
「使い、かた……?」
そんな、せつない状態の香莉奈ちゃんを放置して、あたしだけが気持ち良くなってしまうなんて。
そんな事実に、あたしは心の底から反省する。
だから、熱に浮かされたように、あたしのおまんこを舐め続ける香莉奈ちゃんを、やっとのことで制止して。
そうして、おちんちんの使い方を教えてあげると伝えれば、彼女はどこかそわそわとした様子で、もうすっかりと、股間のあたりを先走りでダメにしてしまったパジャマを、脱ぎ去っていく。
「おちんちん、隠しちゃダメだよ……?♥」
「あ、う……。 はい……。」
「じゃぁ、ここ、見て……?」
「あ……♥」
パジャマも下着も脱いで裸になった香莉奈ちゃんは、最後の抵抗とばかりに、勃起したおちんちんを手で隠そうとしていて。
だからあたしは仕方なく、おちんちんを隠さないように、命令する。
そうすれば香莉奈ちゃんは、恥ずかしそうにしながらも手をどかして。
そうして露わになってしまう、彼女の、おちんちん。
香莉奈ちゃんは可愛らしいのに、その足の間のおちんちんは、生意気にもズル剥けで。
そうして、その大きさも、おおよそこどもらしくない、その威容。
部屋の明かりの下でしっかりと見るのは初めてだけれど、やっぱり、その長さは18cmくらい、あると思う。
そのおちんちんは、お腹にぴっとりと張り付くほどに、ぴんぴんに反り返っていて。
そうして、彼女の興奮の表れなのか、ぴくん、ぴくん、と跳ねて、震えている。
これから、あたしのことを、女にしてしまう、おちんちん。
それを思えば、思わず張り付いたまま剝がれなくなってしまいそうな視線を、あたしは強引に引き離して。
そうして再び、仰向けで足を開いた、雄を迎え入れる体制のまま、にぱり、とおまんこを指で拡げて。
「香莉奈ちゃん、見える、ここ、穴、あるよね……?」
「は、はい……♥♥♥」
「ここはね、おちんちんを入れる、所なんだよ……?♥」
「おちんちん、を……?」
「そう。 女の子がね、おちんちんに媚びて、気持ち良くなってもらうための、穴なんだよ?♥」
「ぁ、え……。」
「香莉奈ちゃんはね? お嫁さんにしたい女の子の穴を使って、何も考えずに気持ち良くなって、びゅーーーっ、って、射精していいんだよ……♥」
「ぉ、お……、お、お姉さまっっ♥♥」
「きゃっ♥♥♥」
「するっ!♥♥ 美乃梨お姉さまを、お嫁さんにするっ♥♥♥」
香莉奈ちゃんの価値観をぶち壊しにして、ひたすらにあたしのことだけを理解らせて欲しいなんて思ってしまったあたしが、香莉奈ちゃんに、正しい性知識を教えてあげるなんてこと、するはずもない。
セックスに対する、愛とか、恋とか、そういう甘酸っぱい、精神的な価値観なんて、必要ない。
あたしの目的に必要なのは、お互いの、いや、香莉奈ちゃんの、肉欲だけ。
香莉奈ちゃんがヤりたいと思う時に、あたしの膣穴を使って。
香莉奈ちゃんのペースで、あたしの膣穴でおちんちんを扱いて、気持ち良くなって。
香莉奈ちゃんが満足するまで、あたしの膣穴に膣内出しをして。
気分が変われば、あたしの身体に精液をかけて、汚して。
お口で、喉の奥で、好き勝手におちんちんを気持ち良くして。
孕んで膣穴が使えない時期でも、無理矢理使っていいし、お尻でもいいし。
そんなことが長く続けば、あたしだってたまには、嫌がってしまうことがあるかもしれないけれど、そんなときは殴りつけてでもレイプして欲しいし。
もちろん、恋人らしいラブラブセックスが良いなら、最終的にはそこに落ち着いたって良い。
ともかく、あたしが思い描いてしまった、香莉奈ちゃんとの理想の恋人像は、すべて、彼女が上位。
歯に物を着せぬ言い方をしてしまえば、セックスDV上等な恋人に、なって欲しい。
だから、まずは、セックスの気持ち良さにおぼれさせる、その一歩。
女の子の膣穴は、おちんちんに媚びるためにあるなんて教えてあげれば。
好きな女の子の膣穴を、香莉奈ちゃんが好きに使っていいなんて嘯いてあげれば。
彼女は我を忘れたように、あたしに飛びついてきて。
「おねえ、さまっ♥♥♥ おねえさまっっ♥♥♥」
「あ、あっ♥♥ 香莉奈ちゃん、慌てないで……♥♥」
そうしてあたしは香莉奈ちゃんに押し倒されて。
あたしを押し倒した香莉奈ちゃんは、密着するように抱き着きながら、必死に腰を振って。
けれど悲しいかな、香莉奈ちゃんは、いや、あたしもだけれど、セックスなんて初めてで。
彼女の腰遣いに引っ張られる逞しいおちんちんはただ、あたしのおまんこに、ずりずり、と擦れるだけ。
それだけでも、ぬるり、と硬いおちんちんがこすれる感触で、あたしは本当に気持ちいいんだけれど。
けれども、あたしの本懐を遂げるためには、それだけでは少々、いやかなり、足りない。
だから、あたしは、必死に彼女の腰の動きを押しとどめて、びたん、びたん、と跳ねるおちんちんを、ぎぅ、と握りしめて。
そうして、その先っぽを、ぐり、と自らの膣穴に、導くように押し付けて。
「ここ、ここだよ、香莉奈ちゃん……♥♥」
「おねえさまっっ♥♥ すき、すきっっっ♥♥♥ んんんぅぅっっ!?♥♥♥」
「んぎっ♥♥ ふ、ぐっっっ♥♥♥」
そうやって苦労しながら香莉奈ちゃんを制御して、ゆる、と手の力を抜いてしまえば、あとはもう、暴走する機関車か何かのごとく。
みち、と入り口が拡げられたかと思えば、ずりゅん、と一気に、おちんちんが根元まで突き入れられる。
こんなことをしておきながら、あたしは正真正銘、セックスなんて初めての、処女。
どす、とお腹の奥を突き上げられた衝撃に目を白黒とさせながら、けれど、一拍遅れてやってくる、じく、と染みるような、破瓜の痛み。
その痛みに我に返るように、高揚した気分が通り過ぎていけば、曇っていた視線にはっきりと映る、快感を貪る香莉奈ちゃんの姿。
その、本能丸出しの姿に、ぞくり、と少しだけ恐怖なんかを感じてしまって。
そうして、さらにその瞬間に訪れる、さらなる衝撃。
「んひっっ♥♥ ひっっ♥♥ だめ、だめ、何か、出るうぅっっ♥♥♥♥」
「え、えっ……?」
「んぅっ♥♥ お、おっっ♥♥ おひ、ひっっ♥♥♥」
びゅぐ♥、どぷ♥、どぐっ♥
あたしの中で、明らかにおちんちんが、異質に震えて。
そうして、そのたびに、体温よりも熱いと感じる何かが、お腹の奥に、指なんかじゃ届かない奥に、染み込んでいく。
びゅぶり♥、びゅぐり♥、と何かが弾ける度に、あたしにしがみついた香莉奈ちゃんの身体が、がくがく、と震えて。
その表情が、気持ちよさそうに、だらしなく蕩けて。
そういう、一つ一つの点と点が、ぴん、と線で繋がれて。
そうしてようやく、香莉奈ちゃんがあたしに、精液を膣内出ししているという事実に、至ってしまう。
それを見届けているあたしの胸の奥に広がるのは、ほんのひと匙の後悔と、それ以上の満足感。
これできっと、あたしはもう、香莉奈ちゃんのモノ。
「香莉奈ちゃん、気持ちいい……?♥」
「ふーッ♥♥、ふーッ♥♥♥」
「香莉奈ちゃん……?」
「もっと……♥」
「え? ひぅ!?♥♥」
そうして、どことなく優越に浸りながら、香莉奈ちゃんを気遣ってみれば、帰ってくるのは思っていたのと違う反応。
興奮に息を荒げる香莉奈ちゃんは、あたしの身体にしがみつくその腕の力を強くして。
そうして、あたしのお腹の奥まで深くねじ込まれたおちんちんは、まだ硬いまま。
この状況で次に起こることなんて、容易に想像ができてしまうことで。
慌てて止めようとしたって、やっぱり、後の祭り♥
「んんうっっ♥♥ お、おっっ♥♥ んひぅっっ♥♥ きもちい、きもちぃぃっっ♥♥♥」
「んんあぁ!?♥♥ ま、まって……♥♥ おっ、お゛、んぅうっっ♥♥♥」
次の瞬間には、ほとんど痙攣のようにも思えるような速度で、香莉奈ちゃんの腰が跳ね始めて。
そうして、あたしの膣穴は、酷く乱暴に耕され始めてしまう。
それはまさに、香莉奈ちゃんのおちんちんが気持ち良くなるための、そんな動き。
処女を散らしたばかりのあたしには荷が重いはずの、その動き。
けれどそれは、あたしが想像して願ったとおりの、あたしを自分のものとして扱うような、そういう動き。
無理矢理で、独りよがりで、奉仕を強要するようなその腰遣いは、けれど、あたしの願望を満たして、興奮を呼び起こして。
破瓜の痛みが残っているはずなのに、それすらもアクセントにして、あたしは声高に喘ぎ声を漏らしてしまう。
そんなあたしの喘ぎ声は、香莉奈ちゃんにも、しっかりと伝わっているらしい。
自分のおちんちんで、目の前のメスが、嬉しそうによがっている。
その事実はきっと、香莉奈ちゃんの胸の内にすっかりと刻まれて、そうして性癖になるに、違いない。
「ん、うっっ♥♥ でる、でるっ♥♥ せいえき、また、でるぅっっ♥♥♥♥」
「んんぅっ♥♥ お、お、お゛っ♥♥♥ ううぅ、ううう゛ーッ♥♥♥」
そうしてやがて、再び訪れる、香莉奈ちゃんの限界。
香莉奈ちゃんにとって初めてのセックスは、なかなかに刺激的なようで、そのおちんちんはこらえ性もなく、どくどく、とあたしの膣奥に精液を注ぎ込んでくる。
あたしはあたしで、膣奥に熱い精液を叩きつけられる快感に、一緒に達して。
その余韻に、がくがく、と体を揺らしてしまう。
けれど、お互いに同時に達したとして、香莉奈ちゃんのおちんちんはまだまだ硬いままで、その両腕も、あたしを逃がさないとばかりに強くしがみついたままで。
だからつまり、香莉奈ちゃんの肉欲を満たすためのセックスは、まだまだ、続いてしまうというわけで。
「美乃梨お姉さまぁ……♥ ん、んっっ♥♥ んふぅ……っ♥♥」
「あ♥♥ んぅっっ♥♥ 香莉奈ちゃん♥♥♥ すき、すきぃ……っ♥♥♥」
絶頂の余韻が逃げるまでの、僅かな時間に、あたしと香莉奈ちゃんは、じ、と見つめ合って。
そんな、愛を確かめ合うようなその時間が過ぎてしまえば、彼女は再び、腰を振り始める。
あたしの脳みそは、彼女のおちんちんによってもたらされる快感にすぐに蕩けて。
すき、すき、と香莉奈ちゃんに愛の告白を繰り返して。
そうしてあたしは、彼女のおちんちんが満足するまで、それこそ朝まで、犯され続けるのだった。
────
そうして、あたしと香莉奈ちゃんは、二人きりでいる間に爛れた生活を繰り返して。
とうとう迎えてしまった、1月5日。
親戚の皆さんも揃って休みが取れるのは今日までで、だからあたしも、両親に連れられて地元に帰ることになる。
ともかく、セックスを憶えた香莉奈ちゃんの性欲は、底なしで。
あの日から今日までの間、少しでも時間があれば、香莉奈ちゃんのおちんちんをお世話する生活だった。
おまんこで、手で、お口で。
何度も何度も精液を膣内出しされて、飲み込まされて。
正直、腰もお腹も、ずっしりと重い気がしている。
それ以外にも、香莉奈ちゃんによる、美乃梨お姉さまをお嫁さんにします宣言だとか、色々と肝が冷えるイベントこそあったものの、なんとか今日までやり過ごして。
まあ、なんだか、親戚の皆さんが香莉奈ちゃんの宣言に異様に乗り気だったことが気になるけれど、まあそれはともかく。
お父さんもお母さんも、『こっちに住む?』だとか妙な気遣いをしてくるし、もしかして、バレてる?
「美乃梨お姉さま!」
そんな、身も蓋もない考えにそわそわとしつつ、お父さんの運転する車に乗り込もうとすれば、玄関から元気よく、香莉奈ちゃんが飛び出してくる。
お別れにべそべそと泣きじゃくっていた彼女は、泣きはらしたその様子も痛々しくさせたまま、ぱたぱた、と駆け寄ってきて。
そうしてあたしに、ぎゅぅ、と抱き着いてくる。
その様子が可愛らしくて、後先考えず車に乗せてしまおうかと思うけれど、あとから滅茶苦茶怒られるんだろうなぁ。
そんなことを考えながら、彼女を抱き返したままに少しだけ困っていれば、あたしの洋服が、ぐい、と下に強く引かれてしまう。
どうやら、あたしにしがみつくお嬢様からの、屈め、という催促らしい。
あたしは内心で苦笑しつつ、そのおねだりの通りに屈んで、香莉奈ちゃんと視線を合わせて。
「美乃梨お姉さま……。 ん、ちゅ……♥」
「んむっ!? んぅっ……♥」
それはどうやら、香莉奈ちゃんの仕掛けた、巧妙な罠だったらしい。
あたしは、お手伝いさん達や、お父さんやお母さんの視線にさらされる中で、見事に唇を奪われてしまう。
さすがに舌を入れてくることはないものの、それでも、香莉奈ちゃんは10秒近くたっぷりと唇を合わせて。
やがて、うっとりと熱いため息をこぼしながら、ゆっくりと唇を離してくれる。
「お姉さまからも、キスをください。」
「あ、えっと……?」
「でないと、全部、ばらしてしまいますよ?」
「あ、はいっ。 ん、ちゅ……♥♥」
「んぅ……♥ ん、む……♥♥♥」
やっぱり香莉奈ちゃんは、あたしより5歳も年下なのに、本当に優秀だと思う。
彼女の口から漏れ出した駆け引きというか、脅しというか、そういう物にあたしは簡単に屈服して。
そうして彼女に求められるまま、その唇を奪ってしまう。
これはもはや、言い逃れができないほどの、誓いのキスの交換で。
お手伝いさん達は、きゃぁきゃぁ、と嬉しそうだし、お父さんとお母さんはあきれた視線でこちらを見ているし。
お見送りに出て来てくれていた香莉奈ちゃんのパパとママも、その笑顔がちょっと怖い。
唇を奪い合って、10数秒。
やっと唇を離してくれた香莉奈ちゃんは、最後に、ぺろり、とあたしの唇を舐めて。
そうして、ようやく、にっこりとほほ笑んでくれる。
あたしは、そんな彼女にぎこちない笑顔を返しながら、ぎしぎし、と身体を軋ませるように立ち上がって。
まるで、香莉奈ちゃんの視線から逃げるように車に乗って。
詮索しようとする両親からも逃げるように耳をふさいで、帰路に就くのだった。
お互いの性癖がぶっ壊れる感じが出せていたら良いなぁと思います!