帝国を築き上げた冷酷非情の皇帝・エスクラウディオ。その玉座の前には、亡国の王女サラが「語り奴婢」として跪いていた。

 淫紋を刻まれ、羞恥の姿で艶話を語る姫の物語。
 その快楽の語りが皇帝を満足させるかぎり、牢に繋がれた妹姫の命が一日延びる──。

 欲望と屈辱、そして語りが命を繋ぐ。

 千一夜の夜伽に捧げられた、姉妹の物語がいま、幕を開ける。

 本作は、全体を通して、語り奴婢サラの語る「倒錯奇談」の短話集の体裁となります。官能部分よりは、物語を愉しんでいただく仕様になっております。


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※また、本作はSМ・陵辱・支配・心理的服従描写を含むダークファンタジーです。性的・暴力的な表現を含みます。苦手な方はご注意ください。