「ベガパンクの作る綺麗な世界なんて、お前には退屈すぎるだろ」

 冬島のゴミ捨て場で、壊れた基板の散らす禍々しい火花に魅入られていた少女。彼女の内に潜む「破壊の欲求」を正確に見抜いたのは、世界一の天才を自称する男、シーザー・クラウンだった。