未だ人間が少なく、神の御世だった頃

天照大御神の弟、素戔嗚尊は狼藉を繰り返し、再三の警告を聞き入れなかったため、ついに天界から追放されてしまった

仕方なく地上を歩き、山を越え谷を越えるうちに、さめざめと泣く美しい娘と年老いた翁と媼に出会った

媼の曰く、生贄として八岐大蛇に毎年娘を一人ずつ差し出していったが、とうとうこの娘一人になってしまい、どうしても失いたくないため泣いているのだと

それを聞いた素戔嗚尊、自分が退治しようと言い出した

慌てて止めた翁の曰く、今までに何人もの若者が八岐大蛇を退治しようとして、帰って来ないと

しかし素戔嗚尊、酒で八岐大蛇を酔わせ全ての首を切り落とし、尾をも切り落とし、折れた剣と新たな剣を持ち意気揚々と帰還した

素戔嗚尊は娘を妻とし、そして剣に名をつけた

天叢雲剣、と――ー








































籠の鳥の奴をしっかりと書き直したものです。
流石にあの頃の私はにわか過ぎました。
申し訳ありません