俺だけを慕ってた唯一の同僚がTSした。押し倒された。子作りしようと言われた。俺はこれからどうなる? 作:品川カタン
じゅぷ、じゅぷと下品な音が部屋の中に響く。
ぺたんとシーツの上で座っているドメインが俺の勃起した物を一生懸命に舐めている。先走り汁と唾液が混ざりあって、独特の匂いが部屋の中で籠っている。
「だんちょ……♡♡ きもひい?♡♡」
俺を喜ばせようとしているドメインは、頬いっぱいに含まれた竿をなんとか扱いきろうとして、俺の腰に抱きつきながらむしゃぶりつくように口を動かしている。ピンク色の乳首がピンと立った小さな胸が俺の腿に当たっていて、舐めている本人は必死なのでわざとではないのだろうが、その感触にも静かに興奮を覚えていた。
「続けろ」
「うん、団長のちんちんおっきいから頑張るね……♡♡」
温かい口の中で、ドメインは竿を擦るように口を動かした。裏筋に舌を這わせて、根元まで吸い付き、俺の反応を見ながら唇を窄めている。時折、ちらりと上目遣いで俺の方を見てきて、それに対して目を逸らさずにじっと見つめていると向こうの方が恥ずかしくなったのかすぐに目を伏せて顔をさらに赤くした。
「…………」
その表情に何となく嗜虐心をくすぐられ、俺はドメインの頭を掴んだ。
「じゃあ俺も手伝ってやる」
「〜〜〜っ!?♡♡♡」
手でぐいと押し込み俺の物を奥まで咥えさせる。ドメインは一瞬だけ苦しそうに喉を動かしたが、それでも一生懸命に俺の物へしゃぶりついた。
俺はかなり興奮していた。男の頃も聡明で上品な雰囲気を漂わせていたドメインが、俺のことを好きだと言ってこんなにも下品なことをしている。いきり立った俺の物をしゃぶって喜んで、頭を掴まれ無理やり舐めさせられても嫌がるどころか蕩けた表情で奉仕している。時々、ドメインは自分の腰を横に揺らして「早く欲しい」とでも言うように俺の勃起したそれを見つめていた。
「だんちょ♡♡ ん゛っ♡♡ 団長のちんちんあつい♡♡ そろそろ射精しそう?♡♡」
「っ、そうだな、そろそろ出そうだ」
俺がそう言った瞬間、ドメインは嬉しそうな表情をして、俺の物をさらに激しく口の中でスライドした。俺のことを気持ち良くして、しっかり射精させてやろうと煽るようにわざとらしく水音を立てている。
「そうやって煽るなら、全部飲め!!」
「だんちょお♡♡ だひて♡♡ 精子ぜんぶのみたい♡♡」
「ふうっ、出るっ、出すぞドメイン!」
ドメインの綺麗な髪の毛がグシャグシャになっているのもお構いなしに俺はさらに頭を強く掴む。パンパンになった竿を思いっきり奥まで咥えさせて、そのまま喉に直接ぶっかけるように射精した。どくん、と亀頭が脈打つ快楽に酔いしれながら、ドメインが俺の精液を受け止めている顔を見る。そして、ごくんと喉が動いたのを見て俺は竿をドメインの口から離した。
「げほっ、げほっ♡♡ だんちょ、ごめん、精液いっぱいだったから溢れちゃった♡♡」
ドメインは飲み込みきれなかった白濁液を口から出して、それを手に集めた。小さな唇も、その周りも俺の精液で汚れて乱れた様子を見せている。
「ふうっ、団長♡♡ また勃ってる♡♡ すごい♡♡」
その卑猥すぎる光景に、下半身へと血が集まるような感覚がした。
「次はこっちに来い」
「んっ♡♡」
ベッドの上に座っているドメインの手を引いて立ち上がらせる。そして、壁の前まで移動させ、こちらに背を向けた状態で両手を壁につかせた。
「尻を突き出せ」
「団長、立ってやるの?♡♡ 身長大丈夫かな……♡♡ 団長、背もおっきいから届かなかったらごめんね?♡♡」
「大丈夫だろう、いいからやれ」
俺が命令すると、ドメインは嬉しそうに「はい♡」と答えて言う通りに尻を突き出した。
小さくて白い尻が、ぷりんと俺の物の前へと来ている。そして、一度こちらの方を向いて俺の顔を見たドメインが、興奮した様子で尻の割れ目に俺のペニスを押し付けた。
「物欲しそうだな、そんなにいやらしいことまでするようになったのか?」
「はやく、はやくエッチしたい♡♡ 団長のおちんちん挿れて欲しい♡♡ 中にだしてほしい♡♡」
「淫乱め、俺を誘惑して予定をめちゃくちゃにしているのがそんなに楽しいか!!」
──俺は思いっきりドメインの中へと挿入した。ぐちゃぐちゃに濡れてほぐされた腟内は簡単に俺のペニスを飲み込み、まとわりつくようにぎゅううっと締まっていく。
「お前のせいでこんな風になっているんだ!!」
「お゛っ♡♡ ごめんなさいっ♡♡ エッチなこと大好きでごめんなさい♡♡ 」
「締まりが良くなっているぞ、そんなに挿れて欲しかったのか!!」
「はいっ、挿れてもらいたかったですっ♡♡ 団長のちんちんで僕のおまんこめちゃくちゃにしてもらいたかったです゛っ♡♡♡」
細い腰へ俺の物を打ち付ける度にドメインは淫語を発しながら高い声で喘いでくる。俺に肉穴を遊ばれながらも、肉棒に快楽を与えて頑張って奉仕しようと中を締め付けてきて、中で擦れる襞が俺の精液の全てを搾り取ろうとして絡みついてくる。
「いやらしい男め、下品に尻を突き出して中をこんなに濡らして!! 女になって中で気持ち良くなって良いご身分だな!!」
「あ゛〜〜っ♡♡♡ きもちい♡♡ 気持ちよくてごめんなさい♡♡ おまんこの奥きもちよくてっ♡♡ いっぱい犯されてうれしいですっ♡♡」
「じゃあイクときも言え!! ちゃんと謝りながらイけよ、こんなことになったのはお前のせいなんだからな!!」
「はい゛っ♡♡ 団長のおちんぽ欲しくて予定をめちゃくちゃにしたっ♡♡ ぼくがわるいです♡♡」
尻を思いっきり掴み奥の方まで出し入れしてやると、ドメインが扇情的で喜びに満ちた媚声を発した。
「イクッ♡♡ だんちょういくっ♡♡ いっちゃう♡♡ お尻掴んでいっぱい犯されていっちゃう♡♡」
「イくときはどうしろって言ったか?」
「あやっ、あやまりながらですっ♡♡ あ゛〜〜っいくっ♡♡ いくっ、ごめんなさいイきます♡♡ 団長のおっきいちんちんでイってごめんなさい゛っ!!♡♡ いくいくいくっ!!♡♡」
俺は自分が暴力的になっている自覚は十分にあったが、それでも止められなかった。謝りながら絶頂しているドメインを見て、とてつもない恍惚感を覚えてしまい──俺はドメインの尻を軽く叩いてやった。
「お゛っ!?♡♡」
「なんだ、叩かれて喜んでいるのか? この前まで男だったくせに、本当にいやらしいメスになったんだな!!」
「おっ♡♡ おしりたたかれるとっ♡♡ 刺激がおまんこにつたわってきもちいいですっ♡♡」
「そうか、ならもっとやってやる。しっかりお礼を言えよ!!」
「ありがとうございますっ♡♡ おまんこ刺激してくれてありがとうございます♡♡ お゛っ♡♡ イクっ♡♡ いくっ♡♡ ごめんなさい゛いきますっ!!♡♡♡ ありがとうございますっ、ごめんなさいっ、あ゛〜〜っ♡♡♡」
ドメインの中はもう溶けたみたいにぐちゃぐちゃになっていた。イクたびに謝ってまたさらに締まりが良くなり、俺はそのぬかるんだ肉のくぼ地を犯すことに夢中になっていた。
女を、ドメインを犯すことがこんなにも充実感のある素晴らしい行為だとは知らなかった。俺は、完全に頭がおかしくなっていた。勇者にならなければいけないのに、こんな堕落していては良くない。それなのに、止められない。目の前でよがられて、俺の全てを受け止めて愉しんでいるドメインの官能的な魅力にやられている。相手が元男なのにも関わらず……いや、寧ろ元男が俺のせいで一人の雌になっている事実がさらにスパイスになっていた。
「どこに出して欲しいんだ?」
分かりきったことを聞くと、ドメインは懇願するように喘ぎながら答えてきた。
「なかっ♡♡ なかがいいですっ!!♡♡ 団長の精液全部中に出されて、おまんこめちゃくちゃにされたいですっ!!♡♡」
「変態め」
「へんたいでごめんなさいっ♡♡ 団長専用おまんこでごめんなさいっ♡♡ こんなにえっちでごめんなさい♡♡」
「なら中に出すぞ、お前が頼んだんだからな!!」
「あ゛りがといございますっ♡♡♡ いくっ♡♡ だんちょうっ♡♡ いくっ♡♡ 大好きだんちょう♡♡」
「俺も愛している、出す、出る、出すぞ!!」
「〜〜っっっ♡♡♡」
射精する瞬間、甘美な快感と共に刺すような射精痛が股間に走り、端から端まで駆け巡るような感触に酔いしれた。亀頭に熱い感触がすると、膨れ上がるように快楽が一点に集中していく。ドメインの中がびくびくと痙攣していたが、それを屈服させるように俺の精液が肉穴を満たしていく。びゅる、びゅるると出し切ったような感覚がして、それを一滴も残さず吸い取るみたいにドメインの腟内はゆっくりゆっくりと収縮した。
「はあーっ♡♡ はあーっ♡♡ 団長、気持ちよかった……♡♡♡」
「…………」
頭の中が快楽で真っ白になりながらも、ただ一つ、「またやってしまった」という言葉だけが浮かんでいた。
「…………予定が狂ってしまった」
ドメインの中から射精しきった物を引き抜くと、にゅぽんと官能的な音を立てた。そして、俺が出した精液がドメインの腟から溢れてぽた、ぽたと地面に落ちていく。それを見て、さらに自分の奥底で熱くなるような興奮を覚えたが、流石にこれ以上する訳にもいかないので首を振って理性を取り戻した。
「ごめんね、団長……♡♡ 僕のせいだよね……♡♡」
「…………いや」
思わずため息が漏れて、項垂れた自分の頭を片手で押さえた。
「俺も誘われるがままに乗ったのが悪い……」
あれほどまでに暴力的になっていた自分の一面は、行為を終えるとすっかり影を潜め、俺はなんとも情けない気分になった。そして同時に、〝間違っている自分〟を存分に解放したことへの爽快感を覚えているのも事実だった。
(俺は、こういう自分にならないために勇者にならなければならないというのに……!!)
父親を思い出しかけた。
【おーい!! 英雄様が帰ってきたんだから酒持ってこい酒!!】
つい先ほど聞いたかのように鮮明に思い出せるその汚らしい言葉に、歯を食いしばりかけた時──
「団長、ちょっとだけ休みたい……休んだら一緒にまた冒険者証を探そ? 手続きは夜まで空いてるし、少しくらいゆっくりしても平気だよ」
ドメインの言葉にハッとした。過去に言われた言葉が今にまでたどり着いてしまった幻覚から、本当の現実へと視界が戻り、俺はドメインの方を見た。
「そ、そうだな……一旦休むか……」
「良かったら水でも取ってくるよ。いっぱい汗かいたから、しっかり水分補給しよう」
「いや、いい。俺が取ってくる。お前は休んでいろ」
ドメインを抱えてベッドまで運ぶと、「わっ」と小さな声が聞こえた。俺はそのままゆっくりとシーツの上へドメインを下ろし、部屋を出て水道の方まで歩いていく。
(余計なことを思い出すな)
水道の蛇口を捻り、水が流れる音に意識を集中させて昔の記憶を振り払った。
そうして俺たちは、しばらくベッドの中で休んだ。先程まであんなに乱れたことをしていたのに、交わす会話はかなり普通のもので、そのギャップもまたおかしな感じがした。
なんてことのない会話をしている中で、ドメインが思い出したように「そういえば無くしたら大変だからって言って倉庫に二人の冒険者証置かなかった?」と言い、そういえばそうだったなとお互いに笑った。
「こういうのは、無くさないようにと特別な場所に置いておくとさらに見つからなくなるな……」
「あはは、あるあるだね」
横で寝転がっているドメインを見た。品のある銀と金の髪の毛が、柔らかくシーツに垂れている。
「……ドメイン。本当に民籍と身分証を発行しなくても良いのか?」
その言葉に、ドメインが少し目を細めた。
「発行したい時に申請する」と事前に言われたとはいえ、やはり無いとなると不便が多いのではないかと改めて感じていた。S級冒険者証は持っているのに、民籍や身分証が無いというのは、なかなか変な話だ。
「……女になった以上、別人として登録するために冒険者証も新しく発行せねばならないだろう。それなら、ついでに民籍の手続きも一緒に終わらせて──」
「いいんだ、団長」
そして、ドメインは俺に軽く抱きついてきた。ふわりと柔らかい髪の毛が俺の肌をくすぐり、その感触に少しむず痒くなった。
「冒険者テストではどうせまたS級を取れるだろうけど……あの調査、なかなか大変じゃん? それで時間がかかって疲れちゃうだろうし、ついでに民籍の手続きまでしてたらもっと時間が食われるよ」
「しかし、冒険者証は身分証として扱われん以上、それだけを持っていても役には立たないぞ」
「でも、正式にS級って認められて団長の傍にはいられるよ」
俺の胸の中に収まりながら、上目遣いでくすりと笑いかけてくる。
「団長、僕はね……お金さえ払えば、僕がこの世にいることの公的な証明ができるとわかってる。だけど、お金で僕の存在が決まるのなんて、なんというか……虚しいと思わない?」
あの時深く聞けなかった、「お金のお陰で僕が存在していることになるのも、なんか変な感じだし」という言葉を思い出した。
「だからさ、僕は団長に認められればそれでいいんだよ。世の中が僕の存在を認めていなくても、団長は僕のことを分かってくれているから」
「……お前は立派な魔術師だ。お前が世間から認められていないなんてことはない」
返す言葉に迷いながらもそう答えると、ドメインはまた小さく笑いながら俺の顔を見つめた。
その静かな視線に、俺はまた、何を言えば良いか分からなくなってしまった。
「とりあえず!」
ドメインはその一瞬の気まずい空気を感じ取ったのか、すぐに明るい声へと戻り俺の頬へと顔を近づけ、軽くキスをしてきた。
「冒険者テストが終わる頃には夜遅くなっているだろうし、その時は一緒にお酒でも飲まない? 明日は休日だから、良いでしょ?」
「明日は買い物に行く予定があるだろう」
「今日の計画が全部崩れちゃったんだから、明日だって好きに動けばいいよ。また、
頬に残った柔らかい感触を確かめるように撫でていると、ドメインが「顔真っ赤だよ」と笑ってきた。指摘されたせいで気恥ずかしくなり、ドメインとは反対の方向に身体を向けたら「ごめんってばー!」と無邪気な声が聞こえてきた。
「僕は本当に嫌じゃないから良いって言ってるのになぁ」
「嫌だとか嫌じゃないだとかの問題じゃない。こんな乱れた生活を毎日続けていられるかと言っているんだ!!」
「え〜〜、良いじゃんね。僕たち、毎日みんなのためにお仕事頑張っているんだから息抜きも必要だよ?」
そう言われると、だんだん悪くないような気もしてくるのだが、それはやはり俺が欲求に負けているだけのことだ。そう考えて、理性を保ち己を律した。
「魔王を滅ぼす勇者ならば、こんなに堕落した生活は送らん!」
「誰をお手本にして言っているの、それ」
「…………誰も参考にはしていない。だが、勇者という気高き存在ならば、こんな乱れたことはしないだろう」
そうだ。俺は誰のことも手本にも参考にもしていない。手本になるべきやつも、身近にはいなかった。
【お前の父ちゃんってあの英雄なんだろ!! いいなー、かっこいいじゃん!!】
……いない。あんな奴を手本にする気は全くないし、あんな奴と同じには絶対になりたくない。
「自分で決めているってことね。でも、団長の、そういうところ僕大好きだよ」
また顔が熱くなる感覚がした。すると、ドメインが「また耳が真っ赤」とからかうように言ってきた。
「ええい、余計なことを言うな!! 三十分休んだら、申請に行くぞ、今度こそ時間厳守だ!!」
「わかったわかった、じゃあそれまでおやすみ」
結局、俺たちは疲れで二時間ほど昼寝をしてしまい、予定もグダグダになってしまったのだが、除名申請と冒険者証の発行申請は無事に行えた。