そこに書かれてあった『素敵なプレゼント』を貰う為、あるサーヴァントの部屋に向かう⎯⎯⎯⎯。
更新ペースこそは遅いですが、今年もよろしければ阿部高知の作品を読んでいってください。
この作品はタグにもありますが、BL要素が含まれます。苦手な方はすぐにブラウザバックをするか、男の娘の良さに目覚めてください。
『我が最愛のマスターへ!
今宵ボクの部屋に来られたし。そうすれば、汝にはサンタクロースからの素敵なプレゼントが配られるであろう!
キミの親愛なるサーヴァントより』
今朝、枕の傍らに靴下に入った状態で置かれていた手紙を片手に、自分は迷うことなくあるサーヴァントの部屋を目指していた。
普段は殺風景な白い壁が続く廊下も、今日だけは赤と緑のデコレーションで彩られ、風情あるランプが一帯を照らしている。食堂からはジングルベルの陽気な音楽が鳴り響き、それに合わせてジャックやナーサリーの歌声も聞こえてくる。その歌声を肴にクリスマスケーキを食べているアタランテやマルタの姿が浮かび、思わず笑いが零れた。
そう、今日はクリスマスなのだ。マルタやジャンヌが拝める彼の人の誕生日にして、幸福を祝う神聖な日――――それは、人理崩壊が迫るカルデアでも変わりないことだった。
寧ろ人理崩壊が迫っているからこそ、こうして季節のイベントを祝うのだ。今いる仲間達と共に日々を祝い、この楽しさを心に刻む。これは決して逃避ではなく、日常の延長戦なのだ。重圧で心が折れないように…………そして、
カルデアでの出来事は灯火のように自分の心にあり続けるだろう。例え魔術王との直接対決があろうと、自分にこの思い出がある限り心が折れることはないと断言できる。
「…………」
――――聖夜にこんな思考は似合わない。自分は今を思う存分満喫するだけだ。
気分を切り替えて、従来の目的通り
因みに、楽しんでいないサーヴァント筆頭(というか彼しかいない気がする)は黒髭である。化け物染みた衣装に身を包み、地上に存在する全ての呪詛を吐きながらクリスマス会をめちゃくちゃにしようと画策したらしい。結局はルーラーのサーヴァント達に取り押さえられたとかなんとか。ドレイク船長にしばかれたら身体を痙攣させて悦んでいた。きもい。
そんな彼らの姿に和みつつ、遂に目的の部屋へと到着した。ここはライダークラスのサーヴァント達が生活している区画であり、豪気な英雄が多い影響か結構ぶっとんだ場所でもある。
具体的に言えばブケファラスが廊下を自由に闊歩したり、黒髭のセクハラ発言が原因で鉛玉の応酬があったり、わがままファラオの無茶振りで小さなピラミッドが建ったり、と…………そのはちゃめちゃ具合はバーサーカークラスの生活区画と大差無い程だった。
そんなライダークラスの一角――――比較的まともなサーヴァントが集められたところに目的の部屋はある。
部屋の扉には木製のプレートが掲げられており、そこには『Astolfo』と彫られていた。試しに扉を数回ノックしてみるものの、室内からの反応は無い。クリスマスの喧騒に紛れて扉をノックする音が響くだけだった。
反応が無い…………というのは非常に困る。彼は悪質な悪戯をするような子ではないものの、少々理性が弾けている一面があるのも確かだ。もしも自分をたぶらかす為にこの手紙を送ったのなら、後日
そんな風に考えていると、偶然近づけた手にセンサーが反応したのか自動的に扉が開く。
「…………。お邪魔しまーす」
どうやらロックはかかっていなかったらしい。センサーの鈍さはまあ、彼の部屋だからどこか壊れているのかもしれない。
ノックをしたのに返事は無かったが、室内は眩い明かりで満ちていた。部屋一面がクリスマスの飾りで彩られており、部屋の隅には天井にも届きそうな大きいクリスマスツリーが設置されている。クリスマスに似つかわしい飾りつけではあるものの、ちょっと盛りすぎのような気がする。飾りの付け過ぎでツリーの枝はしなり、よく見れば重圧に耐え切れず折れている枝もある程。ツリーの緑よりも飾りの色の方が多いような気がするのは、きっと思い違いだろう。
そして、部屋のど真ん中。小柄な人なら余裕が入れる程の巨大な箱が、リボンに結ばれて置かれていた。普段見慣れないクリスマスの装飾よりも異質で、場違いな雰囲気をぷんぷん漂わせているそれは時折カタカタと動き、心なしか此方へ近付いてきている気がする。箱の上面にはクリスマスカードらしきモノが貼り付けられていて、恐らくこれが手紙に書いてあった『素敵なプレゼント』なのだろうと予想できる。予想できるのだが…………。
いくらなんでも怪し過ぎるだろう。自分の顔が引き攣っているのがなんとなく判った。
箱が動いている理由も、動かしている原因も理解している。だが本能的に、見てはいけないものを見てしまったような気になっているのだ。てっきり部屋の中で堂々と構えていると思ったら、箱に入って蠢いているなど誰が想像できようか。
だからと言って無視することは出来ない。深呼吸を何度か繰り返して息を整え、精神を安定させる。勇気を振り絞り、リボンを解いて巨大箱の蓋を開けた。
その瞬間――――。
「わぁ!? …………えへへ、驚いた? 驚いたでしょ? …………むぅ、その反応は大してびっくりしてないなー。
まあいいやっ。メリークリスマス!! どうかなマスター。この格好、似合ってる? アストルフォ・サンタからのプレゼント、一つ目だよっ! メディアから譲ってもらったんだけど、あの人なんでもかんでも似合うって言うから心配だったんだ。これで君が喜んでくれるなら、僕も嬉しいなっ!」
満面の笑みを浮かべて、女性モノのサンタクロースの格好をしたアストルフォが飛び出してきた。
何故女性用のサンタコスチュームを着ているのか――――それは至極どうでもいいことだ。問題なのはそれがアストルフォに似合っているかどうか、である。しかしその問いにはイエス、即ち似合っている以外の返答が存在しなかった。
アストルフォの桃色の髪と調和が取れている赤と、それらを引き立てる純白。サンタ・オルタの服装の色を変えたヴァージョンだが、アストルフォが着ると可愛いという印象が先立つ。サンタ・オルタはどちらかと言えば美しいで、彼が着ると可愛いになる。
その可愛いの一端を担っているのが、サンタ・オルタとは雰囲気の異なるスカートだ。赤い生地にはクリスマスカラーである緑のラインが走り、スカートの裾は白い羽毛が付いている。活発な印象を抱かせるそれはアストルフォの印象に合っていて、まるで彼の為だけにあるかのよう。
白いストッキングも自分を魅了してやまない。筋肉質だが女性のように細く美しい脚のラインがくっきり浮き出て、ストッキングの材質の所為か完成した陶芸品を見ているような気分になってくる。出来ることならあの脚を指で隈なくさすり、舌を這わせて味わいたいところだ。
「凄く可愛いよ。もしも出来ることなら永久保存して撫でまわしたいぐらいだ」
「う、嬉しいけどマスター、目が怖いよ?」
そりゃあ目付きも怖くなるだろう。こんな可愛い男の娘は――――がぶっと食べたくて仕方がない。
辛抱できずにあどけない表情を浮かべるアストルフォに抱き付く。露出の多い格好でも彼の身体は温かく、体温を共有しているという事実が純粋に嬉しかった。強く抱きしめる度に彼の芳香や体温をより深く感じることが出来た。より強く、より大きく…………アストルフォの悲鳴が聞こえない程、強く抱きしめた。
「ま、マスター…………強く抱きしめすぎだよぉ」
「っ、あ、ごめん。つい、可愛すぎて…………」
「もう、しょうがないなぁ――――それに、
悪戯な笑顔を浮かべてアストルフォがこすったのは、ズボンの上からでも判る程に隆起した自分の愚息だった。
こんな姿のアストルフォを見てしまったら、思わず性欲が昂ってしまうのも仕方のないことだ。寧ろこれを見て勃起しない方が性的不全であり、見事に欲情した自分こそが正しいのだ…………などと現実逃避してみるものの、アストルフォに撫でられたことにより愚息は更に熱さと硬さを増していく。
素手ではなく赤い手袋をして愛撫しているというのもフェチズムを煽る。下から掬い上げるように撫で、時には左右に動かす。唐突に握られた時など思わず背筋が伸びて、嬌声が口から漏れるかと思った程だった。
「あが、う、ふ……!」
「可愛い声出ちゃってるよ? ふふふ…………マスターのおちんちん、外へ出たくてうずうずしてるね。どれどれ…………うわっ! ビクッっとして、凄くエッチだ……♡」
チャックが下ろされ、今にも射精したくて震える肉棒が表へと出された。
既に先走り汁が垂れ流され、陰茎に走る血管は浮き出てその熱さを感じさせる。亀頭は痛くなる程充血しており、陰茎も破裂するのではと錯覚する程ぱんぱんに膨れていた。それを見て感嘆の声を上げるアストルフォだが、自分の耳元に口を近付けてぼそりと呟いた。
「ねぇマスター――――ベッド、行こうか」
その淫靡で魅力的な誘いに、自分は頷くことしか出来なかった。
◇ ◇ ◇
「ちゅ、む、じゅる、んふ、れぇ、んんん…………じゅ、じゅむ、んちゅ、じゅんちゅぅう――♡ あはっ、んむぅ、もっとぉ……キス……じゅふ、ちゅ、れぉ、ちゅむ、んふ…………」
アストルフォのベッド――――そこに腰かけ、向かい合いながら舌を絡ませ合う。
じゅるじゅる、と厭らしい水音が鼓膜を打ち脳を震わせる。眼前にはアストルフォの可憐な顔があって、鼻息が自然と此方へとかかってくる。肩まで整えられた髪は時折鼻をくすぐり、彼が持つ特有の匂いが幸福感を齎してくれる。
「ちゅじゅ、ふぐ、あん、れろぉ、くんぁ……れろ、じゅむ、んふ、れろぉ――――じゅぶ、じゅ、じゅむ、んじゅ、あああ、んんん――ッ!」
自分の舌がアストルフォの舌を隈なく舐め取り、またアストルフォもこちらの舌を舌先で満遍なく舐め尽くす。ぬるぬるとした感覚がたまらなく気持ちよい。舌を伸ばして歯茎を愛撫してやれば目を細めて、身体を震わして悦んでいるようだった。
二人で舌を絡めている間に、自然と手と手が触れ合う。最初は重なり合うだけのそれは次第に指同士が触り合い、最終的には恋人繋ぎのように離れることのない形へとなった。
唾液を溜めこんでアストルフォの口へと運び、彼の唾液とかき混ぜる。お互いの舌を使って作り出す唾液は泡立ち、蕩けるような熱さでアストルフォと同時に飲み込んだ。これが二人の味なのだと思うと、下半身が熱くなってくる。
「あむぅ、くふ……ちゅ、ちゅふ、むんん……れろぉ、あへ、んく……ます、たぁ……れ、ろぉ、くちゅ、むふぅ…………♡」
甘い声で悶えるアストルフォ。その姿が愛らしくて、舌の動きは更に激しさを増す。ただただ絡ませるだけではなく、舌を唾液ごと吸ってやると面白いぐらい反応してくれる。軽く甘噛みをしてアストルフォの口内全体へと舌を這わせた。歯茎を舐め奥歯を撫で、自分の唾液が付いていないところが無くなるまで蹂躙し尽くす。
いつまでも甘く蕩けるようなキスを続けていたいが、堪え性のない自分にとってこの状況は生殺しに等しい。一刻も早くアストルフォに肉棒を扱いてもらって、精液を吐き出したくて堪らないのだ。
「んむ、んふ…………アストルフォ、そろそろこっちも…………」
心惜しいが手を解き、舌を離して表に出たままの肉棒を指さす。焦らされてしまったコイツは今にも精を吐き出したくて仕方ないようで、ギンギンに滾っている。
その様子を見て、アストルフォは目の奥にどうしようもない程の情欲を宿したようだった。軽快にベッドから跳ね、床に膝を付いて自分の膝を開いて肉棒を目の前に持ってくる。その欲望が籠った吐息は熱く、それが触れただけで肉棒はビクンと跳ねて汁を散らす。
「サンタさんからのクリスマスプレゼント、二つ目は――――このぱんぱんに腫れたおちんちんを、僕のテクニックで静めてみせよう!」
そう名乗り上げて、アストルフォは肉棒に顔を埋めた。
ぷっくりとした柔らかい唇が亀頭に触れ、口を丸く窄めたかと思うと一気に口内へと押し込んだ。亀頭が喉奥に触れて気持ちがいい。先端から根本まで一気に滑り気のある口内に入って、思わず変な声が出てしまった。その様子を眺めていたアストルフォは嬉しそうに目尻を下げ、舌を動かし始めた。
「ちゅ、じゅ、ぐん、あ………んぐ、あふ、じゅ、む、ふぅ、れろぉ――――マスター、気持ちいい?」
「あ、ああ、気持ち良すぎて腰が抜けそうだよ……!」
まるでアイスキャンディーを舐めるように陰茎へと舌を這わせ、唾液を絡めて肉棒を愛撫する。肉棒から伝わってくる快楽とアストルフォが肉棒を舐めているという事実確認から来る幸福、その口淫を見ているという視覚的満足感から快感は何十にも増加していた。腰は痙攣を始め、肉棒は先走り汁をどんどん垂れ流す。
それを美味しそうに舐め取るアストルフォ。舌での愛撫から頭を前後に動かして亀頭を刺激して、更に快感を加速させていく。
「んじゅぶッ、んく、んぐぅ、じゅふぅ……! んんん、あむぅ、れろぉ、んふぅ。れ、じゅ、じゅむ、ぐふ――――あれぉ、ちゅ、むふ、ちゅる、んむ、れろぉ、あは……♡」
「ッ、あぁ――――!」
ただ舐めるだけではない。肉棒の奥からアストルフォ曰く甘露のような蜜を吸い上げて、唾液と混ぜて咀嚼する。魂ごと吸い上げられたような感覚に眩暈がする程の法悦を覚えた。彼が己の剛直を舐めているという事実が、表現し難い歓喜と快楽を与えるのだ。
特に今宵は聖夜――――クリスマスにサンタの格好をしたアストルフォに口淫されているというのが、異常なまでの陶酔感を齎してくれる。
「あむぅ、れろ、れ、ろぉ、じゅ、ぐ、んむ、は、ぁあああ――――ぐ、ぅううッ!? あ、グ、ふ、ふぅうう……!! じゅ、ちゅう、じゅ、ん、くふ、じゅぅ――」
思わずアストルフォの頭を押し付けて、肉棒を更に深く突き立てた。涙目になって自分の欲望を受け止めるアストルフォ。更なる快楽を求めて腰を前後に動かし、口を犯し尽くした。じゅぶじゅぶと言って唾液は口から垂れ、溢れ出る先走り汁が口内を蹂躙する。
喉奥へ行くと自然と肉棒が締まって気持ちがいい。まるでアストルフォを肉便器のように扱っているという事実に心から震えた。背徳感とどうしようもない快感で脳が酔ってしまったようだ。
「んぐぶ、んんんッ! じゅぶ、るぅ、ぐふぅ、ぐううう――――あぐぅ、おォ、じゅるッ、んんぐ…………まふはぁ、もう……んぐッ、がじゅ、ぐふぅう…………! だ、ひて……?」
その懇願が限界だった。
腰を突き出して喉の最奥へと肉棒をぶちこみ、陰嚢からせり上がっていたマグマのように熱い精液をアストルフォに飲ませる為に射精した。
「んんん、んんんんんん――――ッ! んぐ、ぁ、ぐぅうう…………! ……っ、……あ、ああ…………ちゅ、ふむ、んふ……♡」
「ッ、ァ、はぁ……あ、ハァ…………」
熱い精液の奔流がアストルフォの喉奥で爆発する。人体で生成できる量を遥かに超えた量の精液がアストルフォの喉で放たれた。咀嚼する暇も無く、また吐き出すことも出来ない――――アストルフォにはこれらを飲み干すという選択肢しかない。まあ、仮に喉奥ではなく口内で射精しても、彼は飲み込んでくれると信じているが…………。
ごく、ごくと音を立ててゆっくり精液を飲み込んでいく。自分で言うのもアレだがかなり濃厚で、正にゼリーのような精液が放出された筈だ。喉に張り付くそれを必死に、むせることなく飲み込もうとしているアストルフォは可愛らしい。吸引の邪魔にならないようゆっくりと肉棒を引き抜いて、アストルフォが全て飲むまで頭を撫でつつ待機しておく。
「……ん、ごく……ふ、は………んぐ、ぐん……………………ぷはっ。マスター、しっかり飲み込んだよ?」
「ああ、凄いなアストルフォ。ご褒美でなでなでしてあげよう」
「うへへ……くすぐったいよぉ……♡」
破顔して悦ぶアストルフォ。目の前にある肉棒の先端にキスをして、溢れ出てきた精子を舐め取ると、ベッドへと上がり此方に臀部を向けて四つん這いになった。
恥ずかしそうに頬を紅潮させて、自らスカートを下ろして下着を露わにする。彼のイメージカラーとも言える桃色――――ではなく、意外なことに黒い下着だった。男物の下着にピンクなんてあったらそれはそれで気持ち悪い。しかしアストルフォが着ているのが女性物だった。最早訳が判らない。アストルフォじゃなくてメディアの趣味が判らない。イチイチ自分の嗜好を突いてくるのだから堪らない。
興奮するならいいや――――思考放棄にも等しい判断が下されて、アストルフォへ向き直る。
後ろからでは分からないが、きっとアストルフォの肉棒がパンツにテントを張っていることだろう。自分の肉棒を咥えていた時から脚をモジモジさせていたし、スカートの上からでも確認できる程勃起させているのをこの目で見ている。
パンツまで下げようとしていたアストルフォだが、そこは自分でしたかった。声をかけて中断させて、丸い臀部を味わいながらゆっくりとパンツの縁を掴む。撫でる度に身体をビクビクと痙攣させるアストルフォが愛おしい。柔らかいだけではなくしっかりと筋肉があって、そのおかげでよく締め上げてくれるのだった。
「ん、くぅう……!! ま、すたぁ……♡ 触り方が、ん、いやらしいよぉ……!! く、ふぅ……!!」
ゆっくりと、焦らすようにパンツをずり下ろしていく。やはりというか彼は勃起しているようで、途中つっかえることもあったが何とか下ろすことが出来た。スカートは完全に脱がせて、パンツは膝まで下ろしてやるといいか。完全には外さず、この程度で留めておくのが一番興奮するのだ。
アストルフォの菊門が待ち遠しいのか、期待でひくひくと蠢く。その様子を見ていると自分の内側に加虐心がむくむくと湧き上がってきて、
右の人差し指を舐めて唾液を付着させて、丁寧に菊門へと突っ込む。挿れた瞬間直腸全体が指を締め付けるものの、徐々に受け入れるように締まりが緩くなっていく。指を根本まで突っ込んで動かしてやると前立腺や諸々が刺激されたのか、アストルフォが嬌声を上げて喜ぶ。
「あうぁ、んんんッ!! ゆび、じゃ、やぁ……! あっ、ぃ、くん……もっと、太いのぉ…………! ぐ、ん、ふぅ、ぁ、んんぁ!」
まだだ、まだ本丸は挿入しない。あくまで指で彼を苛め抜く。
前立腺を弄ったことによって更に硬さを増したアストルフォの肉棒。右手は埋まっているので左手で陰茎を握り、ゆっくりと上下させる。幸いにも彼自身が流した先走り汁の御蔭で潤滑油は既にあり、ぬるぬると滑ってアストルフォの肉棒を責めていく。
菊門責めと肉棒責めの両方を受けて、アストルフォは背筋を逸らして快楽で悶えているようだった。嫌な笑みを浮かべているのが安易に想像できてしまう。甘く蕩けるアストルフォの嬌声に耳を傾けつつ、容赦なく肉棒の弱い箇所を責めて更に悶絶させるとしよう。
裏筋を強くこすって亀頭の尿道付近を撫でる。こうしてやると直腸が良く締まって、肉棒の熱さも増す。後ろにいる所為でアストルフォの顔は見えないが、きっと涎を垂らして涙を流してなんともそそる表情をしている筈だ。
「おぐぅ、あがぁ、んひぃ……! ま、すた、ゆるして……ぼく、おかしくなっちゃう――――ッ!! んぁ、ぐぅ、んんん、きひぃやぁ…………んぐぅ、あ、ぇ、んぎぃいいッ!? さきっぽだめ、そこよわいのぉ……!! おひりと、おちんちん、いっしょ……おかひくなっちゃうのぉ……!! んひぃあ――――ッ!?」
どうやら効果は絶大のようだ。このままだとお互い辛いので、取り敢えず一回射精してもらおう。
直腸を人差し指でかき混ぜつつ、タイミングを合わせて肉棒を擦り上げる。アストルフォの弱い裏筋を強く責めてやって、前立腺を強く刺激してやれば――――
「おん、ひ……!! いぐ、いぐぅううう――――お尻いじられて、マスターにおちんちん扱かれてイくぅ……♡ あ、はぁ……♡ んく、ふ、あぁ――――ッ!!」
掌にぶちまけられるアストルフォの精子。自分と比べて量は劣るものの掌に収まりきらず、ぼとぼととベッドに零れてしまう。
射精後の余韻に浸っているのか、呆然とした様子で突っ伏しているアストルフォ。ビクビクと下半身を痙攣させ、肉棒に残っていた精液を垂れ流す姿はなんとも厭らしい。アストルフォのを弄った所為で自分の肉棒も我慢の限界だ。本来ならアストルフォの身体を気遣ってやるべきなんだろうが、今は彼を弄って虐めて⎯⎯⎯⎯よがり狂わせたくて、しょうがなかった。
左手に出された精液を己が肉棒に擦り付けて潤滑油代わりにする。未だに夢見心地のアストルフォを起こす為に、滾る剛直をアストルフォの菊門へと挿入した。
「あ、ぐぁ⎯⎯⎯⎯♡ ッ、ふ、く、ひ、はぁ…………!! おくぅ、ズドンってぇ⎯⎯♡ ますたーのおちんちん、熱くて硬いぃ…………ひあ、くひぃ!? まだ、うごいちゃ、だめ…………♡」
アストルフォの体内は肉棒が蕩ける程熱く、そしてきつかった。指とは比較できないまでに太いモノを挿入した結果、解れていた直腸が驚いて伸縮してしまったらしい。その結果、思わず射精しそうになる程の、極上と言える締め付け具合だった。
なんとか射精の欲求に耐え、最初から全力で腰を振るう。この具合なのだ⎯⎯⎯⎯一度射精して落ち着きがあるとはいえ、そう長くは持たないだろう。それならば初めからフルスロットルで肉棒を振るい、お互いに快感を共有する方が良い筈だ。それに…………どの道、この様子だとアストルフォはすぐ果ててしまうだろうから。
肉棒を引くと逃すまいと亀頭まで締め付けて、挿れると嬉々として締まりが緩くなって根元まで飲み込んでしまう。なんて淫乱な穴なのだ、ここまで厭らしいと射精以外のことを考えられなくなってくる。
「この、スケベな、やつめ……! 深く咥えて、離そうとしないッ。えっ、ちなっ、やつだな、アストルフォは⎯⎯!」
「んあッ、ふ、ひ、くぅう⎯⎯♡ そ、う、ボクはッ、ァ、やぁ……スケベで、えっちなの…………♡ だから、キミのおちんちんで、かひゅ、あぁ!? おし、おき、してぇ♡」
「⎯⎯⎯⎯」
理性の糸はそこで断ち切れた。
ただでさえ無かった容赦は完全に喪失し、自分が気持ちよくなる為だけに腰を使う。菊門から溢れる体液と肉棒から流れる汁が混ざり合い、卑猥な音楽を奏で出す。鼓膜を犯され尻を犯され、理性を溶かしたアストルフォは射精しながら涎を垂らして快楽に酔う。最早言葉を発することが出来ず、喘ぎ声を垂れ流すだけの楽器と化したようだった。
突いて、突いて、突いて⎯⎯⎯⎯もう数が判らなくなった時、下半身より今日最大の射精欲がせり上がる。アストルフォも絶頂が近いようで、押し潰されそうになる程締め付けがきつくなった。
「ッ、アストルフォ…………奥に、出すぞ⎯⎯!!」
「う、ん、ぅぐ、あっ、りゃ…………一緒に、イこう、ますたー……あく、ふっ、きゅ、んふぅ♡ おく、だひてぇっ!!」
アストルフォの直腸の最奥にて、白濁した欲望が爆発した。
「⎯⎯⎯⎯ッ、あァァァ!! むぃ、くふ、はぁ……♡ おひり、あつぃ⎯⎯あぐ、っ、にゃあ…………」
射精は体感で永遠と言える程長く続いた。ドクドクと溶かした鉄の如く熱い精液が注ぎ込まれていく。あっという間にアストルフォの直腸を埋め尽くしたそれは肉棒と菊門の間から零れて、シーツを白く汚した。
ゆっくり肉棒を引き抜くと更に勢いを増して落ちていく。アストルフォの肉棒からも精液は放たれていて、サンタのコスチュームを大分汚したようだ。その様子を想像するだけで、射精したばかりだと言うのに肉棒は硬くなっていく。
「アストルフォ、もっと…………」
「そんにゃぁ…………もうボク無理⎯⎯⎯⎯おぐぅ!? い、いきなりすぎるよぉ♡」
聖夜はまだまだこれからだ。
アストルフォとの交わりは、彼のよがり声以外が聞こえなくなるまで続いた。
◇ ◇ ◇
「マスター、ボクからのプレゼントはどうだった?」
事後⎯⎯⎯⎯ぐちゃぐちゃになってまともに使えないシーツを畳んでいる最中、アストルフォがそんなことを聞いてきた。
どうだったか、なんて言われたら返す言葉は一つしか無いだろう。
「控え目に言って最高だった。出来るなら毎日してほしい」
つい真顔でそう返した。最高という言葉しか脳裏に浮かばなかったし、それ以外の言葉を返すつもりなど毛頭無い。陳腐だからこそこの言葉はストレートに心を打つと思っている。
実際、アストルフォには判りやすい言葉の方が良い。まともそうに見える彼の理性は蒸発しており、なにより残念なのだ。判りやすい言葉でないと理解出来ずにこんがらがってしまうだろう。
「やっ、そんな、毎日だなんて……♡ そんなに迫られると、ボクだって我慢できなくなっちゃうよぉ」
そっちかよ。
出来れば最高だったの方に食いついて欲しかったナー。自分の言葉で喜んでくれるなら嬉しいけれども、最高について触れて欲しかったナー。
拗ねたような空気を感じ取ったのか、苦笑しながらアストルフォが励ましてくれる。
「ごめんマスター、謝るよ。だから、ねっ?」
「…………ああ、判ったよ」
ただし、と付け加えて。
なにかな? と微笑むアストルフォに、此方も微笑んで告げる。
「⎯⎯⎯⎯次は自分がプレゼントを上げるから、楽しみにしててね」
それを聞いて、アストルフォは一瞬驚いたようだが、すぐ表情を戻して⎯⎯⎯⎯
「うんっ! 楽しみにしてるね、マスター!」
満面の笑みを浮かべて、そう返すのだった。
時期外れのクリスマス仕様のアストルフォでした。
この作品は男の娘を広げる為の布教のつもりで書きました。満足していただけたら幸いです。
多分続きません。
感想、批評などがありましたら気軽に送ってください。