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「これで、終わりッ!」
『ゲギャ――!?』
俺が剣を振るうと、ゴブリンは上下に両断され、嫌な音を立てて地面に落ちた。
これで、事前の情報通りならこのゴブリンたちの集落は全滅したといえるが――
背後から、地面を蹴る音。
「はい釣れた」
『――――ッ』
”ギルドからの情報”をうのみにして戦うようでは冒険者は長続きしない。
本当の最後のゴブリン。おそらく群れのボスを倒し、俺は依頼を完了させた。
「気配も他になし。あとはこいつらの耳とって帰るだけか」
地面に転がり、血の臭いをまき散らすゴブリンたち。
中には上下に両断してしまったからか、排泄物の臭いも混じっていた。
転生して長いが、いまだにこの臭いには慣れそうにない――というか、慣れたら終わりな気がする。
「仕事のため、金のため……」
俺は意を決してゴブリンの死体の傍らにしゃがみ――だぷん、と。
大きな胸が視界に入り込む。
「やっぱり、慣れないな……この体も」
俺は男の夢と希望が詰まった巨乳爆尻なないすばでーとやらを視界の端におさめながら、ゴブリンの耳――討伐証明を切り取り始めた。
※ ※ ※ ※
依頼の報告を終えて村に戻ると、すでに昼過ぎだった。
この村の道沿いには当たり前のように水路が通っているので、綺麗な水をゴブリンの血で汚さないように歩く。
しばらく歩くと、村の中央に位置する家が見えてきた。
俺にゴブリン集落の討伐を依頼してきた、村長の家だ。
「ごめんくださーい、冒険者の者でーす」
玄関の戸を叩いてそういえば、村長本人がやってきた。
「おお、レン殿。無事に帰ってきたようで何よりじゃ」
やってきた村長はTHEおじいちゃんって感じの顔をしている人だ。
やや老い先短そうで、若干心配に思える。
「ゴブリンたちはどうじゃったかの」
「ちょっと苦労したけど、全滅させました。隠れ潜んでたヤツもつり出したんで、これでしばらくは新しい集落ができることはないと思いますよ」
「それは朗報じゃな。わしも子供たちと毎日鬼ごっこせずに済むわい」
前言撤回。この足腰の強さを考えるに、現役はまだ続きそうだ。
そう思っていると、村長はふいに俺の鎧を見て、言った。
「ところでレン殿。血に汚れておるなら、我が家の風呂に入っていかれますかな?」
「え? 銭湯……あー、いや、水浴びで済ませようかなと……」
「うむ、レン殿は銭湯に通っていないようじゃからの。嘘をつかなかったのは賢明じゃな」
「……はい」
いや、女湯に入るのはなんだかな……と思って敬遠していたのだが、バレていたとは。
しかし村長、なんか深刻な方に考えたらしい。
「うむ、冒険者じゃからな、なぜ一人を好むのか深くは聞かん。しかし、村長として、村の者として、村の危機を救ってくれた恩人に礼も示せぬということに、口惜しさを感じる気持ちもわかってほしいのじゃ」
「あ……はい」
なんだろう、すごい罪悪感。
「幸い、我が家は風呂も一人用。さらに」
「さらに?」
「今日は港の方から冷凍魔法できた海の幸も、ジジイ一人では食べきれない量がありましてな。海鮮は足が早い。このままでは腐らせてしまうじゃろうな」
「食べます!」
「元気がいいのは良いことじゃ」
※ ※ ※ ※
風呂は塀で囲まれた露天風呂だった。
体を洗って血を落とし、湯に身を浸せば――
「ここが天国か……」
上を見れば綺麗な星空があり、それがまた幻想的な雰囲気を醸し出している。
「……似てるな」
思わず、声が出る。
そう、故郷に似ている。
水が綺麗で、メシがうまくて――
「もう少し居座ろうかな……いや、元の体に戻ってから考えよう」
正直、十七年も一緒に過ごしているから、元の男の体に戻っても違和感があるだろうが。それでもこの体でいるよりはマシな気がする。
十中八九初見の人間からは胸に視線が向けられるし。
大体、なんで徳を積んだわけでも悪事を働いたわけでもない俺が転生するんだか。
こういうのってたぶん輪廻関係のバグってだけであって、何かしらの人為的なものが関わってないんだろうな。
「ふぅ……」
そんな思考すら、湯船のお湯に溶けていきそうなくらいの心地よさ。
ひょっとしたらここが故郷だったんじゃないかな。
「やっぱ水浴びなんてするもんじゃないな」
身体清めるなら風呂だよ、風呂。
全人類風呂に浸かるべき。
※ ※ ※ ※
いつもより少し長く浸かってから浴衣っぽい服に着替えて戻ると、村長は食卓に着いて一杯やっていた。
「すいません、待たせちゃいましたか?」
「いやなに。手伝いに来てくれた若いのが早めに帰っただけじゃよ。まあ、まずは一杯」
「あ、これはどうも」
うーん、日本酒に似てる。
しかも俺好みの味、辛口で度数も高いヤツだ。
やっぱここ住もうかなー、いやでもなー。
「旨いじゃろ。うちの地酒じゃからな。酒精が強すぎて、飲みすぎには注意する必要があるがの」
「そうですね。でも美味しい酒です」
「酒だけでなく、料理もうまいのが自慢じゃな」
そんな感じで、食事が始まった。
刺身は旨い。醤油がないのが物足りないが、代わりに煎り酒という調味料があったのでそれでよし。
さながら気分は老舗旅館に温泉旅行。
だって露店風呂に日本酒に和食、しかも浴衣だぞ。
もうなんか永住したい気になってきた。
食事が美味ければ酒も進む。
会話も進んでいく。
「いやー、ここいいなあ。住みたいなあ!」
「はっはっは。住むならわしの家に住んでほしいものじゃなあ! 目の保養になるわい! はっはっは」
ぐびぐび。
ぐびぐび。
「あれー? 刺身がないな? どこやったっけ? あ、あったあ!」
「それはおしぼりじゃなぁレン殿。ほれ刺身はこれじゃあ! わしの分やるわい!」
ぐびぐび。
ぐびぐび。
「ああー、やはりレン殿は綺麗じゃのう。腕もほら白魚のようじゃあ」
「それ俺の腕じゃなくて徳利だぞーそんちょー。俺の腕はこっちー!」
ぐびぐび。
ぐびぐび。
「俺夢があってさあー!」
「わしにも未だに叶わん夢があるんじゃあー!」
飲みすぎた。
そんな思考すら出てこないくらいに飲みすぎた。
もうお互いに顔真っ赤。村長は余裕がありそうなツラしているが、受け答えからいつもの賢い感じが抜けてる。
「レン殿の夢ってなんじゃ?」
「俺はぁ! 男の体に戻るのがぁ、夢なんら!」
「ほー? おお……? ……大きな夢じゃあ、わしにゃあ見当もつかん」
「ほーはあ?」
こてん、と首をかしげる。
「そんちょーの夢ってなんらよ」
「わし? わしの夢……ああ! そうじゃあ、わしの夢ぇ!」
村長は涙ながらに悲しい夢を語った。
「わしはぁ――ワカメ酒を飲むのが夢だったんじゃあ!」
「ほー? おお……? 大きな夢なのら」
いや大きい夢かこれ?
そんな疑問がゆであがった頭に浮かびかけたが、村長が言葉を続ける。
「わしぃ、昔から天才肌なもんでえ……若くして村長になったんじゃけどぉ」
「おお……?」
「仕事しまくってたらあ……いつの間にかジジイになってもうたんじゃあ!」
「おお……」
「子供にゃあモテるし、若いのには尊敬されるしで悪い思いもせんがあ……面倒見とった子が結婚するっちゅうとさすがに祝福半分悲しさ半分になるんじゃあ……!」
「お、おお……」
「わしも若いころに嫁もらっとくんじゃったあ……! えっちなこと山ほどしたかったわいほんと……!」
このまま終わりなき愚痴に続いていきそうな村長の口。
どうやってふさいだもんか。
酒に浸かった脳みそから出てきた答えは簡単なものだった。
「よぉーし! そんちょー!」
「なんじゃあ……?」
俺はもともと緩んでいた浴衣の帯を引っこ抜きながら、宣言した。
「俺がワカメ酒、させてやるのら!!」
※ ※ ※ ※
自分で言うのもなんだが、俺という存在はそそる体つきをしていると思う。
平均より大きな胸に、安産型の尻。髪は邪魔なので切ってしまったが、そのせいで余計に健康的なエロスを感じることだろう。
いやー、ギルドで昔口説いてきたアイツ、結局ケンカばっかりしてたパーティメンバーと結婚してたなあ。
なんてぼんやり思いながら、俺は浴衣の前をはだけた。
ぼけーっと夢うつつの表情で俺の目の前に正座している村長から見たら、俺の谷間からヘソ、そして下半身に刻まれた女の子の亀裂までもがはっきりと見て取れることだろう。
「…………っ」
ごくり、と。誰かが生唾を飲んだ音がした。
俺も村長と同じように、正座しようとして――ぐらり。
「……っ!」
「……んあ?」
はだけて、谷間どころか乳首まで見えてしまった。
まあいっか。これからワカメ酒するんだし。
「んじゃ」
「ほ、ほんとに良いのかの……?」
「えんりょすんなーそんちょー。持ちつ持たれふなのら」
正座して、出来上がった太ももの谷間に徳利を傾ける。
「ん……っ」
井戸水を使って冷やしている酒の冷たさに少し驚きつつも、なみなみと。
床にこぼれないように気をつけつつ、注げるだけ注いだ。
もう一歩も動けないし、体勢も変えられない。
「んぅ……どーぞ。めしあがれー」
「…………!」
村長はゆっくりとこちらににじり寄り、そして頭を俺の膝にうずめた。
下乳を白い髪がかすめて、少しくすぐったい。
「どーだあ、味は?」
「甘露、甘露じゃあ……! これが、わしの求めてたものじゃあ……!」
「んふふっ、よしよし」
一心不乱に俺の太ももに溜まった酒を飲む村長。
その光景がなんとなく面白くて、頭を撫でてやる。
だが、俺が余裕ぶれたのもそこまでだった。
ワカメ酒は正座をして、足の谷間に酒を貯める。
で、飲み続けると次第に酒の水位が下がっていくので、きっちり飲み切ろうとすると、奥の奥まで舌を伸ばす必要があるのだ。
そういうわけで。
「んひぃっ!」
村長の舌が、俺の突起――クリトリスを撫でた。
「やっ、まって、それ……っ!」
そのまま、クリトリスをいじめながら、俺の秘裂――おまんこにまで舌を伸ばしてくる。
しかし、舐められるのは端っこだけ。それもそうだ。俺は足を閉じている。
「んぃ……! ちょっ、舐めるなって……!」
「もったいない。千載一遇の好機なんじゃ! 最後まで舐め清めんと……!」
「わぁーった、またやるから! もう一回やってやるから!」
「……次はおっぱいの方でもやってほしいのじゃ」
「ワガママだなーっ!」
そこまでされるとさすがに酔いも覚めてくるが、一度始めたことはそう簡単にはやめられない。
俺は浴衣をそのままに、胸を持ち上げるようにして酒を受け止める器を作った。
すると、村長は徳利を傾けて胸に注ぎ――
「ちょっ、こぼれちゃったじゃんか。もう」
「すまんのう。こぼれた分は後でわしが、責任を持って舐めるのじゃあ!」
「お前最初から狙ってたなジジイ!」
「ほっほっほ。年の功じゃよ」
ここまでくるともう村長もノリノリだった。
俺の胸に顔をうずめ、ぺろぺろと谷間を舐める。酒はついでのように舐めて飲んでいく。
「おーっ、またこぼしてしまったわい。歳をとると舌もなあ」
「んぅ……乳首、舐めるなぁ……!」
いつの間にか浴衣ははだけきっており、腕と背中を申し訳程度に隠すだけのものになっていた。
あらわになった胸の先端に吸い付き、村長は至福そうな表情をする。
「ふっ……んんっ……! 舐めすぎだろ、もう……っ!」
「男はいつまでたってもおっぱいが好きなんじゃ!」
「気持ちはわかるけどさあ……! 片側ばかり舐めすぎだっての……!」
「おお、すまんの。わしとしたことが」
「んひっ!? 両方舐めろってことじゃねえよ!」
下っ腹に――子宮に。
熱が溜まっていくのがわかった。
そして、そこに溜まった熱があふれて、下の口から流れ出ていくことも。
間違いなく、発情していた。
「に゛ゃっ! 甘噛みすんの、やめろぉ……!」
「すまんのう。頭に回された手が離れぬからつい」
「それは……っ! だーっ、もう次のワカメ酒するぞ! それでもうおしまい!」
「そんな殺生なあ……! あと十回は!」
「どんだけ俺で酒飲むつもりだよ!」
とぷとぷと。
股の間から、熱があふれ出てくるのがわかった。
これ以上やってたら、頭がおかしくなりそうだった。
というか、もうおかしくなっているのかもしれない。
もう嫌なら、拒むならさっさと蹴り飛ばして荷物をまとめ、宿に行けばいいはず。
なのに、もう一回を許すのは、やはり――
「……ほら、最後の一回」
「丁寧に、丁寧にいただかんとな……!」
「迫真すぎてこええよ」
「もう二度とないかもしれないんじゃあ! わしの今生の思い出にする!」
「まったく……」
最後の一杯は、最初の一杯とは違った。
足の谷間に注がれた酒の量は、ほんの少し。
これは早く終わらせたいからじゃなかった。
徳利の酒が尽きてしまったわけでもない。
むしろ真逆で、もっと快楽を得るためのものだった。
「少なすぎないかのう……酒の量」
「……なあ、おじいちゃん」
「レン殿? お、怒っておるかの?」
「酒の量は増えないけど、おじいちゃんの頑張り次第じゃあさ――」
耳元で、ささやく。
「――飲める量は、もっと増えるかもしれないぞ……?」
そういった途端、生唾を飲む音がした。
目の前の年月に勝てない老人が、俺を負かす雄に変わっていくのがわかる。
村長は鼻息荒くにじり寄り、俺の股に顔をうずめ、じゅるじゅると音を立てて酒をすする。
そして、そのまま俺の股を舐め清めようと舌を動かし始めた。
「……っ! ん、ひっ……やっぱ、舐めすぎだろ。どんだけ女に飢えてたんだよ……っ! んぅううっ! クリ、トリスぅ……甘噛みするなあ!」
「このままじゃと……床にこぼれてしまいそうじゃのう……」
「……っ、…………ふっ、んぅっ!」
「足を開いてくれたら、もっと綺麗に出来るんじゃがのー」
そんなこと、出来るわけがない。
俺が、女が、足を開くのは、雄に対する降伏で。
めちゃくちゃにしていいよって許可出しで、種付けしてもいいってことで、ツガイになりますって意思表示で――!
でも、床を汚さないためだから……しょうがない、よな。
「――――」
俺は、ゆっくりと、足を開いた。
ただ開くだけじゃない。
限界まで、これ以上ないくらいまで開いて。
足だけじゃ足りないから、手でM字になるまで。
そうやって、女の子の弱点を。
すべて目の前の老人にさらけ出した。
今まで酒を飲んで、楽しんでいたはずの人物が見せる雄の視線にぞくぞくする。
男のはずなのに、男になりたいはずなのに。
感じてしまうこの先への期待に、心臓が弾けそうだった。
「はっ……はっ……!」
「……んっ」
舌先が、女の子の――俺の、秘裂に触れた。
「――――っ!!」
「んいいいいいっ! ああああっ、んんっ! これっ、これダメっ! やっば……! んんんんっ!!」
舌が暴れ出した。
あまりの快楽に身じろぎをしようとしても、尻に回された手ががっちりと俺を捕らえて逃がさない。
瞬く間に、バチバチと弾けだす思考。
体が制御を失っていくのがわかった。
「あっ、やだっ、これっ、いくっ、イクッ!」
「――――ッ!」
俺の絶頂を感じ取って、村長がさらに舌先の動きを激しくした。
快楽が弾けた。
ガクガクと、体が制御を失って何度か跳ねる。
そして、酒の飲みすぎによるものか、膀胱が緩んで――
「えっ、あっ、やっ……!」
ちょろちょろ……と。
俺は、子供のようにおしっこを漏らしてしまった。
不幸だったのはその小水が床を濡らしたことではなく、むしろ真逆。
「んっ……ごくっ、ごくっ」
「やっ、やぁあっ! のむなっ、へんたいっ!」
おしっこをすべて飲まれた挙句、尿道まで舐め清められたことだった。
「うぅ……ぜんぶ飲まれた……!」
「…………」
ふと、(俺の小便を全部飲んで)黙り込んだ村長の方に目をやると、彼の下履きに膨らみが見えた。
「あ……っ」
「…………」
やりたいことはわかったので、俺は動いた。
ふらふらと――先ほど取った、M字開脚の状態に戻った。
一番俺の弱点が、花開いた花弁が見えやすい体勢にして――性知識が何もない子供でも、しどしどに濡れそぼったこの穴に入れられるのがわかるようにする。
「……っ」
下履きを急いで脱ぎ、俺の元までやってくる村長。
老人にしては大きいそれを、村長は俺の秘裂に当てる。
さて、あとはおっぱじめるだけだが、それだと芸がない。
俺は村長に何か興奮することでも言ってやろうと考えた。
――たぶん、この時俺はまだ酔いが残っていたのだろう。
「……おじーちゃん」
「な、なんじゃ……」
俺は村長の耳元で、言った。
「――孫娘みたいな歳の子のツルツル処女まんこ。めしあがれ」
あ、理性ぶっ飛んだな。
俺はどこか他人事のようにそう思った。
そして――ぶつんっ! と。
俺の処女膜と村長の理性が切れる音がした。
「――おっ?」
最初に感じたのは、異物感だった。
興奮していたし冒険者として慣れていたからか、痛みはほとんどない。
だから問題だった。
侵入した雄のチンポは十分に濡れた廊下を通って、俺の体に備え付けられた赤ちゃんの部屋をノックした。
それをきっかけに、脳みその真ん中で快楽が弾けたのがわかった。
「――――ッ!」
体が、さっきの比じゃないくらいに暴れた。
脳みそがとろけてしまいそうな快楽の奔流に流されまいと、目の前にいる雄に強く抱き着く。
そうすると体が密着し、思考がぶっ飛んでいく。
故郷で、剣の腕は一番だった。
大会で一位を取ったことは数えきれないし、兵士のスカウトを受けたこともある。
ゴブリンの群れだって一人で大丈夫だった。
だけど、これは、勝てない。
雄のチンポを突っ込まれただけで、思い知らされる。
自分は雌なんだって。雄になんて勝てるわけがないんだって。
だからもうダメ、降参。
こうさ――
「ふんっ!」
ずちゅり、と。
体が暴れているときに抜けかけていたチンポが、刺し直される。
赤ちゃん以外を入れるわけにはいかないのに、執拗にノックされる入口を感じ取ることができた。
そうなってしまえば俺はもう、交尾が終わるまで快楽に振り回される雌でしかなかった。
「ぐっ、ぬうっ……!」
村長は快楽に暴れる俺の体をどうにかこうにか抑え込みながら、老年とは思えない力強さで腰を叩きつけていた。
なんだろう。それだけで俺が絶対に勝てないって、わかってしまう。
だから、しょうがない。
俺が子宮をいじめられちゃうのも。
それで気持ちよくなっちゃうのも。
「くぅ――っ!」
「――――ぁ」
――射精するんだってわかって、抱き着いてしまうのも。
最初は抜こうとしていたのかもしれなかった。
だが、俺が足を回して逃げ道をなくすと村長の目に現れそうになっていた理性の光は再び消えて、雌を孕ませようとする雄の瞳に戻った。
そして腰を叩きつけて――胎の中で、灼熱が弾けたのがわかった。
「ぉ――あっあああああ」
注がれる白濁に、子宮が満たされていく。
下腹部が重くなっていくのがわかるのに、その重さがどこか心地よくて、また軽く絶頂を迎える。
俺と村長はぜえぜえと荒い息を吐きながらしばらく抱き合った。
そして、お互いの体が汗で冷えそうになったタイミングで、村長が俺から離れる。
「んぅ……っ」
ずるり、と抜かれたそれは精液と血に汚れていて。
俺は特になんの忌避感もなく、それを口に含んで”お掃除”を始めた。
亀頭を口に含んで精液の残りを吸い。
竿をぺろぺろとアイスキャンディのように舐め清め。
玉袋のしわを一筋一筋丁寧に、ふやけるくらいにまで味わう。
「…………」
そうすると、萎えていたチンポも少し硬さを取り戻した。
俺は舌なめずりをして、後ろを向いた。
「?」
疑問に思う村長をよそに、正座をしてから手をついて、尻を持ち上げる。
そうすると村長に処女を失ったばかりの秘所と、そして安産型の尻を見せつけるような形になる。
「…………っ」
「おかわり、まだあるけど……?」
そう言って俺が尻を振ると、村長は再び俺にのしかかって――
※ ※ ※ ※
次の日、村長は腰痛で休んだ。さすがにきつかったらしい。
そこから三日後、俺は色々踏ん切りをつけ、村長と話をした。
そこから少し後――俺は冒険者から、村長の若妻になった。