ユメ先輩に生えたオベリスクでホシノ後輩がホルアクティする話 作:亡霊の文章置き場
原作:ブルーアーカイブ
タグ:R-18 ガールズラブ 小鳥遊ホシノ ユメ先輩 ユメホシ ふたなり
ユメ先輩側に生えておりホシノ後輩が積極的に襲う形です
ご注意ください
「来ましたよー、ユメ先輩……って居ないし」
生徒会室にはため息が響く。散らかった資料を躱しながら、どっかりとスクールバッグをテーブルに置く。ぎしりとパイプ椅子に腰掛けて……散らかった部屋を眺める。この惨状の原因の7割ぐらいはユメ先輩で、あとの3割くらいは私が片付けないせい。いや、私はどこに何があるか覚えてるし、困ることはない。困るのはいつものドジで自分の意思と関係なくなんでもかんでも散らかしてしまってる先輩だけだ。そんなだから、いっつも資料探しも先輩に任せたら一向に進まないままで、結局私が手伝う羽目になって、あの人は「ホシノちゃんは目がいいねえ」なんて言うわけだ。いや、私がいなくても大丈夫なくらいしっかりしてほしいっていうか……なのに、なんで私はその笑顔が、瞼の裏に焼きついてしまってるのだか。
頭を抱えて、はー……と、息を吐く。浮かれてる。私と先輩二人だけの、ほぼ廃墟みたいな校舎に居座って、バカみたいな思いつきに付き合っては繰り返すだけの日々は、本当は絶望的なはずなのに。一面の砂を手がかりもなく掻き分けているようなものなのに、その粒がきらきらと砂金みたいに輝いて見えるんだ。そんなことしてたって、ただ、私たち二人が楽しいだけだっていうのに。
元々壁にかけてたけど落ちてそのままになってる時計が予定の時刻を指していた。まったく、二人だけの集まりのくせに、生徒会役員会議なんて名前をつけて、そのくせ主催者の自分が遅刻だとか何を考えてるんだろうか? ……いっそ変な手帳に証拠を残されるより、私が語り継いでしまおうか。ああ、言っちゃおう。仮に私に新入生が出来たとしてその時は、昔の生徒会長はどうしようもなくだらしない人だったんだ、って。
少し機嫌をよくしながら席を立つ。そうだ、砂漠コーヒーでも淹れようか。といっても、こだわりがないインスタントだけど。私は砂糖二つで、先輩が三つ。あの人は猫舌だから、今のうちに淹れといてあげたら───
「ホシノちゃんっ! たいへんたいへん! おちんちんが生えちゃったよぉ……っ!」
「いやそれはおかしいでしょ!?」
ガラリと戸が開いて、ぐしょぐしょに崩れた顔面が姿を現す。まったくもう、年上とは思えない、生徒会長とは思えない……どころか、でかい幼稚園児にさえ見えるアレがユメ先輩だ。思わず口から「うへえ」の声が漏れる。これは呆れの「うへえ」だ。というか何? なんて言った? 盾をずどんと床に落としたせいでまた積み上げてた書類とか本がぐしゃぐしゃになる。やばい。頭痛がしてきた。
「おちん……が、生えたって言いましたっけ?」
「そう、おちんちん!」
「誇らしげに復唱しないでください! 恥じらいってものがないんですか……」
キヴォトスには女生徒ばかりではあるものの、そういった器官の情報までシャットアウトされてるわけではない。もちろん、学習用BDで閲覧できるのは解剖図のような資料ぐらいで、それ以上は……本来であれば生徒の閲覧が推奨されない非合法猥雑官能作品でも見ない限りは知り得ないというのが常識ではある。それはそれとして、まあ、年頃の生徒っていうのはそういうのに興味を持つもので、私だって多少は……つまり、そういうことだ。
ユメ先輩にちらりと目をやると、堂々とした口ぶりとは裏腹に恥ずかしいのか落ち着かないのか内股で、スカートの前を押さえて隠してる。まあ、あの手に収まるぐらいの大きさであればそんなに驚くものでもないだろう。……少しがっかりしてる? いやいや、これは安心してるだけ。
「というか何ですか、そんなのがいきなり生えてきたのにわざわざ登校してきたんですか……?」
「ううっ……だって、頼れるのはホシノちゃんだけだもん!」
「いや、私よりお医者さんとかの方が詳しいと思いますけど」
「そ、そんなの恥ずかしいでしょ! そういうお仕事の人たちだからって、裸のお股を見られるんだよ!? いいのホシノちゃん!?」
「いや……先輩の健康状態が一番大事だと思いますけど……?」
噛み合わない。自分の身体の一大事なのに、一体この人は何を言ってるんだか。そりゃあ私だってまあ、何も相談されないままだったら複雑な気持ちにも……ならないでもない……かもしれないけど。これがたとえば普通の病気だったとしても「いや病院行きましょうよ」の一言で終わりだ。ただ、まあ、そういうのより私の方が頼りになるっていうのは、少しだけ。───本当にどうしようもない、私がいなくちゃダメなな人だとしても───悪くない気がしたから、今回は付き合ってあげようか。
「まあ、いいですよ。分かりました、先輩。……とりあえず、対策を考えましょうか」
「! やったぁ! えへへ、ホシノちゃんだいすきっ」
「ちょっ……!」
思い切り抱きつかれると、その凄まじい弾力の狭間に飲み込まれそうになる。運動神経はよくないくせに、なぜかこういう時だけ異様に力が強いせいで振りほどけないし……柔軟剤なのか何なのか、花の香りがする。先輩が調子に乗ることを除けば、高級羽毛マットよりもよっぽど心地がいいクッション。その感触にまざるように、ごりっ、と、お腹の辺りに当たるものがあって。……あれ? 先輩って拳銃は胸の横に固定してあるし、盾はそこらに転がしてるし、何だろうとおそるおそる覗き込む。
そこには、スカートを雄々しく持ち上げる太く長いものが存在を主張していた。ユメ先輩の……それほど短くもないスカートが、正面からだと丸見えになるくらいのサイズで。
「あっ、なっ……!?」
「わ、ご、ごめんホシノちゃん!」
「え、ええ……」
「うぅん、どうして? さっきまではこんなにならなかったのに……」
ユメ先輩は、ガチガチに反り返ったそれをどうにかスカートの中に収めようと裾を押さえて隠して。その振る舞いは焦り以上に何か、そわそわとして。それにしても……大きすぎないだろうか、あれ。いやまあユメ先輩の体躯を考えればそんなものなんだろうか。でもアレって、そういう行為の最後には入るわけじゃないのか。そうだとした、
『痛くしないよ頑張るからね、ホシノちゃん……』
「……っ」
いや、いやいや。私は何を想像してるんだ? なんでユメ先輩にそういうことをされることを想像して、私は……、……。いや、でも、本人が苦しそうだし。それに私を頼ってきてくれたわけだから。
「ユメ先輩───」
「えっ……ホシノちゃん!?」
戸惑って離れた距離を埋める。スカートの上からそっと、その固く膨らんだものに手を添える。先輩の腰が引けるのを追い詰めて、至近距離で見上げて。
「ユメ先輩は……お医者さんより、私の方が頼れるんですよね?」
「え? う、うん。それはそうだけど……」
「……うへ。じゃあ、いいですよ。これを大人しくするの、手伝ってあげます」
「それは……いいの? ホシノちゃん」
「じゃあやめます?」
「えっ、やだ!」
「……冗談ですよ」
きゅっ、と唇を結びながらスカートの裾を掴んで。捲るというか取り払ってしまえば、そこに。先輩の柔らかく白い肌には相応しくない、浅黒いてかてかとしたものが聳え立っていて、思わず硬直する。グロッ、でかっ、いや……私の手首くらい無いかコレ? すんと鼻先で吸ったにおいがあまりに独特で、怖気付きそうになる。思わずユメ先輩の表情をちらりと窺う。涙目で、不安そうに私を見つめて。……、……そんな様子を見せられてしまったら、まあこのくらいならと思ってしまう。じっ、と見つめ返しながら先輩の脇に寄り添うよう歩み寄って、手を添える。
「ほ、ホシノちゃん……っ」
「触りますよ、先輩」
「ひん……っ!」
握らずに、ただ指をその表面に添えるようにして。どくどくと脈打つ熱を感じながら、ゆっくりと撫でてあげたら、はうっ、とか、ひゃう、とか言いながら百面相。思わず口角が上がる。
「あ、あんまり見ないで、ホシノちゃん」
「どうしてですか」
「ぜったい、変な顔してるから、ぁっ」
「……変なんかじゃないですよ、ユメ先輩は」
むしろ────だなんて、言えたら良かったのだけど。そうしたらこの人はきっと調子に乗るよな、と思って言えなかった。……嘘だ。私が臆病なだけだった。へらへらと私の言葉を適当に笑って流してくれる先輩が、私の本音を飲み込んでしまったらどうなるかが怖くてたまらなかった。
先輩のおちんちんの先端からは透明な液体がとろりと滲んでいて、腰がもどかしそうに揺れている。手のグローブを噛んで指を抜く。裸の掌で、先端を包んで。「あうっ、」ぬるりと全体に馴染ませてく。ユメ先輩はうっとりと目を細めて、ふるふると心細そうに身体を震わせる。私の肩に手を置いて、きゅっと握りしめてくる。しがみつくように。縋り付くように。私の指先でにちにちと鳴る水音だけでこの人がたまらなくなって、私に何もかも委ねてしまってることにぞくぞくする。そうやって全部、私に曝け出してくれたらいいのに。
「あっ、う、ホシノちゃ……っ、きそう、」
「いいですよ、ユメ先輩。私が受け止めますから」
囁き声。ユメ先輩は、ほとんど私に抱きつくように。震えるおちんちんの中をぐつぐつと上がってくるものを肌で感じて、その先端を手で覆った。途端、あたたかくてどろどろとしたものが、びゅぐびゅぐと……重さを伴って溢れてくる。二度、三度の射精の波とともに吐き出されて、受け止めきれないものがぼたぼたと音を立てて滴り落ちて。そのたびに先輩は腰を跳ねさせ、熱い体温が震えるのを着衣越しに感じた。はあはあと、濡れた息を溢して、快感の波に背筋を丸めて。まつ毛を濡らした、とろんとした瞳で。
「はう、あぅっ……、ホシノちゃん、ごめんね」
「手伝うって言ったのは私の方ですよ? ……謝らなくなっていいです」
ああ身長差が憎らしいや。
私がもう少し大きければ、今なんてこの人の額にキスでもしてあげられたのにな。……ぬちゃり。手にべったりと纏わり付いた白濁を眺める。すん、とそのなんとも言えない匂いを嗅いで、それから。ぺろりと、味を確かめて。それだけでは、まあ……極端に苦くもなく、当然おいしくもなく、ほんの少しだけ顔を顰めた。
「……見た目ほどじゃないですね」
「そ、それは食べ物じゃないから当たり前じゃないかな……?」
よたよたと足元をぐらつかせながらもどかしげに息を吐く先輩のために、テーブルから箱ティッシュをひったくる。ひとまず、はう、あう、とかやかましい先輩を尻目に拭い取って。……その間もまだ、じりじりと熱を保ったままのその膨らみに苛々する。
「ちょっと、もう……どうしてまだ大きいままなんですか」
「ひんっ、だ、だってぇ……ホシノちゃんが綺麗にしてくれるから」
「まったく、またそんなこと───」
じっと、先輩の目を見つめた。不思議そうに首を傾げるのも構わずに、見つめたまま。……きっと、この人は何を言ったって変わったりしない。この人はこの人の一所懸命にいっぱいいっぱいで、私の思惑なんて気にもかけないだろう。まるで、この学園の外の砂漠に、一滴の水を落としたってどうともならないみたく。
「ユメ先輩……」
胸が高鳴ってるのを感じる。でもきっと、ジャケットのせいで肌では伝わらないはず。自分でも頬が熱いのを感じる。でも、潤んでる先輩の瞳では気付かないはずだ。つん、と鼻先に触れる独特な匂いに内腿を擦り寄せる。そんなのは多分、わからないはず。
「例の無駄に高級な羽毛マット……昼寝用だとかなんとか言って、この前生徒会室に持ち込んでましたよね」
「う、うん……そういえばまだ、倉庫に戻さないまま、だったかな?」
膨らみの先端のぬめりを指先で弄びながら、期待混じりの媚びたような甘い声で誘う。どうか、先輩が理解しないよう願いながら。
「じゃあ、それ、使いましょう」
とん、と広げたマットに先輩を押し倒すと、うひゃあといつもの如く間抜けな声を上げて。どんくさい先輩はふにゃふにゃになって身体を起こすのも一苦労しそうなくらいなのに、その捲れたスカートから顔を出してる腫れたものを、思わず笑ってしまう。
「もう、ちょっとぉー……ホシノちゃん!」
「何か文句あります?」
「いやあ、私があんまり頼りにならないのは分かるよ? だけどこういう時ぐらい丁寧にしてほしいっていうか」
「うるさいですね……」
「ひゃっ、や、いきなりだめぇっ」
にちにちと手で弄ぶと、身をよじって眉を寄せて、快感で乱れる。指先ひとつの動きで乱してしまえる心地よさに口角を上げながら、自分の背中側のスカートの方を捲って、じとついた肌の布の隙間に指を差し込み、下着をずり下ろす。受け止められてたぬめりが外気に触れてひやりとする。……うわ、恥ずかし。湿った布が内腿に引っ付いて気持ち悪いから、先輩に覆い被さってた姿勢を変えて膝を持ち上げて一気にするすると下ろして。
「えっ、あ、え!? ほ、ホシノちゃん!? ……ぬ、脱ぐってことはもしかして、え、えっち……するの……?」
「いや……こんな勢いでなんてする訳ないでしょう」
「だ、だよね〜、あはは、良かったぁ……」
良かった、って何だ。
後輩が衝動的じゃなくって、って? 何言ってるんだかこの人は。……人の気も知らないで。丸めた布地をスクールバッグの上に放り投げる。そうして、また先輩のに手を添えながら、上に跨って。
「あ、あれ? それじゃ今って何して……?」
「いや、だからセックスはしませんけど」
「せっ……!?!?!?」
「今更そこで恥ずかしがります? ……はぁ、先輩の性欲処理に付き合ってあげたわけじゃないですか。それなら先輩も私の分も付き合ってくれたっていいですよね? 私も、ほら。こんな具合なので」
先輩の固く腫れ上がったそれに、ぐり、と押し付けて。じわりとした熱が粘膜に触れて、しっとりとした溜め息が漏れた。
「わっ、ホ、ホシノちゃん……濡れてる……!?」
「生理現象なんだから濡れますよ。なんですか、先輩の中で私はロボかなんかなんですか」
「うーん……アングリーアデリーさんみたいな……?」
「それ、マスコット扱いってことじゃないですか。……いいです。勝手に先輩のおちんちん、借りますから」
感嘆の息を漏らしてるとぼけた先輩は無視しながら、熱く固いものを先輩との間に挟むようにして、滴るもので先輩の捲れたスカートの裏地を汚しながら、前後に腰を揺らして。凸凹が粘膜に刺激を伝えて、いい。膨らんだクリトリスが掠めて声が出そうになる。でも、欲しくなる。自然と体勢が前のめりになって、それを、先輩のおちんちんに押し付けるようにして。
「おっ……っ、ふ、っぁ……っ」
思わず太く濁った声が出て、咄嗟に口を噤む。だけど唇の隙間から溢れてしまって裏返る。外れた音しか出ない楽器みたいな声。人前で、先輩の前で。そんなのみっともないのに、先輩の混ざりたがる身体が止まらなくって、快感に揺れて腰を揺らしてる。やばい。きもち、いい。頭の中でちりちり音がして電気信号で思考が焼かれて真っ白になってく。はぁはぁと息をしながらぷるぷると揺れてる先輩のブラウス越しの胸を見つめてる。汗ばんで、パステルカラーのブラが透けててどきどきする。沸騰した額から、滲み出て滴る。
ちら、と、ユメ先輩の表情を覗いたら。その人は両手で口を覆って、真っ赤になって。丸くした目で、じっと私を見つめてて。
「はっ……んっ……そんなじっくり、見ないで……っ、くださいよ、」
「ご、ごめ……ん、んっ! でも、だって、ホシノちゃんがすごくえっちで、」
「────っ」
ざわ、と腰からびりびりしたものが上がってきて、背中を伝って、首のすぐ上ぐらいで散らばって。えっ、うそ? 今……声で軽くイった? でもそっか、先輩の前で、先輩に見られながら、先輩のおちんちんでオナニーしてるんだから……、……。肩を揺らして、息をする、顎の下あたりが汗でびっしょり。籠もった熱を、どうにか吐き出して。ユメ先輩の、まるい瞳の中。とろんと熱でとろけた表情の私が、欲しがって揺れて。
「っ、せん、ぱい」
「う、うん……?」
「手、握っていいですか」
「えっ、うん!? あ……わ、私も手袋脱いだ方がいいよね、」
「そういうの、いいですから」
別に、良くはないのだけど。
だけどもどかしくって、もたつきながら裸になった先輩の手を取って、指を絡めて。あわあわと焦る先輩を見て、どうしてそんな顔をするのかと思う。にちにちと……身体が勝手に求めるままに、揺れながら……。なんだっけ、奇跡? そんなのは別に求めないし、毎日を奇跡だなんて思いたくない。……だって、奇跡であってほしくない。ユメ先輩は私にとって、当たり前の人でいてほしい。
ただそれだけしか望まないから、奇跡なんて起きないでいい。
「先輩、やっぱり……」
「ホシノちゃん?」
「しましょう、セックス。先輩が欲しいです」
「───えっ、ええっ!? ま、待ってホシノちゃん、そういうのはこんな、勢いだけじゃ」
「勢いじゃないですから」
「それって、」
「好きです、ユメ先輩」
豊満に膨らんだ胸元のネクタイを掴んで、覆うように、塞ぐように慌ただしいキスをする。答えも、返事も聞きたくはない。奇跡みたいな人が奇跡であってほしくないから、それは砂漠の砂粒の中から探し出さなくたって、居て欲しいから、だから。
身体を起こしながら、ユメ先輩の手の輪郭を確かめるように緩く握りながら、スカートの下、ユメ先輩のおちんちんをあてがう。入れる、というか押し付ける、というか。本当にこれが私の中に収まるだろうかという疑問はあるけども、それでもせめて繋がっていたい。人と人との繋がりに永遠なんて無いだろうけど、ならせめて内側に飲み込んで、零距離よりも近くで触れたい。
ホシノちゃん、とユメ先輩が快感と迷いとに揺らぎながら弱々しく名前を呼ぶ。先輩が私を呼ぶ声は砂漠の日差しなんかよりずっときらきらとしていて、それだけで日々が輝いている気がして。ああ、だからかな。そんな風だから、私はそれを特別だと思いたくなかったんだろう。
うっ、と呻きながら腰を落とす。唇みたいに閉じていた入り口はぬるぬると滑って、それをどうにか押し上げながら、広げながら。外側から少しづつ広がっていって、こじ開けられて、ねじ込まれて。……ぎちぎちと音が聞こえそうな感覚に、無意識のうちに手を思い切り握ってて、たぶん、先輩の手に痕が残るくらいで。それでいて、ぎゅっと閉じた目尻から涙が溢れていた。銃撃戦の痛みよりはずっと弱い痛み。だからきっとそれは、生理的な涙。だけどそれを想って優しく私を呼んでくれる先輩の声は、そうじゃない涙を溢れさせた。
私の内側の形を、先輩の輪郭に沿って抉って。最奥に触れる。異物感。圧迫感。息苦しさ。日頃の自慰の安易な快感じゃなく、鈍く重い幸福感。思わず、安堵の息を吐いた。
「はぁ……っ、ユメ先輩の、奥まで届きました……」
「あ、う……っ、ほ、ホシノちゃん、もう、」
「えっ───」
びくん、と内側で跳ねる感触があって、生暖かいものがじわりと、広がって染み込んでいくのが分かる。これは、ユメ先輩の……さっきの、手で受け止めたどろどろの白濁が脳裏をよぎる。あれが自分の中に注がれてることにお腹の奥がきゅんきゅんと疼いて、震える。先輩の腰が引けて、抜けかけるのを自分から腰を押し付けて、ぐりぐりと、最奥に吐き出させるのを促した。先輩は顔をくしゃくしゃにして、絶頂の余韻に振り回されて。ふらふらの、汗で髪が頬に張り付いてるのも構う余裕がないままの様子で。
「はぁっ……あぅ……ご、ごめんね、ホシノちゃん」
「いえ……いいですよ」
微笑みながら、外側から下腹を撫でる。
「きもちよかったですか、ユメ先輩?」
「うっ……うん、ホシノちゃんの、すごくあったかくてぎゅうってしてきて、」
「そうですか……それじゃあ、もう少しだけ付き合ってくださいね、っ」
繋がったままで腰を揺らすと、先輩は湿った声をあげる。それはいつものカラリとした笑顔と違っていて、きっと、私しか知らない声だから。
先輩のおちんちんのくびれた部分が私の中のいいところに当たって、それにぐりぐりと押し付けると、全身が弛緩してく。ユメ先輩の……たわわな胸に顔面から落下して、汗と柔軟剤混じりの甘酸っぱいにおいを吸い込みながら、へこへこと拙く腰を振る。甘く、とろけてしまうみたいな快感で。
ユメ先輩。
谷間に飲み込まれながら、くぐもった声で甘えれば、手を握りながら抱きしめてくれる。それが嬉しくて、私はユメ先輩のそれをきゅうきゅうと締め付けながら眠るような絶頂に身を委ねた。ぎゅっ、と、ユメ先輩が押し込まれて、とくとくと精が注がれていくのを感じて、頭がちかちかする。苦しいくらいに満たされて、染められて。ただ、何より優しく頭を撫でてくれる先輩の感触が心地よかった。
「……私の中、先輩でいっぱいですよ、うへへ」
「私だって……ホシノちゃんで、胸いっぱいだよ」
きゅっ、とまた手を握り合って、確かめながら。それから、重い身体をずるりと引き摺ってキスをした。今度は、遮る言葉も無いままで。
「……あっ、ホシノちゃん! 良かった〜無事におちんちん消えたみたい!」
「むっ……やっぱり出し切ると役目を終えるとかですかね」
「ざ、残念そうだね……?」
「まあ……いいですよ、先輩のでお腹いっぱいですし」
「あはは……なんていうか、ホシノちゃんががお腹さすりながらそういうこと言うの、凄いよね……? ───って、あれ、ホシノちゃん? その、スカートの膨らみって?」
「…………あっ」