二二一五年、歴史遡行軍に対する絶対防衛ラインの構築を目指し、時空管理局は九頭龍大神の現身である監査兼任審神者『染井吉野』とその補佐役三人に、二〇〇〇年代への特命任務を下す。
 それは二〇〇〇年代に九頭龍の神威による霊的結界を構築し、また二〇〇〇年代最大の犯罪事件である『黒の組織』壊滅に関わる関係者を殺害して、近代史を崩壊させようと言う歴史修正主義者を殲滅する為。
 そのような大規模な作戦にも拘らず、『染井吉野』一人に任された理由は『彼』が戸隠山に眠る九頭龍大神の末裔であり、同時に九頭龍そのものである事。
 そして彼とその補佐役達が、かつて時の政府のブラック勢力によって特命任務先の二〇〇〇年代から死の直後に拉致られた殉職刑事達だったから。

 彼らはかつての同期、後輩を勢力に図らずも迎え入れ、警官として、特命職員として、二〇〇〇年代で戦っている。
 そして、より強力な九頭龍の大結界形成の為、眷属と従属神、そして二千年代の『葛の葉』は、九頭龍大神に婿取りを画策し、成功させる。
 そして、幾つかのイレギュラーを乗り越え『黒の組織壊滅戦』は終結、代紋本丸の特命任務は終わりに近付いていた。



小松乙女、萩原研二。
江戸彼岸、松田陣平。
大島、伊達航。




そして染井吉野、諸伏景光と。
九頭龍の配偶者、
 東錦、降谷零。