山奥で出会ったババ臭い喋り方の童女(自称1000歳の妖狐)を分からせたつもりが一転攻勢、男は寿命無限の精気袋にされてしまいましたとさ、めでたしめでたし♡ 作:夜の機動戦士
オリジナル:歴史/ホラー
タグ:R-18 ロリババア ひよこババア小説合同 舌コキ 女性上位 中出し ♡喘ぎ
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どくっ――
男は極上の名器に、また精を放った。
「なんじゃ、また果てたか」
布団に仰向けになった男には、女が跨っている。だが筋骨隆々とした彼に、女の体格はまるで不釣り合いだった。背丈は男の半ばほどしかなく、肩にも届かぬ黒髪をさらさら揺らす顔つきはそれ相応に幼い。左の側頭部に着けられた椿の水引飾りが、鮮やかな赤を放っている。
男は翻弄されていた。小さな体躯に合わぬ、底なし沼を思わせる深い蜜壺。男のために誂えられたようにぴったりと粘膜が張りつき、一往復ごとに激しくうねって陰茎を捩じり回す。
彼が独り身の寂しさを紛らわすために漁ってきた夜鷹など、もはや銭を払うに値しない。脳の中身を書き換えられるような快感に、男は仰け反って腰を突き上げていた。
「……ッ! ハァ……ッ」
「心地好かろう? 男の悦ばせ方は心得ておるでな」
「あ、っ、うぐぁ……」
「さっきの威勢はどうした? 赤子の部屋を潰さんばかりに腰を振りたくっておったではないか」
跨る腰の上で、小さな尻が躍るように跳ねる。一度の絶頂で放たれる精液をひとしきり搾り取っても、男を苛む責めは緩まない。男の陰茎はまだ血管を太く滾らせて、狭く締め付ける蜜壁に抵抗する。その抵抗を、見た目に反して老成した口調で嘲笑うように、女は腰をくねらせた。
くちゅ、くちゅ……
ぬるっ……ずちゅっ……
男根の形に吸い付きながら、女の蜜壺が波打つようにうねっては絡みつく。男はたまらずに声を漏らした。だが、彼の体の上で淫らに踊る女は、まだ余裕の表情を崩さない。
「ハァ……ハァ……」
太刀を自在に振り回す体躯を持つ男と、幼女然とした非力な女。その力量差は歴然としており、暖簾を開けるように払いのければ小さな身体はたちまち宙を舞うはずだ。それなのに男の筋肉にはまるで力が入らず、愛らしい手で押さえられた肩が持ち上がらない。
男はもう、言葉を発することもままならない。腰を振る幼女の眼差しが、ギラリと妖しく輝いたように見えた。彼の闘争本能がまだ生きていたならば、柱に預けた刀を抜き、己に跨る化け物を一刀両断することもできただろう。
だが――
「ほれ、何をボサッとしておる。お前も動かんか」
「あ……ッ、あぁぁ……!」
女に催促されるがまま、尻が浮き上がるほどに腰を振る。刀を掴むこともできないのに、だ。男はもう、抗うことができなかった。
「ふぅん……♡ おぉ、好いぞ♡ まだ力が残っておるではないか。そら、もっと突き上げろっ♡ やればできるではないか♡ ん~♡ そうじゃ♡ ちゃんと奥まで擂り潰せっ♡ そうやって、儂の一番深くへ、煮えた子種を放つのじゃ……♡」
己の体の主導権すらも奪われたように、男はなすすべなく腰を振り続け――そしてまた、睾丸の残り汁を搾り取られた。
* * * * *
<1>
霧深い山道に冷たい風が吹き抜ける中、腰に刀を納めた男が彷徨い歩いていた。いつの間にか、人々の足で踏み固められた道は途切れ、踏みしめるのは半ば獣道。砂を擦る音と、足元でぱりぱり潰れる落ち葉の音だけが、月光注ぐ闇夜に響いていた。
闇は危険である。男は
この山に立ち入ってからもう四体の
しかしながら、鉄心は溜息をついた。霧が深まり、文字通りの五里霧中となりつつあったのだ。
――小屋の一つでも見つかれば好都合なのだが。
鉄心がこの霊山に入ったのは、この日が三回目であった。
野狐が旅人を襲う。そのような事件の報がひっきりなしに里へ入ってくる。鉄心のように妖怪を退治して生計を立てる者は――そうでもしなければ
剣の腕には自信がある。斬り捨てた妖怪の放つ断末魔は、鉄心の乾いた自尊心を満たした。実の所、鉄心は己に慢心が芽生えていることも自覚していた。だからこそ、空が茜色に染まりだしてもなお、山を下りようとしなかったのである。
霧はますます厚くなる。後ろを振り向いても道が見えない。足元の落ち葉を踏みしだきながら、鉄心は耳を澄ます。山の獣たちも眠りについているだろうか、と思いきや――
「!!」
草を擦る音が聞こえた。後ろだ。鉄心の背筋に緊張が走る。
野狐の気配は無かったはずなのに。背後を取られた危機感に、鍔を押さえる指が力みだす。だが霧の中を近づくそれは、こんな夜の山道には到底そぐわない姿をしていた。
「なんじゃ、道に迷うたか」
幼い声だった。肩の上程度の黒髪、その側頭部には椿を象った小さな髪飾りがあしらわれている。思わず鉄心が屈みそうになるほど、背が低い。
「女……いや、子ども……?」
背中に籠を背負っている。山菜でも集めていたのだろうか。薄闇に溶け込むような濃紺の甚平――つまりは部屋着姿――は、この娘が遠方からの来訪者ではないことを示唆していた。
――不自然だ。
妖怪、特にこの霊山に棲みつくような狐の類は、人を化かす。
間合いを測った。一歩踏み込めば刃が届く。人斬りの経験もあるとはいえ、
「童を斬るとは、気狂いかの」
「……いや」
向き合っても妖気は感じなかった。里で見かける無邪気な童と、見た目は何ら変わらない。歳は――少なくとも十は超えているだろう。かといって、嫁ぎに行くにはまだ早い。親と共に暮らしているであろうことは見て取れた。
「風が湿ってきた。じきに雨が降る」
童女が口にした。
まだ警戒心を解かない鉄心へ、彼女はさらに言葉を紡ぐ。
「儂とお前。この山に詳しいのはどちらかのう」
「何者だ」
「イナミ。ここに住んでおる」
「野狐だらけの霊山にか」
「この辺りにヤツらは来ん。エサが無いからの。ま、今晩は雨宿りでもしていけ。この近くじゃ」
そこまで言うと、童女――イナミは歩き出した。鍔に親指をかけたままの鉄心の隣を、平然と通り過ぎていく。
すれ違いざま、晩夏にそぐわない桃の香りがした。彼女はこちらを振り返らずに進んでいく。背負った籠が、頼りなく揺れていた。
――夜の山で一人にするわけにもいかぬ。
釈然としない心地を覚えていたが、下山の道もままならない。さらに、イナミの言うことが事実であるならば、これから凍てつくような山の雨が降る。選択肢は無いも同然だ。鉄心は背後を警戒しながら、彼女の後をついていった。
* * * * *
<2>
辿り着いた先は、古びた山小屋だった。裏手には小さな畑があり、川のせせらぎも微かに聞こえてくる。小屋の中は質素なもので、
「一人か」
「ああ、そうじゃ」
見た目に似合わない老成した口ぶりで、イナミはそう短く言い切った。若い、いや幼い身で親と暮らしているわけではなさそうなのを鉄心は訝しんだが、それ以上の問いを拒絶するかのように、イナミは奥へ引っ込んでいった。
囲炉裏に火が入る。鉄心は三度笠と道中合羽を脱いで脇へ重ね、妖怪の尾を包んだ風呂敷は部屋の隅へ置いた。いつでも手に取れる位置に刀を寝かせると、一日の疲労がのしかかってくる。それとほぼ同時に、腹の虫が唸りをあげた。イナミがくすりと笑う。
「ふふ、しばし待て」
「あ……あぁ。すまぬ」
「あぁそうじゃ。香を焚いてくれんか。囲炉裏の傍に線香がある。一本でよい」
囲炉裏の傍に小さな火鉢があり、灰がうっすらと積もっていた。小箱の中に線香があり、手に取ると桃の香りがする。
――この匂いであったか。
台所からイナミが言うには、獣除けであるらしい。なるほど、この匂いを纏っているから、彼女は山の中でも不安を覚えないのだ。鉄心はそう得心して、囲炉裏の炎を香の先端に移し、火鉢に立てた。
山道の疲労が溜まった体に、味噌のコクがよく沁みる。籠に入っていた山菜とキノコ、そこに小刀で削った干し肉が、くつくつに立つ鍋に入っていた。
「いい食いっぷりじゃのぉ」
「……あぁ」
囲炉裏の斜向かいに腰を下ろし、イナミも鍋の具をよそい、お椀をつつき始めた。大ぶりの椎茸を頬張って熱がる様子は、それこそ年ごろの童とまるで変わらない微笑ましさだ。
「こんな山奥に一人で、何をしているのだ」
鉄心は尋ねた。イナミはその質問の真意を
「
「余生……その歳で?」
「まさか、儂が童だと本気で思ってはおらんじゃろうな?」
「…………」
鉄心は答えに窮した。山小屋の外では雨脚が強まったらしく、その音が屋根裏から下りてくる。沈黙を破って語り始めるイナミを、囲炉裏の火が照らしていた。
「人の伝承では〝
「天狐――」
「歳を数えることなどとうに飽きたが……そうじゃな、少なくとも千は超えておる」
「……妖怪の類か」
「そういうことになる。妖怪呼ばわりされるのは、いささか気に障るがの。お前らが勝手につけた呼び名じゃろ」
鉄心の脳裏に、古いお伽噺が浮かんだ。妖狐の一種とされるが、神にも通じる存在であるとされる、齢千を超える狐の化身。もしや、この霊山で滅ぼしてきた野狐の親玉か。鉄心は訝しんだ。
刀は手の届く所にある。
「言っておくが、野狐などと一緒にするでないぞ。あやつらは最下級。害を成すしか能のないの低俗な存在よ。無闇に人を襲わない鹿や狸の方が
「――心を読んだ?」
「ふふっ……はははっ! お前の顔にそう書いてあるだけじゃ!」
イナミはからからと笑った。目を白黒させる鉄心をよそに、串を打った
「三百年ほど前じゃったかの。熱心な呪術師がおって、生意気にも儂を狙いよった。返り討ちにしてやったのじゃ。だが奴は息絶える間際、厄介な呪いを儂に仕掛けた」
「呪い?」
「加齢を
「…………」
「年々その若返りが早まっておるのを感じるよ。儂が生きてきた年月よりも短い命となって、線香花火の如く燃え尽きるのじゃろうな」
淡々と語るイナミ。囲炉裏の火に照らされる彼女の顔には諦念が浮かび上がっていた。力を失い、思考能力が低下し、やがて自分の面倒を自分で見ることもできなくなって死に至る。そういう運命にあるのだと、乾いた目が語っていた。
「解呪はできぬのか」
「術者を殺せば果たせたであろうが……奴は己の命が果てた直後に呪いがかかるように仕組んでおった。唯一の解呪手段を断ち切った上で、数百年かけて儂を確実に滅ぼすためにな」
「……そうか」
「命を延ばす手段ならばいくらでもあるが――それは終わりなきイタチごっこじゃ。そろそろ、手放してもよかろうと思っておる。『限りある生』というのも悪くないかもしれんな」
「それが〝余生〟か」
「そういうことじゃ。さ、餅が焼けたぞ、食え」
鉄心の前に、湯気を立てる五平餅が差し出された。醤油の塩気が効いており、ふっくらした歯ざわりに十分な噛み応えもある。歯に張りつくもちもちした食感に、腹が満たされていくのを感じる。
「……ふふ、美味いのぉ」
イナミも同じものを手に取り、ふぅふぅ息を吹きかけては齧りつく。斜向かいに座るのが齢千年を超える天狐であるという荒唐無稽な話に、鉄心の思考は若干追いつけずにいた。
だが、そのあどけない姿かたちのせいだろうか。それとも、いずれ終わりを迎える生を見詰めているからか――鉄心は不気味な親近感を覚え始めていた。
* * * * *
<3>
食後の白湯をもらい、一息ついた。雨音はまだ止まなかったが、それを掻き消すように、イナミとの談笑が続いた。気が付けば鉄心は自らの身の上も軽く話し、時にはイナミに釣られて笑顔すら浮かべた。
――少々、気を抜きすぎだろうか。
座敷の柱に体重を預けながら、鉄心はふと天井を見上げた。悪くない。雨風は凌げるし、美味い夕飯にもありつけた。濡らした手拭いで体を拭き終わる頃になると、もうすっかり鉄心は寛いでいた。
囲炉裏の火に灰が被せられ、部屋の灯りは僅かな菜種油のみ。だが、互いの顔が見られるぐらいの光源は確保されていた。イナミは鉄心の隣に座った。何をするわけでもなく、互いの体にもたれ合うようにして過ごしていると、桃の香りが濃くなった。
「腹も満たされ、朝まで寝る他することもなし。同じ屋根の下、肌寒い秋の山に布団は一組。こうなったら、男と女のやることは決まっとるの」
「な、なにを……?」
「なんじゃ、筆おろしも済んでおらんのか?」
「そうではないが――」
「童が相手では勃たぬか?」
しなだれかかってきたイナミが、揶揄うように笑った。鉄心はたじろいだが、その身を押しのけることができなかった。
――何だ……?
体が火照りだした。思考が鈍っているのは眠気のせいではない。頭の芯が微かに揺れ、指先から力が抜けていく。桃の香が鼻の奥へ入り込むたびに、視界がぐらついてきた。
「どうした、儂はその気じゃぞ? ふふふ……♡」
体を離したイナミが、甚平の両肩をはだけさせた。鉄心は息を飲んだ。童女の容貌が妖艶な女の笑みを纏っていたのだ。
「こう見えても夜伽には慣れておる。人間如きには成せぬ極楽を見せてやるぞ」
「……ッ!」
鉄心の喉が上下した。童女とは到底思えぬ色香が、彼の理性を大きく揺さぶった。
香る桃の匂いと体温に惑わされた。まるで毒だ。いや、あるいは媚薬か。禁忌を犯してはならぬ、と頭の底で叫びをあげるも、時すでに遅し。鉄心の巨躯はイナミを押し倒していた。
大人と子どもの体格差。だがイナミは、鉄心の影に隠れてしまっても、余裕たっぷりの微笑を崩さなかった。
「ふむ。男と交わるのはいつぶりかの……♡」
童女のあどけない声が、ねっとりした色香を帯びて鉄心の耳に届く。その声色がまた彼の情欲を煽った。
一度点いた火を消せないまま、鉄心は甚平の紐を千切るように解き、
「せっかちじゃな♡ そんなに
晒された肌を隠そうともせず、どうぞとばかりにイナミは薄い胸を反らした。膨らみの無い乳房は男のそれと何も変わらないほどだが、食べごろのさくらんぼみたいな乳頭が可愛らしく息づいている。鉄心が細い首筋をつっと撫でると、小さな肩がぴくりと震えた。
イナミの肌は手に吸い付くようだった。鎖骨をくすぐり、胸板を撫で、華奢な腰を抱き寄せると、肩の上で黒髪がさらさら躍る。首筋からは香の匂いをさらに濃くしたような甘みが漂い、頭がクラクラするほどだった。
つつつ……♡
「!!」
「……ほう、なかなかの
イナミの手が、鉄心の男根をなぞった。まだ布地越しであるというのに、指先の体温が微かに伝わってくる。まだ火の入り切っていない陰部の大きさを確かめると、彼女は淫靡な笑みを浮かべた。
童女の指が
「ふむ……膨らませおって♡ こんな童女に催したか? ん?」
「っ、く……」
「くくっ、もしや、〝そういう趣味〟か? 幼子でなければ勃たぬ
「煩い……!」
「くはは、照れるでない♡」
今まで抱いてきたのはいずれも成熟した女のみ。
乳臭いガキに劣情など催すものか。
鉄心はそう念じて歯を食いしばるも、屈辱感とは裏腹に、海綿体に血が集まっていく。ぐんぐん持ち上がっていく亀頭を見て、イナミはにやりと口角を上げた。
「見ろ」
「うぉ……!?」
「ひひひ、垢舐めの力をかつて取り込んだことがあっての。悦ばせてやるぞ♡」
ずろろっ……と小さな口から伸びてきたのは、蛇を思わせる長い舌。口から膝まで届きそうな、人の身では決してありえないその長さ。紐のように細長く伸びた舌は、まさに橙色の蛇そのもの。
ゾッとしてへっぴり腰になりかけたが、細腕が鉄心の腰に絡みつき、捕らえられてしまった。
ぐちゅ♡ にゅるるる……♡
「お……おぉ……!」
細長く伸びた舌が肉竿の根元に絡みつき、先端に向かって縛り上げていく。ねとねとした唾液をまとったそれにギュッと締め付けられた瞬間、鉄心は間の抜けた声を漏らさずにはいられなかった。
「あっ、ああッ」
巻き付いた舌の先端が鈴口をほじくり、亀頭の溝を丁寧に舐め取っていく。舌先が触手のようにまとわりつく。
「垢舐め」とイナミが仄めかした通り、裏筋にこびりついていた恥垢も、一片残さず舐め取られた。浮き上がった先走りは出てきたそばから啜られて、ヌラついた舌が幹をきつく締め上げて催促する。とぐろを巻いた赤い肉が上下するたびに、鉄心はどくっと新たな先走りを漏らしていく。
ずちゅっ、ぐちゅっ、にゅちっ♡
にゅるっ、にゅる、ぬるるっ……♡
長い舌が竿を締め上げながら、上下に扱く。ヌメヌメしたものに竿を包み込まれるのは、しゃぶられるのとも蜜壺に突き入れるのともまた違った快感をもたらす。雑巾のように絞り上げられると、尿道に溜まった先走りが鈴口で朝露を思わせる雫を作った。
ぬちっ♡ ぬちっ♡ ぬちっ♡
ぎりっ♡ ぎちちっ……♡
竿に巻き付き、海綿体を締め上げ、鈴口をくすぐり、傘裏を穿り回す。自由自在な舌遣いに翻弄され、鉄心は腰砕けになりそうであった。竿の根元の奥深くが熱を持ち始める。このまま人外の舌に絶頂へ導かれるところだったが、達する寸前で根元をギチッと締め付けられた。
「ぐぅっ……!」
「これ、まだ果てるでない♡」
根元を締めたまま、イナミは舌先で裏筋をなぞりあげた。皺をほぐすように、しつこく、ねちっこく。神経の集中した敏感な部位への愛撫に腰が引けるが、蛇のような舌ははちきれそうな陰茎を抱きしめて離さない。
垢舐めの舌が亀頭を螺旋状に這いまわり、尿道にぷっくりと浮かんだ先走りの雫を掬い取っていく。そしてまた、ねっとりとした唾液にまみれた先端で、鈴口を撫で回された。
「くッ……うぉ」
鉄心は歯を食いしばった。だが、その努力もむなしく、絶頂感が押し寄せて来る。根元を締め上げられていなければ、とうに果てていたことだろう。
「くふ……くふふ……♡」
じゅる、じゅるるるっ♡
ずちゅっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡
空気の入り込む隙間もないほど舌肉が竿を包み、粘っこい音を立てて上下する。鉄心が我慢しているのを面白がるように、イナミは竿の根元に手を伸ばす。子種を吐き出そうと火の点いた睾丸を、無遠慮に揉みまわしてきた。
長い舌は敏感になった鈴口をつるつると撫で回して先走りを掬い取り、亀頭の裏側を執拗に舐め上げる。
もう限界だ。絶頂を予感してぶるりと身を震わせた瞬間――根元を急激に締め上げられた。
「ぐあぁぁっ――」
込み上げていた射精感が、強制的に堰き止められた。グツグツ煮えた精液が精嚢へと押し戻され、猛烈なもどかしさが爪先を痺れさせる。
「残念じゃったな♡ 思う存分吐き出したかったろうに、哀れよの♡」
「っ、くそ……!」
「まぁ怒るな。飴と鞭という奴じゃ。そう睨まんでも、ちゃ~んと甘やかしてやるわい♡」
くぽ……っ♡
顔を近づけてきたと思ったら、またにゅるにゅると舌が巻き付いてきた。
余裕たっぷりなイナミは、顎が外れそうなほどに大きく口を開け――はち切れそうな怒張を咥えこんだ。
「んっぷ♡ ほふ♡ つちゅ♡ りゅぷ♡ んりゅ♡」
「あっ、お……おぉ……!」
口の中は酒粕を溶かしたようにドロドロだった。熱を帯びた舌が絶えず肉竿を扱き、頬の粘膜がぴっとりと張りついてくる。幼子の口を肉槍で穿っている構図がもたらす背徳感も、鉄心を陶然とさせた。
「はッ……はッ……おぁ、あぁぁ……」
ちゅばっ♡ じゅぽっ♡ ぶぷっ♡
にゅるっ♡ にゅるるるるっ♡
巻きつけた舌で竿を扱き、喉奥を締めて亀頭を圧迫し、舌の先端で敏感な裏筋をくすぐる――そのどれもが強烈な快感となって鉄心を苛んだ。
イナミの舌づかいは熟練した遊女もかくやという巧みさで、鉄心の体はあっという間に高められていく。長い舌は陰茎に巻き付いたまま。根元を締め付けられたまま、鉄心は腰をがくがくと震わせた。
――もうそろそろ好いじゃろう♡ キンタマの中身を寄越せ♡
頭の中にイナミの声が響いた。
「精を、吸われる……!」
鉄心の背筋を危機感が駆け上がったが、もう手遅れだった。張り詰めていた糸はぷつりと途切れ、押さえつけられていた白濁液が怒涛となって噴き上げていく。
びゅるっ! びゅるるるっ♡
どぷぷっ♡ ぶぢゅうぅぅ♡
「……! っハァ、おぉぉぉッッ……!」
「んむっ♡ ンっ……むぐっ、お……♡」
稲妻に打たれたかのように、鉄心の腰が跳ねる。童女の細い喉奥めがけて、粘っこい子種汁をぶちまける。
彼女は苦しげな呻きを漏らしたが、決して口を離そうとはしなかった。それどころか、喉を鳴らして精液を嚥下している。
ぢゅるっ、づるる……♡
ごきゅ♡ ごきゅっ♡ こく……♡
長い舌に締め付けられた肉茎は一滴残らず精液を搾り取られ、尿道に残った分も余すことなく啜られた。
「……! うぅぅ……」
「ふふふ……♡」
――盛大に出しよるの♡
イナミの揶揄う声色が、また鉄心の頭に響いた。絶頂感がそのまま体の中に残り、腰のがくつきが止まらない。長い舌が肉竿に巻き付きながらゆっくりと引き抜かれると、その刺激でまた軽く達してしまう始末だ。精液と唾液が混じった粘液が陰茎との間に糸を引き、イナミの口元から垂れ落ちた。
「ぷぁっ……くふふ♡ 美味ではないか♡」
「はぁッ……はぁッ……」
「ん、ぐ……♡ ドロドロして喉に引っかかるわい♡」
ちゅぽんっ、と音を立てて陰茎を引き抜いたイナミが、放心気味の鉄心に笑いかける。唇を舌で舐め取る仕草は妖艶そのもので、射精直後だというのにまた情欲に火がつきそうになった。
「さて、もう少し舐ってやりたいが……そろそろお手並み拝見かの♡」
イナミは言いながら、見せつけるように甚平の襟元を開いて見せた。平たい胸板だが、小さな桜色の蕾がツンと立っている。桃の香りがふわりと立ちのぼり、鉄心はまたも、喉を鳴らしていた。
* * * * *
<4>
「……こんな
鉄心は答えず、か弱い体躯を組み敷き、平らな乳房を掌で撫でていた。
顔を埋められるほどの膨らみもない胸板に鼻を擦りつけ、鼓動を感じながら頬擦りする。しっとりした吐息の音に、イナミが悦んでいるのだと確信した。
大の男が撫で回すのに身を任せる彼女は、男の後頭部に掌を重ねてきた。ぴこっと可愛く尖った突起に指を這わせると、艶めかしい声が布団へ染みていく。
「はァ、っ♡ こ、こらっ♡ よさんか、くすぐったいじゃろ♡」
「
「違うわっ、久しぶりなんじゃ♡ 何年一人で寝ていたと思っとる――あっ、ん……♡」
鉄心は愛撫を続けた。ぷっくら膨らんだ乳首は敏感らしく、触るたびにイナミの体が震え、愛らしい声が漏れる。指を滑らせてなだらかな腹部から腰までを撫でると、くすぐったそうに身が捩れた。
――受けに回ると弱いな。
鉄心は優勢を予感した。イナミの息遣いは荒くなっているし、肌の紅潮も見て取れた。鉄心の手つきに遠慮がなくなっていく。なだらかな胸元で存在を主張する、春の桜を思わせる乳蕾に、唇を重ねた。
ちゅぴっ♡ ちゅ♡
「っ……♡ ぉほ♡ すっ、吸っても今は何も出んぞ♡ 無い袖は振れぬ♡」
突起に吸い付かれる感覚に、イナミは腰をくねらせる。
こんな
――天狐か。こうなってしまえば大したことはないな。
この体格差ならば男を跳ねのけることなどできまい。鉄心は込み上げる征服感のままに鼻息を荒くし、硬くなりゆく乳首にむしゃぶりついた。
「これっ♡ やめんか♡ よせっ、もう……♡」
乳首を舌で転がして舐め上げると、その体は小舟のように淫らにくねる。その姿は乳離れした童女のものではなく、むしろ成熟した女の艶めかしさを醸し出す。もっと吸ってくれと言わんばかりである。
舌先で乳頭を転がしながら、もう片方の乳首を指でつまんでやると、さらに高い声があがった。
「だっ、ダメじゃというに……こらっ♡」
「……その割に抵抗しないな」
「はっ……♡ はっ……♡」
「弄ばれるのが望みか」
「だとしたら、どうするのじゃ……♡」
大の男の陰になりながら、イナミが挑発的に笑う。その笑みが鉄心の情欲をさらに煽った。
上半身を愛撫すれば、次の行先は決まっている。中途半端にはだけた童女を素っ裸に剥き、鉄心はその股座に無骨な手を忍ばせた。
くちゅる……♡
「~~~♡」
「好色なことだな」
「はぁ……あっ……♡」
指の腹で筋をなぞりあげると、くちゅくちゅと水音がした。まだ毛も生えていないような幼い体だが、そこは沼のようになっていた。指を滑らせるたびに腰が跳ねて、甘い声があがる。
「体は正直なようだが」
「やかましいわ」
偉そうな物言いをしていたくせに、顔を赤らめたイナミはぷいっとそっぽを向いてしまう。その仕草が可愛らしくもいじらしく、鉄心の情欲はさらに燃え上がった。
「お……? うぉっ♡」
「意趣返しだ」
「な、な、舐めるのかっ――ひ♡」
童女を組み敷いて陰茎を硬くしていることも忘れ、彼はイナミの尻を天井に向けさせた。そのままうすっぺらな尻肉を割開き、股に顔をうずめる。筋を舌でなぞりあげると、さらに蜜が溢れてきた。
「お、お前っ♡ 躊躇せんのか、っ♡」
童女のあられもない嬌声が部屋に響いた。未発達の陰唇だが、一丁前に淫汁を滴らせている。舌先を痺れさせるような塩気は尿の残りだろうか。
ちゅく……♡ ちゅく……♡ ちゅるっ♡
膣穴を穿ると甘酸っぱさが口内に広がり、反射的に閉じようとする膝を掴んで脚をこじ開ける。鉄心が親指で未熟な大陰唇を開くと、ぴちっと閉じた割れ目が花開き、赤い粘膜を晒した。
「んっ♡ くふ……♡ おっ、んぉぉ……♡」
小さな陰核を唇で啄みながら、肉襞に舌を這わせる。
蜜が絡んだ舌を上下させると、イナミの嬌声はさらに高くなっていった。
「善がっているな」
「やッ……やかましいっ、生意気を抜かすでない! 体が小さくなった分、敏感なんじゃ!」
鉄心の指摘にイナミは反論するが、声色がへろっと緩んでいる。幼子の体格でしっかり快感を覚えている倒錯的な光景は、男の悪戯心をくすぐった。無垢な体を暴く興奮に、粘膜を舐る舌遣いはさらに激しくなった。
「おッ……♡ あァ♡ くうぅぅ、ねちっこいぞぉ、っ♡」
抵抗は緩い。イナミはもぞもぞしながらも嬌声をあげ続ける。小豆のような陰核を唇で啄み、こんこんと湧く愛液を啜る。
甘酸っぱさは濃くなっていく一方だ。ちゅるっ、と吸い付き、舌で肉芯を転がして、包皮を舌で剥いては戻し、戻しては剥く。
「~~~♡ おッ……んぉっ♡ ほ……♡」
ずちゅ♡ ぐっちゅ♡ ちゅぴっ、くちゅ、くちゅ……♡
鉄心が舌を膣穴に突き入れる。穴の小ささとは裏腹に柔軟で、突き入れた舌が奥へ引っ張られていく。唾液と愛液を混ぜ込んで出し入れを繰り返していると、イナミははしたなく腰を振り出した。
じゅるっ♡ れろっ……♡ くちゅっ♡ ちゅぱっ♡ ちゅううっ……♡
「おおっ♡ あ……あぁ♡ んんん……♡」
鉄心は陰核を唇で啄み、舌で舐め回した。イナミは腰を浮かせたまま悶え、布団の上でのたうち回った。膣穴から舌を抜き差しして蜜を掻き出し、啜っては塗りたくった。そしてまた舌を突き入れ、肉襞を舐め上げていく。
そんな風に突起と穴とを交互に責め続け、細い内腿をぷるぷる震わせだしたのを見計らって――鉄心はわざと愛撫を止めた。
「はぁ……♡ はぁ……♡ なんじゃ、焦らすでない♡ 果てるまで続けんか……♡」
腰をへこつかせ、イナミは快楽に蕩けた顔で続きをねだる。
だが鉄心はそれを尻目に体を起こし、臍につかんばかりに屹立した剛直を見せびらかした。
「た、逞しい、のぉ……っ」
己の顔に落ちた影を見て、余裕の表情が僅かに引き攣った。その反応が、鉄心の征服欲を炙っていく。
「入れるぞ」
「お……おぉ……思ったより太い――の゛おぉぉぉぉッ♡♡」
ずぶぢゅ……♡ ぐぢゅうぅ♡
イナミが言い終わる前に、肉槍は膣穴を抉っていた。狭い膣道を割り開きながら突き入れ、最奥の行き止まりに亀頭を押し当てる。イナミの下腹部にぽっこりと陰茎の影が浮き上がり、苦悶の声が漏れる。
無垢な童女を組み敷いて働く無体。初めて遭遇する背徳に、鉄心はますます漲った。罪悪感が興奮へと変質する。
「動くぞ」
「ふン゛♡ ほご♡ おぐっ、あぁぁ♡」
ずんっ♡ ぬぢゅっ♡ ごちゅっ♡
ぐりゅっ♡ ごりっ♡ ごりりぃっ♡
「お゛、お゛いッ♡ 手加減、せんか、馬鹿も、の゛おぉぉ♡♡」
「黙って犯されていろ」
「それ以上、入らん゛っ♡ 赤子の部屋、がっ♡ 潰れるではな゛いか、ぁぁ♡♡」
怒張した肉杭が狭路を掻き回し、哀れな子宮をゴリゴリと押し潰す。臍の裏側を突き上げた瞬間イナミの体は弓なりに反り返り、鉄心も思わず呻きを漏らした。四方八方から押し潰される締め付けはただただ甘く男を酔わせていく。
ずちゅっ♡ ごちゅっ♡ どちゅん♡
ぐりゅっ♡ ごりっ♡ ごぢゅっ♡
どす♡ どすっ♡ どすっ♡
「お゛っ♡ お゛ぉッ♡ っぐぉ……♡ ぉご♡ ほお゛おぉぉぉ♡」
天狐がのたうち回った。小さな体が跳ね、膣穴を抉る陰茎が抜け出る旅に鉄心は腰を掴んで引き寄せ直し、さらに深く突き入れて子宮を擂り潰す。それを、何度も繰り返す。
何が神にも通じる妖狐か。
一体自分は何を恐れていたのか。
組み敷いてしまえば一匹の雌に過ぎないではないか。
「そら、もっと締めろ……っ」
気をよくした鉄心は、口元を吊り上げていた。童女の肉壺は貪欲に怒張を受け入れ、心地よく吸い付いてくる。今までに味わったことのない甘美な快楽に酔い痴れ、存分に腰を打ち付け、雄の情欲を満たした。
「お゛、おぉっ♡ おぐっ♡ はげし……い゛ぃっ♡」
ずんっ♡ ごちゅっ♡ どちゅんっ♡ ぐりゅっ♡
ごりっ♡ ごぢゅっ♡ どすっ♡ どすっ♡
「あ゛ぁ~ッ♡♡ あ゛~~ッ♡♡ あ゛~~~♡♡♡」
イナミが悶える。膣肉が陰茎に絡みつき、精を搾り取ろうとする。その刺激でまた怒張が硬くなり、イナミの膣穴を穿る力が強くなる。童女の苦悶は留まるところを知らない。込み上げる征服欲が、海綿体を膨らませていく。
「天狐か……無様だな」
「や゛かま゛じぃっ♡ う゛あぁぁっ♡♡」
「もっと鳴け」
「おなごに、こんなっ♡ 無体な真似をしおってからにぃ……♡」
男の巨躯に押し潰されながら、イナミにはまだ口答えする余裕があるようだ。鉄心は嗜虐心のままに、腰の動きを速めた。小さな体を組み敷き、華奢な腰を鷲掴みにして、猛然と肉槍で蜜壺を貫く。肉と肉のぶつかる音が部屋に響き、肉襞を抉る水音と嬌声がそれに重なった。
ぱん♡ ぱん♡ ぱん♡ ぱん♡ ぱん♡
ぱん♡ ぱん♡ ぱん♡ ぱん♡ ぱん♡
「いぎィっ♡ あ゛ぁ~~ッ♡♡ あ゛~~ッ♡♡」
イナミは凄艶な悲鳴をあげながら、布団の上でのたうち回った。もっと鳴かせたい、もっとよがらせたいと、鉄心は童女の体を貪り続けた。
己の形を覚え込んだ蜜壺は空気の入り込む隙間もないほど密着する。蕩けた膣壁が男に媚びるように吸い付いてくる。
そうして極上の名器を肉傘で掻き回し続けていると、程なくして切迫感が陰茎の根元を上ってきた。我慢しようなどという気は毛頭なく、鉄心は幼い膣の奥深くを踏み荒らす。
「……くれてやる。その小さな胎でしっかり飲め」
「おぉぉぉッ♡♡ お゛~~~~~~♡♡」
どぷっ♡ びゅるるるっ♡ びゅくぅっ♡ どく、どくッ♡
子宮口に鈴口を押し当てて、精を吐き出す。イナミは体を痙攣させながらそれを受け止めていた。小さな体が震え、膣肉が陰茎を食い締める。その締め付けに促されるように、最後の一滴まで子袋に注ぎ尽くす。
「はは……どうだ。そのまま孕んでしまえ、女狐……!」
雄の本懐を遂げ、鉄心はほくそ笑んだ。童女の
齢千を超えたか何か知らないが、やんごとなき存在は己の目の前で舌を突き出してぴくぴく痙攣している。
――ほら吹きの低級妖怪か何かであったか。
鉄心は舐め腐った小娘に唾の一つでも吐きかけてやりたくなった。
ごぽぉ……♡ ずるんっ♡
長い射精が終わり、鉄心はようやく腰を引いた。怒張の形に広がった童女の蜜壺から白濁液が溢れ出す。鉄心が吐き出した子種は粘度が高い。ぼたぼたと音を立てて布団の上に落ち、臭いたつ染みを作った。
布団の上に投げ出された天狐は、ぴくぴくと白目を剥いて震えていたようだが――
* * * * *
「……さて、茶番はここまでとするかの」
「な、ッ……!?」
大の字になっていたイナミが、けろっと体を起こした。
「ほれ」
とん、と胸板を押される。小さな小さな指先が押してきただけで、鉄心はぐるりと引っくり返った。天井が映った瞬間、ニヤけた童女が視界を遮った。
ぎらり。薄闇に赤い眼光が走った。
「ぐおぉぉぉぉぉっ!!」
跨ってきた小さな体が突然岩のように重くなった。腰を潰される圧力に鉄心が濁った悲鳴をあげる。
「お、おぉぉ、何だと、っ……」
「身の程を知ることじゃな」
体が動かない。床板にめり込んでいく錯覚さえ覚え、鉄心の全身から冷や汗が噴き出した。イナミに両手首を掴まれても、まったく抵抗できない。巨大な岩石を両腕だけで押し退けようとしているようだ。
「『たかが童女』『力を失った妖狐など恐るるに足らず』。そう顔に出しながら必死に腰を振りよって……くくっ、滑稽な面をしておったぞ」
「う、お……は、放せ、っ」
「なんじゃなんじゃ。この小さな体も跳ねのけられんか。弱いのぉ♡」
腕力もそうだが、イナミから立ち上ってくる妖気に背筋が凍りついた。ギラギラした眼光が纏う、この世のものと思えぬ殺気。目の奥を焼くようで、奮い起こそうとした戦意はへし折られてしまった。童女の形をしていても、天狐というのは人を遥かに凌ぐ存在であったのだ――
「哀れよの。お前は儂の養分じゃ。こうして山に迷い込んだ男を誘い、儂は食ろうてきた。桃の香を嗅いだが最後、お前の魂は我が手中。ほれ……さっさと勃たせんか」
「うッ、あ!?」
陰嚢のさらに下。会陰を指先で押された瞬間、萎えかけた肉茎に芯が入った。
「さて……数十年ぶりの男じゃ。じっくり味わうとするかの♡」
にゅぷぷ♡ ぬるっ……♡
「……そら、出してみろ♡」
ギラッ――
「……!?」
童女の目が鈍く光った瞬間、何の刺激も与えられていないのに熱塊が噴き上がった。
どぷ……♡ どくっ……♡
「くお゛おぉ、お……っ」
「……ふふふ、まだ濃いのぉ♡」
自分の意思と無関係の射精。脂汗と共に鉄心は肛門を引き締めようとするが、恐ろしい快感がぞくぞくと脳天へ上ってくる。己を奪い取られる。命を吸われる。本能的な恐怖が込み上げても、この体勢を引っ繰り返せない。
焦りを覚える鉄心に対し、イナミは雲の上から地表を見下ろすかのように超然としている。さっきまで、大きな体の下に組み敷かれて喘いでいたのすら、幻覚か何かを見せられていたのであろうか。
「こ、このまま、精を搾り尽くす、つもりか……」
「言わんでも分かるじゃろ。このまま一瞬で終わらせてもよいのじゃが……一方的に吐き出させるのは興醒めじゃな」
肩を押さえていた手が、鉄心の胸板に乗った。小ぶりな尻が持ち上がり、体重をかけて落ちてくる。
ぐちゅんっ♡
「そら、軽く動いてやるとするか……♡」
ずりっ……♡ にちっ……♡ ぬる……♡
イナミが腰を振ると、膣襞が絡みついてきた。亀頭を咥えこまれ、カリ裏に吸い付かれる。肉幹をねっとり舐め回されて、鉄心の口から呻き声が漏れた。
「……なんじゃなんじゃ、もう硬くしおって♡ いきり立たせれば早死にするだけじゃぞ♡」
「うく、この……っ」
ずちゅ……ずちゅ……
ずっ、ごちゅ……
「ん? おぉ、死中に活を見出すか♡」
「はっ、はっ……」
歯を食いしばり、鉄心は懸命に腰を突き上げる。体にかかっていた重圧はいつの間にか失せていた。このまま責め続ければ万に一つがあるやもしれぬ。
「お……♡ ふふ、奥まで突き込むとは元気じゃの♡ ほれほれ、頑張れ♡」
イナミの薄い腹に、異物の入り込んだ影がうっすら浮かび上がる。小さな童女の体の最奥を抉りたてる。痛々しいほどに膣穴が広がっているのに、イナミは余裕たっぷりの笑みで鉄心を見下ろしている。突き上げる鉄心に呼応して自らも腰をくねらせ、蜜壺の天井で肉傘を責め立ててくる。
「おちんぽは
鉄心の剛直が、秘肉に舐り回される。締め付けはどんどん強くなり、しゃぶるように粘膜が絡みつく。歯を食いしばって耐えようにも耐え難い快楽に、またもや輸精管が引き絞られていく。
ぱちゅんっ♡ ぱんっぱんっ♡ ずちゅっ♡ ずちゅっ♡
「う、おぉぉッ……」
本能の昂りに抗えず、鉄心は精を放った。天狐が嘲笑する。
「なんじゃ、もう果ておって♡ 堪え性のない男よの♡」
「……ぐ、うぅ……」
「また精を吐いてしまったのぉ♡ 悔しいのぉ♡ 悔しいのぉ♡」
どぷ、どぷ……と吐精の快感に脳を焼かれる鉄心を、イナミが煽る。射精直後の萎えかけた肉茎を、膣襞が舐め回す。前後に、上下に、腰を揺すられる。
体から力が抜けていく。このままでは死ぬまで吸い尽くされてしまう。それが分かっていながら、鉄心の闘争心はもはや折られていた。
「そら、今度は儂が動くぞ♡ ゆっくり、じっくり、可愛がってやるわい。夜はまだ長いからの……♡」
舌なめずりをすると、天狐はまた腰を使い始めた。
* * * * *
<5>
…………
……
夜はまだ明けていなかった。意識は朦朧として、体を起こすことも敵わない。成すがままに体を弄ばれ、何度精を吐き出したのか、途中から鉄心は数えることも諦めていた。
腰から下の感覚がない。もしや体を真っ二つに斬られてしまったのか。そう錯覚したが、辛うじて足先に空気の流れるのを感じることはできた。
「ア…………」
翳した手を見て、心臓が止まりそうになった。老人のようにしわがれているのだ。水に何刻も浸けたように皺が寄った掌は枯れ枝も同然で、突然何十年も老け込んだようだった。
「おぉ、まだ息があるか」
「…………」
鉄心は首だけを動かして、声のした方を見る。腰まで伸びた黒髪。肌理細やかな白い肌は玉のごとし。頭ほどもある豊満な乳房がだぷんと揺れる。むちっとした太腿は息を呑むような脚線美。
何より目だったのは、髪の間から飛び出た金色の狐耳と、ふわりと空気を掻き混ぜる尻尾だった。
「い……イナミ、か……?」
「おぉ。儂じゃ」
どこから取り出したのか、イナミは瑞々しい裸体を隠そうともせず、煙管で紫煙をくゆらせている。赤い眼光を纏った瞳で鉄心を見詰め、にんまりと微笑む。童女の面影を微かに残していたが、それは色香を知った妖艶な大人の笑みだった。
「ま、こうして男の精を吸って儂は生きながらえておるというわけじゃ。よかったの、死ぬ前に儂本来の姿を拝めて」
妖狐であることをまざまざと見せつけるかのように、イナミが鉄心の鼻先にふさふさの尻尾をつきつけた。
「……おのれ……!」
「ふむ……死にゆくにしてはまだ目に光を宿しておるの」
顎に手をやり、首を傾げる。そうしてしばし何かを考え込むと、イナミは得心したように口角を上げた。膝をついて近寄ってくる。釣り鐘のような乳肉がゆらゆらと揺れている。やせ細った鉄心に跨ると、顔を近づけてきた。
「――しばし飼ってやる」
れる……くちゅ……
「ン゛!! オ゛、ッ……ン゛ーーーーーーー!」
唇を重ねられた。雷が落ちたような衝撃が全身を駆ける。とろりとしたものが口内に流れ込んできた途端、肋骨を突き破らんばかりに心臓が跳ねた。脳天から爪先まで、ドクドクと何かが流れ込んでくる。
くちゅ、ぬぷ……れろぉっ……
蠢く舌が鉄心の舌に絡みつく。妖気か何か、とにかく訳の分からぬものにあてられて全身が硬直し、抵抗もできずされるがままだ。
「……ぷは」
「ごほっ! げほっ……!」
不意にイナミが体を離すと、鉄心は大きく咳き込んだ。血のような味の唾液を吐き出して目を白黒させる鉄心。それを見て、イナミはさも愉快そうに笑った。
「手を見てみろ」
「……!? 若返った……?」
肌が瑞々しさを取り戻している。腹筋に少しばかり力を入れてみれば、軽々と体を起こすこともできた。試しに拳を握ってみたら、長年の鍛錬で培ったように力が入るではないか。
「少しばかり精気を戻してやった。この小屋に来た時より多少は老けたが、刀は十分に振るえるじゃろ」
「…………」
匂い立つ色香が弱まっていた。イナミは乳も尻も太腿も一回り縮み、妖艶な貌にあどけなさが宿っている。童女というには成熟しているが、女というには若い。全体的に線の細い、それでいて出る所は出た少女の容貌だった。
「……奇天烈な体をしているな」
「童女でなくては物足りんか? ん?」
「くだらん」
「まぁ良いではないか。それより、刀を借りるぞ」
そう言うと、イナミは柱に立てかけた刀を手に取り、鞘を僅かにずらした。ギラつく刃の輝きを見てほくそ笑み、ふっ……と息を吹きかける。刃の根元が青白く発光したのを確かめると、刀は鞘に納められ、鉄心に戻された。
「何をした」
「お前の刀にちょっとした細工を施した。……野狐を斬れ。さすればその精気を妖刀が吸い上げる」
「……そして、その精気をお前に捧げろ、ということか」
「おぉ、物分かりが良いの。悪くない取引じゃろ? 霊山にはびこる害獣どもを根絶やしにして人の出入りが増えれば、儂が飢えることもなくなる」
「……限りある生も悪くない、と言っていたはずだが」
吐き捨てるように言う鉄心を、イナミが嗤った。
「生きたいだけ生きるのも悪くなかろう? お前はいつまで生きたい? 儂と共にある限りいつまででも生かしてやるぞ?」
「どの道、俺に選択肢は無いのだろう?」
「身も蓋も無い言い方をすればそうなるがの。そうしかめっ面になるな。悪いようにはせん。美味いものも食わせてやるし、夜の相手もしてやる。夜鷹や遊女とは比べ物にもならん美女を好きに抱かせてやるぞ♡ お望みなら子を孕んでやってもよい♡」
「なぜ、俺を生かした?」
「そうじゃのぉ……」
イナミは座敷の隅に畳まれていた
「おちんぽの具合が良かったからの♡」
「……は?」
「そら、身支度を整えて行ってこい。野狐を狩れるだけ狩って戻ってこい。そして、儂に極上の精を啜らせるのじゃ♡」
イナミは鉄心の頬に口付け、蠱惑的な笑みを浮かべて鉄心を送り出した。
それきり、鉄心が里に帰ることはなかった。
終わり
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